クーナの男衆は、どうやら不器用さんが多いようで・・・(´m`)
サダヲクーナ力作のシャケを加えた熊もクーナ父さんのふくろうも・・・まったくそう見えない・・・
婦人部はみなさん、器用みたいなんだけどねぇ。
「やっぱりさ、最後はアレだよね。手に職がある奴が生き残るんでしょうね」サダヲクーナ
「そうね・・そうかもしれないね」良多

 クーナの男に求められるのは実用性よりも愛嬌とか場を和ませる雰囲気とか?
って、一人だけ来年の干支のへびに挑戦しているクーナ叔父(中村靖日)にウケた〜

 さて、栄輔(夏八木勲)の退院する日がやってきました。
感情表現がへたな看護師堤(江口のりこ)ともお別れ。
敏子(吉行和子)は話し相手になってくれていた「モーニングさん」(これってフロントの方?わたしゃ、機械相手に独り言言ってると思ってたんだけど・・・(^_^;) )に感謝と共に別れのご挨拶。

 治(西田敏行)も病室まで来てくれましたが・・・
「戻ってくるなよ。お前がこの町に戻ってくる度に、俺、なんか責められてるような気分になんだよ・・お前にはそんなつもりないんだろうけど、俺は、苦しいんだ」治
「・・・・そうか」栄輔
「頼む。二度と戻らないでくれ」治
「わかったよ。悪かったな。気づかなくて・・・俺は昔から鈍感だったからな。
お前があいつのこと好きなのもず〜っと気がつかなかった」栄輔
「栄ちゃん・・・俺・・ダムができた方がこの町が幸せになるって、ホントに思ってた訳じゃないんだ」
「いいよ。もういいよ・・そんな昔の話は。・・・・後は、頼むよ」栄輔
「ごめんな・・・久実のことも幸せにできなくて・・・ごめんな」治

 立ち上がってよろめいた栄輔をしっかりと支えてくれた治。
憎い訳じゃない。大切な友達だからこそ心が痛む。
治は今でも久実さんのことを、深く愛しているんですね。
「後悔は愛」。
そこにはあった愛を菜穂や大地に繋いでやれなくて、ごめん・・・
残り少ない人生、治は心乱されずに自分の思いを全うしたいと思ったのでしょうか。
クーナ (こどもプレス)
 菜穂(宮あおい)と大地君(大西利空)も見送りに来てくれました。
「また来る?」と尋ねる大地に「あぁ、来るぞ、来月な」と答える栄輔から目をそらしてしまう治・・・
すべては久実と菜穂たちへの愛からきているのが伝わってきました。
不器用なんですね、ホントに。

 そして、病室での二人を見てしまった良多(阿部寛)は口には出さないけど心配しております。
そして、菜穂も父の心の揺れを感じていました。
でも、どちらも相手に何も言わない。無言で、景色が、時間が過ぎていく。
その描き方が優しくて、家族らしくて、泣きそうになってしまいました。

 その頃、自宅にいる沙江(山口智子)は萌江(蒔田彩珠)に頼まれて一緒にハンバーグを作っておりました。
良多から沙江に電話があった時「大事な用事がある」って、言ってたのが嬉しかったな。
わたしゃ、こういう、子どもとの約束って照れちゃって、つい、「大したことないアレなんだけどさ〜」なんて言っちゃって子供傷つけたことが・・・(;-ω-)ゞ

 こうやって、何かやりながらだと自然といろいろ話せるもんだよね。
亡くなる前日にめぐみちゃんとケンカをして、借りていた本を返せなかったこと、
クーナに返してもらおうと思っていたこと、ハンバーグはめぐみちゃんの好物だったこと。
こうやって、口に出すことによって、少しづつ萌江の心が変わっていくのがわかる。
お母さんが「そうなんだ」って笑顔で聞いてくれるだけで軽くなっていく。

 そんな、いろんな思いが込められているハンバーグを、何も知らずに「おいしいな」と食べる良多。
それも嬉しいやね〜

 そして、長野のクーナ事務局周辺では・・・
畠中(中村靖日)が治と良多が廃校の床につけたクーナの足跡を発見。
HPに載せるかどうか真田(新井浩文)とひとモメあったんだけど、『みんなにぱぁ〜っと』なると決定し、治ドッキドキ。
 で、クーナ探しのイベント申し込み、殺到ってほどではないんだけど、意外ときたのよね〜
堤さんや、あのおまわりさんの梶(山中崇)、クーナ研究家の錦織(良多は「あのヒゲ呼ばわり)(古舘寛治)も。

 だけど、良多がいないと、なぜか事務局内がギスギスしたムードになりがち。
妙なとこで、良多のありがたみを感じるみなさんなのでした。
「クーナみたいですね。一見、意味のない、無駄なように見えるものが大切って」菜穂
「無駄は言いすぎじゃないですか・・?」真田
「役立たずの方がひどくないですか?」菜穂

 どっちも、アレだよ( ̄∀ ̄)

 快気祝いで坪井家に家族大集合の場面は楽しかった〜
なんか親戚が集まった時独特のあの空気、みんなそれぞれ好きな事やってんだけど、ちゃんと把握してるっていうか。

 自慢のお餅ピザをふるまう敏子、手伝う沙江。
コレ、美味しそうだったな〜!薄く切るのが手を切りそうで怖かったけどさ。
あと、みんなが集まると必ず出る話(今回は栄輔が好きだったのは敏子の妹だったという話)の披露とかさ。
お決まりの兄弟ケンカトーク(今回も暴走する「ペロンチョペロペロ」の場面が楽しかった)、人生ゲーム!敏子の参加している句会情報で盛り上がったりして・・

 そんな賑やかな声を聞きながら、縁側で一人で日向ぼっこをしている栄輔。
良太は見つけたノートに入っていた栄輔が撮った土地の写真を見せましたぞ。
そこは、昔栄輔が生まれた家が建っていたそうな。
で、栄輔はそこに家を建てて、最期を迎えるつもりだったらしい。
良多は、ついつい、「勝手だ」と責めてしまいました。

 カウントダウンというよりも、「最期の時」に向けて何をやるべきか、どう最期を迎えるかということに思いがいっているのかな・・
残りの時間が少ないのをリアルに感じているんでしょうね。

 そんな祖父に敏感に反応する萌江。
「(クーナ)見たんだよね?ほんとに」萌江
「ああ」栄輔
「どうしたら会える?」萌江
「信じるんだ。いるって」栄輔
「じゃあ、神様も信じたら会える?」萌江
「あんなもんは教会が創ったんだ。いいか?まずは信じる。そして探してみる」栄輔
「信じたら見つかるの?」萌江
「う〜ん・・・それでも、見つからない時もあるけどな」栄輔
「ねぇ、死んじゃうの?」萌江
「あぁ、もうすぐな」栄輔

 なんだか栄輔の顔は待ち遠しそうでした。
栄輔は捜していたものを見つけたのでしょうか。
それとも、見つけられなかったけど、納得できたのでしょうか。
もし、そうだとしても萌江が捜してくれるかもしれない。
二人の向き合う姿は見えないものを受け渡しているようにも見えました。

 天寿を全うした死は家族への最後のプレゼントのようにも思います。
もちろん、悲しみはあるけれど、その死は残された家族の心の中に眠っていたものを呼び覚まし、その絆を再確認させてくれる。
死ぬことによって、新たな生が始まるような気もします。

 帰宅して、なんとなく話している良多と沙江が夫婦らしかったなぁ・・
自分が萌江に伝える料理は「おふくろの味」とは違うことに寂しさを感じる沙江。
「帰ってく場所なんてなくていいやって、ずっと私も思ってたけど・・・」
「はぁ〜年取ったのかな〜」良多
「うん・・・・そうだね〜」沙江
「ここ、あと(ローン)何年残ってるんだっけ?
いや、自分の家を持つって昔から夢だったんだけど、何ていうのかさ、ここは萌江の実家っていうか、ふるさとになれんのかなぁ・・って思ってさ」良多

 自分達は次の世代に何を残せるのか、心のよりどころとなるような確かなものを残せるのか・・・
そんなことが気になる年だよねぇ・・・

 今回、宮崎あおいさんが自転車に乗ってるシーンで後ろを猫さんが歩いていて、なんかほっこりしたわん(* ̄m ̄)

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
第8話 第9話 第10話(最終話

こたつ
「最後は私のとこに帰ってきてくれた」と嬉しさが顔に溢れている敏子。
こわいけど、かわいいぞ。
なんだかんだ、いろいろあったけど、惚れてたんだねぇ・・・