今回は、子供の頃の旭とヤス、そして大人になった旭の『秘すれば花』・・・の物語。

 由美(吹石一恵)からゲイ疑惑の真偽を尋ねられた旭(佐藤健)でしたが・・・
ゲイのままの方が由美が気を使わずにすむかな〜という思いやりから肯定してしまいました。
いやいやいや・・・明らかな判断ミスだよ。ここはきっぱり否定でしょうよ!って視聴者全員思ったぞ。
女性がそういうツッコんだ質問をするってのは何か理由があっての事なんだからさ〜
実は由美も健介の父親候補として考えてもいいかな〜と思っていたようなのよね。
チャンスを逃したーーーーー

 さて、由美の年齢はわかりませんが、ファッション誌のデスクを務めており、その働きっぷりは『戦車』に例えられ、
笑顔で要求を通すことから『微笑みの鬼』の異名を持っているんだと(´m`)
社内外にその有能ぶりは知れ渡っており、憧れている後輩も多いそうな。

『今、俺が坂本さんに正面から切り込むのは戦車に竹やりで突っ込むようなもの。
それは玉砕を意味する』
ん〜どうじゃろ・・・ゲイって言った段階で玉砕した気がするぞ。

 昭和60年、前回の話から半年ぐらい過ぎたのかな・・・?
旭(福崎那由他)は母親の美佐子(常盤貴子)の死因を知ろうとして、ヤス(内野聖陽)以外の大人に尋ね回っていました。
 そのことを潮の湯で話し合う照雲(野村宏伸)とヤス。
旭には会社に遊びに来た時に積荷が落ちてきたとだけ言ってあるようです。
んが、鉄矢(音尾琢真)と尾藤(ベンガル)も加わり、話題はたえ子姉ちゃん(麻生祐未)に子供がいるって話にチェンジ。
みなさん初耳さ〜離婚したってのは聞いてたんだけど。
子供のことを小耳にはさんじゃったら気になって、気になって・・
とんび (角川文庫)
 みんなたえ子さんのことが心配なんだよね。
「たえ子さんはたえ子さんなんだし、いんじゃないの?」という照雲
「黙っていたってことは知られてくないってことだから、知らないフリしているのが男」という鉄矢と尾藤。
「たえ子姉ちゃんがずっと一人で抱えてきたんなら、ぐちのひとつでも聞いてやるのが男」というヤス・・・
普段、いっぱい聞いてもらってるからね〜
で、ヤスが代表でたえ子姉ちゃんに聞きにいくことになりました。
こういう役目に合ってないと思うけどね〜(´∀`;)

 意を決してのれんをくぐったんだけど、旭の話題が出たら、たえ子姉ちゃんの問題をすっかり忘れてしまいましたとさ。
外で待っていたみなさん、震え上がってたぞ〜
って、今回2回も酔っ払って玄関の前で寝ちゃってるヤスが映ったけど、3月だよね?
北海道じゃないから凍死はしないだろうけど、ドカジャン着るぐらいの寒さでしょ?大丈夫かいな・・・

 旭は美佐子のことを何も覚えていないらしい。
そんな旭のことを不憫に思いながらも、憶えていたらいたで旭が苦しむことを思って複雑な気持ちになるヤス。

 そんなヤスの元に、たえ子姉ちゃんの元夫・肇(小林隆)と娘・泰子(徳永えり)が訪ねてきました。
結婚が決まった泰子は、嫁入り前にどうしても母に会ってみたかったそうな。
で、間に立って会わせて欲しいと頼まれましたョ〜困ったね〜

 姉ちゃんの元へ行ってみましたが、たえ子に会う気は全くありませんでした。
姑と折り合いが悪く、激しいいびりに耐えきれなくなったたえ子姉さんは離婚を申し出たのですが、子供を置いていくならと条件を出され、のむしかなかったんだと。

「結局、私は、自分が自由になるために、あの子をあの家に置き去りにしたのよ。
だから、今更、どの面下げて会えんのって話なのよ。
あの子を育ててくれた後添えさんにも悪いし、こんな話したところであの子にいいことなんかひとつもないと思うし、『秘すれば花』って言うでしょ?やっちゃん」
 
 それでも、自分のことを「やっちゃん」と呼んでかわいがってくれたのは娘と同じ名前だったからと言い募るヤスでしたが、珍しくたえ子姉ちゃんに怒鳴り返され、旭に美佐子の死因で嘘をついていることを言われたもんだからケンカ別れになってしまいました。
「こんな店、二度と来るかっ!!」ヤス

 たえ子姉ちゃんとしては、子供を置いてきた罪を背負って、自分なりのケジメをつけたかったんだと思うけど・・・
ホントは会いたいさね、会いたいからこそ、心を揺らすヤスを怒鳴りつけたんだよ。

 そんな感じで帰宅してみれば、旭はまだ帰っておらず・・・
幸恵(加藤貴子)からも、尾藤からも旭に美佐子の死因を尋ねられたと電話が入り・・・ほとほとヤスは困ってしまいました。
旭はヤスが美佐子の供養のために祀ったお地蔵様の前に居ました。

「お前よ、何で俺にビシッと聞かねぇんだよ。コソコソ聞きまわってよ・・」ヤス
「お父さんがすごくお母さんを好きだったのはわかるから。事故の話させるの・・・何か悪くて。
でも、やっぱりお母さんのことは知りたいし・・・」旭
「何聞いても、受け止められるか・・?」ヤス
「うん・・・」旭

 一緒にお風呂に入って、美佐子がどんな素敵なお母さんだったかを教えた後、真実を伝えようとしたヤスでしたが、旭が苦しむことを思うと、やはり言えませんでした。
自分が旭と美佐子にいいとこを見せようとして荷捌きしている時にミスって荷物が崩れ、下敷きになる自分をかばって美佐子が死んだと言うのでした。
「僕を・・・かばったんじゃなくて・・・?」旭
「・・・・・・・・・・そんなこと・・・そんなこと思ってたのか?」ヤス
「みんな言わないのは、そういうことかなって・・」旭

「残念ながら大ハズレだな。お母さんはお父さんのせいで死んだんだ。
だから、ずっとみんなにも隠してたんだ。
勝手に荷物が崩れてきたって。
そんな事言いたくねぇだろ?だって・・・言ったって、ホラ、お母さん生き返る訳じゃねぇしよ。
まぁ、言っちまったけどよ!(゚▽゚;) ハッハッハッハ!!」ヤス
「・・・・・・ひどいよ。お母さん、お父さんをかばって死んだのに・・・・それが、最期だったのに・・・ちゃんと言ってあげないって」旭
「そういや・・・そうだな」ヤス
「「そうだな」じゃないよ!!」旭

 辛いね・・・・(´;д;`)
翌日から、旭のヤスを見る目が冷たくなり・・・さらに辛いことに。
旭が生きがいなのに、その旭に嫌われてしまった・・・悲しくってしかたない。
美佐子に聞いて欲しくって薬師院に行ったけど、結局、海雲和尚(柄本明)に聞いてもらっちゃった。

「くだらん・・・旭に軽蔑されたとか、嫌われたとか・・・くだらんにもほどがある。
じゃあ、何か、オマエは旭に嫌われたら、オマエも旭が嫌いになるのか?旭が好きでいてくれたら、オマエも旭を好きになるのか?」海雲
「んなわけねぇだろうがよ!俺ぁ、旭がどうでもな・・」ヤス
「ほ〜らみろ。旭がどう思おうが何をやろうが、オマエはなーーんも変わらんだろ!
ホントに救いようのないバカだな、オマエは!」海雲

 さすが和尚だよ・・(。´Д⊂) ウワァァァン!!
そして・・・もう一人のやっちゃんのは・・・
鉄矢の嫁のアイディアで、客を装ってたえ子に会うことにして、ヤスが連れていくことに。
でも、多分、入って来た瞬間にたえ子姉ちゃんにはわかったはず。客のみんなもね。
わざと、さばさばとした態度を取った後、世間話のフリをして、親として伝えるべきことを話すのでした。

「社長、商売続けるコツってのは忘れることだと思わない?
今日が一番大事。その次に大事なのが明日。昨日や一昨日は、もうどうでもいい。
そうやっていかないと、何にも長続きしないわよね〜」
「・・・・まぁ・・・そうかもね・・(-ω-;)」社長
「一番良くないことは恨みを溜めることよね。結局、何にもうまくいかなくなるし。
恨んだらダメよね〜恨みは時間のムダ!ねっ!」
「ねぇちゃん・・・」ヤス
「・・・・・・・・」泰子

「葛ちゃん(鉄矢)、子供今、大変でしょ?ちゃんと大変だったことメモしとくのよ〜
大きくなったらね、ちゃんと子供に見せて、覚悟させんの。
でないと、子供持った時に大変なことになっちゃうから。
大変なのはね〜育てること。それに比べたら、産むのなんて屁みたいなもんよ。
感謝しなきゃならないのはね、育ててくれた人」

「照雲ちゃん、親不孝中の親不孝は逆縁なんだって?
親は先に死ぬのがいいのよね。死んだ方がいいのよね〜
子供の幸せ見届けたいっていうのは親のわがままなのよね。見なくていいのよ〜その子が幸せだったら、それでいいの」
耐えきれずに照雲ちゃんが泣き出しちゃいました・・・(TmT)ウゥゥ・・・
「アホだよ・・・姉ちゃん・・・」ヤス

 たえ子が泰子のために作ったのは「ハマグリの潮汁」。
「ハマグリはね、上の殻と下の殻がぴったり合うの。他の貝では、こうはいかないのよ。
こんなにぴったりなんだから、最後まで添い遂げないといけないよ。苦労があっても、短気を起こさないで」たえ子
「・・・・・・・・そう・・なんですか」泰子
「小さいやっちゃんは、子供は好き?」たえ子
「はい」泰子
「あぁ、そう。なら、強い親になりなさい。
強い親っていうのはね、自分がボロボロになっても、決して子供の手を離さない親のことよ。分かった?」たえ子
「・・・・・はい」泰子

 憎まれたっていい、嫌われたっていい、この日を境に過去を忘れて、今の居場所に感謝して、未来のことだけを考え幸せになって欲しい。
潔いたえ子姉ちゃんから、親としての深くて大きな愛情が伝わってきました。
それは泰子だけでなく、ヤスをも力づけてくれましたぞ。

「おいしいです・・・コレ、おいしい・・」
泰子のその言葉は「お母さん、ありがとう」と聞こえました。
会えて良かった。
泰子は、たえ子が置いていった理由を説明しようとするヤスを制し、「秘すれば花で」と告げて、晴れ晴れとした顔で去っていきました。
「アンタら、親子だよ・・・」ヤス

 その頃、旭は海雲と共に美佐子のお墓詣りをしていました。
「お母さん、お父さんをかばって死んだんだって・・・
そんな事知られたくないから、ずっと黙ってたって」旭
「そりゃ、また、ずるい話だよな」海雲
「でも・・・お父さん、あの時、泣いていたんだと思う。お風呂に潜っていたのはごまかしていたんだと思う」旭
「そりゃ、辛いだろうな。自分が誰かの命を奪って、生かしてもらってるなんて話をするのは」海雲
「・・・・そうだよね。僕だったら・・・僕なんか生まれなきゃ良かったのにって思うと思う」旭
「良かったな、旭。どんな辛い話でも、お父ちゃん、旭のためならしてくれるんだろ?
良かったなぁ・・・バカなお父ちゃんで」海雲
「・・・・・・うん」ヤス

 ヤスの思いはちゃんと伝わっていました。
『秘すれば花』・・・ちゃんとした意味があるんでしょうが、その隠した奥にあるもんを見なさいよって、私には思える。
知らされないことにより、人は、もっと多くの深い思いを知ることになるのではないでしょうか。

 翌日、旭は以前の旭に戻っていました。
二日酔いに効くという、朝ごはんも作ってくれましたョ〜美佐子の得意料理のポテトサラダも付けてね。
「お父さん、この世に、たった二人しかいないんだよ。
いろんな人がいるけど、お母さんに命をもらったのは、世界中で、俺とお父さんだけなんだよ。
だから・・・頑張ろう、一緒に。お母さんのために」旭
「・・・・おう・・・」ヤス
「じゃ、行ってきます!」旭
おうっ!!」ヤス

「聞いたか、お母さん・・・あいつ・・・「俺」って言ってたな。
ガキがガキでいる間なんて、すぐに終わっちまうな」
また一段大人への階段を上り始めた旭・・・そのことが誇らしくて、嬉しくて、寂しくて・・・
ヤスも、旭も、いい顔してるぜ・・・。・゚゚・( ̄┏Д┓ ̄°*) ・゚゚・。

 さて、旭の答えを聞いた由美は、これ以上健介に期待をさせないために、今後のお手伝いを断ることにしましたぞ。
マズイ!!
今は『秘すれば花』の時じゃない。伝えるべきことは伝えなきゃ・・・雨の中を由美の元へ走る旭でしたが・・
どうやら、先客がいるようで・・・なかなか旭の思いは届かないようです。

 旭は素敵な大人になったようですが、やっぱりヤスに似て、不器用なところもあるようです。
押しも弱いみたいだし〜おばちゃん、心配よ。
いつか、故郷に由美と健介を連れていければいいね。

 
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 第9話 最終話

こたつ
いやいやいや・・・「仁」の時と同じように、絶妙のタイミングで流れる「誕生日には真白な百合を」 ・・・
ええ曲や〜(゚´ω`゚)