さて、越前さんの世界に留まることになったはらちゃん達は、とりあえず越前家に居候することになりました。
どういう集団なのかさっぱりわからないにも関わらず、秀子は快く受け入れてくれましたぞ。
そして、みなさん、こちらの世界での希望があるようです。

「あのさ〜神様、俺さ、こっちの世界に来たからにはさ、とにかく、こう、いろんなものを食べてみたいわけよ。
特に 「酒のつまみ」っちゅうのに非常に興味があるわけ。よろしく」笑いおじさん(甲本雅裕)
「いいね〜 いいよ〜 俺も乗った」たまちゃん(光石研)
「あっ、じゃあ、俺、車が欲しいっす」マキヒロ(賀来賢人)
「僕は、かわいい犬が・・・」あっくん(清水優)
「私は別に・・・」ユキ姉(奥貫薫)
「私は、越前さんが一緒なら何もいりません」はらちゃん(長瀬智也)

 なるほどね〜それぞれ個性に応じた欲望が出て来たね〜
でも、勝手に出歩いたら騒ぎの元だからね。越前さん(麻生久美子)は家から出ないよう命じて仕事へ。

 んが・・・にゃんとパートのおばちゃん達が一斉に休みをとってしまいました。
大口の注文もあったのどうしたもんだか・・・工場長代理は迷った末・・・助っ人としてはらちゃんと仲間たちを呼ぶことに決めましたョ〜。
電話から越前さんの声が聞こえたはらちゃん達は騒然・・・

「あのね、はらちゃん」越前さん
「はい」はらちゃん
「助けて、はらちゃん」
「分かりました!皆さん、神様を助けに行きましょう!」
「お〜!」みなさん
「泣くな、はらちゃん」オリジナル・サウンドトラックリリック(初回限定盤)(DVD付)ドラマ 2013年 03月号 [雑誌]
 みなさん、真っ白い抗菌服がお似合いよ!
作業はなごやかに楽しい雰囲気で始まりました。
はらちゃんは越前さんの隣。
そして、田中くんの隣にはユキ姉が・・・
「これ以上 近づくと・・・・ぶっ殺すよ!」
「えっ?」田中
「そういう人なんだよ、私は」ユキ姉
「好きです。そういう人」
「( ̄− ̄メ)チッ 」
「はぁ〜

 でも、やはり、手作業にもすり身の扱いにも慣れていないから、工場長代理の思惑通り進まないという・・・。
越前さん、徐々に焦ってきました。
で、それを感じたはらちゃんが、キリキリした雰囲気を和まし、気合いを入れるために歌ってくれました。
「♪世界じゅうの敵に降参さ♪〜 戦う意思はない ♪〜 世界じゅうの人の幸せを♪〜 祈ります〜」
越前さんも歌うよう促され・・・いつしか笑顔に。
職場でこんな楽しそうな越前さん、初めてじゃないのぉ〜?

 予定通り注文品は仕上がり、しっかり納入できました。
はらちゃんと仲間たちには、お給料が支払われましたぞ。
初めてお金を手にして外に出たみなさんが心配なんで(てか、たまちゃんも外に出していいのか?)田中君と清美が付き添うよう越前さんに頼まれたんだけど・・・みんな蜘蛛の子を散らすように飛び出して行っちゃった・・

 笑いおじさんとたまちゃんは酒屋さんへ。
「ここはーーーー夢の国だ〜〜!おおおぉ〜〜」笑いおじさん
「うわ〜!」たまちゃん
大量のおつまみにダイブ・・・(´m`)

 そして、あっくんはペットランドへ。たくささんのかわゆいわんこ達と戯れております。
「犬くんがいっぱいだ〜!アハハハ…!」
結局、犬のぬいぐるみを買ったようです。

 マキヒロは清美と一緒に歩いていたら、骨董屋さんでミニカーを発見!
でも、値段の折り合いがつかなかったようよ。

 ユキ姉は田中くんと一緒に雑貨屋で買い物。
素敵なストールピンを見つけたようです。
「似合ってます」田中くん
「それ以上褒めると、殺すよ(#`-_ゝ-)」
「いいっスね・・・ソレ」田中君

 そして、はらちゃんは・・・・越前さんのためにバレンタインのお返しに段ボール一杯のキャンディーを買いましたョ〜
中には、いろ〜んなかわいいキャンディーがぎっしり。
越前さんは涙ぐむほど嬉しかったようです。

 そうそう、田中君もちゃんと清美にお返しをしました。
かわいいアクマ印のクッキー
「生まれて初めて・・・・」清美(忽那汐里)
「えっ?何か言いました?」田中君(丸山隆平)

 田中君はユキ姉、清美はマキヒロという思い人がいるんだけど、かなり近しい間柄になってますよね。
以前は会話もなかったも。今じゃ、普通の友達程度にはなってるよね?それに秘密も共有しとるし〜

 それぞれ、買いものを楽しんだ後、気持ちよく越前家に帰宅。
でも、待っていた百合子さんを見た途端ユキ姉の顔色が変わりました。
「久しぶり、ユキ姉」百合子さん(薬師丸ひろ子)
「えっ?」越前さん
「・・・・帰るよ」ユキ姉

 さて、ついに百合子さんの正体が明かされる時がきました。
百合子さんは越前さんとはらちゃんを居酒屋に誘い、自分が矢東薫子だったことを告白しました。
かつて漫画家だった百合子さんは、スランプに陥り、全く描けなくなり、やけっぱちになり原稿をベランダから投げ捨てたら・・・
にゃんと、ユキ姉が現れたらしい。
「神様?」
「何で あなたがここにいるの?」百合子さん
「そうなのね・・・神様なのね?」ユキ姉
「ハハハ!描けなくて頭おかしくなったんだわ」百合子さん
「私達のことを、捨ててしまうの?」
「えっ?」
「忘れないでよ。捨てないでよ・・・私達のこと」
「夢じゃないよね? コレ・・嬉しい… 嬉しい!こんなことって あるんだ!

「よろしくね ユキ姉」百合子さん
「よろしく、神様」ユキ姉
「あぁ、そっか・・・私が神様なのか・・・・フッフッフ・・・」百合子さん

 その後、百合子さんはユキ姉と友情を育み楽しい時間を過ごしました。
んが・・「神様」でいることが苦しくなってきてしまった。
「私、怖くなっちゃったんだよね。
こんな自分が神様だなんて怖くなっちゃったんだ。
荷が重過ぎるっていうかね。誰かの神様なんて、無理!
私には、背負いきれないって思ったんだ」
発表はしなかったけど、ユキ姉たちを漫画の中で殺してしまったらしい。

 その後、百合子さんは筆を折り、逃げるように生きてきた。
「別に人を殺したわけじゃないけど、私にとっては 同じことだからね。
だから驚いたよ。越前さんが私の描いた漫画の人物達を使って漫画描いててさ。
そっからはらちゃんが出て来た時は、ホント驚いた。
でも、嬉しかった。あ〜 ここで生きててくれたんだって思ってさ。
ありがとう越前さん。嬉しかったよ」

 殺したはずのキャラ達が蘇って、またこの世界に現れた。
それは嬉しい事でありながら、自分の罪を意識させられるような、複雑なできごとだったでしょう。
確かに彼らは生きている。コレは何を意味するのか・・・・自分はどうするべきだったのか・・・

 そして、ユキ姉も、みんなに百合子さんとのことを話しておりました。
「私は・・・・私達はあいつに殺されたんだ」

「それっきり私達が生きることはなかったんだ。越前さんが、私達を描くまでね・・・」ユキ姉
「何だ、それ・・・」笑いおじさん
「怖いな」マキヒロ
「怖いです・・・」あっくん
「何か、訳分かんないな」たまちゃん
「怖いよ、神様は残酷だ。越前さんだって、いつそうなるか分からない」ユキ姉

 みなさんの心に、神様への不信感と恐怖が広がりました。
簡単に命を奪われてしまう・・・神様の気まぐれで・・・

 百合子さんの話は越前さんにとっても衝撃でした。
今隣にいて自分を励ましてくれているはらちゃん、そしてユキ姉たちの存在を消してしまうなんて・・・自分にはできないし、やりたくない・・
越前さんは、みなさんに宣言しました。
「安心してください。私は、みんなのことを殺したり、忘れたり、決してしません。だから安心して」
「越前さん・・・・」はらちゃん
「私は、みんなのことが大好きです。
だって、ずっとずっと私の友達はあなた達だけなんだから。私の一番大切な友達です、あなた達は。
だから・・・だから、絶対あなた達を傷つけたりしない。絶対しない」

「今までありがとう。ずっと一緒にいてくれて。
それなのに嫌なことばっかり喋らせてごめんなさい。ホントに、ごめんなさい。
でも・・・・あなた達がいてくれたから生きて来れたんです、私。
これからは私が、あなた達を幸せにする番です。そう思ってます」越前さん
「本当に殺さない?」ユキ姉
「はい。だって、いなくなったら嫌だからユキ姉が。あっくんも。笑いおじさんも。マキヒロも。たまちゃんも。それに・・・はらちゃんも」越前さん
「皆さん!一緒に幸せになりましょう。 素晴らしい、この世界で。ねぇ!」はらちゃん
「よろしくお願いします」越前さん

 こ、これでいいんだろうか・・・
越前さんははらちゃん達と生きていく道を選んだ。
それは、彼らに命の暖かさを感じたから。漫画のキャラでも何でもいいじゃん・・彼らと一緒に生きていきたいと思ったんだね。

 越前さんとの出会いでユキ姉の心の傷は治りつつあった。
でも、はらちゃんたちは、TVでこの世界の現実を知ってしまった。
「悲しいけどこの世界の出来事よ 全部。嫌な世界よね〜 ホントに」秀子(白石加代子)

 戦争、動物虐待、飢餓、虐殺、震災・・・・・
人間同士が殺し合い、罪もない多くの命が奪われ、死んでいくのをただ見ているしかできない・・・
これが、はらちゃんたちが素晴らしいと思った世界の現実。
はらちゃんは、自分のためでもなく、越前さんのためでもなく、この世界のために、涙を流しました。
「これが・・・この世界」

 美しさや優しさで感動させてくれたこの世界のもうひとつの顔・・
醜くて、残酷な面をはらちゃんは受け入れることができるでしょうか。
みんなで見出したこの「すばらしい世界」にも、神の気まぐれや残酷で理不尽な決定がある。
そして、それは、自分たちの神様である越前さんでも、どうすることもできない。
それでも、はらちゃんはこの世界で生きることがすばらしい、一緒に生きていきましょうと言ってくれるでしょうか。
私はそれが知りたい。
 
 第1話 あなたが笑えば、世界は輝くんです!
 第2話 恋したけど片思い
 第3話 両思いになる方法
 第4話 涙のバレンタイン
 第5話 もう会えないの?
 第6話 家族になりましょ
 第7話 ずっと一緒
 第9話 2人が選んだ結末
 最終話 私の世界

うぐいす
でも、予告では、あのノートが開かれていなかった?
はらちゃんたちが悩む間に、彼らの命が失われる、なにか恐ろしいことが進行しているんじゃ・・・(ノд-`)
この世界に来た事で、彼らは永遠の命を失ったのだから。