心霊写真探偵の働きぶりがあっという間に町じゅうに伝わってるようで・・・
次々と依頼がくる、てか受けてしまうハナちゃん・・・忙しいねぇ。
次回は三体の心霊写真だよ〜〜〜(m~ー~)m 〜(m~ー~)m 〜(m~ー~)m 解決できるかな〜?

 さて、花菱家に強盗が入ったという知らせを受け、ハナちゃん(神木隆之介)と秀夫(石黒賢)は大慌てで戻ってきました。
家の中には刑事さんも来ております。
んが、ピカ(加部亜門)と京子(松下由樹)は落ち着いたもん・・・
「お父さん、僕たち、怖い思いなんて1ミリもしてないよ」ピカ
「そうよ、全然平気。私達、寝てたからね〜」京子

 刑事さんが言うには、どうやら小暮さんの幽霊が強盗を撃退してくれたらしい。
家探ししていた強盗(梶原善)は突然、金縛りに合って動けなくなったと思ったら、背後から首を絞められたんだって〜
で、見えた鏡にはおじいさんが映ってたそうな・・・
怖くなって外に転げ出たら、ちょうどお巡りさんが通りかかって、お縄となったらしい。

「あの〜こういった現象にお心あたりは?」刑事
「あります!それ、小暮泰治郎さんです」ピカ
『僕の家には・・・・幽霊が・・・いる?』ハナちゃん、心のつぶやき

 この事件はST不動産にも伝わっております。
須藤さんを訪ねたハナちゃんは順子(成海璃子)に一喝されちまいました。
「バッカみたい!アンタ、長男だろ?!おふくろさんと弟、危ない目に合わせて、ナニやってんだよ?!(キΦдΦ)」
「・・・・・・・・・」須藤(笹野高史)
「・・・いや・・・でも、俺・・・・学校が・・・・・」ハナ
「言い訳すんな」順子

 ビクン!としたハナちゃんでしたが、須藤社長によると、順子はすごく心配していたそうで、コレが彼女なりの感情表現らしい。
「彼女が、人の心配するなんて、初めてなんだから・・
だから・・・気にしないで喜んであげてよん・・・」須藤
小暮写眞館 (書き下ろし100冊)
 須藤社長は、順子の、この変化が嬉しくてたまらないようですな〜(´m`)
さりげなくフォローする姿がかわゆい。

 ハナちゃんが、須藤を訪ねたのは小暮さんの娘・石川信子(萬田久子)さんの居場所を教えてもらうため。
家族を助けてくれたお礼に伺うつもりのようです。

 ピカと二人で訪ねると信子は大歓迎して、写真を見せてくれながら、小暮さんの生涯を教えてくれました。
尋常小学校を卒業した小暮さんは、12歳で濱田写真館に就職し、濱田辰吾朗さんの元で写真技術を学びました。
そして、日中戦争の頃、16歳の時に濱辰さんの命令で陸軍関係の通信社の写真技師の仕事をするために上海へ渡った。
でも、交通事故で足を怪我したため、2年で帰国。
迎えた濱辰さんは、謝ったそうな。

「ヤス、辛い思いさせちまったな。すまなかった。俺は、ただ、おまえを」
「親父さん、分かってます。何で親父さんが僕を写真技師として上海にやってくれたのか」小暮さん
「ヤス・・・」濱辰さん
「本当にありがとうございました。僕は、親父さんのおかげで救われたんです」小暮さん

 その後、子供のいなかった濱辰さんのあとを継いで、小暮さんが小暮写真館を開いたんだって・・・
あの写真館には小暮さんのすべてが詰まっている。濱辰さんとの思い出や、人生の悲しみや喜びも。

「小暮さんが、うちの母と弟を守ってくれました」ハナちゃん
「・・・・(ノω;`) あの店を残してもらえて、ホントに感謝してるの。
小暮写真館は父そのものだったから。
何でもない写真館だったけど、お宮参りだ、入学式だ、七五三だ、成人式だってね、町の人はみ〜んな、うちに写真を撮りに来てくれてた。
父は花菱さんたちが来てくれて、賑やかになったって喜んでると思うの。
だから、もうしばらく、小暮写真館に居させてやってください。お願いします」信子

 もちろん、ハナちゃんとピカは受け入れましたよ。
幽霊を信じる気持ちって、愛情なのかもしれないね。
愛する人が今まで生きてきた場所や、してきた事、それを大切にしてあげたいという思いやりと尊敬の気持ち。
特別なことではないように思えてきました。

 いつものベンチで会った順子に、ハナちゃんは尋ねましたぞ。
「小暮さんは、どうして濱辰さんに感謝したんだろう・・?
そりゃ、濱辰さんのおかげで兵隊に行かなくて済んだかもしれないけど、結局、上海で怪我してんじゃん・・・」
「バッカみたい。アンタ、ホントに何にもわかってないね。
兵隊と非戦闘員じゃ決定的に違うじゃん。
非戦闘員なら、誰も殺さなくてすむ。殺される恐怖は同じでも、殺さなきゃいけないって恐怖はない。
日本中が戦え!殺せ!一色だった時に、濱辰って人は弟子の心を守る方法も考えたんじゃん」順子

 正当化された殺人、それが戦争。
殺し、殺される恐怖と戦い続ける中で傷つき、そのショックから精神を病む者は多かったと思う。
小暮さんも、戦争中にそんな地獄を見てきたから、濱辰さんの親心がわかってたんだろうね。

 帰宅したハナちゃんは、カウンターの前に正座して、改めて小暮さんに感謝を伝えました。
「花菱家の長男の英一です。
先日は母と弟がお世話になりました。
あれから、戸締りには気をつけております。
えーーーうちの風子は一緒でしょうか?
あいつ、4歳だから、お手間をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。
あ、あと、弟のピカ、光もうるさいと思いますが、勘弁してやってください。
それでもよかったら、どうぞのんびりして下さい。
小暮写真館は、いまでも、ずっと、あなたの写真館ですから」

 素直に気持ちを伝えられるハナちゃんが好きよん・・
小暮さんの人生を知ることで、ハナちゃんにとって小暮さんは「幽霊」ではなく、この写真館を愛し、町の人達と共に生きた素敵なおじいさんとなった。
そして、そんなハナちゃんを扉の後ろでそっと応援してくれる京子と秀夫・・・いい家族だよぉ・・・(ノ∀;`)

 一仕事終えたハナちゃんは、須藤社長から渡されたカモメの心霊写真の謎に取り組み始めました。
その写真は三つ葉会というフリースクールのメンバーを撮った写真だった。
真ん中にはピカと同じ英会話教室に通っていた牧田翔君がおり、頭上には、カモメと言われなきゃ、ゆるキャラか?って感じの黄色い物体が浮かんでいた。
写したのは三つ葉会の先生で、プリントアウトしてみんなに配ったのは翔君なんだって〜
だから、翔君のお母さん・怜子(有森也実)は、エライ気にしちゃって他のお母さん達に謝って回ってるそうな。

 三つ葉会でボランティアをしているクモテツ同好会の田中君と高田君に協力してもらって、捜査開始。
まず、翔君が登校拒否している理由を先生に聞いたんだけど、いじめはなかったみたいだし、友達とも担任の教師とも良好な関係だったらしいし、勉強もできるみたいだし、理由は特定できなかった。
そして、高田君たちが掴んできた情報によると、翔君は学校に行けないんじゃなくて、あえて行かないらしい。
「翔君のやることはいつも意味があるから、カモメの写真も、何等かの意志表明なんじゃないかな?」田中君
「つまり、周りの人に意味を見つけて欲しいってこと?」ハナちゃん

 いったい、どんなメッセージが隠されてるんだ?
その後、ハナちゃんの元に情報がリークされました。
情報提供者は先週、ハナちゃんに心霊写真を渡した女子高生・美土里(木下美咲)の兄・仁志。
彼は自主映画でありながらカルトな人気を誇る『ゴプラシリーズ』の監督で、あのカモメも自主映画『カモメの名前』に出てくるものだと教えてくれましたぞ。

 早速ハナちゃんは仁志から教えてもらった自主映画専門の映画館『映画天国』へと向かいました。
なんか普通の喫茶店というかーーー懐かしのジャズ喫茶みたいな感じ〜( ̄∀ ̄;)
やる気のなさそうな館主の柳井(塚本晋也)(ナイスキャスティング!)に聞き込みをしたら、翔君は確かにこの映画を見たことがあるそうな。
で、ハナちゃんも内容を確認しようとしたけど、18禁だからって追い払われちゃった。
翔君はしつこくしつこく頼んだから、特別に見せてあげたんだって。
「ここじゃ、俺が映倫なの。
見たかったら、成人の付き添い連れてきな」柳井

 ハナちゃんは、順子に一緒に行ってもらうことにしました。
順子への手数料は電車を正面から見られる場所の情報。

 で、映画の内容なんだけど、大天聖という支配者がリ・ウォンという男に名前のわからないカモメ(あの黄色いやつ)を捕まえるよう命じ、リ・ウォンは全国を必死に捜しまわるんだけど捕まえられない。
で、ミッションに失敗したリ・ウォンは反逆罪となり強制収容所に送られてしまう。
過酷な労働に耐えているリ・ウォンの頭上を、あのカモメが飛んでいく。
「あのカモメの名前さえわかれば・・・カモメよーーー!」と叫ぶのでした。

『なんのことはない。リ・ウォンは大天聖に振り回されっぱなしの人生を送った。
ただそれだけの映画だった』ハナちゃん心の確認

 テンコ(堀井新太)も加わってST不動産で捜査会議ですョ。
この映画の内容が、どう翔君の登校拒否に関わってくるのか・・・

「そんなの決まってるじゃん。親・・・」順子
「でも、お母さんと会ったけど、ちゃんとしてたよ」ハナちゃん
「家族なんて、外から見ただけじゃわかんない」順子
「翔君はさ、その映画を見て、何を思ったんだと思う?」ハナ
「翔君がどう思ったかわかんないけどさ、主人公は悪くないんだろ?ただ独裁者の言いなりに生きてる。
だとしたら、リ・ウォンがホントに探さなきゃいけないのは、カモメじゃなくて違う生き方。
そういうことだよ、この映画が言いたいのはさ」テンコ
「・・・・・・・」ハナちゃん
「バッカみたい。単純な話じゃん。
いるんだよ、その子のそばに。独裁者とリ・ウォンが」順子

 もはや、順子の方が心霊写真探偵では?
でも、テンコもナイスアシストだぞ。

 ハナちゃんが翔君の家を調べに行くと・・・父親と怜子の会話を陰から息を潜ませて聞いている翔君の姿が・・・
独裁者は翔君の父親で、リ・ウォンは母親でした。
翔君は独裁者に振り回され、自分を見失っていくお母さんの姿に心を痛め、そのことに気づいて欲しくて、あのカモメを写真に写りこませたようです。

 自分のことを「ダメな母親」と言って夫に詫び続ける怜子の姿にショックを受けたハナちゃんは京子の意見を聞いてみました。
「自分に負い目がある時に相手が正しいこと言ってると、もう・・自分がダメとしか思えなくなっちゃうのよね・・・」

 子育てに慣れたお母さんは別だけど、ほとんどのお母さんはいつだって悩みは尽きないし、不安なんじゃないのかな。
だから、子供に何かあったら、誰よりも母親が一番自分自身を責めている。

 ハナちゃんはついに、翔君と向き合うことにしました。
「コレ(写真)、お母さんにあの映画見て欲しくて作ったの?
もしかして、大天聖がお父さんで、リ・ウォンがお母さんだって、翔君はそう思ったの?
学校へ行かないのはお父さんに対しての抗議?」
「・・・・・お父さんは間違ってる」翔君
「お母さんに気づいて欲しいんだよね?別の生き方に」ハナ
「・・・・・・・・・・」
「直接言わないのは、お母さんを傷つけたくないから?
翔君は、ず〜っと一人で悩んで、ず〜っと一人で闘ってきたんだよね?
うちの母親がね、こう言ってた。
『でもね、母親ってね、子供のためだったら、どんなことでもできるって思ってるもんなのよ』
お母さんにぶつかってみたら?直接」ハナちゃん

 教室の外で、翔君のお母さんは聞いていました。
こうやってハナちゃんがカモメの謎を解明したことで、翔君の本当の気持ちに気づくことができた。
京子の言っていた通り、母親は、子供のためならどんなことでもできる。
翔君のために、怜子は変われるんじゃないのかな。

 それぞれの親心、そして子こころがじわ〜っと伝わってきた回でした。
子供のいない濱辰さんと弟子である小暮さん、小暮さんと娘の信子、翔君と怜子の、そして京子と子供たちの。
親は子供がいてくれるから親になれるし、子供もその思いに自然と応えていく。
おもしろいもんですねぇ・・・

 事件は解決。
翔君はまた学校へ通うようになったそうです。
ハナちゃんは田中君たちの特別編纂『正面から電車が見られる場所』ファイルを、手数料として渡しました。
「ありがとう・・・」順子

 順子らしい、いい笑顔じゃった( ̄∀ ̄)
心霊写真探偵に協力することで、順子の心の扉もすこしづつ開いてきてるよね。

 第一回 幽霊が出る写真館
 第三回 縁側の涙
 第四回(最終回) 対岸の光

もぐら
優しくて、いいドラマだなぁ・・・川 ̄∠ ̄川 フフフ
幽霊をこんなふうに登場させて描けるなんてね。新鮮だわ〜