いや〜おもしろかった!!古美門研介健在なり!
全力で「古美門研介」であり続ける男、古美門に幸あれ!
てか、「いじめ」という取扱い要注意のテーマを、「リーガルハイ」の世界観を生かし描ききったスタッフとキャストの皆様に心から拍手を送りますぞ。

 今回、古美門研介(堺雅人)が請け負ったのは、いじめ問題訴訟。
公立うさぎがおか中学校の2年C組の小暮和彦(末岡拓人)が屋上から転落し、足と肋骨を骨折し意識不明の重体に陥った。
学校側の話では、和彦君は友人4人と屋上で遊んでいて渡廊下に飛び移れると言い出し実行、転落したそうな。
でも母・秀美(堀内敬子)は母親としての勘と高所恐怖症の息子が自分からそんな事を言いだす訳がないとし、いじめがあったはずと黛(新垣結衣)に相談。

 このところ負けが込んでいる黛は古美門を頼ることにし、フランスまで追いかけて交渉するんだけど・・・
リゾート中に知り合った女性(広末涼子)を口説こうとして失敗、足に負傷した上にプライドをズタズタにされた古美門は非常に機嫌が悪かった。

「断る!そして君はクビだあーーーーー!!
私はガキと学校が大っ嫌いなんだ!
どーしてもやって欲しければ、キャッシュで1000万円!いや、2000万持ってきなさい」
「依頼者は夫を早くに亡くし、お弁当屋さんのパートをして女手一つで 息子さんを」黛
「私がガキと学校よりも嫌いなのは、貧乏人だ」古美門
「先生、苦しんでいる人を助けることは、お金には換えられない喜びが」
「ない!」
「黛先生がおやりになるしかないのでは?」服部(里見浩太朗)

 で・・・・現在、古美門への借金返済中の黛はカジノで金を作り、古美門に支払う決断をしました。
その結果は・・・・・

「バカラって難しいですね・・・・」黛
「当たり前だ。バ〜カ!」古美門
「15万3,600ユーロしか稼げなかった・・」
「日本円で1,812万4,030円。
当カジノ始まって以来の勝利金額だそうです。いや、こんなに博才のある方初めて見ました」服部さん

 さすがミラクル真知子!
「さぁ、古美門先生日本へ帰りましょう♪
そして、正義の味方の弁護士に生まれ変わるのです!」黛
「服部さん、マッターホルンの万年雪にコイツを埋めてきてください!」古美門
「犯罪です」服部
「異議あり!スペシャル!」古美門

 いや〜タイトルバック映像も凝ってるし、最初っから魅せまくりじゃないですか〜!
視聴者の目と心をガッツリ掴んだところでスタート!っスョ。
「リーガル・ハイ」公式BOOK 古美門研介 草創記6248437 (ムック)フジテレビ系ドラマ「リーガル・ハイ」オリジナルサウンドトラック女神のKISS(初回限定盤)
 そんなワケで古美門は黛と共に和彦の病室にいる秀美を訪ねましたぞ。
でも、和彦君がいじめに遭っていたと証明できるものは何もない。
和彦君は秀美に何も訴えていなかったし、学校側はあくまで悪ふざけだったと言っている。
秀美の母親としての思いから始まったことだ。

「すぐに訴訟提起するようにいたします。
訴えるのは、学校を設置している市加害者少年とその父母です」黛
「いや、加害者親子は外して、学校に絞る」古美門
「えっ? 三者を訴えるのがセオリーです」黛
「セオリーなど知るか! 損害賠償額は1億円で どうです?
あなた自身の精神的慰謝料1,000万円も加えましょう」古美門
「そんなに?」秀美
「パート先の弁当屋を買収してオーナーにでもなるとよろしい。では、息子さんの回復を心よりお祈りします」古美門

「大丈夫。和彦君は、きっと回復します」黛
「回復しなければ我々は負ける」古美門
「えっ?」黛
「いじめ裁判は君の足りない脳みそで考えるより、はるかに難しいものなのだよ」

 またしてもハードな日々が始まったようです。
対する学校側はもちろん三木法律事務所へ相談。
三木先生(生瀬勝久)は期待の大型ルーキー登板を決定。彼を伴い古美門の元へ挨拶にみえましたョ〜

 いったいどんな新人が?((o( ̄ー ̄)o)) ワクワク
「新人弁護士の勅使河原勲です」勅使河原(北大路欣也)
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!! 新人どころか御大やないかいっ!
ご自分で撃ったキジを手土産に登場。ただもんじゃない感マキシマム!三木先生も霞んどる!

「あなたが古美門先生ですか。お噂は、かねがね。お会いできて光栄です。
(自然に握手)うん、なるほど。
手を握れば、どれほどの人物か大体分かるものです。
先生の手は・・・そう、ミック・ジャガーに似ているな」勅使河原
「ミック・ジャガー?」黛
「昔、日本に呼んだことがありましてね」勅使河原
「勅使河原先生は、これまで幾つもの会社を経営され、様々な事業を成功させてきた方なんですよ」沢地(小池栄子)
「金を稼ぐことに飽きましてね」勅使河原
「60を前に新しいことに挑戦しようと一念発起。司法試験は一発合格だそうだ」三木
「いや、運が良かっただけです。
しかし、古美門先生、いや、弁護士ってのはいいですな〜新人もベテランもない。
法廷に立てば皆 一兵卒。いや〜今からわくわくしてるんですよ」勅使河原
「血圧に お気を付けください!」古美門

 なんか服部さんと気が合いそうな感じ。
で、黛とも握手した結果・・・
「おっ、この手は・・・確か、そう、マドンナだったか、ブリトニーだったかな?あ〜ちょっと思い出せないが・・・」
「マドンナじゃないですかね( ̄∀ ̄)」黛

 三木先生達は、学校側の和解の意志を伝えにきました。
「いじめが原因である」という文言を載せなければ和解金の額も最大限努力するってよ。
もちろん古美門側は受け入れる気なし!法廷で決着をつけることになったさ。

 そして迎えた第一回期日。
新しく赴任してきたという裁判長の顔を見た古美門は・・・・
「負けた」
「へっ?」黛

 にゃんと、フランスで最悪の出会いをして罵り合って別れた女性が・・・・裁判長の別府敏子(広末涼)でした。
女の判事はいじめ事件に同情的で楽勝と豪語していたのに・・・アウェーどころかグラウンドに入ることも許されない雰囲気。

 奮起して、最初っから飛ばそうとしたら、勅使河原にはストップをかけられるし、裁判長からは怒られちゃうし・・・
「古美門研介先生、あなたの法廷での態度は、やや自由過ぎるようです。
他の裁判官は許容したかもしれませんが私の法廷では 許しません。
法廷内のルールとモラルを厳守するように」ドーーーン!!

 古美門はいつものように蘭丸(田口淳之介)を中学校に潜入させ情報収集しようとしたけど、三木の指示で学校の警備が強化されたため困難に。
困っていたら三木側から古美門たちを、うさ中に招待し、自由に情報収集する許可がおりました。
コレは勅使河原のアイディアで、古美門達が拾うカードを確認するための罠。
わかっちゃいるけど、そこに乗っかるしかない古美門と黛は向かいましたさ。
記録用カメラを持った井出(矢野聖人)が常時張り付いていたけどね。

 いや〜この時の学校での教師達、生徒達の「健全でシミひとつない中学校」アピールが怖かった。
教師達はいつでも生徒達のことを考え、前向きで明るくて協力的。
生徒達は全員仲良しでいい子ばかり・・・
「いじめ」なんてめっそうもない!ってことになってる。

 和彦君の担任・藤井みなみ(榮倉奈々)は合唱部の顧問で、クラスでは帰りの学活にみんなで合唱することにしているそうな。
あんな事件はなかったかのような輝く笑顔で二人を迎えてくれました。
てか、黛も加わっての合唱に対する校庭のうさぎさん達の演技がすばらしかった!(* ̄m ̄)

 いや〜藤井先生役に榮倉さんってのが、ハマりすぎ。
あの胡散臭い(えーと・・・)完璧な笑顔の裏を見たくなるもんね。

「藤井先生、すてきな先生じゃないですか」黛
「素敵過ぎてヘドが出るね!」古美門
「彼女のどこが気に入らないんですか」
「あの、わざとらしい笑顔とミュージカルスターのような喋り方だよ!
彼女がつくり出す生ぬるい空気によって、あのクラスは完全に、おとぎの国と化している」
「おとぎの国?」
「偽ジュリー・アンドリュースの偽善的笑顔によって「全員が洗脳されている」ということだ」
「洗脳なんて大げさですよ」
「よく考えろ。こんな事態になっているのに、誰一人、いじめのことを気にしてる様子がない。
全員が明るい笑顔で歌を歌ってる。おかしいと思わないか?」古美門
「だから、私も悩み始めてるんです。ホントにいじめがあったのかどうか。
もしかしたらいじめはなかったのかも・・・・」黛

「目を覚ませ!それを洗脳と言ってるのだ!
そう、マトンだ。全員彼女に飼われてる羊なのだよ。
そして今日、君も、その羊の1匹となった」
「でも ホントに分からないんです。
彼らが嘘をついてるようには私には思えませんでした」
「そのとおり。彼らは全員、本心を言ってる。これが、いじめ裁判の難しさだよ」
「しかし収穫がなかったとなりますと、作戦を練り直さなければなりませんな」服部さん
「服部さん、収穫がなかったなどと誰が言いました?
「はっ?」服部
「何か手に入れたんですか?」黛
「もちろんだよ。しかも 敵に悟られずにね」古美門

 うっかり八兵衛こと高橋元太郎さんが出てきた時から、協力してくれるとわかってましたョ〜
古美門はちょこっと立ち話した隙に用務員の林さん(高橋元太郎)のポッケに自分の名刺をすべりこませていたのさ〜

 林さんは和彦君がいじめられている現場を見たと証言してくれました。
んがっ!
事前に対応策を練っていた勅使河原が生徒達の顔写真を何枚か見せ、和彦君の顔の確認させたら、うろおぼえと発覚。
「私も、正直申し上げて、この年ですから、生徒の一人一人が誰が誰だかよう分からんですよね。
先ほどは、つい、うっかりで。すいません・・・」林

 も〜うっかりだな〜(  ̄´Д` ̄) プラスポイントならず。
古美門はゲリラ戦に出ることにしました。
ネットにうさ中いじめ事件のことをバラまいた結果、マスコミが殺到。
保護者も押し寄せ説明会を開くよう要請。
思惑通り大騒ぎとなり、校長達も動揺し始めました。
こんな時、一番重要なカードである藤井先生を突かれたら、小さな穴から大洪水になってしまう。
勅使河原は古美門側にイエローカードを出させるようしむけましたぞ。

 中傷のビラが貼られているアパートに帰宅した藤井先生に古美門がいじめを認めるよう迫り、部屋の扉を開けようとしたら、ノブが取れちゃった・・・
で、裁判長の別府から注意勧告が入りました。

「被告代理人と学校側が激しい抗議を申し入れてきました。
あなたたちの調査活動は極めて強引であり、弁護士としての職務規定を逸脱するものです。
今後、うさぎがおか中学、職員および生徒との接触を慎むように」別府
「あなたに、そんなことを命じる権限はありませ〜ん」古美門
「器物損壊および住居侵入未遂に問われてもおかしくないん・・」別府
「我々は、はめられたんです。
そんなことも分からず、よく判事やってられますね〜!」古美門
「何ですって?」別府
「何でもありません。ご指示に従います」黛
「冗談じゃない 越権行為だ!越権行為だ!越権行為だ!越権行為だ!」古美門
「申し訳ありませんでしたーーーー!」黛

 黛に口を押えられたまま、引きずられていったわ〜(´∀`;)
いや〜勅使河原、さすが海千山千の世界で生きぬいてきただけありますな。
今までの敵とはスケールが違うわ〜
古美門も焦っております。
黛に勅使河原の秘密を探るよう特別ミッションを命じました。
「色仕掛けで愛人となって、情報を根こそぎ奪い取れ!
いっそのこと腹上死させてしまえば、なおのこといい!」

 腹上死は無理だったけど、黛は変装して何とかプライベート情報を集めてきましたョ〜
「勅使河原先生は学生結婚してるんですが、奥さまが社長令嬢で婿養子に入ってるんです。
だから、奥さまには頭が上がらないはずなんですが・・・
元秘書だった若い女性にマンションを買い与え、ほぼ毎日通い詰めてます・・・」黛
「さすがはハンターでいらっしゃる」服部
「君にしては、よく調べ上げた」古美門
「こんな事するために弁護士になったんじゃないのに・・・」黛
「老後の趣味と勘違いしてるオールドルーキーに、この仕事の怖さ思い知らせてくれる〜!」古美門

 で、黛の撮った密会写真を手に勅使河原を訪ねたら・・・
にゃんと、奥様は亡くなっており、生きる気力を失っていた勅使河原を励ましてくれたのが元秘書の女性だったと判明。
しかも、元奥さんが彼女に夫のことを頼んでいたそうな・・・
「とってもいい話じゃないか!
ちょっと応援したくなっちゃったぞ、バカ!」古美門
作戦大失敗・・・

 しかも、三木サイドは、秀美が学校の給食費を滞納しており、支払いを請求する度にキレたというモンペ情報を公開。
「私たちが、お金目当てに、でっち上げてるって、そういう意味ですか!?
冗談じゃないわ!あなたたち、それでも教育者ですか!?
こっちは息子、殺されかけてるんですよ?息子は、今も眠ったままで・・・
借金があったら悪いんですか?誰がモンペですって?ふざけないでよ!」
感情的に叫んだ秀美は退廷させれらてしまいました。

「今回のケースをどう受け止めておられますか?」勅使河原
「非常に乱暴な議論が行われている印象です。
法的措置を取るべき問題だったのかどうか疑問です」校長
「確かに、誰にでも裁判を提起する権利があります。
しかし、こと学校や子供たちの問題については、より慎重になるべきなのかもしれませんね」勅使河原

 形勢はかなり不利になってきております。
そんな時、和彦の意識が戻ったため、古美門はいじめの状況をアピールするために包帯ぐるぐるで車いすに乗った彼を法廷で証言させることにしました。

 和彦君は同級生の青山君たちに煽られて屋上のふちに立ってしまい、めまいがして落ちてしまったこと、普段からいじめを受けており、担任の藤井先生もそれを知っていたけど何の対処もしてくれなかったと発言しました。
さらに、母親に相談したかったけど、母子家庭で働きづめの母親に心配をかけたくなかったことを話し、親子愛を強調。
やっと風がこっちに吹いて来た感じ。法廷内には同情の涙を流す人も・・・

 ところが・・・勅使河原は手ごわかった。
藤井先生は視力が悪くてコンタクトを外していると、遠くにいる人物を確認できないからいじめを知っていたとは言えない。
そして、事故に遭った時の記憶のあいまいさを突き、発言した記憶は古美門の誘導もありえる、さらに同情を買うために入院治療中の和彦君を担ぎたした事への倫理的問題を提議しました。

 古美門側は崖っぷちまで追い詰められ・・・・三木は勝利を確信!
で、調子に乗った三木先生は古美門への止めを自分が刺すと言いだしました。
もしかして、そのまま勅使河原がやってたら勝てたかもしれないのにね〜

 古美門はすっかり気落ちして熱を出しております。
黛にも策は浮かばない・・・
そんな時、さりげな〜くアドバイスするのが服部マジック。

「和彦君も、また指揮棒で操られる合唱隊の1人だったわけですね。
あっ、そうそう、指揮といえば、私も、かつてバンクーバーフィルハーモニーでコンダクトを取らしてもらったことがありますが、いや、なかなか難しいことでした。
演奏をリードして指揮棒を振ってるつもりが、いつの間にかこっちが演奏に合わして振っている。
ハハ・・・どっちが指揮をしているのか分かりませんでした・・・ハハハ」服部さん

「服部さん!」蘭丸の藤井先生に関する報告書を読んでいた黛がひらめきましたぞ!
「ここ読んでください!指揮棒を振っている者が、指揮をしているとは限らない」黛
「どうやら我々は藤井みなみを見誤っていたようだ」古美門
「使えますか?」黛
「イチかバチか尋問に全てを懸ける。
マタギのじいさんと真っ向勝負だ!」古美門
「はい!」黛

 証人尋問の証言台に藤井先生に立ちました。
三木先生は、いじめたとされる青山君たちと和彦君は藤井先生の目から見て仲良しだったと確認した後、藤井がどんなに生徒達に慕われるいい教師だったかを子供たちからの手紙を証拠品として提出し証明。
マスコミで書かれている姿は真実ではないと訴えました。

 そして古美門は・・・
4年前、別の中学で担任を持っていた時の藤井は全く別のタイプの教師だったと暴露。
「冷たくて、厳しくて、思いやりのかけらもない教師。
生徒や保護者、学校とも何度も衝突していた、とんだ嫌われ者の教師だ!」

 その結果、クラスは学級崩壊に陥り、藤井は半年間の休養を強いられたそうな。
古美門はその頃の藤井先生の姿が真実であり、現在の彼女を理想を失くした「最低ごみくず教師」と断罪。
彼女の仮面をはがすことに成功しました。

「あなたの言う愛情とは、目立つ生徒のご機嫌を取って、目立たない生徒を黙殺することですか?
大多数の生徒に好かれるために、いじめに遭っている子を犠牲にすることかと聞いてるんです。
私は初め、あなたが指揮棒を振って生徒たちを操っているものだとばかり思ってました。
しかし違ったんですね。
まさに買いかぶり過ぎだったんです!
あなたに、そんな能力はなかったんだ。
いじめはなかったとしているのは、あなたではなく生徒自身。
指揮をしているのは、おそらく青山瞬でしょう。
あなたは彼らの方針に従ってるだけだ。
彼らの顔色をうかがい、嫌われないよう必死で笑顔をつくっているだけ!
合唱隊の前で指揮棒を振っているように見えて、実は一番後ろでうつむいて、口パクをしているのがあなただったんだ!
今のあなたは成長した姿なんかじゃありません!
失敗によって理想を捨て、生徒にこびへつらうことを選択した卑怯者です!」古美門

「いいですね。その目ですよ。その目のあなたと話したかった。
分かりますよ。生徒に厳しく当たって嫌われるのは辛いですものね。保護者や学校と戦うのは疲れますものね」古美門
「うるさい・・・」藤井
「理想なんて捨ててしまった方がよっぽどいい。
生徒に好かれる先生やって笑顔で歌を歌っていればそれでいい」
「黙れ・・・!」
「みんなの言いなりになっていれば、楽ちんだし学校一の人気者!
気持ちいいったらありゃしない!目立たないガキが1人、いじめに遭ってることなんて、気にしない気にしない!
私のクラスは最高のクラスなんだもの!!」

「やめろ!!アンタに 何が分かるんだよ!!
教師って仕事は、あんたが思ってるほど単純じゃないんだよ!
教師にはね、やらなきゃならない仕事が山ほどあるの!
無意味な会議!バカ親どものクレーム処理!マナーも知らないガキのしつけ!
教育委員会のじじいどものご機嫌取り!
クラスで問題が起きようものなら授業どころの騒ぎじゃない!
なのに、教師は体罰の一つも 許されない!
こんなんで理想なんてどうやって追えばいいんだよ!?
クラス運営を守らなきゃならないの!それで精いっぱいなんだよ!!」藤井

「小暮和彦もあんたが守らなきゃならない生徒の1人だろ。
(ここで和彦入廷)
4年前、あなたは確かに失敗した。
しかし、目立たない生徒の中にはあなたのやり方を支持し、ひそかに慕っていた生徒だっていたはずです。
小暮和彦は、おそらくそういう生徒の1人でしょう。
私が聞きたいことは、ただ1つ、小暮和彦が いじめに遭っていたかどうかです」古美門
「それは、すでに証言した!」三木
「証言したのは、先ほどのあなただ!
私が質問したい相手は違います。
それは羊飼いであることを放棄し、思考停止の羊の群れの1匹に成り下がった あなたじゃない!
生徒や学校と、ぶつかりながらも必死で戦い、もがき苦しんでいた4年前のあなたです!
あの頃のあなたなら、どう答えますか?」古美門
「・・・・・・・・・・」藤井
「もう一度 聞きます。
藤井先生、小暮和彦はいじめに遭っていましたか?
羊飼いに戻るなら 今です」古美門
「小暮君は・・・・・
いじめに遭っていました。職員会議で報告しましたが、うやむやにされました」藤井
「以上です」古美門

 キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
ここまで来りゃ、こっちのもんだ。法廷内もすっかり古美門色に染ままっとる!
ところが・・・・裁判長の一言で盛り上がりがクールダウン・・・

「私から補充質問いたします。
あなたは 先ほどと今とでは正反対の証言をしました。なぜ証言を変えたのですか?」別府
「・・・・・・・」藤井
「先ほどは虚偽の証言をしたということですか?あなたは宣誓をしたはずです」別府
「考えが変わったんです」藤井
「では、また、次にもう一度被告代理人からの尋問があり、逆の説得をすれば、あなたは、また証言を変えるんではありませんか?」
「・・・・・・・・」藤井
「分かりました。証言の信用性についてはよく吟味し判断します。下がって結構です」別府

「ちょっと待ってください!信用性とはどういう意味ですか?
まさか、信用性がないと判断するんじゃないでしょうね?」古美門
「答える義務はありません」別府
「今の証言のどこが、信じられないんでしょうか?」黛
「私が決めることです」別府
「そんなバカな!彼女は 勇気を・・・」黛
「本日は閉廷!」別府

 納得いかねぇぞ!!
最後の一手を封じられた古美門は猛烈抗議。
別府が私憤から嫌がらせをしていると言ってしまいました。
「嫌がらせもここまで来ると感動しますよ、サディスト裁判長!
男に相手にされないイライラをここで発散してるんですね!
あなたにとって、ここはSMクラブのプレールームだ!
女王様気分で下々の者をいじめるのはさぞ気持ちがいいことでしょ!
そりゃ いじめる側に加担するのも当然ですよね!」

 ありゃりゃりゃりゃーーーーーャバイョ━━<(ll゚◇゚ll)>━━ッッ!!!!!
裁判長に謝ることを拒否した古美門は『監置』の刑に処され・・・・拘置所に入れられてしまいましたとさ。

 黛は、すぐに抗議に向かいました。
「裁判長は個人的な感情で不当な対応をしています」
「私は、中学3年間いじめに遭ってきました。
今となっては取るに足らない思い出ですが、当時は死のうと思ったこともあります。
いじめられている子の気持ちは分かるつもりです。
私はどちらにも肩入れは、していません。
法と手続きにのっとり、適正な判決を下すことが私に課せられた義務です。
どんなことをしてでも勝つ、それが弁護士としての古美門先生の矜持であるならば。
どんなことをしてでも神聖なる法廷の秩序を守るそれが裁判官としての私の矜持です。
古美門先生は、私に謝罪しないかぎり最大二十日間監置します。
話は終わりよ」

 このドラマは思い込みを壊してくれる。
違う角度から考えさせてくれる。
先生はこういうものだ。学校はこういうものだ。教師はこういうものだ。いじめの状況はこんなものだ。
弁護士はこういうものだ。裁判長はこういうものだ・・・

 古美門が抱いた別府という独身女性のイメージ・・・
これが本当なのか思い込みなのかはわからない。
でも、黛に伝えた言葉からは、バカンス先でも、法廷でも伝わらなかった別府の真実の姿が感じられました。

 勝利ムードで盛り上がる三木先生達でしたが、勅使河原だけは浮かない顔をして、和解を提案。
しかし、古美門をぶっつぶすチャンスを三木が逃す訳ないよね〜
「追い込み方を誤れば、獲物を逃すばかりか、こちらが怪我をする」勅使河原
「それを恐れていては、獲物をしとめることはできない」三木
「このまま続ければ、不幸な犠牲者が出るかもしれません。
狩りをするのは増えた野生動物を間引いて、数を適正に保つためです。
無駄な殺生はするべきじゃない」勅使河原

 一方、古美門はすっかりヤケになって試合放棄の状態。
このままでは負けるかもしれない。
黛は秀美に和解するかどうか、最後の確認をしました。
「最後まで戦いたいです」秀美

 裁判が続く中、学校側を裏切った藤井に教師達や生徒達は「裏切り者」と認定。
学校内で孤立した存在になり、求職願を出した後、黛に「青山君もまた羊の一匹。群れを率いているのは他にいる」との言葉を残し自殺してしまう。
未遂に終わったけど、怒りが収まらない黛は学校に乗り込みました。

「藤井みなみ先生が自殺を図りました。
非常に危険な状態です。
誰よ?リーダーは誰なのよ?
藤井先生を排除するように仕組んだのは誰?!
あなたたちは自分がしたことがわかってるの?
藤井先生と小暮君は同じ犠牲者よ。アンタたちの犠牲者よ!

人間は醜い生き物です。
気に入らない相手を叩きのめして楽しむ、残酷な生き物。
だから無意識のうちに嫌われないようにふるまい、集団の中で生き抜く術を身に着ける。
それも大事なことでしょうね。
だけど・・・忘れないで欲しい。
人間は正しくあろうと努力する美しい生き物でもあることを!
群れを出て、藤井先生と小暮君に続く勇気がある者は私に連絡しなさい!」

 おおおおーーーー言ったよ ( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!
黛の言葉にいやらしさがないのは、彼女が本当にそう信じているから。
だから、人の心を動かす。
2年C組全員から連絡があり、証言台に立ってくれることになりました。

「大至急、別府裁判長に謝って下さい。
彼女は、決して嫌な女ではありません」黛
「・・・・・・・・・」古美門

 男・古美門研介、プライドを捨てて謝る時がきました。
裁判長はひざまずいて謝るよう命じ、古美門は土下座して床に頭すりすりして詫びましたぞ。
「監置を取り消します」

 いや〜嫌な女ではないけど、別府、心のそこで「ざまあみろ!」と思ったはず。
それもまた人間・・・最後まで裁判長としての顔を崩さない別府がクールでしたわ〜

 そんな訳で古美門復活ーーーーーーー!!
わ〜い♪\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/わ〜い♪
「さぁ、いこう」
「よく、我慢しました」黛
黛、完全に古美門という人間を把握していますな〜

 古美門が34人の新証人の申請をしたことは、すぐに三木に伝わりました。
「・・・・Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン」三木
「( ̄□ ̄;)!!」勅使河原

 「原告側証人尋問」で生徒達はいじめがあったことを話し、青山も和彦を追い詰めた事を認め謝りました。
僕たちのしていることが、それほど小暮君を苦しめてるとは思ってませんでした。
先生がたにも注意されず、いじめとは言われなかったので、いいんだと思ってました。ごめんなさい」

 大人が注意しなきゃ、助長していくのは当たり前だよ。
悪いことだとわかっていながらも、止められないのが子供。
そんな子供たちを教え導くのが大人のはず。

 被告代理人の勅使河原は何の質問もしませんでした。
なかなか潔いぞ。

 そして、最終口頭弁論期日。
秀美は学校への復讐心から、この裁判を始めたことをカミングアウト。
でも、その気持ちも和彦が回復し笑顔を見られたことで消えたと話しました。
「今はどんな判決でも受け入れる覚悟です」

 次は古美門だよっ!
「以前、共同代理人の黛先生がこんなことを言っていたのを思い出します。
この社会からいじめを失くしたい。
この裁判をその第一歩にするのだ。
私は嘲笑いました。不可能だと思ったからです。
勅使河原先生は和彦君に、いじめに立ち向かうべきだったとおっしゃいました。
はたして、立ち向かえる相手なのでしょうか?
そもそも、いじめの正体とはいったい何でしょう?
加害者生徒?教師?学校?
いえ、そのどれもが本質ではありません。

正体は、もっと恐ろしいものです。
それは教室だけでなく、職員室にも、会社にも、家庭にも、この国のあらゆるところに存在します。
我々は常に回りの顔色を伺い、流れに乗ることを強いられる。
多数派は常に正義であり、異を唱えるものは排除される。
いじめの正体とは、空気です。
特に右から左、左から右へと全員で移動するこの国では、空気という魔物の持つ力は実に強大です。
この敵の前では、法ですら無力かもしれません。
全てを飲み込み、巨大化する恐ろしい怪物。
立ち向かうどころか逃げることも困難な相手です。
あるいは藤井先生も、いや、加害者である青山君たちでさえ、この怪物に飲み込まれた犠牲者なのでしょう。

しかし、今回、私は奇跡を見ました。
飲み込まれていた者たちが、怪物の腹を切り裂き、敢然と立ちあがったのです。
和彦君、藤井先生、そして2年C組34名の生徒たち、
どれほどの勇気が、どれほどの覚悟が必要だったでしょう。
しかし、彼らは確かに目覚め、自分達の意志で空気を打ち破った。
私は彼らの姿に希望を見、そして、自らを恥じました。
世界は常に前へ進んでるのだと気づかされたのです。
あえて申し上げます。
この世界からいじめを失くすことはできます。
この裁判をその第一歩にしましょう。終わります」

 いやいやいや・・・古美門らしくもない、ちょっと教科書的なアレでしたが・・・
いじめの正体が空気というのは真実のように思います。
いじめが発生するきっかけは、ちょっとした感情のねじれからかもしれないけど、
助長させるのは誰の指示でもない「空気を読む」という無責任な流れ。
その流れを止めることも、抜け出すことも難しい。

 判決は古美門側の全面勝利!
気をよくした古美門はずうずうしく別府裁判長に再アタック。
「私はあなたのことを心の底からヘドが出るほど軽蔑しています。
こうして喋っているだけで、ぞわぞわ全身悪寒が走ります。
これ以上なれなれしい口を利けば、裁判官としてのあらゆる裁量を駆使して懲役刑に処しますので、そのおつもりで。
二度とお会いする機会がないことを心から祈っています」
ついでに古美門の足をヒールで踏みっ!!
「黛っ!やっぱりただの嫌な女だったぞっ!」 

 勅使河原先生からは、さわやかな挨拶がありましたよ〜
三木先生の事務所を出て独立するんだって・・
最後も握手でお別れ。
「う〜ん・・・やはりあなたはミック・ジャガーでした」勅使河原
「頑張ってください」黛も手をだしましたよ〜
「あ!この手は・・・」勅使河原
「思い出しました?私の手誰に似ているか?」黛
「思い出しましたよ。この手はゲームセンターの腕相撲マシーンの手ですよ。うん、間違いない」勅使河原
「・・・・・・・・」黛
「じゃ、失敬!」勅使河原
「人じゃないんだ・・・」黛

 1億1千万手にした秀美と和彦は新しい場所でやり直すことにしたそうです。
豊洲の高層マンションに引っ越すんだって〜
この辺りから、おやっ・・・・と思ったけど・・・
「つつましく暮らしていきます」と言った秀美の手にはシャネルのトートバックが・・・
さらに、去り際に和彦からこんな言葉が・・・

「僕、時間が経っていろいろ思い出したんだけど、自分から言いだしたかも。飛び降りて見せるって」
「・・・・へっ?」黛
「何か飛べる気がして」和彦
「・・・・・・・・・・・」黛・古美門・服部さん

「マジですか・・・・あっ、でも、いじめに合っていたから、自分から言いださざるを得ない状況に追い込まれていたってことですよね?」
「どっちでもいいことだ!確かなことは、やはり男子中学生のほとんどはバカだという事だ!」古美門
「(´Д`) =3 はぁ〜」黛

 ま、この方が「リーガルハイ」らしいやね〜

 そして、辞職願を出した藤井先生は笑顔で学校を去りました。
それを知った生徒達が追いかけて来ましたぞ〜
(何だ、何だ、この「リーガル」にあるまじき展開は?!って思ってたら、こちらも・・・)
指揮棒を渡して、最後の合唱を求めた生徒達に対して、藤井はその指揮棒で木の枝をピシッ!
葉っぱが、ぱらっ・・・
「次の学校の生徒達につ〜かお♪」
呆然と見送る生徒達を気にせず歩いていくのでした。

 柱| ̄m ̄) ウププッ
このラストのための榮倉さんの起用だよね。
わたしゃ、「密の味」「黒の女教師」で、ず〜っと嫌〜なイメージ持ってきたけど、これで吹っ切れたよ。
藤井みなみという役から、今まで感じたことのない、人間味のあるおおらかさが見えたような気がします。
古沢良太脚本は、(ビート)たけしのように俳優たちを生まれ変わらせる効果あるね〜

 
 さて・・・・意見陳述に感動し、これからも古美門について行くと宣言した黛に真実を話す時がきました。
実は藤井先生の自殺未遂は狂言だった。
全部、古美門の作戦。またしても黛だけが知らずに騙されてたのさ〜
生徒達を動かすために藤井先生に提案したところ、ノリノリで協力したそうな。
部屋に充満していたのはガスの臭いではなく、あの有名なシュールストレミングの缶詰だったそうな。
生徒達が立ち上がったのも、服部さんが会得した女子中学生的文体と文字で書いた「証言する」というメモを蘭丸に回させたからだって。
入院先の医者もグル。

「あのクラスに始めっからリーダーなどいなかったのだ。
誰が創りだした空気であろうが構わない。
その場にある空気に従う。腐った羊の群れ。
希望なんてあるものか!所詮これが現実だ!
おとぎの国と違って現実世界は、そう簡単には変わらないのだ。
いじめはなくなる?そんなワケないだろ?ぶあああああーーかあ!
という訳で、私はバカンスの続きを楽しむことにしま〜す!
今度は南の島に行っちゃおうかな〜!
一緒に行く人、この指とまれ!黛以外で〜!」

 これでこそ古美門だよ。
どれが真実でどれが嘘なのかわからない。
でも、あの意見陳述で古美門が言ったことも、彼の真実のひとつではある。
しかし、すべてではない。
古美門研介という男、360度のどこを切り取って、どこを見るかはその人次第なのかもしれない。

 
 私が、このドラマを好きなのは、リアルな嘘と笑いの中に真実がちりばめられているから。
そして、辛辣なその真実に対する愛情を感じるから。
このドラマ、まだまだ楽しめますなぁ・・
sakura
てか、9月から連ドラ決定!ヽ(^◇^*)/ ワーイ
これで、今年一杯生きていけそう・・・
って、こんな長すぎる記事を読んでくれたあなた・・どうもありがとう!<(_ _*)>  これからも4649!