今回もいい話だったよぉ・・・(ノω;`)
でも、今度は順子がピンチの様子。
不動産屋の前で順子を待ち伏せしていたのは、順子がずっと会うのを避けていた母親?
次回は順子の心の傷と向き合うことになりそうです。

 さて、売れっ子心霊写真探偵のハナちゃん(神木隆之介)がテンコ(堀井新太)に呼び出されて学校へ行ってみると・・・
なぜかピカ(加部亜門)も居た。
で、テンコと同じく軽音楽部に所属している千春から写真を手渡されました。
縁側に千春と一緒に座っている家族がおり、その家族3人の泣いている顔が心霊写真ふうに窓ガラスに映っていたのさ〜
その家族は軽音楽部OBの河合公恵先輩とご両親なんだって。

「でも、何で、この3人だけなんだ?何で泣いてるんだろう?」ハナ
「だから、それを小暮写真館の跡取りで小暮一族十三代目のハナちゃんにつきとめて欲しい訳よ」千春
「は?」
「だって、90まで生きたおじいちゃん譲りの霊能力があって、呪われた心霊写真を浄化するのが宿命なんでしょ?」
「いや、俺、小暮一族じゃねーし。しかも花菱一族は霊能力とかゼロだし」ハナ
「でも、家に幽霊いるんでしょ?こういう謎解けるでしょ?」
「いや・・それは・・」
「公恵先輩にはね、すごくお世話になったの。だからずっと悩んでた。
この写真、捨てるに捨てられなくてさ」千春
「ハナちゃん、ここはさ、ひと肌脱ぐっきゃないんじゃない?」テンコ
「まぁ・・いいけどさ」ハナ

 ハイ!「まぁ、いいけどさ」出ました!(´m`) もう謎の解明に向けて動き出すっきゃないね。
てか、話を盛ったのはテンコだね。口元がにんまりしていたぞーー
小暮写眞館 (書き下ろし100冊)
 今回の探偵料は、たい焼き。しかも前払い。
千春も加わって花菱家で、たい焼きを食べながら捜査会議開始ですョ〜

 この写真は千春の高校入学が決まった3年前に公恵先輩の家で撮られたそうな。
撮影したのは、当時の公恵先輩の婚約者足立文彦さん。
この写真を撮った4ヶ月後に足立さんの方から一方的に婚約を破棄したいって言ってきたらしい。
その後、お父さん(渡辺哲)が倒れたため、経営していた工場は畳んだそうな・・

「なんか、この写真が不幸の始まりだったみたい・・・」千春
「辛かっただろうなぁ・・・」秀夫(石黒賢)
「予感みたいなものだったのかしらね、この泣き顔」京子(松下由樹)
「それから、公恵先輩、あんまり笑わなくなっちゃって・・」
「この写真を撮った元婚約者の足立さんって・・・この時、何を思ってたのかなぁ・・・」秀夫

 早速、ハナちゃんは公恵先輩と会うことに。
公恵先輩は、自分も、何でこんな写真ができちゃったのか知りたいからと協力してくれましたぞ。
「3年経ったら、泣いてる私達の顔が消えてるんじゃないかと思ったけど、そんな事ないのね。
過去は消えないのね・・」公恵

 思えば足立さんが心ここに有らずふうになったのは、この写真を撮った頃から・・・
足立さんは公恵の父の工場の取引先の外資系メーカーの日本支社に勤めていて、日本の技術を海外に売り込む仕事をしていたそうな。
河合先輩のお父さんの会社・河合精鋼は機械関係の部品を作る小さな工場だったけど、足立さんが担当になってからは大口の取引も増えて、お父さんも喜んでいたらしい。

 足立さんからは、元カノとヨリを戻したから別れて欲しいと言われたそうな。
その元カノは公恵と足立さんが付き合ってると知ると手首を切ったそうで、責任を取ると言われたら公恵は引き留めることができなかった。
公恵先輩は、いまだに彼が戻ってくるかもしれないという希望が捨てられないと言いました。

 婚約破棄のことを知ったお父さんはショックを受けて泣いていた。
脳梗塞で倒れたのはその半月後だった。
工場は続けられなくなり、ずっと働いてくれていたおじさん達は涙ながらに去って行った。
「父は工場が生きがいだったから・・・
もう、希望も何もかも失くして・・・亡くなったわ。去年の秋。
父を死なせてしまったのは私。私のせいなの・・・」公恵

 いや、親父さんが亡くなったのは銀行が貸し渋りをしたせいじゃ・・・
それで親父さん、自殺しちゃったんじゃ・・・
それは「ハゲタカ」・・・すいませんね、渡辺哲さん見てるとつい・・(´-ε-`;)

 悲しみに耐える公恵の姿が・・・風子が亡くなった時の親戚に責められ謝っている京子の姿と重なり・・・
「そんなことない!先輩のせいなんかじゃないです!」ハナちゃん
「・・・・・ありがとう。でも、結局、この写真のとおりになっちゃった・・・・」公恵
「まだわからないじゃないですか、その写真の謎。僕が調べます。必ず謎を解いてみます。
だから、先輩は・・そういうふうに自分を責めるんじゃなく、また、昔みたいに笑ってくれますか?」

 ハナちゃん、結構男気あるのよね。
そして、心霊写真探偵はハナちゃんの優しさから始まってる。
原因を究明して、悲しみから解放される手助けをしてあげたい、という。

 その夜・・・ハナちゃんとピカは京子と秀夫がケンカをしているのを目撃してしまいました。
京子の口から「離婚」という言葉が出て、ピカは心配になったようです。
「ねぇ、ハナちゃん、お父さんとお母さんが離婚したら、どうなっちゃうの?」
「飛躍しすぎだよ。『ケンカするほど仲がいい』って言うじゃん。アレだよ。大丈夫」ハナちゃん

 翌日・・順子(成海璃子)に調べてもらった足立さんのところに行こうとしていたら・・秀夫が公園でぽつんと座っていました。
どうやら、昨日のケンカのアレで家を出てきたようです。
ハナちゃんは、足立さんの家への付き添いを頼みました。

 足立さんが住んでいたのは、すんごいボロアパート・・・
足立さんは公恵先輩のお父さんが亡くなったことを知ると強いショックを受け、心霊写真は自分の力のせいで撮
れたと話しました。
足立さんの部屋には、公恵さんを思って撮った念写写真がありましたぞ。
でも、足立さんが関わった念写は3年前のものとこれだけらしい。

 彼は公恵先輩と別れた本当の理由を話してくれました。
河合精鋼の技術を信頼していた足立さんは公恵の父に海外進出を提案し、受け入れたお父さんは昔からの小口の客を断り、海外向け製品のみを作ることに決めてくれたらしい。

 んが、足立さんの会社は突然日本から撤退することになり、その話も消えてしまった。
何とか河合精鋼を救おうと、上司に発注続行を頼み込んだけど、クビになってしまったんだと。
「このままだと河合精鋼は潰れてしまう。
仕事のない僕には、もうキミちゃんを幸せにもできない。
でも、みんなは何も知らない・・・楽しそうで・・・幸せそうで・・」

 そんな時に撮ったのが、あの3年前の写真だった。
「あの家には縁側があったんです。
僕は二言目には世界へ、世界へ、って言ってた。
『一緒に河合精鋼の技術を世界のど真ん中に見せつけてやりましょう』
確かに、一瞬は世界と繋がった。でも、ど真ん中へは行けなかった。
所詮、河合精鋼は世界の縁側でしかなかった。
縁側はどこまで行っても縁側でしかない。
嵐になれば、まっさきに雨ざらしになる」

 足立さん、上ばっかり見すぎて道を見誤っちゃった・・・
そんな足立さんを信用した親父さんも甘いっちゃー甘いけど、娘の婿と一緒に夢を見たかったんだよねぇ・・・

 足立さんは会社の事を親父さんに言えなかった。
きっと、足立さんに対して怒るよりも、自分を責めてしまうと思ったから。
「怒るより悲しむ・・・・だから、この顔なのか。悔しくて情けなくて、泣いてるんだ・・」ハナちゃん
「(キミちゃんは)僕なんかといるより、別れた方が幸せになれるって思ったから・・・」足立さん

 ハナちゃんの隣で静かに聞いていた秀夫が、突然口を開きました。
「違う、それは違うよ。
何でそばに居てあげなかったかな・・?何で逃げたかな・・?
だって、君、営業マンでしょ?
新しいお客さん捜すとか、河合精鋼が切った昔のお客さんに頭を下げて、もう一度一緒に仕事させてもらうとか、何かできたんじゃない?
だってさ、これからが、本当に大変になるって時だったんでしょ?
どんなに影で思っていても、そばに居なきゃなんにもできないんだよ・・・・」
「・・・・・・・・・・」足立
「いや、できなくてもさ、一緒にオロオロするだけだっていいんだよ。
でもさ、自分が愛する人が本当に大変な時にそばに居ないなんて、そんなの家族じゃないよ。
家族が死ぬって大変なことなんだよ・・・・
肝心な時にそばにいないんじゃ、意味ないんだよ!
大事な人を守れないなんて、男じゃないんだよ・・・そんなの父親じゃないんだよ・・・!」秀夫

 その言葉は、すべて自分へと向けられたものでした。
風子ちゃんが亡くなった時、秀夫は出張で家を空けており、駆け付けた時には風ちゃんは亡くなっていた。
その不安と苦しみを京子一人に背負わせてしまったこと、本当にそばに居て欲しかったであろう時に居てあげられなかったことを秀夫はずっと後悔し、自分を責めてきたのです。

 公恵もだけど、この物語に出てくる人たちはみんな、家族や親しかった人との別れを経験し、自分を責め続けている。
でも家族の死に責任を感じない人なんていないのかもしれない。
その痛みが愛情なんだろうなぁ・・・

 その夜、店子家の庭に野宿させてもらい、ハナちゃんと秀夫は話すことができました。
夫婦喧嘩の理由は、秀夫の父が危篤状態なのに会いに行かないと言い張ってたかららしい。
京子はすぐに会いに行ってください、行かなきゃ離婚するとまで言ったのに。

 風子ちゃんが亡くなり、秀夫の親兄弟はひどく京子を責めた。
謝っても謝っても責め続けた。
「私の孫を返せ。孫を返せ。返せ!返せ!返せ!」
秀夫は右往左往するばかりで、ろくに京子をかばってやれなかったと話しました。
そして、追い詰められた京子は秀夫に離婚を申し出た。

「私は至らない嫁です。駄目な母親です。
あなたのご家族が満足するような嫁にはなれません。だから・・・・離婚してください・・・お願いします・・・」

「一番悪いのは父さんだったのに・・・だから・・」

 秀夫は京子に、自分が身内と絶縁すると伝えました。
「もう誰にもあなたを責めさせたりしない。
だから京子さん、あなたは、これからは僕と家族の事だけ考えて下さい。
離婚するなんて言わないで下さい。これからは何があっても家族を守るから」

「母さんは、「あなたにだけ、そんな事させられません。私も実家と縁を切る」って、自分まで実家と絶縁しちゃったんだ。
母さん、さっき、お風呂に入ってるって言ってたろ?多分、泣いてるんだ。
母さん、風子のこといろいろ思い出して泣けてくると、みんなに聞かれないように、お風呂に入って泣くんだよ・・」秀夫
「そこまで母さんのことわかってんなら、行けよ。
父さんと俺たちだけを守るって覚悟を決めた母さんが行けって言ってるんだから、その気持ち、分かれよ・・・」ハナちゃん

 声を殺して泣いていた秀夫は、明け方、父に会いに実家に向かいました。
どうやら、秀夫は亡くなる前にお父さんに会うことができたようです。

 家族の歴史って、幸せな時のことの方が憶えているのかもしれないけど、「悲しみ」というものも、その家族の時間に静かに沁みこんで家族を繋いでいるのかもしれないね。
悲しいことなんてない方がいいけど、どの家にだって、悲しいことや苦しい事、逃れたくても逃れられないことがあるはず。
ふわふわの幸せだけじゃなくて、悲しみも一緒に重ねられることで家族への思いが深く強くなるのかもな・・・

 帰宅したハナちゃんを京子が笑顔で迎えてくれました。
そして、風子ちゃんの葬式の時、秀夫が、ただオロオロしていた訳じゃなかったと教えてくれました。
秀夫は京子の両親にずっと謝ってくれていた。
「私の責任です。本当に申し訳ありません・・・・」

「うん、結局さ、父さんと母さんは似た者夫婦なんだからさ、もう、離婚するなんて言わないで」ハナちゃん
「・・・・ふふっ」京子

 その後、足立さんがハナちゃんを訪ねてきました。
足立さんは、秀夫から言われた言葉を受け止め、自分が間違っていたと気づいたそうです。
「縁側には縁側の価値があったはずなのに・・・
雨にも負けない意地も、暖かい陽だまりの優しさも。
どんな事があっても、僕はそばにいるべきだった」

 足立さんが撮った二枚の心霊写真(念写?)を前に話しました。
「この写真に現れたのは、僕が泣かしたキミちゃんと、キミちゃんのご両親だ。
そして、こっちが、僕が望んだキミちゃんだ。
こんな笑顔で笑って許して欲しいっていう、何もかも、全部自分勝手な僕の気持ちが現れたんだ」
「これから、どうするんですか?」ハナちゃん
「謝って済むことじゃないのはわかってる。それでも、謝って、謝って・・・・」

 心霊写真は過去との対面なのかもしれない。
自分が見たくない会いたくない自分、そんな自分を受け入れることができた足立さんなら、公恵さんも一緒に前を向いていきたいと思ってくれるんじゃないのかな。

 今回も、一件落着。
いつもの河原で順子と会ったハナちゃんは聞いてみました。

「あのさ・・・無神経と悪意の境目ってどういうところにあるんだと思う?
たとえばさ、小さい子が死んだとして、悲しんでる親に向かって、その子が死んだのはアンタがダメな親だからだって責めたりとか。それって無神経じゃない?」
「そりゃ、無神経なんじゃないよ。本気で責めてる。
小さい子供が死ぬなんて、あっちゃならないことだからね。
誰かの責任にしないと腹がおさまらない。
そういうのは善意だからね。余計に始末が悪いんだ」順子
「善意・・・」
「正義って言った方がいいかも。それって、アンタの妹のことだろ?」順子

 順子は風子ちゃんのことをピカから聞いたらしい。
ピカは小暮さんのことを知りたくて順子に会いにきたんだって。
風子ちゃんが亡くなった時からピカは成長してしまっているから、風ちゃんには自分がわからないかもしれない、
だから、小暮さんの幽霊に間に立ってもらって、風ちゃんに自分を紹介してもらおうとしたらしい。

 ピカちゃんも風ちゃんの死の責任を感じているんだろうか・・・
こんなに小さいのに、何を抱えているんだろう・・・
そんなピカちゃんが行方不明になってしまいました。

 もう来週は最終回。早すぎるよ〜!
もっと、この家族の物語を見ていたいのに〜地上波で長く放送してくれないかな〜
 
 第一回 幽霊が出る写真館
 第二回 飛べないカモメ
 第四回(最終回) 対岸の光

もぐら
あと一回で収集つくのかな〜?ちょっと心配。
ちらっと「書店員ミチルの身の上話」の悪夢が・・・いや・・このドラマに限ってそんなことは・・・ない・・よね?