さて、吉本(櫻井翔)は、「吉本荒野」の写真を突き付けた慎一(神木隆之介)を病院に連れて行きました。
病室の名札は「吉本荒野」。
そこには写真の男性が眠り続けていました。
吉本は自分は「吉本荒野」のデキの悪い兄・雄大だと名乗りましたぞ。
夢だった中学教師になった弟が事故に遭ったため、弟の夢を叶えるために自分は家庭教師になったんだってョ。
「でも、俺は・・・これからも「吉本荒野」を名乗り続けるよ」吉本

 慎一はそのことを茂之(浦上晟周)にだけ話し、両親には伝えませんでした。
性格上、吉本の弱みを掴んで、ギャフンと言わせなきゃ気が済まないんでしょうね。

 強気の慎一は吉本の言葉を検証すると宣言しましたが、返ってきたのは万引き現場を撮った写真。
「優等生を演じるのも、ストレスが溜まるんだろうねぇ〜仲良くしようよぅ、ねぇ」吉本
いいぞ〜!黒翔!そのまま突っ走ってくれ(ー) フフ

 そうそう、先週、同じ会社の浅海舞香(忽那汐里)を吉本に教わったホテル街の近くの店に連れて行った一茂(板尾創路)はどうなったのかな?と思ったら・・・
ホテルに入る直前に舞香の母親から熱を出したってメールが入り、計画が崩れたようです。
でも、逆にガツガツしない俺を印象づけられたと思って、にやにや・・・
その様子を佳代子(鈴木保奈美)が凝視しているのにも気づかない。

 その佳代子は一茂の口紅付ワイシャツを保存した上で「最近帰りが遅いようですけどぉ?」と振って反応を見ております。
「今日も遅くなると思うよ」という言葉に素直に返事をしながら、一人になると爪カミカミ。

 そして、教室の茂之は・・・・いじめがなくなり、ほっ・・・。
しかも、クラスメイトが皆フレンドリーになり、思わず笑顔がこぼれます。
吉本の脅しによる表面的な優しさとは気づかない。
いやいやいや・・・ここまでおバカちゃんだったとは・・やはり一茂の血を引くだけあるわ〜

 そんな茂之に吉本は、5日後の彼の誕生日にクラスメイトを呼んでパーティをすると告げるのでした。
家族ゲーム (集英社文庫)
 茂之の誕生パーティ開催のため吉本から家族に役割が与えられました。
慎一は、茂之成長記録のスライドーショーの編集。
(写真は慎一には佳代子にもらったと言ったけど、吉本が親戚やご近所を回って集めたらしい)

 一茂には昔取った杵柄で歌を歌ってもらう。
(一茂にはフォークソング研究会に入っていたと佳代子から聞いたと伝えたけど、吉本独自調査網による)

 佳代子には、ご近所のみなさんと習っているフラダンスの披露。
(佳代子には、フラダンスのサークルに入っていることを一茂に聞いたと伝えたけど、こちらも吉本調べ)

 茂之にはご招待カードの作成と配布(ノルマ20人)
(吉本の「(両親が)お前の力になりたいんだって。愛されてるよなぁ〜」という言葉に嬉しそう)

 準備期間中にも吉本の沼田家調査は続いております。
忙しいねぇ・・こんな状態じゃ、一件しか家庭教師受けられないねぇ・・・

 誕生日が迫ったある夜、にゃんと、舞香が沼田家を急来。
入行証を届けに来たという口実で、一茂にどうしてもあなたに会いたい思いが止められなかったのアピール&佳代子に浮気を匂わせるという・・・
佳代子も挨拶をして、玄関でもちゃもちゃやってたら、吉本が降りてきて、夕食を食べていくよう誘ったもんだから、舞香と一緒に晩御飯食べることに。
(やはり、舞香の行動はすべて吉本の指示であろう)

 ヒヤヒヤの一茂と、浮気相手だという確証を掴みたい佳代子、2人の思惑を知りつつ無邪気にふるまう舞香。
場を完全にコントロールしている吉本は舞香を茂之の誕生会にも誘うのでした。
食後、舞香を送りがてら恋人らしい会話を楽しむ一茂。ご近所なのにねぇ・・・

 塾に行っていることになっている慎一は「吉本荒野」の病室のそばで張り込みを続けていました。
で、母親らしき女性が来たので「吉本雄大」のことを確認。
「あなたが心配なさってるような事は何もありませんよ。
雄大は確かに荒野の兄ですし、この子に代わって教師の道に進んだのも事実です。
もちろん、荒野の事故に一切関係ありません」との答えを得ました。

 んが、帰り際に気になる言葉を。
「気をつけた方がいいですよ。あの男は悪魔ですから」

 ん?自分の息子を悪魔呼ばわり?と思ったら、やはり吉本とこの母親は他人で、連絡を取り合っていました。
慎一へ話した内容は吉本の指示だったようです。

「もう、これで勘弁していただけませんか?息子は罰を受けました。
これ以上私達に関わらないでください」母親
「嫌です。これからも会いにいきますよ。忘れて欲しくありませんし。
僕と息子さんは、共犯なんですから」吉本

 忍成君が普通にいい人の役な訳ないか〜
吉本とベッドの上の荒野が一緒になって、誰かを死に追いやったということなのかちら・・・
荒野の母親に「忘れて欲しくない」と言ったのは、吉本は、その罪を背負って生きていく決意をしているからなんじゃないのかな〜
荒野を見舞うのも、自分の罪を確認するためなんじゃ・・・

 さて、誕生会当日になり、吉本は室内にビデオカメラをセット。
フラの衣装に着替えた佳代子はご近所のみなさんと打ち合わせ中。
一茂も皮ジャンにギターで準備オッケー。
浮かれ気分の茂之は約束の時間になり、みんなを迎えに出ました。クラス全員が来ることになっとるんでね。
んが、視聴者の予想通り、誰も来ない。

 で、解散。
しらけきった室内で、ポップコーンを食べる吉本。
舞香からも来られないとメールがあり、一茂がため息をついたもんだから、きっかけを得た佳代子は暴走。
いつになく強気に携帯を見せろと迫ったもんだから、一茂とケンカに発展。
それを機に、吉本は慎一を2階に連れて行き、設置したビデオカメラに映る二人の様子を鑑賞し始めるのでした。

「何を企んでいるんですか?」慎一
「今日さ、ホントに茂之君のクラスメイト来ると思った?」吉本
「当たり前じゃないですか」
「来る訳ないだろう!友達なんかいないんだから」
「じゃ、何で誕生日会なんて開いたんですか?」
「次のステップに進むためだよ」

 吉本は茂之に帰るようメールを送ると、階下の展開を見守りました。
いつものように一茂が逃げようとすると吉本は茂之のスライドショースタート。
思わず見入る二人でしたが、途中に、この前一茂が舞香を送って行った時の会話を録音したものが流れ
(一茂が大声を出して邪魔したんで佳代子がビンタ張って黙らるという暴挙に)、浮気確定。

 自暴自棄になった佳代子は仕事を理由に家庭を放置してきた一茂へ不満をぶつけ、子育てへの疲れも口にしてしまいました。
「この頃はかわいかった・・・どんなに腹が立っても一瞬の笑顔で、優しさですべて許せた。
でも、大きくなるにつれて、言うこと聞いてくれなくなって、愛することさえも義務に思えてきて、
今ではこの子達が何を考えているのか、まったく分かりません。
理解したいとも思いません。
嫌なんです。
結婚しなければ、子供生まれなければ、私には別の人生が待ってたんじゃないかって・・・
そんな事を思う自分が、たまらなく嫌なんです。
こんな妻になりたくなかった・・・こんな母親になりたくなかった・・・(泣)」佳代子
「すまなかった・・・何もわかってやれなくて。俺が悪かった。子供たちに罪はないから」一茂
「わかってます!今日、今日だけですから・・・(泣)」

 初めて聞いた佳代子の心の叫びに一茂ぽかん・・・謝ってるけど、表面的だぞ。 
で、その一部始終を帰宅した茂之も聞いてしまいました。

「大人だねぇ・・・拍手する吉本。
「だけど、茂之にとっては悲惨な誕生日になっちゃったなぁ・・」
「ふざけんなよ、お前!全部お前のせいだ。アンタが全部ぶっ壊したんだよ!」慎一
「勘違いするな。俺は舞台を用意しただけだ。ここで起きているのは全てリアル。本音だよ。
君だって茂之君を祝うためにここに来た訳ではなかったんだろう?
俺の弱みを捜すために参加したにすぎない。
つまり、君にとっても、茂之なんかどうでもいい存在だったんだよなぁ?」吉本
「違う・・・・」慎一
「だったら、茂之がこういう時、どこに行くか知ってんのか?」吉本
「・・・・・・・・・」慎一
「(腹にパンチ!)親戚の叔父さんの方が、茂之のこと、詳しかったョ〜」吉本

 その頃、雨の中、クラスメイトがいるゲームセンターへ行った茂之は、ついにみんなの本音を聞いちまいました。
ショックを受けた茂之は神社の裏の秘密基地へ。
叔父さんに場所を聞いた慎一も向かいましたョ〜

 秘密基地では吉本が茂之を待っていた。
逃げようとする茂之を捕まえる吉本。

「簡単に友達ができると思ったか?
自分で突き放した家族が変わらぬ愛情を注いてくれると思ったか?
友達が一人もいない。家族からも見放されている。それがお前の現実だ。
悔しいか?だったら、お前が変わるしかないんだよ。
立て!立てよ!
もう泣くな。今日は黙って涙を拭け。
明日になっても涙が出るなら、その時は俺が一緒に泣いてやる。
前に言ったろ。お前の味方だって」

 吉本は茂之を抱きしめました。
「俺がいる。俺がお前を変えてみせる!」吉本

「何だ・・・いい奴じゃん」飛鳥(慎一の彼女)
「これが本当の狙いだったんだ。
茂之を丸裸にして手を差し伸べる。
これで吉本は茂之にとって、絶対的な存在になった」慎一

 これはその通りだと思うけど、吉本が茂之の味方だというのは真実なんじゃないのかな・・
茂之を抱きしめた時の目は本気だったと思う。
でも、吉本が見ている未來と茂之が望んでいる未来は違う。
茂之は、これから何度も吉本に誘導され、痛みと苦しみを味わうんだと思う。
吉本の犬でいる限り、茂之に未来はない。
吉本は、そんな茂之が吉本の言葉に惑わされなくなり、自分の意志で歩き出し、吉本を見捨てる時を待っているのかもしれない。

 翌日、学校を休んだ茂之は秘密基地で吉本と過ごしていました。
そして、吉本のことを探る慎一は『吉本荒野を訴える会』というHPを発見。
そこには「私の家族は吉本荒野に殺された」と書かれていました。

 いや〜このHPも吉本の仕込みじゃないの〜?
吉本の家庭教師のHPのからくりを見抜いた慎一だもの、このHPに行きつくことも予想できたはず。
このHPに誘い込んで、慎一を被害者の会に接触させて、優等生の仮面を剥ぐきっかけを作るとか〜

 一茂と佳代子の夫婦関係もヒビが入った程度で、まだ慎一の前で取り繕おうとしている。
やっぱり完全に破壊しなきゃダメだよね。家族ゲームが終わるまで。
次回の吉本がどう出るか・・・楽しみじゃのう・・・

 第1話 第2話 第4話 第5話 第6話 第7話
 第8話 第9話 第10話(最終話)

sakura
黒いわりには髪型がかわいい吉本。
歩く姿も、なんかぜんまい仕掛けみたいだぞ。
でも、新しい「家族ゲーム」が生まれつつあるような気がする。