嘉郎!私は信じてただら〜嘉郎が世界を救ってくれるって・・・
あのまま何もないまま終わっても、園子温だからな〜って納得したとは思うけど、
なかなか素敵なラストだったじゃないですか〜
ま、未来を知った時点で、嘉郎のいる世界は、また違ってくると思うがな・・川 ̄∠ ̄川 フフフ

 さて、突然、エスパー側に立った発言を始めた紗英(真野恵里菜)にきょとんとする嘉郎(染谷将太)、美由紀(夏帆)、秋山君(神楽坂恵)でしたが・・
教授(安田顕)は、ついに娘が自分の研究を理解してくれたと大喜び。
そして紗英も、悪霊が抜けたかのようにいい娘になり、「お父さん、かっこいい」とまで言って甘えた笑顔を見せるのでした。

 教授は、駅前のパチンコ屋の屋上にあるスペースシャトルを調べるよう秋山君に指示しました。
でも、どう見てもハリボテにしか見えない・・・誰が見てもどこから見てもハリボテにしか見えない・・・
なのに、娘の言葉を信じようとする教授はマスコミを集め、日本中に発表するのでした。

「みなさん、あのスペースシャトルこそが、実はUFOなんだ」教授

「この前、浅見さんが言ったままですよ、教授・・・」嘉郎

「しかし、今から話すことがここにいるエスパー諸君を集結させた本当の理由なんだ。
あの駅前のパチンコ屋USAの屋上のスペースシャトルと見せかけたUFOこそが、
この最終戦争のキーとなる!
君たちもハリウッド映画で見たことがあるように、宇宙人というものは地球から宇宙への帰還を果たそうとする際に、地上から隠れて地下や南米のジャングルの森林とかでUFOを作ってきた。
しかーし!ハリウッド映画で見たように、その計画は失敗に終わった!」
教授

「(゜д゜) 浅見さんが、この前言ったまんま喋っとるに」嘉郎

「帰還を果たそうとした宇宙人の計画は、みな失敗に終わった。
彼らは、この地球の資源を調査し、はるか遠い彼らの星へと調査結果を持ち帰ることが使命だ。
そして、彼らは母船を引き連れて帰って来る。
この地球の資源を奪うために」
教授
「本当のことです。父の言う事に間違いはありません!」紗英

「そのため、UFOを地下深く作ることより、彼らはまさにパチンコ屋の屋上にUFOを作った!
全てを逆手にとったのだ!」
教授
「つまり、密かに作るとバレやすいから!」紗英
「そう!公然と、堂々とやってのけた!
まさかパチンコ屋の屋上に人類最大の凶器があるとは誰も思わない!
思いもよらないってことだ!
あのスペースシャトルが飛び立つ日は近い!
みんなであのスペースシャトルが飛び立つのを阻止しよう!!」
教授

 なんかとんでもないことになってしまいました。
そんな荒唐無稽な事を公共の電波に乗せて言われちゃうと、頭がイカレているとしか見えんに・・・
みんな! エスパーだよ!(1) (ヤングマガジンコミックス)(Where's)THE SILENT MAJORITY?夜間飛行
 絶対にマズイことになる・・・チームエスパーの全員が思った・・・
そして、その予想はもちろん当たりました。

『USAパチンコ屋騒動はマスコミにも大きく取り上げられ、いつのまにか僕たちエスパー全員が笑い者になった・・・』

 
 ちょっと前まであんなに持ち上げてたのにね〜
『超能力開発センター』には閑古鳥が鳴くようになり、
「シーホース」にも心無い者による嘲笑の張り紙が貼られております。
「うううううううーーーーー(´;ω;`)」テルさん(マキタスポーツ)

 馴染だったスマートボールの店にも『エスパー入店禁止』の拒絶の張り紙・・・
道を歩けば、「あの教授とつるんでいたエスパー」ってことで白い目で見られ後ろ指さされる始末。
何より嘉郎自身が、あんなハリボテを宇宙船だと言い張る教授を信じられない。

「もう・・・終わりだぁああーーー!!

うわあああああーーー!!

コレで終わりかあー?!終わりかーー?!」

 嘉郎が絶望している頃、茂木健一郎は西郷隆盛(竹内力)に「あとは頼む」と指令を送っていました。
「よし、わかった。茂木健一郎、そしてパーオ、ついに時は来た。
この西郷隆盛がドンと行くでな!
待っとれ。フハハハハハハ!!
」西郷
目がピカーー!と光っとります・・・・

「コレで終わりだぁああーー!

おしまいだあーーーー!!

世界なんて救えんにいいいーー!!

うあああああああああ〜〜〜!!」
嘉郎
 歓喜と絶望・・・嘉郎は、まさに青春を生きております。

 さて・・・不遇の日々を送っているテルさんの元にアルバイト希望の学生さんが二人やって来ました。
西郷隆盛とパーオさん(栗原類)デス。

「反省してんです・・・」パーオ
「でも、アンタ、怪しいじゃん・・」テルさん
「働かせてくださいっ・・・!」パーオ
怪しさは消せないし、西郷さんも年齢不詳だけど、人手不足の折、テルさんは二人を雇うことにしました。

 さて・・・世間のエスパーへの風当たりはますます厳しくなり、超能力開発センターの扉には誹謗中傷の張り紙が貼られ、窓ガラスを割るなどの狼藉も見られるように・・・
でも、受難を共に乗り越えたことで教授、秋山君、紗英に「家族」としての絆が生まれたようです。
(なんか、ホワイト紗英には、全く馴染めんが・・・( ̄~ ̄;) )

 そんな3人が和やかに食事をしている場に西郷どんとパーオが現れ、紗英が「万能エスパー」であると告げましたぞ。
「顔をあげて。万能エスパー紗英。そなたは正しい」パオ
「第一級戦闘エスパー紗英、ここは忍耐の時じゃ」西郷
「汝と同じ力を持つ、あの嘉郎を目覚めさせるには必要な過程なのです」パオ
「紗英・・・紗英がエスパー・・・」教授
「オナニーしたの・・・あの夜。お父さん・・」紗英

 二人は3人に術をかけると時間を止めてしまいました。
「目を覚ませえーーー」西郷どん
この時にこの3人にも未来を見せたのかしら・・・

 キリスト教に疎い私のために、嘉郎の高校の先生がちょこっと教えてくれましたぞ〜
どうやら、茂木先生を連れたわんこと西郷どんとパーオは、イエス降誕を予知した「東方の三博士」的な存在だったらしい。
嘉郎を目覚めさせるために、いろいろやってたんだ〜
敵対するアレじゃなかったのね。

 西郷とパオは「シーホース」に来た嘉郎にメッセージを囁き、目覚めを誘っておりますョ〜
「嘉郎君・・・脳みそ、シーホース、海馬」パオ
「はあ?」嘉郎
「脳みそを使う時がやってくる!」パオ
「なに言っとるだ・・・」嘉郎
「こめかみを3回、鐘を打つように打て。ワンワンワンとつぶやきながら。わかったのう?!」西郷
「ワンワンワン!」わんこ

 『全ては唐突に終わる。人生はいつだってそうだ。道を歩きながら、嫌な予感がしとった』

 教授たちは東京へ帰ることにしました。
3人は清々しい笑顔で嘉郎に挨拶をして、去っていきました。
「じゃあ・・また、いつか」紗英

 『唐突すぎる。ちょっと・・・簡単すぎない?』

 教授がいなくなり・・・エスパーのみなさんは、季節の終わりを感じていました。
久々に「シーホース」に集合するも、何かしらじらしい。
テルさんは「TENGA卒業」を宣言・・・
『人生が転がり出す時は、いつだってシンプル・・・』
決断の時が来たようです。

「決めりん」美由紀
「誰が?」テルさん
「アンタが決めりん」美由紀
「んぁ・・?」嘉郎
「結局、ここまでおっきくしたのはアンタだに」美由紀
「そうだに!」テル
「決めりん・・・」矢部(柾木玲弥)
「解散するか、しんか・・・それしかないじゃん」美由紀
「・・・・・・じゃあ、取りあえず・・・解散すっかぁ・・・解散しよう!
解散だて!だって、そうだら!あんなハリボテに宇宙人が何人も乗り込んで星に帰るだに。もうアホらしいワ!
(もう浅見さんもおらんだで、関係ないに!)」嘉郎

「そんなものなのか・・・?「世界」って・・・」美由紀
「よし、終わり終わり・・・」テルさん
「だな!嘉郎、また学校でな」榎本
「・・・・・帰るわ」矢部
「見損なったわ。そんなもんだったのかん。嘉郎の気持ち!
はぁ〜ついてった私がバカだったわ・・てか、もともとエスパーが世界を救うって笑えるよなぁ!
あたしもバカだったワ。な?」美由紀
「え?」嘉郎
「な・・・・・」美由紀
「・・・・・・」嘉郎
「んじゃあな!」美由紀

 チーム・エスパー解散!
嘉郎の決断に失望した西郷どんとパオも店を辞めていってしまいました。
「寂しくなるやぁ・・・よっちゃん・・終わったに、全部」テルさん
「・・・・・・・・」嘉郎
『すべてはその日、終わった』
石崎ひゅーいさんの「夜間飛行」が流れ、「終った」感を強く印象づけております・・・・(-公- ll)

 それから1年が過ぎ、嘉郎達はエスパーになる前の生活に戻っていました。
『浅見さん・・・・もう遠い過去みたいだ・・・』
教授たちが東京へ帰ってからは、彼らとの通信は一切なくなった。

『これでいい。これでいいんだと僕は思うんだ。これでいい。
元々、すべては夢、幻・・・
今思えば、世界を救うなんて戯言を少しでも真剣に考えていた自分に、ふと笑ってしまう・・・
高校三年生、愛知県東三河の片隅に生きる18歳の鴨川嘉郎がこの世界を救える訳がない』


 超能力は少しづつパワーダウンしていき、嘉郎はエスパーだった日々を忘れていきつつあった。
かつての仲間、矢部とも交流はなくなった。
テルさんも、いまや、普通の喫茶店のオッサンだった。
連絡が途絶えたけど石崎(鈴之助)もエスパー能力を封印して働いているらしい。
榎本はマラソン大会で優勝し、普通に高校生として栄誉を手にした。
美由紀も普通の女子高生に戻り、男友達とつるんでは楽しくやっているらしい。
そして嘉郎には、もはや美由紀の心の声が聞こえない・・・

『以前、一度だけ誰もいない廊下で美由紀ちゃんとすれ違った。二人だけだった。
やはり心の声は聞こえなかった。
美由紀ちゃんはどうなんだろう・・?まだ超能力があるのだろうか・・・
僕は立ち止まり、それを聞こうとした。
そしたら、彼女も立ち止まり・・・彼女が首を振った・・・』

「もうお互い、普通の高校生だね」美由紀
『彼女はそう言って、去って行った・・・・』

『みんなでエスパーなんて言って、毎日集まってわいわい言っていた時代は終わった。
さよならエスパー。さよなら美由紀ちゃん。さよなら浅見さん。さよなら・・・みんな。
でも、すべてはいい思い出。青春の苦い思い出。そう、誰もが持っている苦い思い出』


 エンドクレジットが流れ・・・仰げば尊しとともに回想が始まり・・・
このまま、詩的で切ない感じで終わるのかしら・・・と思い始めた頃・・・それは始まった!

 眠っているテルさんが、エロくないもの、あのパチンコ屋のスペースシャトルの小型のもんを飛ばしていた・・・
それをぼんやり見ていた嘉郎の脳に突然、メッセージが舞い降りた!
『ASU(あす)、USA(うさ)が・・・』
「明日、うさが?!」嘉郎

 翌日・・・東三河の上空を、あのスペースシャトルが飛び、次々とUFOが行き交い、のどかな風景を破壊し始めたのさ〜
「・・・・・・・・うっ・・・うっ・・・(泣)・・何だん・・・
あ・・・ああああああーーーー!!


僕が世界を救うーーーーー!!

みんなーーーエスパーだよーー!

浅見さあ〜ん!美由紀ちゃん!

全員集合ーー!!

早くしんと、世界があーー!!


 TVでは、巨大USA(うさ)ロボットが町で暴れている様子を中継しております。
時は来た!
長い時間をかけて送られていたメッセージがすべて繋がり、ついに嘉郎は目覚めました!
「ASU(あす)・・・・USA(うさ)が・・・・ユーエスエーじゃなかったんだ!
のうあるたか・・・!脳みそ!こめかみ?!」
嘉郎はこめかみを叩きながら「ワンワンワン!」と叫びました。
すると目がピカーーっとなり、光線が発射されUFOが撃ち落されましたぞ。

 嘉郎は「ワンワンワン!」と唱えながら、次々とUSAを倒していきました。
そこに西郷どんとパオが現れましたョ〜

「嘉郎君!茂木健一郎と犬は、すでに駅前に集合しとう。
もちろん、エスパー全員がそこに集合しとう」西郷
「時は来た。嘉郎君」パオ
「鴨川嘉郎、18歳。第一級完全エスパーよ。やっと目を覚ましたなぁ・・」西郷
「・・・・僕は・・今まで教授も浅見さんも疑がっとった・・・(´;Д;`)」嘉郎
「時は満ちた。もういい」パオ
「今から、おまはんは1年前のあの日に戻る。
その時、同じ過ちを繰り返すな!」西郷
「じゃあ、当日にまた会おう」パオ

 あの日に戻った嘉郎は・・・・
「解散しない。
ほいで、教授と秋山さんと浅見さんの言う通りついていくで。
これからが本当の戦いじゃん!しっかりしりん!」嘉郎
「第一級完全エスパー誕生だ!」教授
「浅見さん・・」嘉郎
「鴨川君!」浅見さん
「よし!みんな!エスパーだよ!!」嘉郎
「おうーーーー!!」

 いや〜おもしろかったね〜!!
もっとシュールだったり、それこそ唐突に終わるのかと思ったら、意外と(オイオイ)きちんとした最終回だったぞ。
このドラマは今季一番好きだったな〜
昭和の懐かしいハレンチな香りと、いい感じに効かされたさわやかな毒。
それが何とも気持ちよくて、毎回ムフフと笑いながら見ていましたョ〜

 ひとつのドラマで監督と脚本家が何人かいると、違和感を感じるドラマもありますが、
このドラマは個性をしっかり見せながらも世界観は統一されていて、飽きさせない作りになっていたと思います。
キャストのみなさんのキュートでパンチの効いた魅力さく裂でしたわ〜
そして、そのキャラクターをさらに深いものにしてくれたのが東三河弁でした。
もっと、東三河の言葉を聞いていたかったに。

 オープニングの高橋優君の「(Where's) THE SILENT MAJORITY?」、
エンディングの石崎ひゅーいさんの「夜間飛行」、どちらもこのドラマにぴったりでした。
連ドラの楽しさを満喫させてもらいましたョ〜
スタッフとキャストの皆さん、ありがとうございました( ^Θ^)ノノ

 第1話 なんで僕に超能力だん?バス停の風、大作戦!
 第2話 心の声を聞け!ラブホから救出せよ、大作戦!
 第3話 裸でダイブ?携帯電話を奪還せよ、大作戦!
 第4話 世界は黒かピンクでできている、大作戦!
 第5話 まさかの大号泣!? 母の思いを感じとれ、大作戦!
 第6話 エスパー抗争勃発 ? 縛られたあの娘を救え、大作戦!
 第7話 禁断のコーヒー !? ”セクシー女”大量生産を止めろ、大作戦!
 第8話 真実の愛 ? 奪われたエロの灯を消すな、大作戦!
 第9話 100万回の告白 !? 目覚めのキス、大作戦!
 第10話 【最終章・序】 モーニングコーヒーはあなたと!
 第11話 【最終章・破】 時は来た!善と悪の最終決戦・・・チームエスパー解散!?

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石崎 ひゅーいさん、生徒の役で出てたよね?( *^皿^)