さぁ、待ってた人がいるのかいないのか、よくわからんけど、変人コンビが活躍する刑事ドラマが帰ってきましたョ〜
って、トトリって大学に戻ったんじゃなかったっけ?って思ってシーズン1の最終回確認してみたら、元同僚に協力しただけか。
トトリは心置きなく実験ができる「刑事」って仕事に興味が尽きないようで、辞める気はなさそうです。
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 オープニングは刑事ドラマの終盤にありがちな犯人チームと刑事達との撃ちあいシーンから。
形勢不利と見たベテラン刑事はつぶやくのでした。
「あの二人さえ来てくれれば!」

 そこに扉を蹴破って、あの二人(トトリと安永的な?)が登場!
「来たぞう!!」ベテラン
「待たせたな」トトリ
銃をぶっぱなす待たれていた刑事・・・

 あれ?トトリ(三上博史)と安永(高橋光臣)って、こんな武闘派だっけか?( ̄ー ̄?)と思ってたら、これはドラマ。
興奮しながらラーメンを手にしTV見上げる安永と・・・・
「刑事になって1年、このような場面に出くわすことはありませんでした」と冷静に感想を述べるトトリ・・・
相変わらずのお二人さんのようです。

 昼飯のラーメンを食べ始めた二人の元に三船(笹野高史)が飛び込んできました。
「オイ!事件だ!」

 あ〜〜ラーメン食べ始めの中断はキツイ・・・
カップ麺も食べようとした時に電話なんてかかってきても、わたしゃ無視するよ。

 大事件ですよ!
三船が冷蔵庫に入れておいた一口しか飲んでいないペットボトルのお茶が半分になっていた!
しかも、ちゃんと蓋に「三」と名前を記入していたのに!
捜査一課にモラルはないのでしょうか〜?

 「では、実験してみましょう」トトリ
トトリは「E」と描いた紙を安永と三船に見せ、何と読むか答えさせました。
「E・・・」安永・三船
その後、捜査一課の皆さんに見せてみると・・・
「山!」
「えっ?なんで?なんで?」安永

 視聴者はとっくにお見通しだよ!
見る方向によって違って見える文字がある。
三船さんの「三」も川中(高橋愛)の「川」に見えたため、彼女が飲んでいたことが判明。

 事件は解決。
「あ〜飲んじゃったよ〜!最悪!おえっ・・」川中
犯人の川中が傷を負って終わりました。
「さすがだなぁ!トトリ。おかげで事件解決だ!」三船
「・・・・やっぱり地味だぁ・・・」安永

 これでこそ、「実験刑事トトリ」さ〜!はじまりはじまり〜♪
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 この刑事ドラマは「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」みたいに「倒叙スタイル」で展開するため、まず犯人が殺人に至った背景とその瞬間が描かれます。
今回の犯人は「メガネ会計ばばあ」こと木野花さんですョ〜。
すぐにそのイメージは消えるけどね。

 木野花さんは世界的な女性建築家・久保美千代。
優秀な建築家・内藤(丸山智己)とペアを組むようになってから、その評価はさらに高まり地位を不動のものとしていました。
久保は、その内藤から、突然独立切り出されショックを受ける。
しかも自分のところのアシスタント有香(大和田美帆)と結婚すると言うのさ〜
独立を認めたけど、内藤がいなくなったあとの穴は精神的にも実利的にもデカかった。
やり手の有香は、久保のクライアントを次々と奪い取っていったのよ。
有香に殺意を抱いた久保は計画を練り、実行する。

 決行日は海外出張に出た内藤が帰る前日。
久保は結婚のお祝いの品を渡したいと有香に連絡。
4時にクライアントと事務所で会う約束があるため3時からアリバイ作りスタート。
クライアントに見せるはずの模型がほとんどできていないことをアシスタントにアピール。
集中したいからと言って(「刑事コロンボ」でもよく聞く言葉だぞ)部屋に入らないよう命じる。
アシスタントが消えると、音楽のボリュームを上げ、上に着ていたジャケットとスカートを脱ぎ、
動きやすいキャッツアイスタイル(嘘)に帽子をかぶり、部屋の窓からそっと出て、自転車で有香の元へ。

 迎えてくれた有香を背後から襲おうとじわりじわりと近づいていく冷たい目の久保。
ところが、ここでアクシデント発生。
近所に救急車が来て、やじ馬が集まってきたのさ〜
でも、早いとこやっちまわないと時間がない。

 後ろ手にハンマーを握っている久保が機会を狙っているとこで画面は切り替わります。
力のない女性が殺人を行う場合、薬物とかが多いのかもしれないけど、紐で絞殺でもなくハンマーを選んだとこに有香への強い憎しみを感じるわね〜

 終えたのは3時25分。
強盗の仕業に見せるため、室内を荒らし、貴重品を袋に入れて持ち去る(ブツはその後川に捨てた)。
自転車でダッシュしてヨレヨレで事務所の自分の部屋に戻ったのが3時50分。
3時の時点では大きな箱が2個だけだった模型が4時には複層的に完成。
アシスタントに撮影を頼んでアリバイ完成。

 翌日、有香殺害現場に向かうトトリと安永の姿が・・・
相変わらず、運転をまかせっぱなしの先輩・安永に謝るトトリですが・・・
「刑事としてトトリ君にはすっかり差をつけられてしまって・・・もう俺にできるのは運転ぐらいです」安永
「そんな事言わないでください。尊敬する先輩なんですから」トトリ
「そうですか・・(´〜`ヾ) トトリ君がそんな事言ってくれるなんて・・」
「あ、そこ右です」
「はい」

 人当りはいいが、先輩を使う事に躊躇しないトトリなのです。
犯行時刻は携帯電話の通話記録から3時頃と特定されました。
発見したのは出張から戻った内藤。
「あれ?!どこかでお会いしませんでした?」安永
「・・・いえ」内藤

 トトリは冷蔵庫の中にあった菓子店の箱に注目。
中にはケーキが2個入っとる。
さらにテーブルの上に残されていた高級時計に着目。
物取りなのに、なぜこの時計を見逃したのか・・・

 二人は久保の事務所を訪ねましたョ〜
「あれ?どこかでお会いしてません?」安永
「いいえ」久保

 事務所内に特に親しい者はいないけど、会話から有香の男関係が派手だったこと、彼女が卵アレルギーだったためケーキ類は口にしていなかったという情報を得ました。
トトリは現場の台所にはティーカップが二人分用意されていたことから、有香がお客さんを迎える準備をしており、強盗殺人はその人物の見せかけかもしれないと久保の前で話し、ビビらせました。

 安永の見立ては有香の結婚を知った元彼の怨恨殺人説。
トトリはそんな相手を家で丁寧に迎える訳ないし、遺体の様子から相当争った跡があるのに現場の叫び声が近所の人達には全く聞こえなかったのもおかしいと反論。

 って、白衣を着て実験中のように見えながら晩飯の餃子を作っているトトリ・・・
そろそろ帰ってと頼むトトリに安永はDVDを見せました。
前シーズンにもちょいちょい出てきたマコリン(栗山千明)の新番組『マコリンのリーダーはYOUだ!』ですョ。
そこにはゲストの久保と内藤が映っていました。
安永が会ったことがあると思ったのはこの番組のせいでした。
「その謎には興味がありません!」トトリ

 久保は警察が有香の浮気相手を洗っていることを知ると、有香の元恋人を名乗り罪を告白する手紙を内藤に送りました。
それを確認したトトリは久保の元へ。
彼女が内藤に事務所に戻って来るようアプローチしていることを知りましたぞ。

 内藤の才能を埋もれさせたくないと話す久保でしたが、トトリは彼女が女性として内藤を愛していることに気づいておりました。
内藤が事務所を出たことで仕事が激減したんだから、恨むなら内藤かとも思うんだけど、怒りはすべて有香にむけられたもんね。
三角関係で女性が殺すのはたいてい恋人ではなく奪った女性・・・

 そして、今回この手紙を久保が送ったのは、亡くなっても尚、有香のことを深く愛している内藤の姿に嫉妬したから。
捜査をかく乱したいというアレもあったけど、一番は内藤の中にある有香のイメージを汚してやりたいという思いからだと思ふ。

「久保さんを調べましょう。恐らく、犯人はあの方です」トトリ
殺害現場で手を付けられず残っていた高級時計は久保と内藤が賞を取った時の記念品だったらしい。
同じものが久保の部屋にあったのをトトリは見逃しませんでした。
久保のアリバイを崩すために、トトリは建築模型作りを始めましたぞ。

 って、作るのはもちろん安永。
「先輩は手先が器用なので
10分で久保が完成させたものと同じものを作ってみろってよ。
どんなドラマでも凡人は天才にこき使われるものなのです。
そして、どの天才もやらせておいて放置後、忘れてしまうというお約束が・・・

 安永の模型作りは暗礁に乗り上げております。
でも、トトリは安永の後ろにいた三船、その後ろにいた川中を見て
3時の時点で大きな箱2個しかできていなかった模型の中にはたくさんの箱が隠されていたことに気づきました。
それを取り出し、ぱぱっと重ねるのは10分もかからない。
流線型が特徴である久保の設計が今回に限り立方形だった事にも納得。

 「あなた、有香さんを殺害しましたよね」
トトリは模型のトリックを久保の前で証明し、彼女のアリバイが崩れたことを伝えました。
でも、殺害現場で有香さんの声が全く聞こえなかったという謎だけは解明できていなかった。
「その謎が解けた時、お迎えにあがります」

 まるっきりトトリの助手の立ち位置で、トトリが何か言うたびに「???」となっている安永がかわいい。
「古畑任三郎」の今泉はすっとんきょうな発言で無意識に推理を助けるきっかけを作るけど、安永はホント、ただ居るだけ( ̄w ̄)ぷっ
ある意味新しいぞ。

 その後、トトリと安永は特に防音設備はしていないという内藤の家で叫び声が聞こえるかどうか実験。
トトリから有香の叫び声を聞いた者がいないと聞かされた内藤には犯人がわかったようです。
実はこの家の真ん中には隠し部屋が作ってあったのさ〜
それを知っているのは設計した内藤と久保だけ。

 そして家の外側を見ていたトトリもそのことに気づきました。
本当の犯行現場もわかったし、動機もわかった。
久保を迎えに行く時が来たようです。

 んが、その頃、犯行に気づいた内藤が久保を殺そうとしていた!
そこにトトリ達が到着。
安永が体当たりで窓ガラスを割って家に侵入!(安永、役に立ってる!)
隠し部屋で久保の首を絞めている内藤を確保しました。

「この家に隠し部屋があると知っていたのは有香さん、内藤さん、そして久保さんの三人だけ。
つまり、有香さんを殺したのはあなたしかありえないんです。
犯人はあなたですね」トトリ
「・・・・はい」久保
「どうしてこんなことを・・・・そんなに俺が独立するのが許せなかったんですか!
あなたなら、俺なんかいなくても十分やっていけるはずだ・・・」内藤
「・・・・・・・・」久保
「こんなことまでしなくても・・・!」内藤

「あなたを犯人だと確信した時、僕はこう思ってました。
長年のパートナーである内藤さんを奪い、あなたの仕事をも奪おうとした有香さんに対する怒りから、彼女を殺めてしまったんだと。でも・・・それは少し、違ったようです・・
あなたにとって、内藤さんの代わりはいなかった。違いますか?」トトリ
「・・・・・・うっ・・・・(涙」久保

 久保自身ですら気づかなかった押し隠してきた内藤への思い・・・
伝えられず鬱屈し殺意に転じてしまったその思いをトトリは内藤に伝えました。
「あなたを失いたくなかった!ずっとそばにいてほしかった!」
「・・・・・・・!」内藤
「仕事上のパートナーとしてだけではなく」
「・・・・・・・」内藤
「誤解しないで。私は自分が上に行くために内藤君の才能を利用しただけ。ただそれだけなの」
久保は、抜け殻のようになった内藤をまっすぐに見つめてつぶやきました。

 真実を受け入れることは久保のプライドが許さなかった・・・
事件の虚しさと残された者の深い悲しみだけが残りました。

「派手な世界も善し悪しですね〜やっぱ〜俺は地味でも穏やかな方がいいな〜」吉永
「ふっ・・・でも先輩が窓ガラスを割って行った時はとても派手でしたよ」トトリ
「そんなことやったのか?!」三船
「ええ、まぁ・・」安永
「体を張ったあの行動で久保さんは救われた訳ですから。さすがです」トトリ
「いえいえ、当然のことをしたまでです。俺は市民を守るために刑事になった訳ですから」

 そんな安永に朗報が!
あのマコリンが一日署長になるんだって〜
安永大喜び。でもトトリは困り顔。どうやら、マコリンとトトリは何か関係があるようです。
来週、わかるのかしら〜?楽しみ♪

 特別な興奮はないけれど、なぜか見たくなるドラマです。
登場人物が少ないのも、すっきりしていいていいね。
淡々と繰り広げられる事件をこちらも淡々と確認する感じ。
毎週感想が書けるかどうかわからないけど、視聴決定です。

 第3回 偽りの断崖〜写真家のしかけたわな
 第4回 ビリヤードが終わったあとに
 第5回 秘密〜ある小説家の死について
 最終回 学園がけがされる時

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