さて、前回はかなりの苦戦を強いられたトトリでしたが、今回はいつものペースで犯人を追いつめましたぞ。
って、先週、どうみても親しい関係なのに「初めまして」と白々しく挨拶しあっていたマコリン(栗山千明)とトトリ(三上博史)は兄弟であることが判明。
ま、恋人とは思えないから、視聴者にはわかっていたわよね。
一ファンとタレントという関係から、(一応)いろいろお世話をした先輩と後輩の妹という関係になった安永(高橋光臣)とマコリン・・・
恋人になれるチャンスは0%から10%ぐらいには高まったかな〜?
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 さて、今回の犯人は写真家の大坪知里(横山めぐみ)。
彼女は写真を盗用した件で元カメラマンを目指していた桃井から恐喝されていた。
彼が写真界と縁を切るという約束で定期的に金を渡していたんだけど、再度カメラマンの夢にチャレンジすると聞き、殺す決意をしたのさ〜

 殺害当日、写真家の夢を諦めさせるための1億円を用意したと自分のスタジオのオフィスに15時頃彼を呼び出しておく。
撮影の休憩タイムに部屋に戻って、彼の頭を石で殴打して殺害(コレ、毛布か何かかぶせないと血が飛び散ると思うが〜)。
彼のカメラを使って事前に自分で撮影しておいた風景写真を撮り、彼が15時頃撮影中に亡くなったと偽装。
この間10分。
仕事終了後に彼の車に死体を乗せて移動。カメラを首にかけて崖の上から落とし事故死を演出した。

 でも、知里はいくつかのミスを犯した。
ひとつは、殺害後の撮影開始の時、手が震えていたため、いつもは使わない三脚を使用したこと。
そして、遺体を運んだ彼の車、使用後に座席の位置は戻しておいたけど、バックミラーの向きを直し忘れたこと。
桃井が普段メガネ使用者で車内にメガネを置きっぱだったことに気づかなかったこと。
トトリにたくさんのヒントを与えてしまいました。

 現場検証後、すぐに実験開始。
桃井と同じ身長178cm前後の警察官を集め、座席に座った状態でバックミラーが見られるか確認させました。
全員、後ろが見えなかったことから、車を運転していたのは桃井以外の可能性があることを証明しましたョ〜。
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 桃井の部屋に行ったトトリと安永は、収入と吊りあわない立派な写真スタジオがあることに驚きました。
そして、職場のスーパーの同僚からの聞き込みで、最近、桃井がスーパーを辞めてカメラマンとしてやっていこうと決意していたことを知りました。

 桃井が持っていた名刺から、トトリたちは知里の元へ。
名刺はいろんな人に配っているから桃井の事は憶えていないとシラばっくれた知里でしたが、またしてもミスを。
「桃井弘実」という性別のわかりにくい名前を聞いただけで「そういう男の方は知り合いには(いない)」と答えちゃいました。
きっちり計画したようでも、いろいろ穴があるよ。
「はぁ〜何も収穫なしか・・・」とボヤいている安永とは反対にトトリはいろいろ掴んだようです。

 トトリ達は知里の息子で写真家を目指している努(泉澤祐希)の個展を訪ねました。
努は写真学校で桃井と同級生だったそうな。
知里の名前を出すと途端に機嫌が悪くなりましたぞ。
離婚後、知里と努との関係は悪化するばかりで、家に居てもほとんど会話はない状態だったのさ〜。

 努と桃井は特別親しくもなかったんだけど、桃井はレンズに拘っていたためオートフォーカスは絶対に使わなかったとこと、そして目が悪い桃井は授業や撮影時にはメガネをかけていたという情報を得ました。
「先輩、実験しましょう!」トトリ

 捜査一課・そして出入りの業者のみなさんの中からメガネさんを選出、メガネなしの状態で写真を撮ってもらいました。
もちろん、見えないからピントが合わないぼんやりした安永の生写真が何枚かできあがったぞ。
桃井が事件当時撮っていた写真はメガネをかけなかったにも関わらず、ぴったりピントが合っていた。
桃井のメガネは視力0.3以下用。
そして、メガネをはずしていたにも関わらず、カメラの視力調整設定は1.5になっていた。
写真を撮ったのは別の人間である可能性がある。

 トトリは知里を犯人に絞り、検証し始めましたぞ。
桃井の死亡推定時刻15時頃、知里は撮影中でしたが、セット替えのため10分の休憩があった。
廊下がガラス張りのため、オフィスは丸見え。
でも、オフィスにはいなかったことをアシスタントたちは確認していた。
桃井が15時に撮影していたと思われる写真のトリックが分かれば解決なんだけど〜
カメラの日時設定は変えてないし〜
そもそも知里が桃井を殺す理由がわからない。

 再び桃井の部屋を調べたトトリたちは、桃井が作品の中に必ず桃を入れていたことに気づきました。
そして、雑誌の付箋が付いていた「新人フォトコンクール」受賞作品・「桃のある風景」というページの撮影者名が破り取られていました。

 トトリはカメラに興味を持った体で知里に撮影方法などを教授してもらっていますョ〜

「先生!写真というのはどこまで差が出るものなんでしょうか?
例えば、何人かが同じ場所で同じ物体の撮影をした場合、同じ写真になってしまうのでは?」トトリ
「映るものは同じでもレンズや構図にその人らしさが出るのは確かね」知里
「だとすると、写真からそれを撮った人物が特定できるということですか?」
「まぁ・・名前のあるカメラマンの写真だったらわかるんじゃない?」
「では、無名のカメラマンであれば、他の人物が自分名義で発表してもわからない?」
「・・・・・・ものによるでしょうけど」

 ここで、事件当時、知里が三脚を使った理由を尋ね、手が震えて三脚を使わざるを得なかったのでは?と追い込みました。
「何故手が震えるのよ?」知里
「桃井さんを殺した直後だったから」トトリ
「私を疑ってるの?」
「ええ」

 トトリは署内で知里がどうやってオフィスで殺人を決行できたのか頭を悩ませております。
いちおう三船(笹野高史)も一緒に考えてみるけど、何も浮かばん。
そこに安永がやった感を漂わせて現れました。
「お二人さん、実験です」

 言ってみたかったのね〜
今回、トトリが「刑事部長賞」もらっちゃったもんだから、先輩としてかなり焦っているのよ〜

 安永は廊下の写真を撮って拡大しガラス窓に貼っておりました。
「部屋の景色に見えますか?」安永
「いいえ。全く」トトリ
「・・・・・・・う〜ん・・・(一応気を使っている)」三船
「えっ?え?」安永
「もしかして、寝ないでこれを?」三船
「引き延ばした写真を貼りつけて、部屋を無人に見せられれば、オフィスで殺害可能・・・かと・・・」安永
「う〜ん・・・二次元だってバレちまうよ〜」三船
「立体視差がないからです。
窓の外の景色は見る人が横に移動すると角度が変わって見えます。
しかし、貼った写真は全く動かない。故に不自然さが生まれてしまう」トトリ

 冷静に分析され恥ずかしくなっちゃった安永は慌てて、貼ったものを剥しましたぞ。
「ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァ・・!!」安永
「お前が手柄立てる瞬間、拝めると思ったのにな〜」三船

 これがヒントになったのかどうかわからんが・・・
その後、立体パネルのマコリンがガラスに張り付いていたのを見て、トトリ、ひらめきましたぞ。

 トトリは努の個展を見に来ていたのに努に会わずに帰ろうとしていた知里を待ち伏せて言いました。
「あなたはタコのような方ですね」
「・・・・・・?」
「では」

 ど、どういう意味?( ・◇・)?
自分の手を食べるとかそういうこと??

 絵も完成したし、ついに犯人との最後の対決の時が来ました。
スタジオで撮影中の知里はイライラモード全開。
写真を見て欲しいと現れたしつこいトトリにキレて、怒鳴っちまいました。

「大坪知里さん、桃井弘実さん殺害の件で逮捕しに参りました」トトリ
トトリは事件当日の知里の行動と写真のトリックを説明しましたぞ。
オフィスに知里の姿が見えなかったのは、鏡を窓に対して斜めに置き、90度横の空間を映して見せていたから。アシスタントたちは鏡に映ったものを見ていたのさ〜
知里は鏡に映ることを計算して、部屋の中の小物を移動することも忘れませんでした。
犯行は鏡の後ろ側で行われていた。
鑑識が入れば、桃井の血液反応が出て、それが証拠になるはず。

 そこにトトリからよばれた努が入ってきました。
「母さん・・・ホントなのかよ・・・?」
「アンタには関係のないことよ」知里

 知里は盗作の件で桃井に脅迫されていた。
でも、それは自分ではなく息子の努のことだった。
名前が破り取られていた作品の受賞者は坪井努でした。

「この桃井さんの作品を努さんが盗作したことで、あなたは桃井さんからゆすられ、その結果殺害に及んだ。違いますか?」
「盗作なんかじゃない。それは努の作品なの!」知里
「俺は・・・」努
アンタは黙ってなさい!!」
刑事さん、桃井を殺したのは私よ。素直に罪を償うわ。それでいいでしょう?!
この写真はこの子が撮ったものなの!今回の事件には何も関係ない!
それに、桃が映ってるからって何だって言うの?
桃なんて桃井じゃなくても撮れるでしょう?!」

 ところが努がその写真を撮ることは不可能だった。
写真の中には金管日食が写っていた。
金管日食のあった日、努はオーストラリアに行っており、そこでは金管日食は見られなかったはずなのさ〜
努はどうしても賞が欲しくて、桃井が捨てたフィルムを使ったと白状しました。

「バカね、あんた・・・
個展の写真、悪くないじゃない。
あれだけいい写真が撮れるなら、自分の力だけで勝負すれば良かったのに」知里
「見てくれてたんだ・・・母さん・・・ごめん。俺のために・・・ごめんなさい」努
「私のためにやったのよ!息子に盗作なんかされたら、私の名前に傷が付くでしょ!
だから、アンタが気にするのは、筋違いなの」

 努の泣き声が響く中、堂々と笑顔を作る知里。
「行きましょう」
「ええ」トトリ

 あまりにも悲しい、悲しすぎる母の愛でした。
でも、盗作を知った時点で、知里と努が、その過ちを受け入れ話し合っていたら、こんな悲劇に発展しなかったでしょう。
トトリが知里を「タコのよう」と言ったのは、その生態を知っているが故でした。
「タコの雌は海中で卵を産み付けた後は、孵化するまで自らの口でその卵に新鮮な水を吹きかけ、酸素を送り続けるんです。
そして、孵化を見届けると、息絶えてしまう。
そんなタコのように、あなたも強い母性の持ち主だと」

 クールで一切情を見せない知里の押し隠してきた息子への思いを見抜いたトトリ・・・
その洞察力がなければ事件は解決できなかったでしょう。
今回もトトリのお手柄でした。

「近くに偉大な人がいるって、幸せだけど苦しいことでもあるんですよね・・・
俺はトトリ君みたいにはなれませんから。
俺は俺で地道にやっていくしかないのかな・・」安永
「・・・・・俺からすると、お前がいることでトトリ君は才能を発揮できてると・・・いうところもあると・・あーーー」三船
「少しは・・俺の〜おか・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ・・・・」

 どうだろうね〜
何百分の一ぐらいはおかげもあるかも〜
でも、ひがんだりすねたりしないのが安永のいい所よ。
今に、でっかい白星掴めるさ!
来週はマコリンのストーカー事件に貢献できるのかにゃ?
ファイト!安永ヾ( ̄^ ̄ゞ)( 尸 ̄ー ̄)尸

 第1回 罪深き建築家の肖像〜実験刑事ふたたび
 第4回 ビリヤードが終わったあとに
 第5回 秘密〜ある小説家の死について
 最終回 学園がけがされる時

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トトリのファッションが好みなのよね〜(* ̄┏Д┓ ̄*) ポッ
そこにメガネもプラスされて、三上さんの好感度急上昇中。
しゃれた音楽と共に、このドラマに癒されてますわ〜