うぇ〜ん(´;Д;`) ついに終わっちゃった〜!
でも、わたしゃ、シーズン3があるって信じてますよぉ〜
だってトトリと安永先輩の新しい絆が感じられるラストだったもんね。
これから、このコンビはますますおもしろくなっていくはず。
来年の春ぐらいにどうかしら・・?
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 さて、今回の犯人は私立恵成学園の理事長・亜希子(岸本加世子)。
出版社との長年の黒い付き合いを非難し理事会に訴えると言ってきた教師・香織(吉田羊)を初等科の合唱部の合宿訓練を利用して殺害しました。
園内の森の中に北と南ふたつの棟があり、子供達と香織はそこで合宿をしていたのよ〜
二つの棟の距離は徒歩で10分ぐらい。
まるっきり同じ作りで目印は玄関に飾ってあるかぼちゃのランタン。北棟の顔は笑っており、南棟のは怒っている。

 仕込みは殺害前日に始まっていました。
合宿最後の夜の「お疲れさんパーティ」で子供達をサプライズで驚かせようと提案した亜希子は
当日、香織をおばけ(ハロウフィン的な洋風おばけね)に扮装させ森の中から子供達のいる棟を覗かせました。
すぐに子供達の一人、連が気づいて騒ぎ出しました。

 そして夜になり、子供達と亜希子は北棟で練習、香織は南棟でパーティの準備に出かけました(18時半)。
その後、亜希子は練習を終えた子供達を暗がりの中、肝試しをさせながら南棟へ移動させる。
北棟から南棟へ行くには曲がり角にあるお地蔵さんを2回左折する。

 途中で亜希子演じるおばけに襲われた子供達はお地蔵さんを確認しながらダッシュで南棟へ。
途中転んでしまった連を見つけた亜希子は正体を明かして、星空を見ながら一緒に南棟へ向かいました。

 って、実は子供達が南棟だと思っている場所は北棟でした。
お地蔵さんを一個隠すことで北棟に逆戻りさせたんだね。
道のりは長くなるけど、お化け騒ぎでパニックになっている子供達は必死に走っているので気づかないって訳さ。
南棟に行くと言って出た香織は隠れていて、子供達が出た後に北棟で飾りつけを開始。
これが亜希子が香織に提案した子供達へのサプライズであり、アリバイトリックでした。

 南棟(北棟だけど)に着き、不在の香織を心配する体の亜希子(19時)。
そこに香織から忘れ物をしたので北棟に戻ると電話が入る。
コレももちろん仕込み。
亜希子は、こぼれたジュースを拭いて出られないため、子供に電話に出させ内容を伝えさせる。
子供達には課題曲の練習をするよう伝えて(コレも仕込み。課題曲はちょうど5分なので不在時間を子供達に認識させるため。ちゃんと後で証言してくれた)、自分は北棟にいる香織を探しに行くと言って外に出ました。
で、外でおばけの恰好でスタンバイしている香織を石で殴って殺害。

 その後、みんなで香織を捜しに行こうと北棟へ移動(北棟から来たからぐるっと回って北棟に戻る)。
移動中に守衛さんに北棟を見回るようお願いして死体を発見させる(19時45分)。

 ところで・・・先輩としての自信を喪失してしまった安永(高橋光臣)は退職願をポッケに忍ばせております。
そして、『先輩って呼び方をやめてください』という安永の言葉を真に受けたのか、それともこれも実験なのか、
トトリ(三上博史)は「安永さん」と呼び始めましたぞ。
その事にもうっすらと傷つく安永・・・( ´,_ゝ`)プッ

 なんか安永って、いぢめ欲をそそるというか〜もっと落ち込ませてやりたいって気になりますよね。
で、がっくりしている姿を見て、愛でたいというか・・
そんな沈んだ安永の様子を見て、三船(笹野高史)と弥生(高橋愛)はマコリン(栗山千明)に失恋したと思ってワクワク・・
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 そんな、どこかぎくしゃくした雰囲気のトトリと安永が現場検証にやって来ました。
トトリは現場に残された凶器と思われる石の隣には香織が使っていた歩数計がありました。
歩数は「1152歩」。

 学園長の亜希子と対面したトトリは、死体を見ていないので「本当に香織だったのか」と尋ねる彼女の表情を注視。
そして、子供達から昼間におばけを目撃したと聞き、例によってその場所に安永を立たせて確認。
さらに連から、香織が南棟へ行く時、抱き着いて歩数計をリセットさせてしまったという情報が。
あの歩数は香織を最後に見た時から殺される時までの歩数だとわかりました。

安永さん、実験です」
安永にパーティの準備品を持たせ、北棟から南棟へ歩かせ、一人でパーティの準備をさせ、北棟へ戻らせました。

 一生懸命パーティの準備をする安永を見ていたら、星飛雄馬がクリスマスパーティの準備をしている姿を思い出して切なくなっちゃったわ〜(わかるヤツだけわかればいい)。
何か純真というか〜命令に疑問を持たないというか〜こういうところが安永のかわいいとこだよね〜

 実験終了。歩数計は「2699歩」を記していました。
悩むトトリに、刑事を辞めることをカミングアウトをしようとする安永。
「あの・・トトリ君、こんな時に言うべきじゃないかもしれないんですけど・・・」
「じゃあ、後にしていただけませんか?(冷)」トトリ
「わかりました・・・(-_-)」
「・・・・・・・!安永さん、どうしたんですか、それ?」
胸ポケットに潜ませた退職願に気づいてくれたか!と嬉しそうな顔になる安永。
「あぁ・・・いえ・・・これは・・・」
「虫刺されですか?」
 安永の手の湿疹に注目していただけでした。

 署に戻ってため息をつく安永・・・
失恋情報を聞こうとハイエナが集まってきましたョ〜
「どうした?どっか体でも悪いのか?」三船
「まぁ・・・体もそうですけど、それより心っていうか・・・」安永
「もしかして、失恋ですか?( ̄∀ ̄)」弥生

 そこにマコリンが差し入れを持って登場。
三船は安永にマコリンを送っていかせました。
道中、不用意に落とした退職願にマコリンは気づいたようですョ〜

 その後、学園で亜希子に事情聴取をしているうちに彼女の教育者としての情熱を感じたトトリは言いましたぞ。
コレがトトリから犯人への静かな宣戦布告であることは視聴者はもうご存じですね〜
「学園長はペンギンのような方だ。
ペンギンは寒いところを好むという印象が強いんですが、実は暖かい気候を好む種類もいるんです。
イメージとは違うということです」

 さらに、捜査状況を伝えました。
子供達が見たおばけ(不審者)が容疑者の可能性はない。
なぜならおばけは香織自身だったから。
安永に実験させたことにより、おばけが立っていた場所にのみうるしが生えていたことが判明。
安永と同じように香織の手にもうるしによるかぶれ痕がありました。

 連によると香織と亜希子は「サプライズ」を計画していたらしい。
亜希子は「肝だめしの事」と応えていたけど、もっと違うことのような気がする・・・
それに亜希子の不在時間が5分と断定されている件もデキすぎに思える。
時計のない状況で証言するのは大人でも難しいのに児童は、はっきり5分と答えた。
歌を歌って待っているよう指示したのは亜希子なので、そこにアリバイ作り的な意図を感じたのさ〜

 その後、器用な亜希子がかぼちゃのランタンを創っていたこと、
さらに、遺体を見ていないと言っていたのに殺された時の香織がジャケットを着ていたことを知っていたのを聞きだしました。
問い詰められ、すぐに『別の日の服装を憶えてたんだった』とごまかしましたが、トトリは確信を持ったようです。
「トトリさん、私のこと疑っているんですか?」亜希子
「ええ」
「・・・・・・」
「では、失礼します」

 でも、証拠が掴めないし、アリバイも崩せない。
今回は、はみ出しっ子連君が何度もヒントを与えてくれました。
演じる篠田涼也君、どっかで見たような気がするんだけど思いだせない・・・
いい存在感でしたな〜

 連君が「みんなの足を引っ張っている」と落ちんでいた時、「俺もだよ・・」と同調し、うなだれていた安永。
そんな相棒の悩みにまったく気づいていないであろう兄をフォローしようとマコリンが鍋を作って呼んでくれました。

 んが、安永に悩みを吐き出させようと誘うマコリンをトトリは「余計な詮索止めなさい!悩みはないと言っているんだからないのでしょう」と叱責。
「どうして、そういう言い方しか・・・やっぱりトトリ君、優しさに欠ける時がありますよ」安永
「ですから、冷静に物事をとらえただけです。感情に振り回されては真実を見誤るから」トトリ
冷静な返しにイラッとする安永。

 さらにポン酢を使い切った安永に買ってくるよう命じたことから、ケンカ勃発。
とげとげしい雰囲気になっちゃいました。
結局、マコリンが買いに行ってくれたんだけど、そのせいでストーカーに刺され病院に搬送されることに。
命に別状はなかったけど、さすがに責任を感じ落ち込んだトトリは捜査にも集中できなくなってしまいました。

 でも、トトリの人間的な面に触れた安永はほっとしたようです。
そして、その事に怒ったトトリに「も〜!面倒くさい!」と本音をもらしたことで、安永が自分を正しく理解している(?)とわかったのでしょうか〜?自然と二人のこころが繋がりました。
変人は、やっぱりハマるタイミングも人とは違っているようです。
安永も懐にしまっていた退職願を破り捨てましたぞ。

 やっと二人は協力して捜査にあたり、亜希子が出版社から賄賂をもらっている可能性につきあたりました。
これで動機は判明。
アリバイトリックも解明した。
二人揃って亜希子の元へ。

 今回は犯人への解説も安永とトトリの共同作業。
いい感じで連携が取れて進んでおります。

「悩みました、いろいろ。
しかし、この犯行を準備するのは犯人だけでは不可能なんです。
まさか、被害者本人が協力者だったとは」トトリ

 玄関にあるかぼちゃのランタンのトリック(北棟のは笑っており南棟のは怒っている)、これも北棟の笑っている顔の後ろに怒ってある顔が作ってあり、そちら側を見せただけでした。
「子供を理解した、あなたらしいトリックだと思い・・」トトリ
「いいかげんにして下さい。さっきから聞いていれば好き勝手なことを。証拠を出して下さい。証拠」

 証拠は亜希子自身が作っていました。
連君と一緒に歩いた時、励ますために星空を見せた。
その時、亜希子と過ごした時間に感動した連君は一緒に見た正座が「おおぐま座」であると調べていた。
そして、事件当夜「おおぐま座」が見える方角は北であり、南に向かっていたら見ることはできなかったのさ〜

「連君、あなたに、あの星の名前を教えたくて図鑑を引っ張り出して、一生懸命調べたそうです。
『今日知らなかったことを、明日はもう学んでいる』。
子供の成長に携われることは、教育者にとって一番の喜びだって、あなたおっしゃってましたよね?
それでも、あなたは連君の証言は間違っていると?」トトリ
「・・・・確かに、連と見た星は「おおぐま座」でした。
・・・・・・・連・・・すごいじゃない。図鑑で調べたりできるようになったのね・・・」亜希子
「あなたなら・・・きっと認めて下さると思っていました」トトリ

 子供達の証言をアリバイのトリックに使ったのはアレだけど、それも子供達の能力を信じていたからできたこと。
そして罪は犯してしまったけど、子供の成長を心から喜べる教育者ではあったんだよね。

「子供達を守るためだったの。
香織先生は私の若い頃に似ているからわかるの。
教育者として子供達の手本になるような正しい人間でいようと必死だった。
だから、彼女が取った行動は正しかったと思う。
でもね、まっすぐな気持ちだけで、子供達を守ることはできないの!」

 裏金は先代理事長の時代から始まっており、その事を知った亜希子は黒い関係を断ち切ろうと思ったけど、経営が厳しくてその金に頼らざるを得なかったらしい。
その事が世間にバレると学園の名に傷がつき、子供達を苦しめてしまうと考え、犯行に踏み切ったらしい。

「やはりあなたは、ペンギンのような方だ。
ペンギンは大昔、空を飛ぶことができたんです。
しかし、泳ぐことに特化してしまったため、飛ぶ能力は失われてしまった。
あなたも立場の変化によって、本来教育者として大切なものを失ってしまったのかもしれませんね」トトリ

 教育者としてよりも経営者としての間違った道を選んでしまった亜希子への厳しい言葉でしたが・・・
トトリは「もう一度、子供達の歌を聞かせて欲しい」という彼女の願いを受け入れました。
犯罪トリックや謎にだけ興味を抱いてきたようなトトリが、人間に対して一歩近づいたような成長が感じられた最終回でした。
コレは、やっぱり安永先輩の功績だよね。

「実は俺・・・本気で刑事辞めようとしていたんです」安永
「そうですか」トトリ
「いやいや・・『そうですか』じゃなくて、何かないんですか?こう・・・『驚いた〜!』とかそういうの」
「べつに。だってそういう雰囲気出てましたから、先輩・・・」
バレてたのか・・・えっ?!『先輩』?!」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・もうちょっと・・・トトリ君と一緒にやらせて・・もらえますかね?」
「・・・・・構いませんよ」
「ホントに?!」
「学園長の話を聞いて思ったんです。未熟な子の成長を、ゆっくり見守っていくのもいいかなぁ〜と」
「いちいち上からなぁ〜!」

 なんて言いながらも、外に出たトトリを走って追いかける忠犬安永。
まだしばらくはトトリの背中を追いかけることになるんだろうけど、そんな君が好きよん。
そして、安永の気配を感じつつも決して後ろを振り返らないトトリ。
ちょっぴり成長した二人の今後が楽しみです。

 シーズン1の時も見ていたんですが、ながら見だったせいか、それほどでもなかったんだけど、
シーズン2ではズバッとハマりました。
佐橋俊彦さんの音楽も最高でした。
推理ものだけど難解すぎず、内容が重たくなりすぎることもなく、登場人物達の会話も楽しい。
土曜の夜にほとよく楽しい時間を過ごすことができるドラマでした。
コレ、意外と難しいと思うぞ。
この腹7分目感が、もっと食べたさに繋がるのよ〜
シーズンを重ねて、見ていきたいドラマを見つけて嬉しいったらありゃしない。
だからNHKさん、頼みますョ〜シーズン3待ってるからね〜 (-m-)” パンパン
 
 第1回 罪深き建築家の肖像〜実験刑事ふたたび
 第3回 偽りの断崖〜写真家のしかけたわな
 第4回 ビリヤードが終わったあとに
 第5回 秘密〜ある小説家の死について

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