ラストに引っ張られましたョ〜

「ここに来るのは何回目だい?」男
「168回目です。あなたの刑が執行される前に教えてください。
母は・・・なぜ死んだんでしょうか」真央

 レクター博士とクラリスのような二人・・・
男は真央の回想で講義をしていたような声の主・・・
この二人の関係はいったい・・・
HPはこちら


 松本真央(武井咲)登場シーンもなかなか印象的でした。
まだ何者なのか明かされぬままパトカーの音に事件の匂いを感じ取った真央が死人の出たラブホテルの一室に向かう。
室内にはベッドの上で仰向けで倒れている男、そばにはガウン姿の女。
女は事情聴取する富田刑事(和田正人)(今季も刑事役〜)に「性行為中に突然苦しみだし意識を失った」と話していた。
「典型的な腹上死ですね」

「腹上死ではない」
いきなり遺体を確認し始める真央に唖然とする刑事たち。

「頸部に わずかな表皮剥脱。左上腕部に湿布の跡。
前頸部に傷はないため背後からひも状のもので頸部を圧迫され持病の心筋梗塞が悪化。不整脈を発症して死亡」

 その頃、中央監察医務院監察医の印田恭子(真矢みき)、監察医補佐・保坂(でんでん)、警視庁捜査一課刑事・屋敷 一郎(佐々木蔵之介)がホテルに到着。
エレベーターから出てきた真央とすれ違った。

「あんな子がラブホから一人で朝帰り。
刑事はギャンブル依存症。乱れた世の中になったもんです」保坂
「世の中は 昔から乱れっぱなしよ」印田
「もっと乱れんとおもろないがな」屋敷

 印田が検案を始めると、富田が「さっきの人から聞いた」を連発。
印田の検査報告は真央と何からなにまでまるっきり同じで、
結論も「絞殺の疑いあり」。
そばにあったネクタイを使用した可能性ありと指摘したのも同じだったらしい。

 女の顔に緊張感が走ったのを屋敷は見逃さなかった。
「アンタが絞めたんか?話、聞かせてもらおか?」

 このドラマは監察医と刑事が対立するアレではなさそうですな( ̄▽ ̄;)
むしろこの屋敷は監察医の判断を積極的に捜査に生かしているようです。

 さて、このドラマは中央監察医務院が舞台となります。
ここで働く監察医は刑事ドラマに良く出てくる司法解剖をする医師とは違うらしい。
司法解剖は警視庁に所属する検察官の判断で事件性があると判断された遺体の死因を究明するために行うんだけど、中央監察医務院が行っているのは行政解剖。
原因不明の急性死、事故死、自殺などすべての不自然死の遺体を調べて死因を明らかにするそうな。

 なんか解剖台が並んでいる場面なんて初めて見たよ。
解剖は年間2500体で、1日平均7体から10体も解剖されるんだと〜
一人の医師が毎日何体も解剖してるんだ〜いろんな仕事があるもんだね。


 真央はここの医局に配属された新人監察医。
で、他のみなさんが出勤してくると奥で逆立ちをしている少女が・・・

 ソラ、みんなギョッとするさね〜
しかも、続々人が入ってきても動じない。
媚びが一切ない、拒絶ではないんだけどウェルカムでもない態度。
まっすぐに前を見つめる瞳には、こちらが目を伏せたくなるような力があります。
 

 部長の泉澤(生瀬勝久)がみんなに紹介。

「今日からうちで監察医として働いてもらう松本真央君。
10歳で渡米。 3年飛び級して15歳で大学入学資格を得た天才だよ。
知能指数は150」
「ホントかよ?」岩松(六角精児)
「3年飛び級で知能指数150って劇画みたくないっスか?」中山(尾美としのり)

「帰国して16歳で大学医学部に入学。
一途に法医学を目指して学生時代は法医学教室に入り浸って年間100体以上の解剖を見てきたそうです」
「法医学フェチ?」中山
「・・・・(ー) フフ」岩松

「我が国の解剖医は全国で たったの170人。欧米に比べて甚だしく遅れています。
優秀な監察医の育成は我が国にとって財政再建と同じぐらいの急務です。
松本君も 1日も早く一人前になるよう精進してくださいね。じゃあ、松本君からも 一言」
「別に ありません」
みなさん、内心ざわざわざわざわ・・・・・

 それぞれ自己紹介が始まったんだけど、今まで一番下っ端だった児玉(青柳翔)のあだ名は「キヨシ」。
中山のあだ名は「ミポリン」・・・・みんな工夫がないぞ・・・ ゞ( ̄∇ ̄;)
で、泉澤が笑いをとろうと思って自己紹介で「愛妻家」と付け加えたんだけど・・・

「愛妻は自宅にいない」真央
自意識が強く外見にこだわる割にはスーツのプレスは出来ていない。
ワイシャツは汗染みの幅から見て3日連続着用。
つまり愛妻は同居していない可能性が高い。
あるいは、同居していても夫を愛していない。あるいは・・・」真央
「愛してはいるが家事をしない」印田
「ちょっと!」泉澤
「歯周病は左側に顕著で胃酸過多・ドライアイ。
爪噛みの習性あり。指のささくれ・手荒れも顕著。
処方薬から見てストレスは1週間前から急に強まったと考えられる」真央
「君は FBIのプロファイラーか?!監察医じゃないのか?」泉澤
「監察医です」真央

「ねぇ、私の事はどう見える?遠慮しないでいいわよ」印田  こわっ・・・(゚Д゚;
「いや、わかりません。あっ、ただ・・・・足りてません」真央
「えっ、何が?」
「わかりません」
「逃げないでよ」
「( -.-) =з・・・自信に満ちているのに靴下止めのようなものを見せている」真央
「見せてるんですね、やっぱ」児玉
「欲求不満って事?」中山
「欲求不満かどうかはわかりません」真央
「なんなんだ?!このゲームは!よしなさい!」泉澤
「よします」真央

 ありゃりゃー悪気はないが真実を追求せずにはいられないタイプのようです。
でも、確かに印田の見せガーターベルトはアレだよね〜
みなさんの顔にめんどくさそうな奴が来ちゃったな〜という困惑が浮かんでおります。
真央の指導医は岩松になりました(多少岩松のゴネあり)。


 さて、勤務時間が終わりそうな頃・・・
死因に納得できないから解剖して欲しいという遺族がご遺体と一緒に現れました。
ご遺体は三神忠勝(斎藤歩)さんで、解剖を要請しているのは妻の珠江(あめくみちこ)さん。
娘の誕生日で早く帰りたい岩松は解剖にも順番があるし〜と断ったんだけど納得しない。

「嫌です!先生!先生!
だって事故だって呼ばれて病院に行った時はもう死んでたんです!
再会した時には死体だなんてわけがわかりません。
夫は なんで死んだんですか?」珠江
「明日きちんと対処致しますので失礼します・・・」岩松
「先生…!」玉枝

 それを離れて聞いていた真央は自分が解剖するから遺体を中に入れるよう頼みました。
もちろん、岩松は大反対。
意外なことに援護してくれた印田のおかげで解剖することができました。

 ご遺体の情報 三神忠勝。48歳。男性。建設業勤務。
建築現場で意識不明で倒れているところを発見される。
現場の状況から3メートルの足場から転落し地面で頭を打ったと思われる。
病院に搬送され 頭蓋骨陥没 及び脳挫傷に対する手術を受けるが術後呼吸中枢の圧迫により死亡。
玉枝さんは現場のプロで誰よりも安全に気を付けていた夫がヘルメットも付けずにそんな事故に遭うのはおかしいと考え、解剖を決意。

 岩松がざっと診た感じでは特に変わったところは見つからなかったんだけど、
真央が頭を開けると左側に出血がないのが確認された。
三神さんは右側頭部をぶつけたんだけど、その場合「反衝損傷」と言って衝撃で脳が揺れ反対側の頭蓋骨にぶつかって反対側も損傷するそうな。でも、三神さんの脳にはその痕がない。

「だから転落して地面で頭を打ったのではない・・・・です」真央
「じゃあ一体なんなんだあ?」岩松
岩松は解剖放棄。

 その後の調べで頸椎椎体の右側骨折を確認。
その折れた頸椎に生活反応がみられたため右側頭部に外部から狭い範囲で強い衝撃が加えられたせいで折れたと思われた。
つまり右側を誰かに何かで殴られた。
事件の可能性が出たため、その場にいた屋敷の判断で司法解剖に切り替えることになったさ〜
監察医務院で司法解剖をすることはめったにないらしく、みなさん文句たらたら。

 屋敷と富田の社内での聞き込みによると三神さんは大手ゼネコンの下請け敷廣建設のベテラン現場監督で
事故現場となった建築中のビルは世界的な建築家・長瀬悟の設計で三神さんが現場監督を務めていた。
三神さんは仕事熱心で人望があって部下にも上司にも評判が良く、事件になるような人間関係は見当たらなかった。

 そして玉枝さんによると事件に遭った日の朝、三神さんは突然、50までには会社を辞めて小さな設計事務所を開きたいと告げ、玉枝さんは快く応援する気持ちを伝えたそうな。

 世界的に有名な建築家の長瀬悟(小市慢太郎)は三神さんと大学の建築学科で同期だった。
当時は特に親しくなかったが、「再会してからは最高のパートナーになった」。

 屋敷たちが刑事として死因を調べている間、真央は三神さんの遺体と向き合い、見落としがないか探り続けました。
(保坂は帰らないし食べないしご遺体さんとずっと語り合っている真央を心配しとった)
その結果、右の外耳から固着していた血液の固まりを検出。検査の結果、本人のものと思われるA型の血液型とエポキシ系の樹脂の成分が出た。
「エポキシ系樹脂」とは合成樹脂の一種で電子部品や接着剤、塗料などに含まれてる成分。

 屋敷はすぐに現場にあった鉄筋に塗料で印がつけられていたのを思い出したさ〜
塗料は赤と緑の2種類あったんだけど、真央の検査で緑に特定できました。
屋敷は鑑識を総動員させ現場の資材にルミノール反応検査を実施。
上司に許可を得ず決行したもんだから小林部長(モロ師岡)から怒りの電話が入ったけど、凶器を特定することができたんで黙らせることができたぞ。

 その間に医局でちょいとした事件が・・・
臨床検査技師の佃(小松和重)が「検査科に不法侵入しようとし規則違反の残業を技官に強いた松本真央を告発します」と訴状を持って来たのさ〜

 この前帰ろうとしたところを止められ検査室を使わせるように真央に頼まれたんだけど、責任上同席するはめになったことを怒っているようです。
この佃、都立病院から中央監察医務院に異動になったのが気にくわずふてくされているようです。
でも、真央に引っ張られているうちに仕事にやりがいを感じてくるようになるのかしらね。

 訴状のことを知った印田は堪忍袋の緒が切れた。
遺体と無言の会話を交わしている真央の元に行き、ズバッと言ったさ。
いい加減にしなさい!
これ以上 何がしたいの?ここは・・・あなたの遊び場じゃないの!」
「・・・・・・(無言)」真央

 「糠に釘」とはこのことか・・・

 さて、犯人は視聴者が思っていた通り、長瀬でした。
実は三神さんは10年の間長瀬の建築のゴーストライターを務めてきたのさ〜。
事件当日ゴーストを辞めたいと言われ、土下座して続けるよう頼んだのに聞いてくれなかったからムカッ!ときてそばにあった鉄筋でボカッ!とやっちまったらしい。

 殺害後、凶器は次の日から基礎工事をする予定の資材置き場に置いた。
埋め込まれてしまえば発見されることはないと踏んだのさ〜

 長瀬を追い詰めることができた最後のピースは三神さんが付けていた結婚指輪でした。
指の窪みから結婚指輪を付けていたことに気づいた真央が指輪に付着していた物質を検査したところエポキシ系樹脂の他に三神さん以外の人の皮膚が検出された。
鑑定により指輪の溝に残っていた皮膚と長瀬が使ったティッシュに含まれていた鼻粘膜のDNAが一致。
殺人の動かぬ証拠となりました。

 なかなかいいタッグじゃないですか〜
真央は4回も会っているのに屋敷の顔認識していなかったけど・・・
ともに周りの言葉に耳を貸さず、自分の信じた道を突き進む独走タイプ。
屋敷と真央、似た者同士ですな。

 てか、今回の事件は玉枝の旦那さんへの愛情と真実を知りたいという強い意志、それを受けた真央の完璧な仕事がなかったら、事故として処理されていたんだよね。
岩松に感謝する玉枝に何も言わず、三神さんの指輪を渡す真央の姿からは死者と残された者に対する深い思いやりが感じられました。


 事件が解決したんで印田は真央を飲みに誘いましたぞ。

「人は欲深いものなのよ。
穏やかな家庭と安定した仕事があっても自分への賞賛がないと生きられない。
うん・・・亡くなった三神さんもそうだったんじゃない?
フフ・・・あなたにも指摘されたけど、人はいつも何かが足りてないのよ。
お金も欲しい・・・ね?男も欲しい。フフ・・・もっともっと手応えのある仕事が欲しい。
評価もされたいでしょ?車も服も家も 美味しい食事も・・・フフフ・・・ お酒も」印田
「・・・わかりません」真央
「ねぇ…なんかさ、欲しいもんないの?」
「私が欲しいものは・・・真実です」
あぁ〜〜あ〜! ハハッ!もう〜!だからアナタ、みんなから嫌われんの!」

 これは勝てないよね。一切我が感じられない。
何か俗世間とは離れたところから、真摯に遺体に向き合おうとしている。
自分の存在を賭けて。

 印田のキャラ、男気もありながら女としての部分もくっきりはっきり。
厭らしくなく演じられるのは真矢さんだからこそ。
大昔は泉澤と付き合っていたらしいけど、今は屋敷と付き合ってんのかしら。


 さて・・・その後、拘置所の面会室で真央はある男(橋爪功)と会っていました。

「どうだい?中央監察医務院は」
「身元もばれずに採用されました」
「よかったね。おとなしくしてなさいよ。
君も お母さんと同じように普通の人からははじかれるタイプだ」
「はい」

「ここに来るのは何回目だい?」
「168回目です」
「あなたの刑が執行される前に教えてください」
「ん?」
「母は・・・ なぜ死んだんでしょうか」

 HPによると、この男は死刑囚の小杉貞夫。
真央の母親はこの男に殺されたのでしょうか。
そしてその動機と方法は明らかにされていない・・・
その真実を知るために真央は監察医になったのか・・・

 でも、口調から想像すると真央の師のような感じじゃないですか?
師でありながら母親を殺した殺人者・・・?
こういう設定に惹かれちゃいますねぇ・・・
正直、武井咲さんに女優として期待したことはなかったんですが( ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!)
今季は期待してみますかね〜
ちょい汚れの入った蔵様もしゅてきだしぃ〜記事は毎週書けるかどうかわからんけど視聴決定です。


 第2話 女監察医 解剖代は5000万!!遺体が語る隣人の秘密・・・
 第3話 監察医VSエリート女医!!くも膜下出血は殺人か・・・?!
 第4話 女監察医の宣戦布告・・・!!ミイラ遺体の驚くべき正体
 第5話 愛人宅で死んだ華麗なる一族!!買収された女監察医
 第6話 外国人妻は見た!!連続青酸カリ事件・・・標的は監察医
 第7話 最終章!!監察医 VS 二度殺された焼死体トリック!
 第8話(最終話) 転落死が証言!? 母の死の真相 監察医・・・最後の検案

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