今回は「赤城左門、過去と対決す!の巻」
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 女性が監禁されている映像が警視庁に送りつけられた。
犯人の要求は「48時間以内に武藤嘉和の死の真相を明らかにせよ。さもなければこの女を断罪に処す」。
しかし3時間経っても「武藤嘉和」についても、この女性についても何も掴めていなかった。

「女はその服装から医療従事者であることは一目瞭然だ」赤城(藤原竜也)
「そんなこたぁわかってるんだよ!医療従事者って言ったって、医師、看護師、薬剤師、ほ、他にもいるだろう?!」菊川(田中哲司)

 赤城は映像の中の女性の左手に「5N ルンバール」と書いてあるのを指摘。
「5N=5階北病棟 ルンバール=腰椎穿刺=髄液を採取する処置で実地できるのは医師のみ。故に彼女は医師」と解説。さらに年齢から研修医。
さらにさらに、彼女の額に表れた皴の形状は恐怖はあるが驚きはないことを示しているから、自分が拉致される状況や犯人側の動機には納得している。

 「武藤嘉和の死」は医療事故、医療過誤の類によるもの。
誘拐、脅迫という最終手段に至るにはそれなりの過程があったと考えられる。
武藤嘉和の関係者が医療訴訟を起こしている可能性が高い。
それも一年以上前で原告が敗訴している。
犯人は病院側にも同じ映像を送っているはずだが、病院側はその事実を警察に届けていない。
隠蔽せねばならない理由、後ろめたさがあるから。

 女性を特定できる材料が揃いましたぞ。

「哀れな女だ。医療の道なんて目指すからこんなことに巻き込まれるんだ」赤城
「赤城さんだって医者じゃないですか」百合根(岡田将生)
「・・・・・・・・・この哀れな女を死なせるな」
「はい!」

 ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!いい返事だ。
赤城が推理を繰り広げている間の百合根と菊川の反応の違いが楽しいったらありゃしない。
調べにより赤城の推論が正しいと照明され百合根は大喜び。
赤城は「当然のことにいちいち驚くな」とクールに流そうとしていたけど、顔に得意線が入ったのをわたしゃ見逃さなかったぞ。


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 人質は政和大学病院の研修医・小山あずさ(岩田さゆり)と判明。
「武藤嘉和の死」についても調べがつきました。

 OA機器メーカー社員の武藤嘉和が身体の不調を訴え診察を受けたのが1年前。
担当医は平戸(柏原収史)でインフルエンザと診断し薬を処方。
5日後に再診した際、発疹がみられたため薬物アレルギーの可能性から薬の処方を中止したが、3日後に症状が悪化し、救急車で政和大学病院に搬送された。

 その時診察したのが人質になっている小山あずさ。
駆けつけた平戸医師に治療するも武藤さんは死亡。死因は肺炎。
その原因はSJS(スティーブンス・ジョンソン症候群)(薬物アレルギーによる重傷薬疹)による
多臓器不全。

 一ヶ月後、武藤さんの妻真紀(宮澤美保)が医療ミスを指摘し、民事裁判が行なわれたが
原告側が敗訴。
真紀がこの事件に関わっている可能性があるが現在の所在は掴めていなかった。

 タイムリミットがあるため、一刻の猶予も許されない。
実は政和大学は赤城の出身校で、病院は以前勤務していた場所だった。
赤城のコネで内部事情を詳しく調べようとしたけど、赤城は逃亡。

 百合根と桃子(柴本幸)が患者を装い、平戸医師に事情を聞こうとするも、教授の大越(長谷川初範)が現れ阻止。追い払われてしまいました。

 教授たちの態度に百合根がぶーぶー文句を言っていると、看護師に事情聴取しようとうろうろしている赤城を発見。
そこに平戸と大越が現れ、赤城の過去を百合根に知らせました。

 7年前、大越の下で働いていた赤城は医療ミスを犯し、病院を去ったそうな。
その事に関しては黙って聞いていた赤城でしたが、大越たちの去り際に尋ねましたぞ。
「あの・・・カルテ改ざんしましたよね」
平戸は顔に動揺が見られましたが、大越は真っ向否定しマイルドな脅し文句を残していきました。

「大丈夫ですか?赤城さん」百合根
「おかしいか?俺の意外な一面を見て。心の中で嘲笑ってるんだろう?」赤城
「いいえ。笑ってませんし、それほど意外な一面でもなかったですよ」

 赤城によると医療ミス事件の後、大越だけでなく他の医師や看護師まで自分をさげすみの目で見るようになったそうな。
対人恐怖症になり引きこもってしまったのもそのせい。

 赤城は「カフェ3」のガッキー君の着ぐるみの中に閉じこもってしまいました。
「言いましたよね?小山あずささんのことを哀れな女だって。
医療の道など目指すからこんなことに巻き込まれるんだって言いましたよね?
似てると思ったんじゃないですか?7年前の自分に。
だから、何とか助けようと思ったんじゃないですか?
そのために病院にも来てたんですよね?
赤城さんの力が必要なんです。赤城さんが頼りなんです!
時間がないんです!!
」百合根
「・・・・・暑苦しい・・俺にかまうな」赤城
わかりました。わかりましたよ!ずっとそんなカッコしていて下さい!!
似あいますよ!

 フォローするのがマスター(渡部篤郎)の役目ですョ〜

「百合根君はああ言いながら、赤城くんをほっておけないでしょうね。
STの仲間は彼にとって、かけがえの無い存在になっているんです。
そこまでの変わり者、今後現れないでしょうねぇ・・・
その姿、もう似合いませんよ」

 も〜マスターったら、こころのツボを押すのがうまいんだからぁ〜( * ̄▽ ̄)σ" ツンツン

 百合根がSTに戻る途中、池田(林遣都)から松戸理事官(瀬戸朝香)と結城が7年前一緒に組んでおり、松戸がSTを目の仇にするのは結城がいるせいだと言われたもんだから、さらにカチン!

 百合根はSTではっきりと宣言。
ま、結城(芦名星)と青山しかいなかったけどさ。
「僕たちはチームなんです。仲間ですよ。僕はみなさんを信じています。
もちろん翠さんのことも信じています。
だから、みなさんも僕を信じて頼って欲しい。
それがキャップとしての僕の役目だと思っています」
「・・・・・・・・」青山・結城

 捜査の方は小山あずさのMSを確認するも事件に関係するものは何も出てこなかった。
ただ、忙しい研修医のはずなのに異常に片付いていることに青山(志田未来)が違和感を述べていた。

 その後、真紀が赤城によりSTの物品庫みたいなとこに隔離されていたのが発見された。
赤城は部屋の外から百合根にメールで事情聴取するよう指示。
でも旦那さんの死後、小山とは会っていないってことで何も情報は得られなかった。

 ここで赤城が裁判について整理。
争点は病院側が最初の診察をしてから亡くなるまでの間に薬物アレルギーの確認とSJSの可能性の説明があったかどうか。
武藤家側は一度も説明が無かったと主張していたが病院側は否定。
カルテにはSJSの記載があったが、赤城は担当医の平戸によるカルテ改ざんを疑っていた。

 そこに平戸が登場。
7年前赤城が病院を去った真実を話し謝罪しました。
医療ミスを犯したのは大越でその責任をある看護師に押し付けた。
赤城はそれを許せず告発しようとしたが、それが大越を怒らせ赤城に医療ミスを押し付けるだけでなく、スタッフに指示していじめを行わせた。
研修医仲間の平戸もそれに従った一人だった。

「お前のざんげなど、何の役にも立たん。帰れ」赤城
「赤城、小山あずさ君は昔のお前にそっくりだ。
だから、何としてでも救って欲しい。頼む!」平戸

 百合根は内部情報を得るために、7年前に赤城がかばった看護師に話を聞きに行こうと提案。
しかし赤城はその看護師も自分に冷酷な目を向けていた一人だと言って抵抗。

「赤城さん、自分から昔の赤城さんに戻らなくていいじゃありませんか?
今の赤城さんは昔の赤城さんとは違う。僕がついてます。
謎を解くのが赤城左門の存在価値じゃないですか。
事件を解決するのが僕たちの存在価値じゃないですか」百合根

 いい事言うじゃん!
百合根もいつのまにかキャップとして成長し、芯になるものができたようですな。


 って、その看護師の城間(小林きな子)に話を聞いたら、全然赤城の話と違って、看護師たちは病院のアイドル「左門ちゃん」を奪い合っていたそうな。
被害妄想に陥っていた赤城の勘違いだったのさ〜

 その後、犯人側はタイムリミットを最初の予定より20時間も短縮。
映像を動画サイトにアップしてきました。

 それを見た赤城は最初の映像との違い(縛り方)に気づきましたぞ。
さらに、結城が映像の中で紙をめくっている音を確認。
犯人はカンペを見て喋っているらしい。

「あ・・・・あ”・・・・あ”ーーーーーーおーーーーーーあーーーーー
これはぁ〜〜残念だあ〜〜〜あ〜〜謎が解けてしまったあああああーーー(今回は長い)
こんな事をしている場合じゃない!キャップ、行くぞ!」
赤城

 赤城は監禁に使われた猿ぐつわと手錠と縄の出所を調べるよ命じて行っちゃいました。
でも、黒崎(窪田正孝)がすぐにわかったようで、映像に写っていた犯人を確保することができましたぞ。
てか、みんなの前で初めて話した言葉が「アダルトショップ」って・・・ ゞ( ̄∇ ̄;)

 結城が監禁場所を特定したので現場へGO!
海外出張を早め空港に向かっていた大越も確保。
倉庫で爆弾をくくりつけられていた小山あずさを見つけました。
マスコミが集まり生中継される中、小山は大越に真実を話すよう訴えました。

 んが・・・事件は小山あずさの自作自演でした。
監禁していた犯人たちはアダルトビデオ制作スタッフだった。
小山はいたずら動画撮影と偽り、雇ったそうな。

 そもそも、武藤さんを最初に診察したのは小山だった。
平戸は大越の論文を手伝わされていたため、診察どころじゃなかった。
小山がSJSに気づかず武藤さんを死なせてしまったために、平戸がカルテを改ざんした(同じく同行した平戸の証言アリ)。
医療ミスの隠ぺいが許せなかった小山は真紀と会い訴訟を提案(城間が目撃)。
でも、負けてしまったら、こげな手段に出た。
真紀には警察が来ても何も言わないよう口止めしていた。

 病院に届いた映像を見て、平戸はすぐに小山の仕業だと気付き、やめるよう説得したけれど彼女は聞かなかった。
タイムリミットが急に縮まったのは、大越教授が海外に行くことを平戸が伝えたから。

「目的は達成できたようだな。こいつらも病院も終わりだ」赤城
「私もこんな騒ぎを起こした罪を償います・・・」小山

 って、ここで赤城が小山は武藤さんのSJSを知りながら病院を告発するため放置していたことに気づきました。
小山は病院の誰かがそのミスに気づいてくれるかと最後の望みを賭けたが誰も気付かなかった。

 オイオイ、立派な正義感だけど助けられたはずの命を見捨てたのは許されんぞ。

「多少のことではあの病院は変わらない。あの病院は腐ってる!
私がどれだけひどい目に遭ってきたと思う?私は医者になりたかっただけよ!」
小山
「お前の気持ちは理解できる。
だがお前がしたことは限りなく殺人に近いことだ。
医者なら何があっても人の命を救え。それが医者の存在価値だ」赤城

 ちゃんと百合根の言葉を受けての発言ですぞ。
そして7年前の遺恨をきっちり晴らしました。

「(大越に)彼女は異常だ。だがそんな異常な人間を作り出したのはお前たちだ」

 事件が全国中継されたことで松戸は百合根を詰問。
「あなたは本当に自分があの人たちの、STの力を引き出せていると考えていますか?
あなたは本当にSTを最大限有効に活用できているんですか?」
「少なくともSTの仲間たちを一番理解しているのは自分だと思います。
自分はSTを信じてますから」百合根

 言い切ったよ。
なのに結城が突然STを辞める宣言・・・・
きっとSTのことを考えてのことだと思うが・・・
全員揃ってこそSTですのに〜どうなるんかいのう・・・

 そして「私だって正義は貫きたい」と言っていた三枝。
警察を辞めたのは正義を貫くため・・・?
このエピソード・・・映画で解決とか言わないよねぇ・・?


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 第2話 相棒刑事が卑劣な犯罪を追う!大好評の新バディが今夜も難事件をズバリ解決!
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 第9話 いよいよ大詰め シリーズ最大の難事件にST絶体絶命・モモタロウの謎を解け!
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