え〜法医学教室行けばいいのにぃ〜
そっちの方が合ってるんじゃないのぉ?
ま、でも、ずっと中央監察医務院に居ることにしたみたいだから、シーズン2もありか?
泉澤はどっか行って〜別の人が来て〜上司が変わればまた違う感じになるしね。
TV朝日だし、シリーズ化もアリか?
HPはこちら


 さて、印田(真矢みき)と屋敷(佐々木蔵之介)が真央(武井咲)の母親の死について話しているのを、
背後で真央が聞き耳を立てております。
でも、お互いこげなところで真実を話すはずもなく・・・・
真央は印田の目の前に母・夏子の「死体検案書」をバン!と置いて宣戦布告するのでした。
「母の転落死は私が必ず解明します」

 そんな時、真央と印田が検案したのはビルの屋上から転落死した内野ひかり、25歳の遺体。
目撃者によると、最初靴が落ちてきて、それから体が落ちてきたそうな。
転落する1時間前に友人に「もう死にたい」というメールを送っているし、足から落下したようなので(自殺はたいてい足からいくそうな。他殺は仰向けで落ちる場合が多い)自殺と思われたが、真央はまだ調べる必要ありと考え、解剖のため搬送させました。

 翌日、みんなが出勤する前にとっとと遺体をAIにかけた真央は「転落した事による頭蓋底の輪状骨折」を確認していた。
さらに印田の指示による開腹で「ろっ骨の骨折端による右下葉の肺挫傷」「肝臓左葉の挫滅」「脾臓上縁の挫滅」も確認。死因は「頭蓋底輪状骨折による脳挫傷と多臓器損傷」となった。

 これで自殺で決まり。印田は、もうやることないでしょって感じだったんだけど、右手のひら表皮剥脱部分に金属の成分が付着していたことが判明。
ひかりさんは最初仰向けに落ちたんだけど、金属製の何かに手が触れ身体が回転し、足から落ちたという可能性が出てきた。

 その情報を受け、屋敷が鑑識を総動員させ、ひかりさんが落ちたビルの正面の手すりを全部調べた結果、血液反応が出た。
さらにそのビルのエレベーターの監視カメラをチェックすると彼女の連れが映っていた。
その連れはひかりさんの姉で、二人は男を巡ってケンカになり、姉が妹を突き落としたことがわかった。

パズル(通常盤)
湘南乃風
トイズファクトリー
2014-08-06

 何か柵のそばでモメている時、風がピューっと吹いて、姉の背中を押したっていうかねぇ・・・
捕まった時「あの時風が吹かなければ!」って言ってたけど、魔につけこまれる瞬間ってあるんだろうね。
親にしてみりゃ、こんな悲しい結果ないよ・・・


「どうして こんな事が起きてしまったんでしょう?先生!」母親
「それは警察に聞いて頂かないと。解剖ではわかりませんので」印田
「こんな辛い現実を見るために娘たちを育ててきたなんて・・・」父親
何も知りたくなかったです!何も知りたくなかった…!(泣)」母親
「・・・・・・・」真央
「全てが明らかになったんですけど、ご両親を思うとたまりませんね」保坂(でんでん)

 真央は初めて母(の遺体)に会った日のことを思いだしていた。
「なぜ お母さんは死んだんですか?」真央
「松本夏子さんは港東総合病院の屋上から転落され首の骨を折って亡くなりました」印田
「なんで、そんなところで首の骨を折ったんですか?」
それは警察に聞いて頂かないと。解剖ではわかりません」
「今日・・・生まれて初めてお母さんに会う日だったのに・・・約束してたのに・・(涙」


 真央は母の死の真実を調べ始めました。
んが、中央監察医務院のPCデータからは遺体の写真が削除されていた。
で、警視庁にある遺体検案の時の写真を見せてくれるよう屋敷に頼みました。
もちろん、外部の人間にそんな資料を見せることはできない。

「でも見たいんです。お願いします」真央
「お母ちゃん亡くして気の毒やけど、もう8年も前の事やろ。いつまでこだわっとんねん。
ええ加減8年前やのうて前見て生きたら どや?」屋敷
「忘れるために真実が知りたいんです」
「帰りなはれ」
「小杉さんがなぜ3人の男を殺したのか知りたくありませんか?」
「そら、取引か?」
「最後の賭けです」
「ギャンブルか・・・・」
「そうです」

 さすが真央。屋敷のギャンブラー魂を刺激し、目的を果たしましたぞ。
真央は小杉から聞いた母・夏子の真実を話しました。
「母は慶明大学の小杉教授のゼミでした。理工学を学んでいたそうです」真央

「君のお母さん、松本夏子は私が教えた学生の中で最も頭脳明晰で、最も美しい生徒だった。
私は夏子の頭脳を愛した。あぁ、もちろん 彼女の美貌もね。
彼女の学者としての華やかな将来を夢に描いた。
私はね、夏子に私の全てをかけていたんだ。
しかしお母さんにとって一番大切なのは研究じゃなかった」小杉
「なんだったんですか?」真央

「男だよ!
男の腕の中にいる時だけ生きていると思えると夏子は私に言ってた。
不謹慎で、淫乱で、とんでもないところが実に魅力的だった。
臆面もなく私に男の話をしている時が一番 輝いていたよ。
夏子はね、私には隠し事は一切しなかった。
君を身ごもったのは大学院を卒業して博士課程に進んだ頃だ。
相手は美大の学生で当時二十歳。
お母さんのアパートで一緒に同棲中だったんだが、
臨月が近づいてくるとそんな無様な姿は見たくないと言って出ていった」小杉
「それで母は・・・私を産んですぐ交番の前に捨てたんですか」真央
「うん。まぁ、子供がいなくなれば男が戻ってくると思ったんだろう」
「私の父はあなたが最初に殺した間宮学ですか?」
「そうだよ。夏子を傷つけたり侮辱したりする男は許さない」
「あなたも母と関係したんですか?」
「・・・・・・・」


 何とも不思議な小杉と夏子との関係・・・
小杉にとっては夏子は自分のすべてとも言える存在だった。
研究よりも男を選んだ夏子に小杉は裏切られたことになるが、それでも小杉は夏子を愛した。
固執から離れることができなかったのかもしれない。
それ故、その愛はねじ曲がり、闇の底へと落ちて行った・・・


「2番目に殺した男は暴力を振るう奴だった。
たっぷりと苦しんだあと 死んだよ」

「3人目の男浅尾竜太は優秀な医者だった。
独身だったし、最初は彼は夏子と一緒になる気だったかもしれない」
「それなのに母は・・・
なぜ16年前に捨てた私に会いたいと言い出したんですか?」
「君を呼び寄せて浅尾と3人一緒に暮らそうと思ったからじゃないのか?」
「そんな身勝手な・・・」
「そうだ勝手だ。でも、それが君の母親なんだよ。
身勝手だから可愛いんだ。
身勝手だから・・・アッハッハッハッハーー
しかし、夏子の性急さや激しさに疲れ果てていた浅尾は、あの日別れたいと夏子に電話をかけてきた」
「私と16年ぶりに会う日にですか」
「君と会う事よりもお母さんは浅尾に会う事のほうを選んだんだ」
君の携帯番号と待ち合わせ場所を告げて「じゃあね」と言って夏子は去っていった。
おかしいなと思った私は浅尾が勤める港東総合病院へ出かけていった」


 そこで夏子の転落死を知った小杉は待っているであろう真央に連絡を入れた。
そしてその後、もしかして浅尾が殺したのかと思い彼を問い詰めたが確かなアリバイがあった。

「じゃあ、なんで夏子は屋上から転落したんですかね?」小杉
「さぁ・・・僕にはわからない」浅尾
嘘を言うな!夏子は死んだ。そして私も死んだ。夏子の娘も死んだ。
みんなお前が殺したんだ

「なっ・・・何をするつもりだ?」


 殺人で完成する愛・・・
夏子のためというよりも、小杉は自分の愛を完成させるために殺したのでしょう。


「裁判で何も語らなかったのはなぜですか?」真央
「・・・・・・」小杉
「死は・・・あなたにとって解放なんですね」
「よく覚えてるね」
「あなたの言った事は全部覚えています」
「お母さんの事は今日で忘れなさい」
「嫌です」

 小杉が夏子のことを忘れられないように真央も忘れることはできない。
小杉にとって狂おしいほど愛した女・夏子、その思いは亡くなった今も変わらない。
いや、むしろもっと激しく鮮明になり小杉を苦しめているのかもしれません。
その思いから解放されるには死しかない・・

 そして、亡くなって8年経て初めて知った母・・・
その姿は真央には受け入れがたいものだったと思うけど、その死の真実を追いかけた時間は母への思いそのものだった。死を知ることは母を知ること。
その時間は真央の中で芯となり、真央自身といえるものになっている。


 母夏子の遺体の写真を見た真央は・・・母が自殺だったとわかった。
遺体の右脇下には明らかなS字状の裂創が見てとれた。
S字状の裂創は足から飛び降りたときに皮膚が上下に引っ張られて出来る裂創だった。
現場の病院は2階だけベランダが張りだしていたため、夏子は足から落ちS字状に裂創が出来た後、2階部分のコンクリートに足をぶつけて回転し頭から地面に落下したと思われた。

 真央は母が転落死したあの場所に印田を呼び出しました。

「先生は 何もかもわかっていたはずなのに・・・
なぜ8年前本当の事を隠したんです?」真央
「あなたを生かすためよ。
16歳の時のあなたは今みたいに強くなかった。
傷ついて、途方に暮れて、おびえてた。
初めてお母さんに会うために一人で日本にやってきた16歳のあなたに
お母さんは 約束を破り死を選んだなんて・・・絶対に言えないと思った。
それで自殺か他殺か事故死かも判定出来ない「不詳の転落死」と
死体検案書に書いたの」印田

「でも・・・自殺だったんですね」
「そうよ。明らかなS字裂創があったわ。
あなたが中央監察医務院に現れて、ものすごい情熱と執念でお母さんの死の真相に向かってきた時初めて心が揺らいだ。
あの選択でよかったのかって。
だけど改めて思った。やっぱり私は間違ってなかった。
なぜお母さんがここから飛び降りたのかは永遠に わからない。
だけど、それよりも私はあなたの未来を取ったんだって」
「未来?」
「そう。未来」

 人( ̄ω ̄;) う〜ごめんよぉ、印田先生・・・
わたしゃ、すっかりダーティな人に仕立てちまってたよ。(そういうキャラが好き)
印田先生は大人として行動したんだね。
そしてその秘密を守り通した。たいしたお方だよ。


「なぜ母がここから飛び降りたかは大体 わかっています。
母は娘の私より男の人を選んだんです。
私は生まれてからすぐ母に捨てられて・・・
8年前にもう一度捨てられました。
ひどい母親ですけど、それでも今まで死体のイメージしかなかった母が生きてたんだって実感が初めて持てました。
S字裂創があったと先生が言ってくれた時・・・私は確信しました。
どんなにつらくても悲しくても・・・
私はこれから先も真実が知りたいし、知らせたいって」
「・・・・頑固ね」
「・・・はい」

 嬉しそうに微笑んだ印田先生が素敵だった。
真央は真実を受け入れ、それでもまだこれからも真実を知りたいと言った。
印田先生の選択は間違っていなかったんだよね。
真実は大切だし、本人が知りたいと望むなら伝えるべきだと思う。
でも、相手の年齢と状況も考慮すべきだよね。
真央にとっては今が真実を知る時だったんだろうな。

 出会った時は守るべき存在だった真央が、今はすっかり大人になって隣に並んでいる・・・
時間は流れている・・・不思議なもんだよねぇ・・・


 その後、真央は小杉に会いにいったが、小杉は面会を拒否した。
真央は母が好きだった(多分)花を小杉に渡してくれるよう頼み拘置所を後にした。
その花に小杉のこころは少しでも癒されたでしょうか・・・

 その後の泉澤(生瀬勝久)の東大教授選はどうでもいいや・・( ̄▽ ̄;)アハハ… 
まさか泉澤が真央を連れていきたいと言うとは意外だったが・・・
実はちゃんと真央の才能を認めていたのね。

 相変わらず淡々と仕事に向き合う真央が頼もしかったわ。
『監察医務は人間が受ける最後の医療である。
監察医とは正しい死因の究明によって死者の尊厳を守り
一人の死を多くの生に繋げる使命を負う者である』小杉の声


 いや〜おもしろかった〜
このドラマは一回目の最初っから惹きつけられました。
小杉と真央の場面からミステリアスでありながら不思議な絆が伝わってきて、緊張感もあって・・・
レクター博士とクラリスみたいで好きだったなぁ。

 心の中にある痛みと共に生きている真央が戦うように真実を追い求める姿を追いつづけずにはいられませんでした。
テンポも良かったし、謎の明かし方も潔くて毎回次回への期待を膨らませられたよ。

 柱となる真央・印田・屋敷のキャラクターもきっちり確立されていて安心して見続けることができたし〜
中央監察医務院の他の先生方のほどよい存在感もいい感じだった。
謎がわかっちゃったら、アレかしら・・・と思っていたけど、こりゃ、シーズン2もイケるかもよ。
いつかまた、みなさんにお会いしたいわ〜


 第1話 嘘をつく遺体 VS 解剖室の女帝
 第2話 女監察医 解剖代は5000万!!遺体が語る隣人の秘密・・・
 第3話 監察医VSエリート女医!!くも膜下出血は殺人か・・・?!
 第4話 女監察医の宣戦布告・・・!!ミイラ遺体の驚くべき正体
 第5話 愛人宅で死んだ華麗なる一族!!買収された女監察医
 第6話 外国人妻は見た!!連続青酸カリ事件・・・標的は監察医
 第7話 最終章!!監察医 VS 二度殺された焼死体トリック!


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