記者会見にも基子(広末涼子)はいつもの白で臨みました。
次々とたかれるフラッシュに一瞬足を止めましたが、いつも通り落ち着いておりました。
男たちとの金にまみれた交際についてや、男たちにとって基子が聖女だったか悪女だったかという
いじわるな質問にも賢く対応。

 開き直りとも取れる返答でしたが欲望を堂々と認める姿は時代にも合っていたと思われ・・・
基子の好感度はちょい上がったかもしれません。


 前原(岸部一徳)の言葉で記者会見は締められました。
「愛を美化するのは、もうやめませんかね。
愛こそすべてとか、愛は何々を救うとか、最近じゃとかく愛を崇高なもののように捉えがちですが、
そもそも愛は欲望の一種です。執着の始まりです。
響きはきれいですが、非常にあいまいで危険なものです。

 それに比べて、肘井さんの主張は実にシンプルです。
目の前に三枚100円の薄っぺらなタオルとホテル仕様の高級タオルがあれば、誰だって高級タオルを選ぶ。
パンの耳とバターの香る焼き立てクロワッサンならクロワッサン。
チープなイミテーションより光輝く宝石を。
家事のできない女性より得意な女性を選ぶ。
それを愛と呼ぶ人もいれば、打算と呼ぶ人もいるでしょう。
しかし、それはただ単に生きるための知恵、自然の摂理です。
人間はただ、自分をより幸せにしてくれる方を選ぶんです。

 それに今我々はどんなに深い愛も努力も幸福を約束するものではないことを知っています。
愛を必要以上に美化するのを止めること。
これが今回の裁判で肘井基子さんが我々に教えてくれた大事なことなんじゃないでしょうか」

 さすが所長、うまいな。
確かに正論だ。そして欲望を肯定し、すべてを金に換算したとしても基子の佇まいは清々しい。
男女の関係で1%の打算もないなんてありえない。
相手の満足感=金額ならわかりやすいし迷いがない。
素敵な夢を見せてあげた代価を支払ってもらっただけと言われりゃ、そうだよな〜と言うしかない。

 なのに落ちつきの悪さを感じるのは、私の中に気持ちを何かに換算したくない、換算するべきものじゃないという理屈じゃない思いが湧き上がってくるから。
それを言っちゃぁ、おしめぇよ。わかっちゃいるけど、まだ夢を見たいのさ。
男と女の関係がロマンじゃなくて金だけなんてさびしすぎるべ・・・
などと言ってみる (/┏∇┓´\) キャーハズカシ!


 ホテルの部屋に落ち着いた基子は未来に希望を抱きつつも、自分がしてきたことに嫌悪感がぬぐいきれない。
手を洗い鏡を見つめながらつぶやくのでした。
「お母さん・・・お母さん・・・私やったよ。・・・・これでいい。これでいいんだ」

 と、そこに死んだはずの阿川(浜野謙太)が出現。
気さくな元恋人同士の会話を楽しむのでした。

 って、何この展開?!w( ̄Д ̄;)w
おばけと会話?基子の脳内ワールド?しかもコメディタッチの挿入曲が流れて、すごい違和感・・・
へんなの〜(−▽−)...アハハ...

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 その後、前原総合法律事務所主催による「肘井基子さんの無罪を祝う会」が開かれ
(検察は控訴したのにこんなにのんびりしてていいんかい? ゞ( ̄∇ ̄;))
所長の親心から呼ばれた泉美(蓮佛美沙子)も出席。

 晴樹(永山絢斗)の婚約者として挨拶したもんだから、基子ガーーーーン!。
すごく変な空気になっちゃって・・・どう見ても基子と晴樹何かあっただろってアレなんだけど、
宣戦布告でしょうか、基子に彼氏自慢と絆アピールをする泉美・・・・
ショックを受けた基子は部屋に引き上げちゃいました。

 さて、売るだけ売っておいてアフターケアなしの基子・・・
待てど暮らせどまりあさん(基子)から連絡がない千倉さん(大谷亮介)は何度も基子の携帯にメッセージを残したんだけど反応なし。
やっと通じたと思ったら、優しい声で感謝と共に縁をぶっつり切られちゃいました。

 ( ̄□||||!!ガーーーン!!
「あ”ーーーーあ”ーーーーー!!
バカだったあ!僕はバカだったんだあーーー!!」

「あなた、しっかりして!あなた!!」文江(中田喜子)
「もう死んじまいたい!誰か殺してくれーーあーーー!!殺してくれーー!!」

 夢から覚めた後、待っていたのは地獄。
その後、千倉さんは不自由な体を引きずり屋上まで行き、飛び降りてしまいました。
(現在のところ生死不明。でもきっと死んじゃったよね・・・)

 このドラマの中で一番悲惨なのは奥さんの文江だよ・・・
旦那さんは一瞬でも甘美な夢を見られたからまだアレだけど、その時から奥さんはずっと地獄が続いているんだもの。
こりゃ、ラストは文江に刺殺されるってパターンか?(-_-;ウーン


 晴樹の実家に行った泉美にもとんでもない悪意が待っていた。
兄の克樹(青柳翔)が基子と晴樹が恋人同士だったことをバラしたんだけど、前向きな姿勢を見せた泉美にムカついたのか、晴樹への嫉妬とコンプレックスと憎しみを白状し、さら泉美を追い詰めました。

「賭けてもいいよ。晴樹はアンタを忘れて、もう一度あの女に溺れることになるよ。
控訴審になったら、俺がすべて暴いてやるよ。担当弁護士と被告人との不適切な関係をね。
ハハハハハ!そしたらアイツはすべてを失うんだ!

大事な仕事もかわいい婚約者も。ハハハハハ・・・肘井基子様々だな」克樹
「なんで・・・・なんで今、私にそんな事話したんですか・・・・」泉美
「さぁね。きっと君の悲しむ顔が見たかったからだ。
そんなふうに今にも泣きそうにゆがんだ顔をね」

 どこまで腐りきっているんだ!克樹!
うわーーーー(дll) 晴樹との仲が修復されたとしても、こんな奴と親族になりたくなくて結婚話は消えるんじゃ・・・


 その後、ホテルの部屋から消えた基子と晴樹が浜辺で会っているのを目撃。
さらに2人が密会しているホテルのバーにも潜入・・・基子は気づいていたふうだったけどね。
2人が部屋に消えていくのも確認したという・・・・

 泉美どうすんのかね〜
太陽らしく戻って来た晴樹を受け入れるかしら・・・


 そしてチューはあったけどそれ以上は抑えた晴樹(でも泉美には弁解しようがないな・・・)には、
どうしても確認せずにはいられないことがあった。

「僕は本当にあなたのすべてを知っていますか?」
「・・・・・・・・」
「千倉さんが思いだしたそうです。
あなたが部屋を出る直前に吸いかけの煙草を床に捨てていたことを。
・・・・・・・本当にあなたに殺意はなかったんですか?
あなたは本当に聖女なんですか?」
「・・・・・・・・」 

 バーでは昔話に花が咲いて、部屋に入ってからも過去の熱い思いを告白され、いい感じだったから、コレはいける!って思っただろうけど・・・
さすがに晴樹も大人になりました。
冷静に答えを待つ晴樹の目は裁きの目に変わっておりました。

 永遠に充たされない基子の心。
充たされたと思った瞬間には欠落していく・・・
でも、他者(お金)がその欠落を埋めてくれると思っている限り、基子は永遠に飢えたままさまよい続けるんじゃないだろうか。
基子が本当に聖女への道を見出すことができる日はくるんでしょうか・・・


 第1話 運命の再会
 第2話 愛を乞う女
 第3話 プライド
 第4話 裁かれる女
 第6話 愛が壊れるとき
 最終話 この愛の果て

ねこちゃん