「パトロンは日本人ではあかんですか?
・・・あの・・・あかんですか?」篤蔵
「はい〜〜!」フランソワーズ

 ええぇ〜〜?!サブタイトルも「パリと差別と結婚」だし・・・
篤蔵、フランソワーズと結婚しちゃうのけ?Σ( ̄ε ̄;|||・・・
今は再婚先で子を成し、穏やかに暮らしている俊子じゃったが、
未だこころの夫は篤蔵・・・
「ジュテーム」の手紙を手に、この広い空で繋がっているパリイの篤蔵を思っているでないの・・

 あらだって、ほとんどの視聴者だって俊子との復縁を望んでいるはず。
フランソワーズはいい子だし、篤蔵の新しい恋を応援してやりたい
気持ちもあるんじゃが・・・
わたしゃ、とにかく俊子を幸せにしてやりたいんよ。

 でも俊子(黒木華)と篤蔵(佐藤健)がまた結ばれるためには、
篤蔵が帰国する頃にタイミング良く俊子の現旦那様が
死亡(かなり年上らしいしぃ〜)、
あるいはフランソワーズが死亡かパリに残る、
または他の男と一緒になる等の気の毒な経験を経なければならず・・・
どうしたもんじゃろうねぇ・・・(ーΩー )ウゥーン
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 それでは、振り返ってみませう。
明治42年(1909年)、篤蔵はフランスはパリィにおりました。
到着後、すぐに日本大使館の栗野慎一郎(郷ひろみ)の元へ向かいましたぞ。

 いや〜よく辿りつけたよね・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
そしてここに来て初めてキャスティングに違和感を感じる今日この頃・・・
なぜヒロミGO?この役どうしてもヒロミにしたかったの???
川平慈英とかじゃダメだったの?


 まぁ、いい。
篤蔵は栗野に就職の斡旋を頼みました。
あいにく「小僧」の口しかないと言われたんだけど、潜り込みさえすれば実力でのし上がる気満々の篤蔵なのでした。

兄や〜ん!兄や〜ん!宇佐美さ〜ん!
わし、パリで料理できることになりました〜!
オテルマジェスティックってぇ〜〜
一流レストランです〜〜!
大日本帝国一のシェフに一歩近づきました〜!


 セーヌ川に叫ぶ篤蔵・・・きっと届いているさ〜

天皇の料理番 (上) (集英社文庫)天皇の料理番 (下) (集英社文庫)天皇陛下料理番の和のレシピ
 オテル・マジェスティックの厨房に入る前の佐藤健がいい顔しとった。
新しい世界に入っていく期待と不安と覚悟、そして闘志が伝わってきた。


 今でも東洋人差別はあるんだろうけど、今から100年以上も前の欧羅巴では東洋人なんて人間扱いされていなかったようで・・・
一歩入った瞬間から「黄色い猿」呼ばわりされ差別の洗礼を受ける篤蔵。
グラン・シェフに握手を求めるもせせら笑われるだけ。

 でも、今の篤蔵は日本人を代表してここに来とる。
誰よりも強い負けん気で勝負じゃーーい!!


こんにちわ!
日本から来ました秋山篤蔵です!
(ここまで仏語)
よろしくお願いしまあっす!!

 今回ほどテーマ曲の『威風堂々』がしっくり来た時は無かったよ。
篤蔵の正面切った戦いが始まったぞ。


 小僧の仕事はどこでも鍋洗いから。
先輩のアルベールは仕事もずさんで性格も悪い。
細かいいじわるをしながら篤蔵を徹底的にバカにしております。
まかないの食事を犬の餌のように与えたヤツに怒り心頭になった篤蔵でしたが
頑張って抑え込み、じゃがいもの下準備をしていたら・・・
その鮮やかな手つきにシェフたちが目を見張りましたぞ。

『兄やん 体の具合はいかがでしょうか?
わしはパリで元気でやっております。
また小僧からの始まりでしたが日本で包丁を鍛えられていたおかげで
何とたった一日でレギュムというものに昇進できました。
ありがたいことにフランスの厨房は断然実力主義でした。
言葉は相変わらず不自由ですが料理の基本はそうそう変わるわけではなく
切る 煮る 焼く 揚げる 炒める 大きく言うとそれだけなので
何となく見当をつけてやってます。
困るのはむしろ味です。
同じ名の食材でも日本のものとはかなり匂いや味 食感も違い
同じ料理でも味や香りを強く仕上げます。
味覚が違うことが目下 最大の課題です』


 味覚を磨くのはかなり大変だったでしょう。
人間、生まれた時から食べてきたものを美味しいと思っているもんね。
宇佐見の作ったフランス料理も日本人向けに味付けされたものだったろうし。
フランスで食べるフランス料理との出会いは衝撃であり大きな壁だったと思う。
それを受け入れ貪欲に味覚の世界を広げて行った篤蔵は頭もいいし(そう見えないけど〜 ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!)感覚も人並み以上にすごいものを持っていたんだろうね。そして持っているだけじゃなく研ぎ澄まし続けた。


 手紙を受け取ったお兄やん(鈴木亮平)・・・満足げに、そして羨ましそうに空を見上げておりました。

 その頃篤蔵は、にゃんと無銭飲食をして叩き出されている新太郎ちゃん(桐谷健太)と再会。
金持ちの爺さんの妾になった茅野(芦名星)がパリ行の旅費を用意してくれたそうな。

「あの・・ずっと前から不思議やったんですけど、二人は恋仲やったんですか?」篤蔵
「よく分かんないねぇ・・・
つきあうことも別れることもなかったけど、ずっと一緒にいてさ。
まぁ、とにかく 親兄弟でもイロですらないオイラが
茅野のつくった金でパリまで来ちまったってわけさ・・・」新太郎
「幸せやったり運のいい人間はその分よけいに励まんといかんって母が言ってました」
「・・・・おいら画家になるぜーー!
いっぱしの画家になって
あいつの家に一枚300円の絵
壁いっぱいに飾ってやるからなーー!


 茅野姐さん、粋なお人だねぇ。
何も言わずにお金を用意して、何も言わずに新太郎も受け取った。
「言わぬが花」。
まことに日本人らしい感覚で美しいしかっこいいよ。


 新太郎の調子の良さはパリイに居ようがどこに居ようが変わりゃしない。
篤蔵の金で再会の宴をやろうと持ちかけ、それがダメなら「ザリガニ大食い競争」に参加(一位はタダ)。結局、土壇場で自分はお腹いっぱいだからと篤蔵に出場させるという・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

 大和魂で死ぬ気でザリガニを食べ続けた篤蔵は優勝。
隣の席でガッツを見せ戦っていたフランソワーズと知り合い、金を貸す羽目に。
母の形見のペンダントを預け、篤蔵の住所もメモったフランソワーズでしたが・・・
「絶対返ってこんやろな・・・」

 その後、篤蔵は肉係になるよう指示されたんだけど、給料は小僧のままだと判明。
びっくりして栗野の元にかけこんだら、フランスでは「ユニオン」に入っていない料理人は入った当時の給料から上がることはないんだって〜
でもフランス人以外の料理人がユニオンに加入した前歴はないそうな。
栗野もその仕組みを最初にちゃんと説明しといてやれよ。ひもじいのう・・・


 そんな時、宿無しの新太郎ちゃんが篤蔵のアパートに転がり込んで来た。
そこに期待していなかったフランソワーズがお金を返しに現れ、二人に茹でたじゃがいもにバターを落とし醤油をかけたものを出したら「バターと醤油のマリアージュ(結婚)」大喜びしてくれた。

 あ、そっか・・・・
サブタイトルの「結婚」は篤蔵がパリと溶け合ったことを意味しとるのか。
じゃ、フランソワーズとの結婚はなしね (ง°`ロ°)งよっしゃぁぁ‼


 部屋に遊びに来るようになったフランソワーズに篤蔵は厨房の残り物のおかずとワインを振舞った。
そうしているうちにフランス料理とワインの関係に気が付いた。
お互いに無くてはならぬ存在で引き立てあっている大変幸せなマリアージュだと。


 フランソワーズとの出会いが篤蔵を開眼させた。
歌手を目指しているフランソワーズの舞台を始めて見た篤蔵は(灬oωo灬)♥キュン!
でも彼女が男性とキスしている場面を見て、あっと言う間に失恋。
新太郎ちゃんが言うには、その男はパトロンらしい。

「いやいや、惚れてたとはな」新太郎
「違いますよ」篤蔵
「そうかい?」
「何ていうか・・・フランソワーズもフランス人なんやなって改めて思っただけです」
「ふ〜ん、そうかい」

 その頃、篤蔵が命よりも大切にしている宇佐美からもらった包丁をアルベールが叩き折っていた。
何かと重宝されている篤蔵に嫉妬しやがったのさ。
朝出勤し、すぐに異変に気付いた篤蔵はさすがに我慢できなかった。
包丁をアルベールの喉元に突き付けたさ。

どやっじゃあ〜!
わしが どうしてこんなに包丁さばきがうまいか教えてやろうか?
日本人は 昔っから刀で斬り合う伝統があるからや。
子どもんこっから長い刀振り回して覚えるんや
効率よく ぶった斬る方法をな!
何なら ここで試したろけ?」


 ここで我に返った篤蔵・・・・
やってもた・・・・

 もうクビだべ・・・と新しい職場を紹介してもらおうと栗野の所に向かったさ。
んが、話を聞いた栗野はそれどころじゃない、国際問題に発展する可能性もあると怯えております。

「白人に包丁を突きつけたんです。
傷害罪で訴えられてもおかしくありません」栗野
「もうずっと、わしの誇りはズタズタに傷つけられてますけど・・・
黄色人種は何されても黙っとけってことですか?
何されても黙ってるから、どんどんバカにされるようになるんと違うんですか?
」篤蔵
「ですが暴力は得策ではありません」

 そこにマジェスティックのグランシェフのジャンが現れ、
篤蔵も栗野も (~Д~ノ)ノひぇぇぇ〜
栗野に促され謝罪した篤蔵でしたがジャンは予想外の言葉を返してきました。


「篤蔵、辞めないで欲しい。
篤蔵、篤蔵の技術はすばらしい。
篤蔵の包丁はまるで生きているようだ」
「・・・・・・・」篤蔵・栗野
「それは篤蔵の努力から来るものだ。
篤蔵は包丁の手入れを怠らないし、
フォンを採る時は付きっつきりで灰汁を採る。
手を抜くということを知らない。私は素晴らしいと思っている
「日本では「真心」と言うんです。そういう心掛けのことです」篤蔵
「まごころ・・・」
「ウイ!」
「では、戻ってくれるか?」

 最初は拒否したジャンが自ら握手を求めてきた!感動の瞬間!と思ったら・・・
にゃんと栗野がジャンの手をキャッチ。
篤蔵を正式に昇給させ、ユニオンに入れて仕事に見合った給料を払うことを提案し
力強く説得。


「ユニオンに革命を!パリジャンの名にかけて!」
「・・・・・わかりました」ジャン
「・・・・粟野さん・・・・外交官なんですね・・・」篤蔵
「ええ!」

 その後、篤蔵は「ユニオン加入証明書」を手にした。
パリでも一人前の料理人と認められたのだ。

 でも、ジャンは篤蔵の技術は認めてくれたけど、舌はまだ認めてくれとらん。
これからだよ、篤蔵!
日本人が作るフレンチでフランス人を「うまい!」と唸らせとくれ。


 「ユニオン加入証明書」を手に、篤蔵はフランソワーズの元へ走った。
あのキス目撃以来気まずくなっていたけど、誰よりも一番にフランソワーズに知らせたかった。

  篤蔵の喜びに満ちた顔に泣けてきちまったよぅ・・・(ノ∀;`)

 でも、彼女が働いているカフェに行くとクビになったと聞かされた。
パトロンに「黄色い奴は汚いから付き合うな」と言われ篤蔵のことをかばったら、オーナーにチクられたらしい。

 明るくて素直で夢に向かってひたむきに頑張っているフランソワーズ。
パトロンとのキスがなんぼのもんじゃい!
わしはフランソワーズに今会いたいんじゃーーい!
篤蔵はフランソワーズの元まで必死で走ったさ。


フランソワーズ!これ、取ることができました。
あんたのおかげです。
あんたが一緒にいてくれたからフランスのこと色々わかって・・
言葉もましんなって。コレ取ることができました!
日本人で初めてです!


おめでとう!!
おめでとう!篤蔵!!
笑顔になったフランソワーズは拍手してくれた。
「お祝いしなきゃ!」と言いつつ、椅子につまづいて転ぶフランソワーズを見ていると
愛しい気持ちが一杯になって・・・篤蔵抱きしめっ!

「パトロンは日本人ではあかんですか?」
「・・・・・・・」
「あの・・あかんですか・・・?(日本語)」
「はい〜〜!!」

 しっかりと抱き合う二人・・・・かわいい恋人達が誕生だよ。
恋に落ちるってこういうことなんだろうね〜

 って、予告じゃもう篤蔵「天皇の料理番」になってるじゃん!はやっ!(゚Д゚ノ)ノ
そして俊子は廓へって、アンタちょっと!どういうことだい?
子供を産んだらもう用なしかい?!
そんなぁーーーーー松前屋のお父さんとお母さんはどうしたの〜?
俊子、早まらないでーー!!


 第1話 〜時代を超える人間の愛と命の感動物語〜どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢・・・
 第2話 料理はまごころ
 第3話 あいしてるの決断
 第4話 愛し君よサラバ
 第5話 おさな夫婦の結末
 第6話 愛と命の果てパリ
 http://blog.livedoor.jp/matakita821/archives/52138070.html" target="_blank" title="">第8話
 パリでの卒業式
 第9話 皇居編〜ザリガニと御即位の御大礼 
 第10話 皇居編〜関東大震災と家族の決意
 第11話 皇居編〜最愛の人と最後の晩餐
 第12話(最終話) 完結〜料理番の人生 敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末

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