「何でアンタと結婚しなきゃいけないわけ?
離婚して帰って来た人間に何なの?いきなり。
自分のことしか考えてない。
「好きだ 好きだ 好きだ…!」とか言ってたけど
私の気持ちなんて全然 考えてないじゃない!
最っ低!人間のクズだよ。
腹立つな〜 もうホントに。
ふざけんな!
誰が あんたなんかと結婚するか!
冗談じゃない!
何も考えないで「根性!」とかデカい声出せば
感動するとでも思ってんのか!?
バカ!ガキ!
16年間あんた何やって生きて来たのよ!!


「確かに京子ちゃんの言う通りかもしれねぇな。
根性だけじゃどうにもなんねぇのかも。
でもよ・・・でも俺は それでもど根性で行くことにするぜ。
ピョン吉とどんな時もど根性で いろんなこと乗り越えて来たんだ。
まぁ、ここんとこサボっちまってたけどよ。
もう一度 根性 出してやる!
このままじゃ嫌なんだよ。
何はなくとも根性 根性 ど根性だ!なぁ ピョン吉!

おう!
ピョン吉

「いいかみんな!俺は今 ここで宣言するぜ!
見とけよ母ちゃん!見とけよピョン吉!
見とけよゴリライモ!見とけよみんな!
俺はど根性で必ず京子ちゃんと結婚するぜ〜!」
「お〜!」
「お〜!」

「ホント、バッカじゃないの?じゃあね」
「諦めねえぞ俺は〜!お〜!」
「成長しねぇ奴だな」

 そうつぶやきつつも、ゴリライモはちょっと羨ましそうだったぞ。
確かに根性でとうにかなる問題じゃない( ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!)
でも、今のひろしには根性しかない。そして心強い味方のビョン吉がいてくれる。
ひろしが変わればみんなが変わる。
ど根性で突き進むしかねぇべ!


「とは言ってみたもののどうすりゃいいの?はぁ・・・」ひろし
「なぁ、ひろし・・・おいら・・・おいらさ・・・」ピョン吉
「何だよ」
「おいら・・走りたくなった」
「はぁ〜?フッ・・・いいね。行くか!
うん!

「うりゃ〜!おりゃ〜!うりゃ〜〜〜!」
「ぬぉ〜〜〜!あ〜〜〜!おぉ〜〜〜!お〜〜〜!」
「うお〜〜〜!うお〜〜〜!あ〜〜〜!あ〜〜〜!
ぐお〜〜!ぐわ〜〜〜!」

「遅いぞひろし!」
「クッソ〜!あ〜!うお〜!う〜〜!」
「うお〜〜〜!」
「ぬお〜〜〜!」
「うわ〜〜〜!根性 根性!」
「ど根性〜!・・・って、どこまで行くんだよ〜!」

「あの太陽に向かって走るんだい!」
「古っ!何か古っ!」
「うるせぇ〜!」

クソ〜!諦めねぇぞ俺は〜!
「何だ、ひろし泣いてんのか?」
「お前こそ!」
「違わい!朝日がまぶしいんだい!」


 涙は心の汗だ!ひろし、太陽に向かって走れ!
そして・・・ピョン吉との別れの時が近づいている。
最後にピョン吉に男のど根性見せたれ!
HPはこちら


ど根性ガエル (1) (集英社文庫―コミック版)ど根性ガエル (2) (集英社文庫―コミック版)
 さて、「ど根性ガエル」始まりましたなぁ・・・
アニメは見ていたけど、詳しいアレは覚えてないんだよなぁ・・・
最終回はピョン吉がTシャツから離れていっちゃったんだっけ?
死んだりはしていないよね?σ( ̄、 ̄=)

 原作は1970年から76年まで「週刊少年ジャンプ」に連載されていたそうな。
アニメが始まったのは1972年。
あのヒロシのサングラスやパンタリョンも当時の流行を反映させていた。
ヨシコ先生もいつもタイトなミニのワンピースを着ていたように思う。


 ドラマは原作設定から16年後(でも現在)ひろしは30歳。
平面ガエルとして一世を風靡したピョン吉(声・満島ひかり)とTシャツの持ち主のヒロシ(松山ケンイチ)も今や普通の人。「ど根性」を忘れたひろしは現在無職。小学生達にも相手にされない。
ひろしはピョン吉の存在をうるさいとすら感じており、ピョン吉のシャツを着ない日も多い。
お母ちゃんがご飯を食べさせたり洗濯したりして面倒を見ている。
(これじゃペットを子犬の頃だけかわいがる小学生だよ・・( ̄▽ ̄;)
結局お母さんが面倒みるという)

ピョン吉と母ちゃん(薬師丸ひろ子)に叱咤されるもどこ吹く風・・・気ままに太平楽な日々を過ごしていた。

 って、一回でも働いたことあるのかね?
家計はお母ちゃんが「ゴリラパン」で働いて支えている模様(薬師丸さん、またパートリーダーw)
ぐうたらが身についており、かつてあった男気もどこへやら。
女の子の帽子を拾うためにピョン吉先導で川に落ちた後、あのサングラスだけはしっかり握っとった。

 ピョン吉はひろしがこんな体たらくになってしまったのは自分のせいでは・・と気に病んでいる。
まぁねぇ・・・困った時にのび太がドラえもん呼ぶようなもんかねぇ。
違うのは常にピョン吉がひろしに喝を入れつつ引っ張ってきたってこと。
それが当たり前になっていて、いつしか自分から動くことがなくなったのかもね。


 今回、ひろしとピョン吉の出会いも描かれました。
ゴリライモと決闘中のひろしが投げ飛ばされて大怪我しそうだったところをピョン吉が救ってくれたんだね〜
なのに下敷きとなり平面ガエルになってしまい、アタック中だったピョン子ちゃんとも離れ離れに・・・

「なぁ、母ちゃん。何でおいら生きてんだろ?ずっと」ピョン吉
視聴者も原作愛読者も知りたかったことだわ〜
「こりゃまた 本質的な質問だね」母ちゃん
「だってさ普通アマガエルの寿命は4年だろ?
おいら平面ガエルになってもう16年だぜ?」
「そんなこと言ったら何で平面ガエルになって日本語しゃべってんだって話になっちゃうだろ?」

 確かにね。ど根性で16年生きてきたということか・・・
でもさすがにピョン吉の左目あたりがシャツからはがれてきており、母ちゃんが心配しております。
ピョン吉は家族だもんな。はがれるのはいいけど寿命的なアレかと穏やかじゃいられないよね。


 弟分だった五郎(勝地涼)は派出所のお巡りさん。
就職活動もしていないひろしのことを未だに慕ってくれているようです。
そして「ヤンス」も健在。

 職人芸の域に達した勝地君の下っ端キャラが気持ちいい。
下から熱く見つめてくれる五郎のおかげでひろしも輝けるのです。
今回もいい仕事してますなぁ・・・


 ゴリライモ(新井浩文)は「ゴリラパン」の社長として手広くやっており、区長選立候補準備もしている。
って、ゴリライモって本名「五利良 イモ太郎」っていうんだね・・・知らんかったよ。
相変わらずケンカが強い。でもやり方が拳法的なアレでスマートな雰囲気になっていたわ〜
離婚して町に戻ってきた京子(前田敦子)を見つけるとパンをあげてたぞ(*≧m≦)
 てか、あの変な調子の『ゴリラパンのうた』が頭を離れない〜!!

『♪〜 ゴリラのパンだ 買っておけ〜
♪〜 売り切れちゃっても知らないぞぉ
♪〜 何でゴリラのパンなのか
♪〜 ゴリラがパンを作るのか
♪〜 答えは簡単 怒るなよ
(途中不明)〜ゴリライモ〜♪』


 もちろんゴリライモが歌っております。2番3番も聴きたいぜよ〜!

 よし子先生(白羽ゆり)も40歳、相変わらず梅さん(三石研)はよし子先生命ではしごの上から教室を覗いとる。未だにプロポーズができてない。もういい加減にしろよ!とっととプロポーズしろっ!ってよし子先生も内心思っているはず。
「教師生活〇十年!」と叫んでいた町田先生(でんでん)は校長先生になっております。

 で、ひろしも偶然、京子ちゃんに再会して離婚したことを知るのですが・・・
冷たい冷たい・・・

「見れば分かるでしょ?離婚して帰って来たの」京子
「ハハハ… そんなもん見ただけで分かるわけねえだろ」ひろし
「はぁ・・・バカだね。相変わらず。バカでダメ」
「はぁ?何だよどうしたんだよ。ホントに京子ちゃんか?」
「じゃあ違うってことでいいよ」
「えっ?」
「忙しいの!じゃ」
「あっ、俺手伝うよ 暇だし」
「結構です」
「えっ?・・・・ん?何だ?」
「ピョン吉くんは?」
「ん?あっあ〜・・・いや〜(家に置いてきた)」
「さすがに死んだか。元はカエルだもんね。じゃ」

 学生時代には誰よりも輝いておりマドンナ的存在だったのに今の自分は色褪せたと思ってるのかね・・・
離婚したことをまだ受け止められずにいる感じ。


 ヒロシはその後にもわざわざ京子を呼び出して『相談に乗る。ど根性で何とかする』とか言って怒らせてたぞ。

 あれから16年、それぞれ憂いを抱えながら生きているが屈託がなくあの頃のままなのはひろしだけ。「変わらないこと」がほっとさせるんじゃなく周りを苛立たせている。
お母ちゃんの苦労も心配もどこ吹く風。ひろしだけが極楽とんぼのように生きている。
それは現実を知った上での強さからきているのではなく現実を見ていないから。


 京子ちゃんの歓迎パーティを企画するも本人に断られ、それでもただ酒が飲めるとはしゃぐヒロシ。
(歌っている植木等の『無責任一代男』がぴったり!(* ̄m ̄))
かと思ったら「京子ちゃんにはずっと幸せでいてもらいてぇんだよ」と泣きじゃくる・・・

 おバカだけど誰よりも純なこころを持っている。
その嘘のない言葉に校長先生も梅さんももらい泣きさ〜
でも、それはみんなが大人だから。そしてひろしが幼いままだから。
邪気のない赤ちゃんが泣いている姿にほだされる。


「はぁ・・・ホントにもう、このバカ息子」母ちゃん
「何だよ?母ちゃん」ひろし
「今日あるものがね、明日も明後日もそのまた ず〜っと先も変わらずにあると思ったら大間違いなんだよ。
ちゃんと大切にして、ちゃんと守んなきゃ。何だっていつなくなったっておかしくないんだよ!
生き物の命だってそう!」
「母ちゃん・・・」ピョン吉
「変わっちまうのが嫌ならね、自分の力で何とかすればいいだろ。
それをちょっと言われたぐらいでしょんぼり帰って来て。もうぐずぐずぐずぐず。えぇ?!
それでも男かい?!この根性なし!」


 お母ちゃんの叱責とピョン吉の援護を受けて、ひろしは京子ちゃんにプロポーズに向かいました。
すぐに追いかけるみなさん。

 いやいやいや、違うだろ! ゞ( ̄∇ ̄;)
いきなりプロポーズって意味わからんし・・・それよりまず仕事に就けや!
店の前で隠れて会話を聞いていた京子もギョギョギョ!慌てて家に戻りました。


 結果はもちろん玉砕。でも、それでいいのです。
おかげでやっとひろしは目が覚めた。
変わらないものなんて何もない。そして遅ればせながら自分も変わる時が来たのだと。
ひろしがひろしでありながら新しく生まれ変わる。
そうなった時、自分の一部だったピョン吉は永遠の友になるのでしょう。


 いや〜見る前は「銭ゲバ」の時と同じように、いくら松ケンでもこなしきれないんじゃ・・
それに前シーズンの岡田さんのドラマ、私好きになれなかったもんで・・・不安だったんですが、これはかなり好きです。
ぐるっと一周回った直球が心地よい。
いつもながらにシンプルな言葉なのに聞き入ってしまう。
岡田恵和さんらしいファンタジーに散りばめられた現実を拾うのが楽しい。
キャスティングも完璧。特に満島ひかりさんのピョン吉がぐいぐい引っ張って行ってくれる。さすがですな。
安心してその世界に浸れます。
エンディングのザ・クロマニヨンズの歌と共に流れる映像が切ないけど、覚悟して見守りますわ〜


 第2話 ひろしが泥棒 !? ピョン吉大追跡 !
 第3話 決死のパン作り!初月給で親孝行
 第4話 雷雨決行!父に捧げる花火大会!!
 第5話 バカ社長 VS 悪徳社長!20円の攻防
 第7話 ピョン吉別れ旅!カエルに戻る日
 第8話 16年の恋に決着!死ぬなピョン吉
 第9話 ピョン吉最後の日!最後のど根性
 第10話(最終話) 消えた!?復活!?ピョン吉の未来

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