さて、あさ(波瑠)が楽しみにしていた千代(小芝風花)の相談とやらですが・・・
宜ちゃん(吉岡里帆)のことでした。


「このままやったら宜ちゃん、卒業してすぐお嫁に行かされて
もう勉強から遠ざかってしまう・・・
相手によっては勉強かてさしてもらわれへん!
なぁ、お願いだす。
お母ちゃんどないかして宜ちゃん、助けたげてくれへんやろか?」
千代
「どないかて・・・
そやけどよそ様の家の事にたやすう口出しでけへんしなぁ」あさ
「そやけど、お母ちゃんかて宜ちゃんの事知ったりますやろ?
まぁ、勉強が好きすぎてけったいなとこもあるけど・・・。
うちな、ああいう子ぉこそ勉強さしてあげるべきや思うんだす」
「そうか。そうだすか。
あんたが女学校行ってそない友達思いの子ぉになったいうのは嬉しい事だす。
お母ちゃんに何ができるか分からしまへんけどなぁ、
せっかくのあんたの頼みや。ちょっと考えてみまひょな」
「おおきに!」

 あら!ええ感じに親子してるやないのぉ〜
それに千代は賢いから、おなごの大学校の趣旨も理解しとる。
学びたいという強い意志のあるもんが学校行くべきやて。
自分は行きたくないけどな・・・( ̄∇ ̄;)

 で、なんか嬉しくなったあさは調子に乗っちゃったかしらぁ〜?
あさが夢見る千代の卒業後の将来像を語ってしまいましたわ。


「あんたさえよかったら、女子大学校の設立が成るまで
うちの手伝いしてもらいたいんだす。
亀助さんの下で秘書として働いてもろて、女子大学校が出来た暁には、
あんたにもそこに入学してもらいたいのや。
ほんでいずれ一緒にこの加野屋を・・・」
「何だす?それ。
何を勝手に人の道決めて・・・
うちはお母ちゃんのそないなとこが一番嫌いなんや!
理解ある母親やいう顔しときながら、心の奥底では自分こそ一番正しい 
自分こそきちんとしたええ人間や思て人に自分の考え押しつけはるとこだす」

「う・・・うちは!うちが一番正しいやなんて思た事あらしまへん!」
「いいや!思ったはりますのや。
人に嫌われても刺されてもそないなとこ、
結局ちょっとも変わりはりまへなんだわなぁ」
「な・・・何でだす!?お母ちゃんはあんたのため思てやで」
「何がうちのためにええかなんて、お母ちゃんに分かるはずあらしまへん!」


 千代の言葉は間違っていないわなぁ・・・
あさの自分の意志を貫きとおすところはすばらしいところではあるんだけど
身内にしてみたら、憎らしいところでもある。
絶対に変わろうとしないから回りが変わらねばならないことに
あさが気づいていないってのが、またね・・・( ̄∇ ̄;)
という訳で、また決裂。
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 しょぼんとなったあさは、新次郎はん(玉木宏)に愚痴っております。
娘と心が通い合わないのは、ホンに辛いもんだす


「もう、うち、千代とは一生 話せぇへん」あさ
「ハハッ・・・そないうそ言うたらあかん」新次郎
「そやけど・・・うちは必ず、うちの言うとおりにせえやなんていっぺんも言うた事
あらしまへん。せやのに押しつけるやなんて。
何で何もかもあないなふうにとってしまいますのやろ?」
「うん・・・まぁ、そないわがままばっかりやあれへんのやけどな」

 新次郎はんは千代がよのさん(風吹ジュン)の背中を
さすってあげてる現場をそっと見せましたでぇ〜


「優しい顔してましたなぁ。天女さんみたいだしたわ」あさ
「うん。せやろ?」新次郎
「うん・・・うちにだけきつう当たりますのやなぁ」
「あさがな、入院して気ぃ付くまでの間、あさの手ぇとか脚かて
ずっとさすってましたんやけな」
「へ?うちの?」

「そうだす。それになぁ、ず〜っと一緒にいてたかて仲ええ親子も
気ぃの合わへん親子もいてはります。
女の子はな、『蝶や花や』ていいますけど、千代はまだ蝶々で言うたら
サナギの時期だす。
そないな時に親ができる事いうたら、どないに嫌われても悪態つかれても
おてんとさんみたいにさんさんと照らしてやる事だけかも分からしまへんな」
「そら、なかなか難しい事でおますなぁ・・・」

 さすが新次郎はん・・・わかってはりますなぁ・・・
おてんとさんで居続けるゆうのは本当に難しい。
でも新次郎はんはあさに対しても千代に対してもずっとそうしてきた。
おてんとさんの有難さは消えて初めて気づくもの。
だからつい温かさを当たり前に思ってしまう。


 そして和歌山にも母と娘がいましたで。
やっぱり菊さん(萬田久子)、ホントに腰の骨折ったんだねーーーゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
何やら悪夢を見て苦しそうなんで、はつ(宮崎あおい)が起こしてあげたぞ。

 菊さん、母親から蔵に閉じ込められた夢を見ていたんやて・・・
虐待言うたら大げさに聞こえるかもしれんが、こういう親からの仕打ちは
無意識にその子供にも受け継がれてしまうもんや。
わてもそうだったかからよくわかる。
自分も辛かったのに、そうしてしまう。
その悲しい連鎖は断ち切らなアカン。
だから惣兵衛(柄本佑)はんのように、苦しみの末、葛藤から自由になれた人はすごい。
はつという人がそばに居てくれたからこそやけど。


「それに比べて藍之助も養之助もなんぼ怒られたかて
「ヘヘヘ」言うて笑てますわな」菊
「ハハハ。へぇ・・・うちが甘やかしてしもて・・・」はつ
「フンッ。どこがやの。あんた優しい顔してなかなか厳しいお母ちゃんだすがな。
藍之助も養之助もあんたにちゃ〜んと一目置いてます」
「そうだすやろか?なかなか言う事聞かしまへん」
「おんなじ怖いお母ちゃんのはずやのになぁ、何が違てましたんやろなぁ・・・?」
「アハハ・・・」

 寝ている菊さんの体の向きを変えてあげるはつ。
すっかり安心してまかせて『気持ちええわ』ということばが自然と出る菊さん。
いろんなことがあったけど、ただそこにはお互いへの信頼だけがある。
美しい姿だす・・・


「うち、こない長い事お母様と暮らさしてもろてますのに、
一つだけずっと言い忘れていた事がございます。
旦那様を・・・あなた様の息子の惣兵衛様を産み育ててくれはっておおきに。
お母様が山王寺屋ののれん背負て、子を産み育てる事がどないにえらい事やったか今のうちには分かる事やあらしまへん。
けど、それやのにあないに優しゅうて体もたくましい立派なお方を
育ててくれはって、ほんまおおきに。
おかげさんでうちは今、温かい家と明るい息子に恵まれております。
ぜ〜んぶお母様のおかげだす」はつ

「こんなボロ屋で何が温かい家や・・・フフッ」菊
「そうだすやろか?
うちにとっては大阪の山王寺屋の家よりも、
どないに立派な西洋風のお屋敷よりもこの家が温こう思えます」
「えらい嫌み言うてくれはりますなぁ・・・このお嫁さんは」
「フフフ・・・じき養之助のお嫁さんも来たら、
もっともっとにぎやかになりますわ」
「せやな。あの子ようけ子ぉ作りそうやしなぁ・・・」
「ほんまだすな」

 はつに背中を向けて、菊さんはうれし涙を流しておりました。
母親として生きてきて、こんなふうに感謝されるほど嬉しいことがあろうか。
てか、菊さん、そろそろ三途の川を渡る準備・・・?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
まだ少し早い思うで〜


 第1週 小さな許嫁(いいなずけ) 第1話〜第6話

 第2週 ふたつの花びら 
 第7話  第8話〜第10話 第11話 第12話

 第3週 新選組参上! 
 第13話 第14話 第15話・第16話 第17話 第18話

 第4週 若奥さんの底力 
 第19話 第20話 第21話 第22話・第23話 第24話

 第5週 お姉ちゃんに笑顔を 
 第25話 第26話 第27話 第28話・第29話 第30話

 第6週 妻の決心、夫の決意 
 第31話 第32話 第33話 第34話・第35話 第36話

  第7週 だんな様の秘密 
 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話 

 第8週 京都、最後の贈り物 
 第43話 第44話 第45話 第46話・第47話 第48話

 第9週 炭坑の光 
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