さて、雁助はん(山内圭哉)のことだす。
なんでも工場の棚から石油缶が落ちてきて、それが頭を直撃し、意識不明が続いているようだす。
さらに雁助の嫁さんの手紙ではお金を融通して欲しいとも書かれてあったそうな。


 とにかく雁助はんのことが心配で新次郎はん(玉木宏)も榮三郎(桐山照史)もあさ(波瑠)も、すぐに神戸に向かおうとしたんだが、スケジュールキツキツのあさは亀助はん(三宅弘城)に止められてもうた。
あさは自分の代わりに亀助とうめ(友近)を行かせようとしたんやが・・・
もちろんうめは断った。

「何でだす?何で行ったらあきまへんのや?」あさ
「うちと大番頭さんは・・・雁助さんは、おんなじお家で一時共に働いてた奉公人同士いうだけのご縁だす。それがわざわざ神戸までお見舞いやて・・・
向こうには奥様かてご家族かていてはるいいますのに」うめ
「そやけど・・・もし、このまま目ぇ覚まさへんかったら、一生お会いする事も
でけしまへんのやで?」
「かましまへん。
加野屋を出ていきはった時にもう一生 会う事もあらへんやろなて思てまし たんやさかい。二度とお顔を見る事かて・・・」


 きっぱり言うたうめやったが・・・
ふと雁助はんがかわいがっていた猫の鳴き声を聞いたら・・・
二人で一緒に過ごした時間が蘇るさ・・・(ノω;`)


 きっとあさがしつこく言ってくれたんやろな・・
翌日、うめも一緒に雁助はんの入院してはる病院へ行きましたで。
そこには雁助の妻・ツネと娘のツゲと娘婿・竹男がおりました。
一緒に会社を経営していた娘婿の落胆は大きかった。

「何でこないな事になってしもたんか…!」竹男
「大丈夫だすか?」亀助
「いいや。お父さんがこないなってしもたらうちのマッチ工場はおしまいです!」
「あんた、もう泣かんといて。しょうがあれへんやないの」ツゲ
「せやけど!今までええつきあいしてた取引先の問屋や原材料業者まで
お父さん倒れた言うた途端急に貸してた資金返せ言い始めて・・・!
どないしよう・・」


 雁助はんには悪いけど、この娘婿情けないで。
泣いてないで資金調達のために動かんかいな。
お父さんがおらんでもうちの工場は大丈夫やいうとこ見せなはれや。
それに奥さんもいきなり融資の話てなぁ・・・雁助はん、幸せやったんやろか・・・(-言-)

 サトシ(長塚圭史)再びですな・・
頭取の判断は・・・そして新次郎はんはどうするつもりやろ・・・
医者の話では雁助はんは脳の中で出血しており、正直あかんやろとまで言われたようだす・・
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連続テレビ小説 あさが来た Part1 (NHKドラマ・ガイド)NHK連続テレビ小説 あさが来た 上文庫版 小説 土佐堀川 広岡浅子の生涯 (潮文庫)
 そしておなごの大学校の方ですが・・・
東京へ行った成澤(瀬戸康史)から伊藤博文閣下のお口添えのお陰で文部大臣・西園寺様国家教育社の近衛様への面会かない、ご賛同頂いたという報告がありました。


「よろしおました。人脈が広がっていきましたのやなぁ」あさ
「あとは板垣退助様や渋沢栄一様にもお会いしてくるて書いてあります」
「はぁ〜あさ先生の言うてはりましたとおり、勘どころを抑えといたら
あとはうまい事いくもんなんですね」宜(吉岡里帆)
「そない甘いもんやあらしまへん。
渋沢様は教育に理解がおありになりますさかい、
かえって交渉はその中身が問われる事になる思います」
あさ
「はぁ・・・そうですか。軽率な事言うてすみません」
「いいや。そやけど、これはひとまず朗報だす。
大阪にいてるうちらももっともっと頑張らなあきまへん」
「はい!」


 あさにぴったり張り付いている宜はいろんなことを学んでおります。
おなごの大学校のことで説明に伺わせてもらった家で悪態つかれようと
へこたれず朗らかに交渉を続ける意志を見せるあさの姿に驚きと感銘を受けたようだす。


『あさは粘り強く大阪〜京都〜神戸と活動の範囲を拡大していきましたが
なかなかめぼしい収穫は得られませんでした』


 本日も工藤様から試されるような言葉がありましたで。

「炭坑もえらい大事な時やて言うてはったのに、もうそないけったいな事に
手ぇ出すのやめはったらよろしのに」工藤
「へぇ。工藤様、えらいご心配おかけしてすんまへん」あさ
「それにもし、出資したとしますわなぁ・・・
計画どおり寄付が集まれへんかって結局話が流れたらどないしはるつもりですのや?」
「もし万が一そないな事になったら、ほかの出資してくれはるお人にご迷惑
おかけせんように、うちと支援者の山倉さんとで残りの費用負担しよて
話し合うてます」

「へ!?」へぇさん(辻本茂雄)
「どうか工藤様も懲りへんおばさんが、またそないな事言うてたなぁて
頭の片隅にでも置いといとくなはれ」

 正直、工藤様、あさの覚悟に驚いたようや。
そしてへぇさんもな・・・( ̄∇ ̄;)


「いや、奥さん。山倉さんは大富豪ですからいいとしても、
加野屋は苦境を乗り越えたばかり。そこまで背負たらあきません!」
へぇ
「あくまで覚悟の話だす。
もちろんきちんと賛同を得て寄付金集める事が前提だすさかい」
あさ
「しかし奥さんも、もうお分かりのように、この先この国がいくら発展したとしても
おなごに対する考えが根本的に変わる事は永久にないでしょう」

「永久にて・・・」宜
「あ・・すいません。言葉が過ぎました」

「いいや。本音言うてくれはっておおきに。
へぇさんの言葉はうそがあれへんさかい口先だけおなごの力が大事とか
おなごも男とおんなじにとか簡単に言うてる人の言葉よりよっぽど身にしみます」
「へぇ」
「そうだすなぁ・・長年当たり前に考えられてきたもんを変える事はほんまに難しい。
せやからこそ、まだ懲りてへん言われても恐れずに飛び込むペンギンは
ぎょうさんいてなあかんのだす」

「ぺんぎ・・・?」へぇ
「もし、うちがフカにパクッと食べられても、すぐにもっともっと立派なペンギンがようけ生まれるよう婦人の頭脳を開拓しとかなあかん。そのための大学校だす。なぁ?」
「はい!」
「ほんなら、行ってきます」
「へぇ!・・・・はぁ・・・ほんま、なんちゅうお人や」

 これがやらかいおなごのパワーや。
自分がフカに食べられてしまおうとも、あとのもんを信じて雄々しく飛び込んで行く。
呆れつつもいつのまにかあさを応援したくなる。
まだまだ道は険しいけど、あさは向かっていくもんがある喜びを感じているようだすな。


 第1週 小さな許嫁(いいなずけ) 第1話〜第6話

 第2週 ふたつの花びら 
 第7話  第8話〜第10話 第11話 第12話

 第3週 新選組参上! 
 第13話 第14話 第15話・第16話 第17話 第18話

 第4週 若奥さんの底力 
 第19話 第20話 第21話 第22話・第23話 第24話

 第5週 お姉ちゃんに笑顔を 
 第25話 第26話 第27話 第28話・第29話 第30話

 第6週 妻の決心、夫の決意 
 第31話 第32話 第33話 第34話・第35話 第36話

  第7週 だんな様の秘密 
 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話 

 第8週 京都、最後の贈り物 
 第43話 第44話 第45話 第46話・第47話 第48話

 第9週 炭坑の光 
 第49話 第50話 第51話 第52話 第53話 第54話

 第10週 お姉ちゃんの旅立ち 
 第55話 第56話 第57話 第58話・第59話 第60話

 第11週 九転び十起き 
 第61話 第62話 第63話 第64話 第65話 第66話

 第12週 大阪一のおとうさま 
 第67話 第68話 第69話 第70話 第71話 第72話 

 第13週 東京物語 
 第73話 第74話 第75話 第76話・77話 第78話

 第14週 新春、恋心のゆくえ 
 第79話 第80話 第81話 第82話 第83話 第84話

 第15週 大阪の大恩人 
 第85話 第86話 第87話 第88話 第89話 第90話

 第16週 道を照らす人 
 第91話 第92話 第93話 第94話 第95話 第96話

 第17週 最後のご奉公 
 第97話 第98話 第99話 第100話 第101話 第102話

 第18週 ようこそ!銀行へ 
 第103話 第104話 第105話 第106話 第107話 第108話

 第19週 みかんの季節 
 第109話 第110話 第111話 第112話 第113話 第114話

 第20週 今、話したい事 
 第115話  第116話 第117話 第118話 第119話 第120話

 第21週 夢見る人 
 第121話 第122話 第123話 第124話 第125話

 第22週 自慢の娘 
 第127話 第128話 第129話 第130話 第131話・第132話

 第23週 大番頭のてのひら 
 第134話 第135話 第136話 第137話 第138話

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