いや〜おもしろかった!まさに大人のための痛快娯楽探偵劇でしょうか〜
どの場面も選び抜かれているって感じ。
音楽も70年代のアメリカドラマっぽくて好みだしぃ〜
主演のお二人さんの登場の仕方もさりがなくかっちょいい!
阿部ちゃんなんてアメコミヒーローっぽかったわぁ〜
もちろん視聴決定だけど、記事は書いて行くかどうかわからん・・
見て、ただ楽しみたいというか・・・(。・ ω<)ゞてへぺろ♡
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 大物代議士・大山良蔵(村井國夫)のパーティが行われている豪華客船に
45歳以上男性公務員限定婚活パーティに参加している刑事の小向達郎(香川照之)と「セントプロファイリング」講習会を開催している華岡信一郎(阿部寛)もいた。
華岡はアメリカでは「スニッファー」と呼ばれる嗅覚スペックで事件を解決する能力を持った男。
すれ違った男が腕のギブスの中にプラスチック爆弾を隠し持っていることを察知し
船長に通報。
おかげで小向は手柄を立てることができたのだが、まだ彼は華岡の存在を知らない。

 小向は元マル暴(暴力団担当)だったが新設された特別捜査支援室に配属されたばかり。
一緒に住んでいる母・昌子(吉行和子)はまともな服装で出勤する息子に感激しております。
ワードロープには、いかにもなアニマルプリントのシャツとか、ど派手なヤクザ御用達っぽい服ばかりだからね( ̄∇ ̄;)
そして異動で女性との出会いにも期待。
婚期の遅れた息子の孫を抱くのが生きがいとなっているようです。


 吉行さんの母と香川さんの息子、いいコンビネーション。
吉行さんって出てくるだけでほっとする〜
小向は下町育ちの人情派、仕事熱心だけど気は小さい(緊張するとお腹ゴロゴロ)。
鞄にお守りが何個かぶらさがっているのは昌子が付けたのかしらね (* ̄m ̄)プッ


 さて特別捜査支援室とは警察の組織図にも載っていない秘匿の部署だそうな。
他の課では解決できない難事件をまかされるらしい。
率いるのはFBIで研修してきたというエリート・上辺一郎(野間口徹)。
他のメンバーは女性刑事の早見(高橋メアリージュン)と細井(馬場徹)という若手。
実は華岡もコンサルタントとしてここに所属していた。
現場に指紋も証拠もない時プロファイリングを行う役目なのだが
いろんな面で非常〜に面倒くさい男であるため常にお守役が付いとる。
小向はその華岡の3人目のお守役として異動になったのでした。

 説明されてもよくわからん・・・
けど、その『鼻男』の能力を目の当たりにする事件が早速起こりました。
被害者は左嶋建設の佐々木浩。
深夜に建築現場に連れてこられ、頭に何かを撃ちこまれたのち落下して死亡。
実はすでに同じような方法でコンサル企業の重役と設備会社の部長の二人が
殺されていた。

 遅れて登場する華岡。
住んでいる自宅のエレベーターもアンティックでしゅてき。
乗っているお車は・・・・外車なんだろうけど・・なんていうのかわからん・・・( ̄∇ ̄;)
とにかくこだわりが強いというのは伝わったぞ。
家出る時にスニッファーセットを車の屋根に乗っけてたけど、現場に着いた時には中から出してた。いつ入れたんだろ?

 小向が『スニッファーさん』に挨拶したら、鼻に器具を挿入し鼻栓を抜きとる華岡。
臭覚が異常に発達しているから何も入れないと情報が雪崩のように入りこんでエライことになるのか、いつもは鼻栓をしているんだって。


 で、小向をプロファイリング。
「奥さん、年上?70代?今朝も抱き合った?」
「ソレ、おふくろだよ。俺まだ、独身だし」小向
「あ、失礼。ネクタイから匂いがしたもので」
「匂いでわかったの?」素直に驚くおぼこい小向。

 そしてすぐ隣にいた早見の匂いを嗅ぐ。

「こっちはここしばらく異性との接触はないな。
ゆうべはアルコールを摂取しすぎて明け方牛丼を食べて一人で泣いた」華岡
「オイッ!」早見

 シャーロックも日常的に相手を分析し言い当てててしまうからほとんどの人に
嫌われてたもんね。
もちろん華岡も悪気は一切ない。
匂いを嗅ぐと自動的に脳内で分析が始まってしまうのだ。


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 大きく空気を吸い込んだ華岡は上階へ。
支援室のメンバーも鑑識の皆さんもその後ろに列になってついて行くのが笑える・・
そしてまた匂いを嗅ぐと、昨夜の犯人と被害者のイメージが見える。

「被害者は ここから下に落ちた。
犯人は30代後半から40代前半の男性。
喫煙歴なし。世帯収入は高くない。
あと、胃潰瘍がある」

「アンタ・・・すごいね」小向
「年齢は加齢臭のもとになるノネナールの匂いで分かる。
犯人は、どちらかというと中年期特有のジアセチルの方が強い。
あとメチオナールと劣化した油、それと乾麺の匂いだ。カップラーメンだ。
匂いの強さからして多食してる。
あと・・・血のついた鉄の匂いがする。
1ーオクテンー3ーオン。
皮膚の脂質が鉄と反応して出来る酸化物だ。
鋭くとがった鉄。
つまり凶器は釘だ」
華岡
「眉間の穴に釘を刺したって事?どうやって?押さえつけて?」細井
「バカ!丑三つの呪いじゃないんだから。バカ」早見
「本当に・・・本当に分かるの?そこまで。すごいなぁ」小向

 そんな話をしていたら、頭上にハトが現れフンを華岡の顔に落とした。
途端にくしゃみをするスニッファーさん。
ハトアレルギーなんだって。
 

 早速、小向お気に入りの耳鼻咽喉科にお連れしました。
ほんわか美人の末永由紀先生(井川遥)。
例によって末永のことも分析始める華岡ちゃん。

「香水はマッキャンのゴールド。
あと、プールで泳ぐのが好きだ。強い塩素の匂いがします。
あと・・・口づけしましたね 今朝。
いや、今朝だけじゃないな。ゆうべもおとといも・・・
一日何度も口づけしてる。しかも激しく」

 大きな衝撃を受ける小向・・・

「相手は・・・トイプードル。犬だ。
付着した唾液の匂いで分かるんですよ。
一日に何度も犬と口づけをかわす40前の1人暮らしの女医。
それがあなた。当たりでしょ?」
「・・・全然うれしくないですけど」末永

 憮然とした表情の末永・・・(* ̄m ̄)
小向もイメージがちょっとアレになってがっかり・・・


 華岡のラボ兼自宅も精密に作られてましたな〜
倉庫っぽい広さで中身はスケルトン・・・
後半出てくるアジトとか〜いや〜お金かかってるね〜


 離婚経験者で高校生の娘・美里がいる。
普段は母親と暮らしているが、たっま〜に華岡の所に泊まりにくる模様。
養育費が滞りがちな話をしていたから、有り金を研究に注ぎこんでるのかしらね。

 華岡は『人の感情が匂うかどうか』という研究をしているらしい。

「感情も所詮、脳内の化学物質の放出の変化の結果なんだ。
そこには常に匂いの放出が伴う」華岡
「はあ〜〜人の気持ちが分からない人間にぴったりの研究だわ」美里
「最近、タバコ吸ってる男とつきあってるな。
年齢は二十歳前後。しかも頻繁に会ってる」
「ちょっと!ソレやめてって!キモいから」

 娘といる時の華岡は若干居心地が悪そうな・・・
ちらりと見える父親ふうの顔が興味深いですわ〜


 四人目の死体が廃工場で見つかった。
不動産ディベロッパーの男。

「金の入ったバッグを持ち去ってる」華岡
「昨日ばらまいたやつか」小向

 前夜、新宿で一万円札がばらまかれており、
『これは日本を洗濯する金だ』という犯行声明があった。

「それと、いろいろな金属の劣化した匂いがする。
アセチレンガスのバーナーで切断された鉄クズの匂い・・・
スクラップ工場だ」
「スクラップ工場?犯人はそこで働いてると?」
「ああ。それから・・・もう一つ、何か分からない匂いがする」
「・・・・・(゚Ω゚;)ハッ!!」

 小向がせんべい食べとる!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

「それじゃないよ」華岡

 二人で犯人がいるスクラップ工場探し開始。
淡々と匂いで『ここじゃない』と判別し、ちゃっちゃと移動するドライな華岡と
そこで働いているおじちゃんとすぐに仲良くなっちゃうちょいとウェットな小向。
ほどよいキャラの出し方にベテランの味が出ていますな〜
おっさん二人がボヤいたりツッコんだりしているだけで楽しい♪


 お金が入っていたと思われるバッグが見つかり、付着していた指紋から沼田秀夫という男が浮かび上がった。高跳びしようとしている沼田のアジトへと向かうよう指示が出たんだけど華岡が小向にストップをかけた。
あの理解できない匂いが何なのか一刻も早く突き止めたいそうな。
しかたなくお守役の小向も付き合うことに。

 関係性ができあがっちゃってるわね〜
常に自分のペース優先の華岡と
しかたないな〜と思いつつ面倒をみる羽目になる小向。
今までのお守役は疲弊して逃げちゃったのかしら・・( ̄∇ ̄;)
でも小向が華岡に従っているのは役目だからだけでなく、
華岡の特異な能力を素直に認めているからなんだろうね。


 で、わりかしすぐに、その場所も犯人も特定しちゃったよ。

「犯人。あの人・・」華岡
「・・・・え?」小向
「捕まえた方がいい気がするなぁ・・・(他人事)」
「は?」
「頑張って。俺、争い事は苦手だから。車で待ってる」
「え・・・・おいおいおい!
「し〜っ!捕まえたら知らせて。メールでいいから」

 メールでいいからってアンタ・・・
匂いと原因にしか興味ないのね・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ


 華岡は車に戻ったんだけど、何か車を持ちあげるでっかい磁石の付いたショベルカーで追いかけられた小向も慌てて車へ避難。
拳銃で抵抗しようとしたんだけど磁気で吸い取られちゃったのよね。
さらに二人して車ごと持ち上げられちまった。絶体絶命!

「どうすんの?コレ(冷静)」華岡
「助けを呼ぶしかない!(;´Д`)」小向
「飛び降りろ」
「嫌だよ!足折れるよ!」
「いいじゃないか。短いのが2本ある。1本ぐらい」
「うるさいよ!Σヽ(`д´;)ノ 」

 なんとか足を犠牲にせずに済んだようです。
連続殺人犯であり、華岡たちを殺そうとしたのは沼田秀夫(劇団ひとり)。
高跳びしようとして確保された男は沼田秀夫から戸籍を買い取った男だった。
3万で買った戸籍を基にパスポートを作り、トランクの二重底に詰めた訳アリの大金を海外に持ち出そうとしていたそうな。

「つまり、その金は産廃処理の代金を水増し請求させて浮いた金を
キックバックさせたもの」小向
「水増し請求させてた工場の一つがここ。
それ以外にも組織的に莫大な裏金を作り政治家への賄賂に使ってた。
で それに関わってたのが殺された被害者たちって訳」早見
「ここでつながったのか・・・」
「被害者たちはこの工場を食い物にした上にタダ同然に沼田の戸籍を奪い取った」
「戸籍も無くした男が自分たちを利用して悪事を働くエリートたちに逆襲って事か」

 沼田は逃走中。
体調を崩していたという社長の風間さんも行方不明だった。

 その後、華岡が工場の地下にある沼田のアジトを発見。
最後のターゲットは国会議員の大山良蔵と判明した。

「この沼田って男はさ東工大まで出てるのに入った会社すぐ辞めて
そこから職を転々流れ流れてあそこに行き着いたらしいよ」小向
「挫折したエリートか」華岡
「あのスクラップ工場が唯一の居場所だった。
だけどさんざん食い物にされてあっさり潰された。
そりゃあ怒りも湧くわね」
「怒りなのかなぁ・・・?動機は」
「いや、そうでしょう。
それに社長の風間って人が行方不明。
入院してるって沼田は言ってたけど殺してる可能性もあるね」

 沼田が乗り捨てた車が見つかり、華岡は彼がTATP(日常にあるもので製造した爆弾)を作り、移動させたことを突き止めた。

 華岡がラボで検査しながら匂いの原因を突き止める場面はわくわくしますな〜
そして所在なげにしている小向がかわいい。


 車に残っていた札に残っていたのははトンネルなどに繁殖する鉄バクテリアの一種と判明。
沼田は地下鉄の線路に爆弾を設置したと思われた。

「いやいや・・無理でしょ。
地下鉄の線路に下りたら感電するよ」小向
私の鼻は間違えた事がない。長時間下りてる。つまり地下の廃駅だ」華岡

 その廃駅で沼田を見つけた小向は捕えようとしたんだけど、逆に体中に爆弾取りつけられちゃった。
真上では「清澄神宮」の式典が行われており大山も参加していた。
沼田はスクラップ工場のゴミで作った爆弾で小向たちを道ずれに自爆テロを決行するつもりだった。

 淡々ど現場処理しようとして沼田を逆上させる華岡。
一応死にたくはないから説得してみっか・・って感じでしょうか〜
そして怯えつつも必死で沼田と華岡の両方に気を使う小向。
警察官としての使命感と人の良さが伝わってくるのが何ともおもしろ可笑しい。


 沼田は小向に付けられた爆弾には4つの回線があることを教え
華岡に解除するチャンスを与えた。

「一本でも間違えたらアウトだ。ハハハハッ」沼田
「どうかな?匂いってね、分かるんだよね。
君の感情も君が頭の中で思ってる事も全てね」華岡
「どういう意味だ?」
「人間の感情も脳内の神経伝達物質とホルモンが引き起こす化学反応により代謝が変わり、その代謝物は匂いを発する。その匂いを嗅げば全て分かるって訳さ。
いいかい?例えば、今、俺がこの黄色の導線を切ろうとする。
君はそれを見て俺が正しい導線を切ろうとすれば君は動揺する。
その匂いが出る。
実は、どの導線を切ればいいかさっぱり分かんない。
でもね、見ている君の心は手に取るように分かるって訳さ」
「嘘をつけ!」
本当だよ。匂いは嘘をつかない。
あぁ・・・今も動揺してる匂いがプンプンするよ。いくよ」

 『人の感情が匂うかどうか』・・・その研究の実証を今やろうというのです。
多分、華岡の心は爆発の恐怖よりも探求心でわくわく踊っていたはず。


 華岡は沼田の匂いを確認しながら選んだ導線を一本づつカット。
結果は見事4本とも解除成功。
にゃんと爆発する7秒前でした。
「ふぅ〜〜やれやれ・・・・勝った・・・」

 逮捕された沼田は華岡に聞かずにはいられなかった。

「おい・・・あんた、本当に分かったのか?
俺の・・・その・・・気持ちが」沼田
「どうかな・・・
でも犯行現場の匂いの中で一つだけ分からない匂いがした。
パチュリの葉の匂い・・・
パチュリを使ったシプレ調の香りは昔のヘアトニックに使われてた。
その帽子、風間さんのだろ?」華岡
「・・・・・・・」
「それが君の思い出の匂いなんだよ」
「殺しの本当の理由は風間さんへの恩返しのつもりだったのか」小向

 帽子を脱いで、その匂いを嗅ぐ沼田・・・・
匂いと思い出は繋がっている。
失意のどん底にいた沼田を慰め、励ましてくれた風間社長。
沼田は『バカなおやじ』となじったけど、心の底には風間さんがずっと居た。

 科学はその知識と経験で事実に導いてくれる。
でも科学に向かう原点には人間の心がある。
華岡が事実の裏にある人間の心を見ていたとわかり、ほっとした。
愛すべき変人ですな。


 さて、その後、大山議員が命を救ってくれた華岡と小向を呼び、マスコミを前に感謝の言葉を伝えたんだが、華岡ったら左嶋から渡されたワイロがここにあるって言っちゃたわよ〜

「何か余計な事言った?」華岡
「言ったと思うよ、多分」小向

 そこに居た記者たちは、そりゃあもう大騒ぎ。
みなさん華岡に詰め寄ったけど小向に押し付けて涼しい顔で去って行きましたとさ。

「あとはこの人に聞いて下さい。この人、偉い人なんで」

 小向のテンパった顔の魅力的なこと!(* ̄m ̄)
いや〜おもしろかった!
初回なのに延長などせず、きっちり1時間に収めてくれたのもさすがだす。
この二人を見ずにいられますかっての!
来週が待ち遠しいわぁ〜


こたつ