ワンパターンに陥らず今回も新鮮に楽しめたわ〜
阿部ちゃんが新しい変人キャラを産みだす度に喜びを感じる〜
「イノシシ」と揶揄されていた小向(香川照之)のトラウマも解消。
でも、小向の心からも悲しみの匂いが・・・
小さいおじさん(華岡と比べるとね)への愛しさが止まらない。
阿部ちゃんと香川さんの出会いによる素敵な化学変化に乾杯!
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 振り返ってみましょう。
先週のラストで華岡(阿部寛)を殴ったのは元妻の恵美(板谷由夏)でした。
娘の美里(水谷果穂)のことを心配してかけた電話に返事しなかった
もんだから怒り爆発したらしい。

 恵美は美里が薬的なことに関わっているのでは?と懸念して
いたのですが華岡の鼻によると、それはないらしい。
またも泊まりに来ている娘と話し合うことなく、嗅いで分析するだけの
困ったお父さんなのでした。

 さて、山際重工の会長・勅使河原洋三がライフルで射殺された。
スナイパーが居たと思われる場所に向かう華岡は
恵美に嫌味言われたもんでげんなりしとる。

「アンタはいいよな・・・」華岡
「何?」小向
「どうせ一生独身だろ?」
「そんな事ないよ。決めつけないでよ」
「羨ましいんだよ・・・つくづく」
「何か・・・不愉快だな」

 (* ̄m ̄)プッ・・・

「これは相当時間、ここにいた。少なくとも4〜5時間。
犯人は40前後の男性。喫煙歴あり。
吸ってるのはポールモーリス。外国製のタバコだ。
それと蜜ろうとカーボンの匂い。
あとパラフィンとポリアクリル酸ナトリウム」華岡
 
 「ポリアクリル酸ナトリウム」は紙おむつに使われるものらしい。
小向によると本物のスナイパーは標的を何時間でも待つそうな。
そのためオムツを着用しとる。
なるほど〜宇宙飛行士さんも飛び立つ時はトイレなんて行けないから
オムツしているっていうもんね。
そして「蜜ろうとカーボン」は光の反射を防ぐために塗った黒いグリースなんだと。


 今回の事件解決は華岡と小向の知識と行動の連携がうまく結びついた結果でした。
ピストル射撃でオリンピック出場最終選考まで残った小向の経験も生きていましたぞ。


 勅使河原が撃たれた場所からスナイパーが居た場所は
700メートルも離れていた。

「使用されたのがM40って事で解けたよ。
古い銃はね、弾丸にパラフィンを塗って弾詰まりを防ぐんだ。
(スナイパーは)2発撃ってる。1発目は地面に。
これ、試し撃ちだよ。
初弾の着弾点弾が当たった場所を見て射程距離・風速・湿度・斜度瞬時に
計測調整して2発目を脳幹に当ててる。
しかも狙撃兵でもね、頭を狙うのは射程が300メートル以内だ。
それ以上だと普通は胸を狙う。
それが一撃で脳幹を撃ち抜いてる。プロの狙撃兵のやり方だ」小向
「日本にプロなんているのか?」華岡
「あるいはプロ並みの腕を持つ男・・・」

 華岡もこのおっさんのこと見直したんじゃないかしら〜?
検死の結果を受けた時点で小向には犯人のイメージはほぼ固まっていた
ようだす。


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 そうそう、検視官の矢口(志賀廣太郎)から華岡に小向が撃てなくなった理由が
バラされました。

 以前、青梅中央署にいた時、通報を受けて駆けつけた先でイノシシ相手に拳銃を5発もぶっ放したそうな。しかも全部ハズレ。大問題となり、それ以来動くものを見ると怖くて撃てなくなっちゃったんだと。

 でも、どんな不幸にも小さな幸せがついてくるようで、
それ以来、ぼたん鍋は大好物になったそうな。
冗談にして話していたけど責任感の強い小向のこと、
撃てない警察官になった自分を情けなく思い責めてきたんだろうな。


 同じ犯人によると思われる2人目の被害者が出た。
勅使河原と同じ年齢の東都銀行の頭取。

 早速、スナイパーが居た場所に華岡と小向は向かったのだが〜
小向ったら、また何か食べてるよ ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
一人目の時はなんだろ?ほとんど食べきってたからわからん。
今回はどら焼き。
も〜来週も期待しちゃうじゃないのよ〜


「ロウソクとハマナデシコの匂いだ。
海辺に咲く かわいい小さな花だ。
大体の場所は特定できる。
それから日本人だ。外国人のスナイパーじゃない。
日本人特有の発酵臭であるしょうゆっぽい匂いが強い」華岡
「小さな花・・・恋人にでも贈るつもりだったのかな?」小向
「いや、犯人は独り者だよ。恋人もいない。君と一緒だ」

 小向の頭の中にはオリンピック強化合宿の時に一緒だった
ライフルの選手、仙崎(トータス松本)という男がいた。

 家に帰って押入れの奥から仙崎の写真を探していたら
昌子(吉行和子)が嬉し泣き。
婚活がうまくいって相手の女性から昔の写真を見たいと言われたと思ったらしい。
結婚できる石でできたブレスレットまで購入してたもんな〜( ̄∇ ̄;)
ま、でも息子の婚活手伝うことでボケ防止になっているかも。


 被害者2人は、ともに啓明大学の同級生で、同窓会や各種イベントを主催する啓明会の理事を務めていた。
頭取の娘によると勅使河原と父、元防衛省の大蔵はプライベートでも一緒に行動していた関係らしい。
大蔵の所有するクルーザーで海釣りによく行っていたが、ある時からぷっつりと止めてしまったそうな。

 嘆き悲しむ妻と娘の回りをうろちょろしていた華岡・・・

「悲しみってこういう匂いなのかな」
「アンタ、また匂い・・・こんな状況で?」小向
「だってフィールドワークだからな。感情がどういう匂いを発するか、俺の」
「アンタ、人としておかしいよ、絶対」

 その後、聞きこみに行っている最中に大蔵が狙われるが
気づいた小向のおかげで撃たれずにすんだ。
スナイパーは薬莢を包んだ布を落としていった。

 その布をラボで検査する時の華岡の得意げな嬉しそうな表情。
誰にも邪魔されずに研究に没頭できる時間が彼の幸せなのね。
てか、その間に美里から3度も着信があったと気づいたのに折り返さないという。
末永(井川遥)が言っていたように「分かろうとしいない」のか?
娘と向き合うのが怖いのかしら・・・


「布きれに新たに土の匂いが付着してた。
ローム質の土壌にスコリア質の凝灰岩が含まれる。
地質的にはなここ。三浦半島辺りだ。
あと砂岩が海風で風化した匂いがする。
ロウソクと結び付ければ海の近くの墓だ」華岡

 その後の調べで自衛隊にいた仙崎は3年前、6歳の娘・夏美ちゃんが
亡くなった頃に除隊していた。
妻の吉江さんも去年、都内の病院で亡くなっていた。
その直後、仙崎は観光ビザでアメリカに渡り、先月帰国していた。

 娘さんの死因は海で遊泳中にサメにかまれたためと新聞に載っていたが
地元の男性によると船のスクリューに巻き込まれたためだったらしい。
その船は大蔵のものである可能性が高かった。
大蔵たちは圧力を使い、自分達の殺人を無かったことにした。

 その大崎は警備艇の進水式に出席しており、仙崎もその場にいるはずだった。
SITも待機しているその場に小向たちも向かいましたぞ。

 小向のおかげで大蔵は命拾い。
仙崎は山の中に逃亡。
深い霧の中、トンネルの中に追い詰めた仙崎とSITの攻防戦が始まり、
銃を手にした小向は必死に仙崎を説得。

「仙崎!聞こえるか!小向だ!
射撃合宿で同じ部屋だった小向達郎だ!
お前の事情は分かった!ひどい話だ!
だがな、これ以上犠牲者を増やす訳にはいかない!
今すぐ投降しないと俺はお前を撃つ!
頼む!俺に撃たせるな!」


 そこに車で待っていたはずの華岡がSITが銃を構えてる前におっとり現れた・・・
相変わらず空気を読まないやつ・・・( ̄∇ ̄;)


「何やってんの?」華岡
「・・・・・( ̄□||||!!」小向
「ちょっと気になってな」
「状況分かってんの!?( ̄[] ̄;)」
「何も見えないな・・・」
「ちょっと!危ないよ」
「あそこだ」

 華岡の言葉で小向は仙崎に発砲。
腕に当てたようだす。
それでも仙崎は反撃しようとしていた。

「やめろ!もうこれ以上、俺に撃たせるな!」小向
「(くんくん)・・・あのぉ・・・・今、泣いてますか?」華岡
「・・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ」小向
「いいんですけど・・・何か悲しみの匂いがしたような気がして」華岡
「・・・・・!」小向
「あっ、すいません。お取り込み中」

 確認して満足したのか華岡は移動。
小向はSITを制し仙崎に近づいた。

「仙崎・・・・もう十分だろ・・・・十分だろ。
・・・・泣いてるのは・・・・お前の娘さんだよ」小向

 それは大切な娘を守れず死なせてしまったことで、
ずっと責め続けてきた自分を、もう許せということ。
華岡の嗅覚による分析を受け、小向のこころが判断した言葉が
復讐に凝り固まっていた仙崎の元にまっすぐに届いた。
切なくて哀しい再会でした。


「すまなかったな・・・」小向
「霧・・・・・霧の中から今も聞こえてくる。
あの子の「助けて」っていう声・・・・
俺は・・・・俺は何もしてやれんかった・・・・・」仙崎

「・・・・・・・・霧、晴れたな!」華岡
「・・・・大丈夫。晴れたよ」小向

 小向を振り返った華岡の顔には『コイツ、いいやつだな』って書いてあったような。
その後、娘に会っていましたが、アンタね〜車で待機している間、仙崎が娘の復讐しているってわかったでしょうが〜!それが自分だったらとか想像しないんかい?
その時、娘に連絡するのかな〜と思いきや現場行っちゃったもんね〜( ̄∇ ̄;)

 でも、ま、公園に娘を迎えに行って食事に誘うってのが、今の華岡にとって
精一杯の父親としての行動だったのでしょう。
美里、ゴミ箱に付き合っている男から渡された何かを捨てていたけど
アレ、何なん?かなりヤバイことに巻き込まれているようです。

 科学者としては相当なところにいるんでしょうが、父親としての伸びしろは無限大の華岡。
小向の影響で少しづつ変わっていくのかな〜?


 第1回 世界ヒット作日本上陸!超人嗅覚で事件に挑む!

こたつ