いや〜見ているだけでやっと埋めた心の中に
ブラックホールが出現しそうだわ・・・( ̄∇ ̄;)
でも、怖いもんみたさって言うかねぇ・・・
親の呪縛の恐ろしさに山岸涼子先生の「メディア」や「天人唐草」を思い出したよ。

 波瑠さんだから、そんな後味悪いことにはならんと思うが・・・
なんせHPによると『モンスターホームドラマ』だからな・・
とりあえず見るけど、見ながらこっちのメンタルも確実にやられそう・・

 私も大学で家を離れるまでは日記検閲&添削されていたし
服も母親の好みのもの以外着ること許されなかったからな〜
見ていたらいろいろ思い出して憂鬱になってきたよ。

 一応、記事カテゴリに追加したけど、続けて書けるかしら〜?
もし書いていなかったら、あら、ダメージ大きかったのね・・・と
思ってちょゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
HPはこちら


 さて・・・ドラマは同僚教師と気の進まないデートをしている娘の美月(波瑠)を
尾行する母・顕子(斉藤由貴)の姿から始まる。
私立女子高の教師をしている早瀬美月と顕子は仲良し親子。
「みっちゃんのことは何でもわかっている」が顕子の口癖。
そんな関係に美月も安心しきっており、二人の間に秘密はないと思っていた。

 同僚教師と会うのは3回目だけどやっぱり無理と思った美月は彼と別れた後
早速、顕子にラインで報告。
(そんなこととっくに顕子は知っている訳だが)
『やっぱりママの言った通りだった』
『やっぱりね!』


 怖いのは尾行が娘公認ではなく、隠密行動だってこと。
帰宅する娘より早めに家に戻り、何事もなかったかのように
笑顔で迎えるという・・・
コレ、自分の中でどう納得させているのかねぇ・・・

 どう見ても異常だけど、顕子の中では「娘の幸せのため」という
大義名分があるから、当然の正義になっている模様。

 美月の方は深層心理ではまずいよな・・・と気づいているようだが
(その証拠に10円ハゲができており、それを顕子には言えない)
生まれた時から蜘蛛の糸に絡められてきたというか・・
コレがDVとかだったらもっとわかりやすいんだけど
表面的には「優しくて理解のある親友のようなお母さん」だからね〜
 
 父親はそんな妻と娘の危うい関係をなんとなく気づいてはいるんだけど
仕事に逃げてきたから今更口出しできないし、どうにかする気力もない。
会社ではリストラ候補になっており、いつ会社を辞めるはめになるかもわからないが
現実を見ないようにしている。


 現在、早瀬家は家を新築中で休みになると家族3人で現場を見に行くのが
楽しみになっている。
そこで知り合ったハウスメーカーの現場監督・松島(柳楽優弥)は
ちょいと軽いが人懐っこい雰囲気。

 家を建てるとなると、いろんなことを決めなきゃならない。
屋根の形や窓の大きさ、床材や壁紙の色や雰囲気。
父親の浩司(寺脇康文)は全く口を出さず顕子にまかせている。
そして美月は・・・常に母親の顔色を窺い、母親が言って欲しい
言葉を言うようになっている。
母親は何も言わない。
ただ頬に手を当てほんの少し困惑した表情を浮かべれば、すべて娘が言ってくれる。
母親の『好き』が美月の『好き』と一致しているという前提で進んでいく。

 美月はずっとこんなふうに生きて来たんだろうな〜
顕子にとっての『いい子』。
顕子の思う通りに行動し、顕子が言って欲しい言葉しか言わない優等生。


 教師としての美月には今、悩みがある。
後藤 礼美(石井杏奈)という生徒が保健室に入り浸りで教室に来ない。
声かけはしているが具体的な対応策も考えつかず月日が流れていた。

 美月の悩みは顕子の悩み。
普通に美月の机の引き出しから生徒に関する情報が書いてあるノートを
取りだし対策を考え指示をラインで送っております。
美月もその指示に従えば大丈夫だと思っている。
自分で考え責任を取ることから逃げていることには気づかない。
「共依存」の典型だけど二人ともそうは思っていない。


 顕子は大学時代からの友人で人形教室を主宰している文恵(麻生祐未)の
所に通って人形創りをしている。
独身の文恵は顕子と美月の親子関係をなんとなく見抜いている。

「美月ちゃんって親孝行ね。というより・・・分身ね。
あなたができなかった教師になるという夢も叶えてくれて、
その上、一生一緒にいたいなんて・・・まるで優秀な分身じゃない」文恵

 分身というよりもロボットなんだけどね〜( ̄∇ ̄;)

 なぜ顕子はこうなってしまったのか・・・
夫との関係に充たされず子供にのめりこんだのか・・・と思ったら
顕子自身も高圧的な母親との関係に悩んできた模様。

 老人ホームにいる顕子の母・玲子(大空眞弓)はことあるごとに顕子に
連絡してきてぐちるという・・・
玲子にとって顕子は親不孝で冷酷な娘。
生きがいは優しくて優秀な孫の美月だけ。

 玲子との親子関係の問題は解決されずに顕子から美月へと渡された。
玲子も母親としての自分を見つめ直すことなく、顕子という娘を切り捨て、
孫の美月に望みを託している。
二人分の荷物が美月にドシッ・・・


 さて、おバカっぽく登場した松島だったけど、彼は美月が常に顕子の考えを尊重する生き方をしてきたことに気づいていた。
新しい家に置く家具だって、美月自身の部屋の壁紙ですら
自分の好みではなく顕子が求めているものを選んでいることに。

 んが、顕子は美月には全くその気がないのに松島とデートするよう仕向けた。
当日、美月は浮かない顔なのにテンションが上がっている顕子は服装まで指示。
顕子が見立てた『一番みっちゃんらしい』服装は美月にとってはしっくりくるものでは
ないけれど『小さい頃から似合うっていうからそうなんだろう』と思おうとしている。

 松島は幼い頃に両親が離婚して母親と離れて暮らしているそうな。
顕子的には松島なら美月と結婚しても一緒に住んでくれる・・
御しやすそうな男・・と思ったようだす。

 そして夫には『家を見てくる』と嘘をついて例によって美月を尾行。
ゆったりと坂道を降りる顕子は嬉しそう。
「楽しんでね・・・みっちゃん」

 怖いよう・・・(´;ω;`)ブワッ 
真綿で首を絞められるとはこのことだよ。
「楽しんでね」は自分の望む通りに設定した道を楽しんでということ。
自分が決めたルートから外れて楽しむことは許さない。


 気の進まない憂鬱なデートだったが松島が選んだ写真展は
美月の好みに合ったようだす。
そんな二人を離れた場所から見張る顕子・・・
今日も小型の双眼鏡でチェックよ。

 松島は美月がずっと顕子の顔色を見ていたことを指摘し、
無理して顕子に合わせなくてもいいのでは?と伝えましたぞ。

「無理なんかしてません!」と松島のそばを離れた美月は
額のガラスにこっちを見ている顕子の姿が映っていることに気づいたわ〜

 見ないようにしていた黒いシミをはっきり見てしまった。
思わず頭の10円ハゲに手をあてて隠す美月。


「僕も母親の顔色ばっかり見ている子供だったよ。
だから君のこと全部わかる」松島
「・・・・・・・」美月
「なんちゃって」
「・・・・・・・」
「ごめん・・怒らせたかな」

 ガラスに映った顕子が身を乗り出してこっちを見ている・・・
美月は思わず松島の手を掴んだ。

『どうして彼の手を握ってしまったんだろう・・・
これだけは・・ママには聞けない』


 自分が見ないようにしてきた現実を初めて見せてくれた人・・・
でもな〜松島という男が美月の中で信頼できる人にならないと
美月が母親との関係を見つめる気にはならないかも・・・
美月の変化に気づいたら顕子は松島をくさすはず。
その時美月はせっかく芽生えた真実を見る目を捨ててしまわないか心配・・・

 だってそれは自分の足元が割れて落ちていくような、
とんでもなく怖くて恐ろしいことだから・・・

 って、顕子の母親の玲子、大空眞弓さんだったんだね〜
全く気づかなかったよ。びっくりぽんだわ〜〜

 キーマンの松島、同じ会社の壇蜜ともなんかありそうだし〜
どうなることやら・・だねぇ・・・


 第2回 三角関係 
 第3回 暴走 
 第4回 甘い罠
 第5回 裏切り
 第6回 毒りんご 
 第7回 出口なし 
 最終回 人形の家

こたつ