今回と次回は「株の仕手戦編」で続きものよ。
銀二(リリー・フランキー)は手を組んだ鉄雄(池松壮亮)に
悪党仲間を紹介してくれたぞ。

 船田(村上淳)は元東京地検特捜部の検事だったんだって〜
「見ての通り軽薄でイカレた奴だが、今お前が感じているよりも
もっとあほうだ」銀二

 安田(マキタスポーツ)は元警視庁捜査一課のエース。
そしてアジトとなる店のオーナー巽(臼田あさ美)は何かと謎が多いが信頼できるんだと。

 こりゃすごいメンバーが揃ってるわね。
どういうタイミングで仲間になったのかは、おいおいわかるであろう。
 

 早速お仕事開始。
ターゲットに辿り着くためにある人物と接触する。
ホテル経営者の梅谷哲(ダンカン)。
月に三億の利息を抱え破産寸前なのに100万のワインを頼む男。

「金はもつもんじゃのう。
ワイなんか金持ってにゃサルやけんのう!」
梅谷

「名言だろう。テメエが人以下のサルってのが奴の信念。
それでのし上がった」銀二
「金が無ければ人以下のサル・・・」鉄雄
「まずはアイツを潰す。アイツは仕手戦の本尊だ」

『仕手戦』とは株式市場を舞台にした戦争のことだ。
今、この戦争を繰り広げているのが本尊。
すなわち正体を隠した株の買い手である梅谷哲。
標的となっているのは自動車部品メーカー日本旭。
これまでに梅谷が買い占めた株は32%。
当初一株1,300円だった株価は現在1,800円まで値上がりしている。
日本旭にとっては誰が買い占めているかわからないから不気味だ。

梅谷はこの高騰した株をすてて日本旭に買い戻させ
巨額の利益を得ようとしている。
梅谷がさらに株を買い足しそれに日本旭が耐えきれず
株を買い戻せば梅谷の勝ち。
耐えきれば日本旭の勝ちってことだ」銀二


 ...φ(◎◎ヘ) ホォホォ...いろいろ勉強になります・・・

 梅谷は現在資金繰りに窮しており弾切れ状態。
日本旭以外の株を売って金を工面しようとしている模様。
さらに大阪の実家を担保にして金を借りようとしている。

 銀二達の計画は梅谷をつぶしてこの仕手側の本尊になり替わること。
本尊様がこげなヤバイ状況だと日本旭にバレちゃ、なり替わる前につぶされちゃう。
焦る船田と巽・・・

「慌てるな。ちょうどアイツを潰す、いい頃あいだ。
さらっちゃえよ」

 いつも通りの穏やかな銀二さんなのでした。
梅谷を見張る皆さんを見た時、一瞬、詐欺師?と思ったのですが
彼らはプロのギャンブラーだね。

 金と頭脳を使い作戦を立て、情報を操り、賭けに出る。
負ければ破滅(死)必須の危険すぎるギャンブル。
彼らはなぜそんなゲームを続けているのか。
報酬は金だけではないはず。
なにか人間らしい事情が隠れていそうですなぁ・・・
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 銀二は梅谷を高級料亭的なところに誘い、負債額となっている50億の融資を提案。
すぐに梅谷は銀二の意図を察知。
拒絶を露わにしたんだが・・・

「企業殺すのに・・・アンタじゃ力不足なんだよ」銀二
「・・・・・!」
「梅谷さん、アンタ、ホントはもう開放されたいんでしょ?
どうですか、この機会にゆっくりされたら」
「ふざけんなあ!!
おどれに何がわかるっちゅうんじゃあ!」


 いつもながらに銀二さんの言葉は静かに相手をえぐるね。
落ちる・・・この男は。
もう自分でもわかっているはず。
銀二は梅谷が現実を受け入れるために必要な時間を与えたさ。


 なんか鉄雄の声のトーンが銀二さんに似てきたね。
部屋に残った鉄雄は梅谷に仕手戦を始める前にいくらもっていたのか
聞いてみたら50億だってよ。

「50臆あったら一生遊んで暮らせますよ」鉄雄
「利息で食うか・・・小僧、それは死人の考えや。
血の通った人間ならわかるはずや。もっと!もっと金を!
これが止められへん」

 なるほどなぁ・・・
梅谷にとって仕手戦は人生そのものってことか。
仕手戦で感じる高揚感、ギリギリで試される度胸や判断力、
勝つことで得られる金と男としての満足感や充実感。
それをやめることは自殺と同じなんだな。


「まぁ・・でも一目置かれたのは梅谷さんが大金を手にしたからっていうより
大金を手に入れられる男になったからじゃないですか?」鉄雄
「・・・・・・ワシもヤキが回ったもんやあーー!
こんな小僧に慰められるなんて。
お前は何も持っていない。ワシはどうや?!
裸一貫で戦ってきたつもりやったが・・・今は・・・失うのが怖い」

 でも、銀二さんは失うのが怖くないんだろうな。
でも、得たと思っていたものも実は幻。
だから失うのも怖くないんかなぁ・・・(-ノ-)/Ωチーン


 さて・・・銀二さんが黒板を使って今後の作戦展開を説明してくれましたョ〜
とにかく梅谷がポッキリ折れて買い占めた日本旭の株を
銀二に渡さないと進まない。

 梅谷が日本旭の株を買っても買っても折れないのは帝日銀行の後ろ盾があるから。帝銀の弱みを握って日本旭への資金を断たなきゃならん。

 銀二は丸双不動産という会社に不正融資を行っている帝銀神保町支店貸付担当の
内村という男と会い、情報と引き換えに5,000万渡す約束を取り付けた。

 内村は上司に言われてやっているだけ。
それでも責任を取らされるのは結局下っ端の内村なんだよね。


「内村さん、コマのように使われ、ヤバくなったら責任全部背負わされて
ぶった切られる。そんな連中に恩だの義理だの感じる必要ないですよ」銀二
「前金の1,000万です」船田
「・・・・・・・」内村
コマで死ぬより人で死ぬんだよ。家族もいるんだろ?」銀二

 また銀二先生の名言でましたよ!
てか、船田が札束出すタイミングが絶妙。さすがやね。


 内村は丸双不動産の情報をUSBメモリに入れたものを鉄雄に渡そうとしたんだが
直前に動きがバレ、横領を詫びる遺書を残し自殺したことになった。
データは行方不明。

 銀二さんはお前のせいじゃないと言ったけれど、梅谷ははっきりと
お前のせいやと言った。
梅谷は仕手の失敗で会社も家族も失うことをわかっていた。

「全部自分の責任や。勝敗は全部自分で背負わないかんのや・・・
もうわかっとるわ、森田!平井銀二に伝えてくれ〜
ワシの負けやぁ〜〜
ワシのもっとる日本旭の株は全部アンタに預けると。

「・・・・・・・」鉄雄
「お前も思いっきりやれや。自分のせいやと思うんやらな」
「・・・・はい」

 負けて去って行く者の真実の言葉。
なんやら鉄雄はいろんな勉強させてもろとるねぇ・・


 で、梅谷の言葉を聞いて鉄雄は思い出した。
内村は家族のために勝ち残ろうとしていた。
ならば黙って殺されている訳がない。

 ビンゴ!梅谷の遺書が書いてあったレシートはネットカフェのものだった。
レシートに記載されていたシートを探すとメモリ発見!

 データを確認してみると帝銀はは丸双不動産を使って自由民正党議員・海堂正行に金を渡していることがわかった。
海堂は帝銀頭取・土門猛の義理の息子だった。

「このネタで帝銀をゆさぶるぞ。
帝銀頭取土門、丸双不動産社長丸石、国会議員海堂、
この3人が会うようしむけるんだ。
この仕掛けがうまくはまったら、帝銀は俺達の貯金箱になる。
骨までしゃぶれるぞ・・・( ̄▼ ̄)ニヤッ!」銀二

 いやいやいや・・・骨までってどういう状態なん?
怖いような・・・知りたいような・・・


 記者を装った巽が3人の関係を検察が調べているという情報を流し、
慌てた3人はホテルで会う段取りをつけた。
その部屋に盗聴器を設置し見張っていたんだけど・・・
丸石と海堂が揃ったら別の場所に移動。
二人を追おうとしたら無線機に気づいた警官から職質を受けるはめに。

「・・・・・・・(.;゚;:д:;゚;.)」鉄雄
森田、踏め」銀二

 えええ〜〜絶対ナンバー見られてるやん!
こんなとこで捕まったら貯金箱どころじゃないよ ( ̄∇ ̄;)
まだまだ続くはずだから、最終的にはうまくいくと思うけど
あんまりヒヤヒヤさせないでね〜


 第1話 最悪のマネーゲーム
 第3話 究極の心理戦

こたつ