「私の気持ちはどうでもいいの・・?」美月(波瑠)
「何言ってるの・・みっちゃん・・・
ママはあなたのためを思って言ってるのよ。
あなたの気持ちをこの世で一番大事に思っているのはママなのよ
」顕子(斉藤由貴)
「・・・・それ・・・私の気持ちじゃない!」

『目の前のママは私が大好きなママじゃなかった』

 ついに化けの皮が剥がれてきた。
驚いていつものように顕子は頬に手を持っていったけれど、
今の美月は、それが自分をコントロールしてきた呪いのポーズだとわかってしまった。
目の前にいるのは唯一の理解者ではなく恐ろしい支配者だった。

 うわーーーこえぇよぉ・・・(´;ω;`)ブワッ でもうまくできてる。
見終わった後、胸の奥がぞわぞわするーー
コレはホラーだよぉ・・・
でも、逃げ切ることはできない。血縁という絆がどこまでも追いかけてくる。
いったいどうしたらいいんじゃーーー
HPはこちら
 

 さて・・・デートの途中で顕子が見張っていることに気づいた美月は
思わず松島(柳楽優弥)の手を握り逃亡。
顕子をまくことに成功したが心の中は混乱していた。

 何も知らない松島は脈ありと見たのか、交際を申し込むがあっさり断られれしまう。
んが、ハートの強い松島は食い下がり「私の部屋の天井を50センチ高くしたら考える」という言葉を引き出した。
んが、美月の部屋は2階、もう天井の下地もできている。
構造の検査も終わっているのに急に変更したら大工さんたちも怒るに決まっている。
できないことがわかっていて言ったのだが〜

 美月が帰宅すると顕子は見ていたことなど感じさせない様子で
テンション高くデートの結果を尋ねてきた。
交際を申し込まれたけど断ったと話すと、しきりと残念がるのでした。
美月は年齢より若々しいからママが松島と付き合えばと言ったりして・・

「みっちゃんは優しいわね・・」
「そんなことない」
「それぐらいみっちゃん優しければ生徒さんともきっとうまくいくわよ。
ほら、今の子って優しさに飢えてるじゃない?
だからみっちゃんらしく優しさで包んであげたらきっと大丈夫!ママ保証する」

 いやいやいや・・アンタの指示通りにドーナッツ持って家庭訪問して
後藤礼美(石井杏奈)の母親に罵倒されたのよ・・・
(あの時の『キレイな肌しやがって!』はすごいセリフだと思ったぞ)
顕子のアドバイスはTVや本の中でみる生徒たちの印象からきていると思われ・・
実際に若い人と接する機会もないし、他の母親と会話して情報を得る
繋がりもないから現実を知らない思いつきでしかないんだけど、
信じ切っていた美月は従ってしまっていたんだよね。
てか、美月の回りには顕子しかいない。
そうなるように仕向けてきたんだろうなぁ・・・

 顕子の「優しいわね」という言葉は呪いだ。
「優しい」=自分の思う通りの動く子ってことなんだけど。
自分の思う通りの「優しい子」でいれば愛してあげるという・・

 今の美月は母親の言葉を100%は信じていない。
それでも長い時間をかけて築いてきた関係を捨てる訳にもいかず・・


『ママ・・・今日は・・・私のこと心配だっただけだよね・・・?』
 授業中、相変わらず礼美はやる気がなく保健室へ移動。
でも、例によって大人しく礼美の行動を見送った美月に
呆れた何人かの生徒たちが自分たちも保健室へ行くと言いだした。
さらに美月は『待って』としか言わないとからかい始めたぞ。

いいかげんにしなさい!
私が悪い訳?悪いのはアンタ達じゃない!
いつもなめた態度して人のせいばっかり!
ふざけるな!!


 初めてキレた美月に驚く生徒たち。
でも美月は教室から逃げ出してしまった。

 まぁ、そうなるわね・・・( ̄∇ ̄;)
私が生徒でもなめるわ・・この先生チョロイわ・・って思うも。
内心怖がっているのわかるし。
勉強はできるんだろうけどなぁ・・って感じ。
誰ともケンカなんてしたことなんてないんだろうな〜


 美月は反射的に『どうしよう?生徒を怒らせちゃった』とラインで顕子に
相談しようとしたけど、思いとどまった。

 さて・・・家庭内で美月と顕子の関係にヤバイものを感じつつも
見ないフリ、聞こえないフリをしてきた浩司(寺脇康文)だったが・・・
さすがに顕子の思惑通り結婚はマズイんじゃ・・と思ったのか
一応美月に松島との関係を確認。

「ママがいいっていう人なら、それでいいのか?」

 でもそれ以上は言えない。
もーーーもどかしや!!( ̄‥ ̄)=3
この人の娘や妻へのスタンスずっとこんな感じだったんだろうな〜

 そして顕子は松島にも、こういう夫・父親でいて欲しいんだろうか。
「家庭」という城の存続のために経済的に支えるだけで
母親と娘の蜜月の邪魔をしない、名目だけの父であり夫。

 本人もわかってるんだろうなぁ・・
新居にも興味ない感じだし。
家庭には自分の居場所はないって思っているのか。


 顕子は新居のカーテンとかを選ぼうと言って美月を誘いだし
強制的に松島とデートに行かせようと画策。
うんざりした美月は拒否したんだけど松島の「3人で出かけませんか」
という提案に乗り、3人で遊園地デートをすることに。

 ありえん・・・( ̄∇ ̄;)
松島頑張ったけど、小学生じゃないんだしよ。
母親の立場としても娘の立場としてもめんどくさくてやってられんワ。


 顕子は松島と二人っきりになると美月をプッシュ。
美月と二人になると松島を協力プッシュして何とか
二人をくっつけようとしております。

 でも、顕子が一緒だということでリラックスできた美月は
意外と楽しかった模様。少し松島に心を開いております。

「この間言われたこと、ホントはちょっと当たっています。
無意識のうちに母の顔色伺っているとこあるかも・・」
「でも無理してでも合わせている親がいるっていいことなのかも。
僕なんて子供の頃に母と別れたから家族で遊園地とか
来たことないし」松島

 松島っていまいち読めないわ〜
以前関係があったと思われる同僚の真紀(壇蜜)からは手が早いって
言われてたし、ただ単に難攻不落っぽい子を落としたいだけなんじゃ・・
今の段階で美月にそんなに興味持つかなぁ・・確かに美人だけど。

 公園で小さい子と一緒にいるお母さんをじーーっと見ていたから
マザコンで実はマジで顕子狙いなんじゃ・・って思ったり・・( ̄∇ ̄;)


 3人デートの話を聞いた文恵(麻生祐未)はさすがに異常を感じたようで・・・
「白雪姫」の本当の話を顕子に聞かせてたぞ。
白雪姫は美しさを妬んだ継母に殺されそうになった話ってことになっているけど
本当は継母じゃなくて実の母親だったんだって〜

 帰り道一人でつぶやく顕子・・・
「お妃なんかじゃないわよね、みっちゃん・・・」 

 で、母親の玲子(大空眞弓)の所に行ったら、美月を連れてこなかったことで
美月のことばかり褒めるから焼きもち焼いてるとか、アンタは何やっても中途半端
だとか、学校も希望校に入れなかったし、教師にもなれなかった、
旦那も大したことなかったと言われる始末。

「遠山さん?あの人と結婚してればねぇ〜〜
アンタ、グズグズしているから文恵ちゃんに取られちゃったじゃなーーい」

 恐ろしいのはこれらの言葉が傷つけようという意図から発しているのではなく
無意識に出ていること。悪気がないってやつさ。
自然と毒しか吐かないという・・・( ̄∇ ̄;)
顕子も小さい頃から玲子の呪いの言葉を浴びてきたんだねぇ・・

 文恵は美月の件でテンション上がっている顕子に
「娘が身代わりなんじゃないの?」と言っていたけどそうなのかもしれんね。
美月を使って恋愛を成功させるというか・・・
あの頃失ったものを取り戻そうとしているんじゃ・・


 その頃、びくびくしながら保護者会に臨んだ美月は案の定、母親達から
礼美の保健室行を許している件で責められ、礼美だけ家庭訪問した件でも
不公平だと糾弾を受け謝るはめに。

 一人落ちこんでいると礼美には
「アンタ、我慢しすぎなんだよ。
『お友達には優しくしましょうね♪』。嘘くさいんだよ」と言われてしまう。

 でも礼美の言葉は真実だ。
嘘くさい。取り繕っても生徒たちにはバレている。
初めて現実と向き合わねばならない時が来たんだよね。


 さて、文恵が浩司の会社に来ましたョ〜
顕子を心配した体を装っているけど、何なのかしら?
自分の方が優位にいる確認???
大学の時、顕子と男を奪い合って自分が勝ったせいで顕子が男性に対して構えるようになったとか、しかたなく浩司と結婚したみたいな。
でも、顕子と美月の件で見ないフリしている浩司を責めたりして・・・
ようわからんスタンス。
まぁ、女性の友情は嫉妬と愛情が複雑に絡み合っているとこあるからなぁ・・・


 新居を見に来た顕子は松島が電話で誰かに呼び出されたのを見て
後をつけた。
バレないように入った喫茶店に座りましたぞ。
で、来たのが美月と知りびっくり。

 美月は保護者会でのことを聞いて欲しかったようで、初めて誰かに愚痴ったそうな。
松島は話を聞いてくれて重くならないように美月の気持ちを切り替えてくれた。

 松島は大したこと言ってないかもしれんけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
彼の言葉は彼が現実に向き合い悩んで得た本当の思いからでたもの。
それはちゃんと美月の心に届くよね。

 美月が自分以外の人間に心を開いている・・・
松島の間に二人だけの絆ができかかっている・・・・
それを目の当たりにした顕子は青ざめたさ。
それと教師になったのは母が喜ぶからという美月の言葉は突き刺さったようだす。


 松島から希望通り天井高も上げてロフトも設置したことを聞くと
「母にも言ってなかったけど昔からロフトのある部屋に憧れていたんです」と
大喜びする美月。
その声を背に固まり、ギリギリとする顕子・・・・
悪いお妃様の顔になっとるよーーーーー!

 気持ちも軽くなり松島を見送った美月は・・・
顕子も喫茶店から出て来たのに気づいてしまいました。

『ママ・・・・いつもそうしてたの?
ずっと私を見張ってたってこと・・・?』


 顕子はその足で新居に向かい帰ろうとしていた松島と家の中へ。
美月の新しい部屋を見て、さもさも前から知っていたように
美月は子供の頃からロフトのある部屋に憧れていたと嬉しそうに語りました。
 
 さらに教師の仕事に向いてないしうまくいっていない、
神経質だから友達もいないし、人とうまくやれないと。

「男の人ともそう。今まで結構いろんな人と付き合ったんだけど、
なんかみ〜んな途中でダメになっちゃう」顕子
「たくさんですか?モテるんだなぁ」松島
「結局は私にしか心を開かないでしょう?
誰も信じられないっていうか・・・だから男の人も物足りなくなっちゃうのね」
「・・・・・・・」
「松島さん、美月のこと遊びじゃないわよね?
それとも他にお付き合いしている人いるの?」

「・・・・いえ」
「二股なんて絶対してないわよね?」
「・・・・いえ」
「そう。じゃ、本気なのね<●> <●>」
「・・・・・・」
「もし、あなたにフラれて美月が傷ついて・・・自殺でもしたらって。
それがとっても心配なの」

「・・・・・・・・」
「これは私・・・母親である私にしかわからないことなんだけど・・・
あの子そういう・・難しいところがあるのよ。
だから・・もし・・・もし本気でないんだったら・・・・
これ以上関わらないで欲しいのよ
「・・・・・・・・」

 重いでしょ〜すごく重いでしょ〜?
こんな重い子、あなた、引き受けられるかしら?無理でしょ〜?
だったら、とっとと離れなさい!

 あくまで母親として不安定なところのある娘を思う体を取りながら
自分の思う方向へ誘導する。
こえええええええーーーーーーーー<(゚ロ゚;)>
さすが斉藤由貴さん、うまい!うますぎるよーー!

 コレ、普通の男だったら鵜呑みにして尻尾巻いて逃げるよね。
でも松島はアホの子みたいに見えるけど、そういうとこを察知する
能力には長けていた。
一応、顕子との会話を美月に電話で報告。
美月は自分の回りに張り巡らされた顕子の意志に気づいてしまったYO〜


『家に帰りたくなかった。
ママと会いたくなかった。こんなこと初めてだ』


 帰宅した美月を笑顔で迎えた顕子は新居の美月の部屋の良さを褒め称えた後、
松島をくさし始めた。

「あの人やっぱり調子いいとこ・・・信頼できないとこあるわよね〜」
「ママ、どういうつもりなの?」
「・・・・・・・・」
「ママが何考えているのかわからない」
「そう。じゃ、ママはっきり言うわね。
もう松島さんとお付き合いするのやめなさい。
あの人、小さい頃にお母さんと別れたって言ってたでしょ?
でも、それだけじゃないんじゃないのかしら・・・
なんていうか・・う〜ん・・・卑屈なところがあるっていうか・・・
みっちゃんみたいに真っすぐ育った子には合わないと思う。
ママにはわかるの」
「ママ・・・」

「大体3人でデートに行こうなんておかしいわよね?!
ホラ!おばけ屋敷でママに抱きついたのだってわざとかもしれない。
もしかしたら何か目的があるのかもしれない!」
「ママ!」
 
「ごめんね。みっちゃん、ホントにごめんね!ママ見る目がなかった。
でも・・・でもまだ間に合う。
うちが出来たら、もう合うことない訳だし・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「さっ、この話はもうおしまい。頂きましょ。冷めちゃうから」

 肩をつかんだ顕子の手を美月はふりほどいた。

「私の気持ちはどうでもいいの?!」
「なに言ってるの・・みっちゃん・・・
ママはあなたのこと思って言ってるのよ」

 美月の顕子を見る目は怯えているようでもあり、悲しそうでもあった。
今まで自分が信じてきた世界が崩れていく恐怖・・・
信じて来たママの顔がまるっきり違って見える・・・
崩壊した母と娘の関係。これからどうなっていくのか・・・

 脚本も丁寧だけど簡潔。テンポもいい。
怖いけど見ずにはいられんわーー


 第1回 危険な蜜月
 第3回 暴走 
 第4回 甘い罠
 第5回 裏切り
 第6回 毒りんご 
 第7回 出口なし 
 最終回 人形の家

こたつ