「甘い罠」ってなんじゃろう・・・と思ったら・・・最後にきたよ・・( ̄□||||!!
自分の娘の恋人に泣いて甘える・・・
なんかすごいことになったぞ。

松島(柳楽優 弥)も困ってるんだか何なんだか微妙な表情だしよ・・
ソラ、壇蜜姐さんもギョッとするワ・・・
まぁ、恋人のお母さんをすげなくできないってのは当たり前だが
松島の中でも整理しきれない母親への思いがあって、
そこを刺激されちゃったのかねぇ・・
闇は闇を呼んでしまうからなぁ・・・

 顕子(斉藤由貴)は先週までは母親として娘を必死に捕まえようとしていたんだが
玲子(大空眞弓)が亡くなった今となっては、自分も守って欲しい娘の位置に
いっちゃったんだな・・・


『母の心は私の手の届かない所へ羽ばたいていた』

 自分の母親も、誰かの娘だということに美月が気づけば・・・
今、自が分いる場所が見えてくるかもしれない。
でも、まだ美月は溺れながら何処にいるのかもわからず
必死に松島という浮き輪に捕まっている。
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 さて、母・玲子のいる老人ホームから逃げ出した顕子は
心配した美月(波瑠)からの電話にもメールにも応えようとしなかった。
浩司(寺脇康文)が電話をかけると人形のアトリエ展の準備がしたいから
文恵(麻生祐未)の所に泊まると答えていた。

 私の怒りを思い知れ!ってことなんだろうが・・
もちろん美月はママの怒りを感じ心をしぼませていた。
大好きなママを怒らせてしまった自責の念、恐怖、不安・・
松島からデートのお誘いメールが来たけど、この状況では
行くことができない。


 すべてをシャットアウトするように人形とだけ向き合う顕子・・・
自宅にもデカい人形があちこちに置いてあって非常に邪魔なのだが・・
自分の理想のお人形だった美月が反乱を起こすなんて
現実は受け入れられるはずもない。


『ママ・・・私どうしたらいいの?
松島さんと別れたら、許してくれるの?』
 翌日、美月から何度もメールを入れたけど顕子は無視。
不安感を煽るのでした。

 そんな時、玲子が狭心症の発作で倒れたと連絡が入り、
家族で駆けつけるのだが・・・
顕子が玲子の手を握ったら、その手を突き放し
『どうして・・・どうしてできないの?ダメな子ねぇ・・』の言葉を残し意識を失った。

 呆然とした顕子は小さい頃九九の四の段が言えなかったことを美月に話した。
「四が死ぬの死みたいで・・・四三十二、四四十六・・・
あんまり死って言うとお母さん死んじゃうんじゃないかって・・怖くて・・・」

 すごく繊細な子だったんだろうね。
それで四の段を口にできなかったんだけど、そんな事に気づかない玲子には
何でできないの?!と、何度も怒られたんだろうなぁ・・・

 ずっとそんな感じ。
お互いに理想の子供、理想の母親を追いかけながら叶わず
目の前の相手を見ようとしないできた。

 玲子はそのまま亡くなってしまった。
意識混濁状態にあったとはいえ、最期の言葉がコレとは・・・
多分、玲子にとって母親として顕子を叱り指導していた日々が
人生で一番充実していた時間だったんだろうな。

 でもな〜コレはひどすぎるよ。
最期の一息は娘が生きていくための言葉をあげて欲しかった。

 自分は一生母親から愛されないダメな子だった・・
お母さんには最期まで認めてもらえなかった・・・
今までの仕打ちを謝ってもらうこともできなかった・・・
顕子はずっと自分を愛することもできない。

 私だったら、やっと母親から開放された・・って思うかもしれない。
私にとって母親は好きでも嫌いでもなく、めんどくさいけど捨てられない
いつも心のどこかに引っかかっている存在。


 顕子にとっても玲子の支配から逃れたいという思いがありながら
アイデンティティは玲子によって作られているという複雑な状態・・
その大きな軸を失った顕子は目に見えてバランスを崩していった。

 弟夫婦のねぎらいの言葉も耳に届かない。
美月がおばあちゃんは謝りたかったと言っていたと伝えても玲子への恨みつらみが止まらない。
なだめようとする浩司にも怒りをぶつける。

「私はあなたみたいに鈍感じゃないの。
何があっても知らん顔・・・誰が何を言っても聞き流す・・
そんなふうには生きられないわ!」

「鈍感な訳じゃないよ!
俺だって・・・毎日、悔しくて・・・悔しくて・・」浩司

 で、弟一家の前で社内でリストラ寸前だと告白するという・・・
パパ・・・タイミングが悪すぎるよ・・( ̄∇ ̄;)
結婚も失敗・・・私の人生っていったい・・
「どうして・・?!どうして?!」と叫び、泣き崩れる顕子なのでした。


 この日を境に顕子は母親から娘に戻ってしまった。
学校に行こうとする美月にもっと休むよう頼み『ママを一人にしないでよ』とすがる。

「学校終わったらすぐ帰ってくるから」美月
「松島さんと会わない?ママ寂しいの・・・
みっちゃんが松島さんの所に行っちゃうんじゃないかなって・・」顕子
「なに言ってるの・・」
「ねぇ、松島さんとママと、どっちが大事?!どっちか答えて!」
「・・・・・・・・・・もちろん、ママだよ」
「良かった!・・・良かった!」

 それを聞いていた浩二は松島の元へ行き美月を誘うよう指示。
「もっと戦わなきゃだめだ」

 お前だよ!お前が戦って顕子のストッパーにならないから
娘に憑りついてんじゃんかーー!!
娘の恋人頼らないで、アンタも人として夫として戦いなさい!


 久しぶりに登校したら後藤 礼美(石井杏奈)が首に怪我をしていた。
聞いてみると母親の佳代子(池津祥子)にやられたそうな。
離婚した父親から連絡があり、会いに行こうとしたら母親に止められ、
それでも行こうとしたら腕でぐいーーっと首絞められた(なんて技?)そうな。

「あんな人のどこがいいのよ?!お金も払わないのに!
アンタを育ててるのは私だけなのよ!
あの男と私、どっちが大事なのよ?!
ね!言いなさいよ!どっちなのよーー?!」


「終わってるでしょ・・・どっちが大事って・・子供じゃあるまいし」礼美
「・・・・・・・・」美月

 不思議なことに自分が抱えている問題と同じような問題を持っている人と
関わることって多いんだよね。
引き寄せてしまうのかなんなのか・・
でも礼美のおかげで美月は自分達親子の関係を少し客観的に見ることが
できたんじゃないのかね。


 松島は美月のことを真剣に考えているようだのぅ・・・
文恵にも顕子と美月のことを自分が見ていますと宣言していたし。
思っていたより真面目な青年じゃないの〜
彼自身の中にも美月と交際することで変わりたいって部分があるのかねぇ・・


 下校する美月を待ち伏せ。
美月は別れた方がいいんじゃって伝えたんだけど
美月の言葉は顕子を思ってのことだとわかっていた。

「お父さんに言われたからじゃないけど、闘うよ。
僕は君のことがもっと知りたい。
別れるも何も、まだ付き合えてない。これからだろ」

 おぉ〜男らしい ( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!
柳楽君だから、つい何か裏があるんじゃ?って思いがちだけど
今回は本当に普通の男の役なのかな?


 初めて松島のアパートへ。
彼が作ってくれたチャーハンは美味しかったようだす。
母親がいなかったから小さい頃からチャーハンばかり作っていたんだと。
美月も誰にも言っていない10円ハゲのことを告白。
やっとすこしづつお付き合いが始まったって感じだねぇ・・

『ここは家より心地よいかもしれない。
そんな場所があるなんて思ってみたこともなかった』


 で、楽しい気持ちで帰宅したら・・・
顕子が満面の笑顔で迎えた。
テーブルにはフルコースっぽい手のこんだ料理が並んどる!
コワイ!!

「心配かけたけど、ママもう大丈夫だから。
おばあちゃんがいなくなっても、ママにはみっちゃんがいるもんね」
「・・・・・・・」
「だからママ、また頑張るから」
「・・・うん」

 今朝までベッドに寝たきりだったのに、躁状態のようにハッスル・・・
美月の話も聞いちゃいない。
美月は一生懸命、松島と会っていたこと、ママと同じぐらい松島が大事なことを
びくびくしながら伝えたら「どっちが大事って聞いたのは冗談よ」笑顔で返ってきたんで、ほっ・・

 しかし、口が滑って『一人ぐらし』というワードを言ったら、顕子の表情が激変。

「それって・・・松島さんと暮らすってこと?」顕子
「違うよ!」美月
「え、え、ちょっと待って、じゃあ、あの、家を出るって・・
え・・じゃ・・新しい家にみっちゃんの部屋は要らないっていうこと?
じゃ・・じゃ・・・なんのために新しい家を建てるの?」
「ママ、決めた訳じゃないって!私は新しい家に住みたいよ!」
「・・・・・・・」
「だってホラ、カーテンも壁紙も照明も一緒に選んだじゃない?」

「・・・・そうよね!
みっちゃん、結婚しても一生一緒に住んでくれるって約束したもんね!
ならいいの!!」
「・・・・・・」
「松島さんとはいいお付き合いしなさい。
考えてみたら、松島さんはみっちゃんが気にいった初めての男の人だもんね」
「・・・・・まぁ・・・」
「大事なことよお〜なにより。
本気で好きになれる人なんて、そうできないわ。
ママはね、みっちゃんの幸せ、何よりも大切に思ってるから!」
「・・・・・ありがとう

 重いわ・・・重すぎる・・・(-言-)
でも、やっと美月がその重さを実感できたのはある意味前進かも。
今までは、それに気づいてもいなかったもんなぁ・・・
礼美に自分のことを『先生』と言わず『私』と言ったと指摘されていたから
やっと自我が出てきているのか・・


 礼美が学校を休んだので佳代子の元へ行き話し合い。
美月はあの押しの強い母親にはっきりと「もう小さな子ではありません!礼美さんの成長を認めて気持ちを聞いてあげて欲しいんです!」と言うことができたわ〜

 美月が闘う準備が整ってきた。
しかし、顕子は顕子で策を弄していた。
新居にいる松島を訪ね、過去に好きな人がいたけどフラれ、それでも家を出たくて今の夫と結婚したと話しだし、母親との関係で悩んできたことと死の悲しみを訴えたぞ。さらに・・・松島の肩によりかかり涙・・・・
松島もそんな顕子を抱きしめるのでした。

 いや〜すごい展開だわ・・・恐ろしいけど見ずにはいられん。
そして刺さる言葉がいっぱい。
「初めて話を聞いてもらったような気がする」という顕子の言葉には
これまでの寂しい人生が思われ切なくなったよ。

 自分を縛っているのは自分自身。
予告では美月はそのことに気づいて歩いていってくれそう。
でも顕子は・・・顕子はどうしたら自分の人生を歩き始めることができるんだろう。


 第1回 危険な蜜月
 第2回 三角関係
 第3回 暴走 
 第5回 裏切り
 第6回 毒りんご 
 第7回 出口なし 
 最終回 人形の家
 
こたつ