さて・・・手術を前に芳賀ちゃん(篠原篤)から葉子(田中麗奈)の悪行を
教えられた難波(中村蒼)は恐怖でパニック状態に。
先輩の医師・吉田(鈴木省吾)にそのことを訴えるが諫められるだけで
相手にされない。

 亡くなった父・徳広(村井國夫)の火葬を終えた葉子は、その足でいつもの
ステーキハウスへ。
他のお客さんは内心ざわざわ・・・

 でも、乱れ髪に喪服で肉をむしゃむしゃ食べる葉子にそそられた殿方も
いらっしゃったのではないかしら〜?
しかも、おかわりは骨付きでって・・・さすが葉子様。
でも、こうやって自分を確認されているのかしら。


 観念して手術を受けることにした難波でしたが・・・
手術台の上で麻酔をかけられている最中、葉子から告白を受け
恐怖の上塗り。

「(手術で取る腫瘍)実は良性なんですよ。
私が検査結果を打ち変えたんです」
「なんで・・・」
「ここでならあなたを私の好きにできるでしょう?
だ・か・ら・・・!
「小林トシさんに別の薬を投与して殺しかけたのは私です。
女の子にクッキーをあげたのも、その母親を階段から突き落としたのも、
男の子に怪我を負わせたのも、ぜ〜んぶ私のしたこと。
他にも何人も患者を死なせた。
今のあなたみたいな顔が見たいから!それだけ!」
「あなたの体をめちゃくちゃにしてあげる。
こういうの(針)、体の中に残すとどうなると思います?」

 悪夢必須!
てか、マスクしていたらかなり大きな声でしゃべらないと相手に
聞こえないんじゃ・・・( ̄∇ ̄;)
葉子はオペスタッフには聞こえず難波だけに聞こえる特殊な
発声法を会得しとるのか?

 それに腫瘍って取ったら検査に回すから、良性か悪性か
すぐバレちゃうんぢゃ・・
HPはこちら


 すい臓癌で入院治療中の大物政治家・小早川の担当医・渡来(福田ゆみ)は
一向に改善の兆候が見えない病状に焦りを感じております。
影響力の大きい大事なお客様、治さなきゃ病院的にもエライことになってしまいます。

 さて、神父様(伊武雅刀)に勧められて以来、すっかり聖書が愛読書になった
葉子様は医局でも熱心に読んでおります。

「『100匹の羊がいて、そのうちの一匹を見失ったとしたら、
羊飼いは99匹を野原に残して、見失った一匹を見つけるまで捜しまわる』・・・」

 ネットで意味を調べたら、羊飼いはイエス様で、逃げ出した羊は
特に優秀でもなんでもない他の99匹と同じ羊の一匹。
どんな羊であろうとイエス様は愛を注いでくださるということらしい。
冷静に考えたら、まず99匹を小屋に連れ帰ってから探しに行けば?と
思うけど、そういうもんじゃないらしい。


 そんな渡来に葉子は研究中で、まだ動物実験の段階にある無認可の薬・M2DL
を提案するのでした。
それは医師としてはやってはならないこと。もちろん渡来は断った。

「副作用が出るかどうか、他の患者で試すんです。人体実験です。
多かれ少なかれ医学は人体実験で進歩しているじゃないですか。

渡来先生が羊飼いだとしたら、100匹の羊を連れている時、
1匹の羊が迷子になったらどうしますか?
神様は他の99匹を野原に置いてでも一匹を助けに行くそうです。
でも現実は残された99匹は他の動物に襲われて犠牲に
なってしまいます。
本当は1匹を犠牲にして99匹を助けるべきです」

 出ましたョ。葉子先生独自の解釈が。
同意しようとしない渡来に責任は自分が持つから薬だけ手に入れて
『このことは二人だけの秘密』と誘惑。

「小早川さんを助けたいんですよね?
助ける方法があるのに命よりも規則が大事ですか?
ここで決断できないなら、あなたが医師になった意味なんて
何もないですよ!」

「・・・・・・ちょっと・・・考えさせてください」
「ダメです。
考える必要なんてありません。
答えはひとつしかないんですから
「・・・・・・・」

 無言は同意とみなされます。

真昼の悪魔 (新潮文庫)
 その頃、難波は手術前に葉子に言われたことを吉田に訴え
体の中に針が入ってないか調べてくれ!と頼んでいた。
もちろん吉田は不安感が増大した難波の世迷言と受け流す。

 異端者難波の言葉を信じてくれるのは芳賀だけ。
二人で葉子の悪事を白日の下にさらそうと誓い合うのでした。

 さて・・・葉子の信奉者・大塚(大倉孝二)がお焼香に来てくれました。
『無念です』と語る葉子にねぎらいの言葉をかける大塚でしたが・・・

「寝ますか?」葉子
「え?」
「寝ませんか?」
「いや・・・えっ?寝るってそれはつまり・・」
「今日は最後までいいですよ」

 ということで早速事に及ぶ大塚でしたが・・・
(切り替え早いな・・・( ̄∇ ̄;))
突然睡魔に襲われ中断。
眠りこける大塚に懺悔する葉子様。

「無念です。父を殺せなかった」

 あの夜、徳広は昔、葉子がくれたというお守り袋のようなものを渡していた。
枕元にあった薬はそこに入っていたもの?
それとも台所から徳弘が持ちだしたの?
で、それを飲んで徳弘は亡くなったんだね。
 

 父の最期の言葉・・
「悪魔だと言うわりには、まだ甘いな」


 遺影を灯している蝋燭の火でその袋を燃やす葉子。

「父親を殺すことで自分の心が何を感じるのか試したかったんです。
なのに・・それはもうできません。
お父さんが最期に言った言葉が耳から離れないんです。
お父さんはどうしてあんなことをしたのか。
私に何を伝えたかったのか。どうしてもわかりません。
こんな事あなたに言ってもわからないですよね」

 結局自分を殺せなかった葉子は悪魔ではないと伝えたかったのか・・
それとも悪魔として生きるのなら、思い切ってやれってこと??
おらにもわからない・・・


 さて、葉子に選ばれた一匹の羊は気のいいお爺さん患者・佐々木さん。
投与後、一時容態が悪化したのを知った難波は葉子が行ったという証拠を掴むため
芳賀と念入りに打ち合わせし病室の外で待ち伏せ。
葉子が手に持っていた薬剤の瓶を奪い取り、駆けつけた医師や看護師たちに訴えた。

「大河内先生がこの患者に必要のない薬を使ってます!
そのせいでこの患者の体調が悪くなっている。
こいつを使って殺そうとしているんです」


 んが、調べてみるとその薬はいつもの佐々木さんの薬であったため
またかよ・・・いい加減にしろよ・・という雰囲気に。
焦った難波はそばにいた芳賀に助けを求めたが、
あっさり裏切られ、難波の異常性を強調する体に。

 さらに葉子は追い詰める。
夜、傷が開いたら危ないので拘束されている難波の前に
悪魔として現れ、スマホを奪っていく。

 実は葉子は芳賀から事前にアドバイスを受けていたため
対策を取ることができていたのさ〜

 葉子様と一対一で会うことがを許された芳賀は信者としての
熱い思いを伝えましたョ〜。
もともと彼は人の生き死に興味があったため病院で働きたいと思っていた。
でも医師にはなれなかったので清掃員になったそうな。
さらに、この病院で不審死が続いているという噂を聞き、
探っているうちに葉子の存在に気が付いたんだって。

「驚きました。
こんな美しい人が人の死に手を貸しているじゃないですか。
それで俺もやってみたんです。
一度やったら、やめられなくなりました。先生も同じですよね?」

 もしかして2話で死んじゃった小林さんもコイツが殺したのか?
葉子は患者の命を弄んでいるだけで実は殺したことはないのかい?

 芳賀の捨てコマとしての未来が見えるわ〜
不審死の責任はコイツって言えばいいし(実際殺っとるし)
葉子は悪魔の下っ端に加えてやるってことでいつもの洗礼
(カクテルピックで手をブスッ!)を行ってあげました。


 名誉回復したい難波は裏切り者の芳賀が与えた盗聴器を
佐々木さんのベッドに設置。
葉子が言い放った決定的な言葉を記録することができた。

「(私が佐々木さんを殺そうとしているとして)何か問題でも?
あなたが元気になって誰か喜ぶ人いるの?
いないでしょ?あなたは何の役にも立たない人間。
その辺の虫けらと一緒なの。
虫けらが一匹死んだって世の中何も変わらないもの。

私は本当のことを言っているの。
あなたの体を使って私が人体実験をして、
それが他の患者を救うかもしれない。
あなたを役に立つ人間にしてあげたの。私に感謝しなさい」

 それを聞き、大喜びする難波・・・・
アンタも悪魔になっているよ・・・( ̄∇ ̄;)


「あはは・・くくく・・・勝った・・勝った!」

 これを聞かされた吉田はさすがに納得。
すぐに難波を迎え医局のみなさん集合で会議を招集。

 難波は多発する不審死も、死亡した小林さんも、
小児病棟の京ちゃんの病状が悪化したのも、
タケシ君が重症を負ったのも葉子の仕業であり、
自分も不要な手術のせいで殺されかけたこと、
佐々木さんの急変も葉子の人体実験の結果だと言って
証拠のレコーダーを再生。

 んが、そこから聞こえたのは看護師と佐々木さんの
たわいもない世間話・・・
難波は自分で病院内で盗聴をした変質者とアピールしたことに。
吉田がもともとの会話のコピーを預かっていたそうだが
もちろん裏切って重い心の病の患者扱い。

「かわいそうに・・・」葉子

 葉子に飛びかかった難波は吉田を殴ってしまい、心療内科の隔離病棟に
拘束されてしまった。

 これは・・・吉田も葉子様のしもべだったの?と思ったら、
小早川からお礼の金子らしきものを渡されとった。
娘の留学費用を得るために無認可の薬を融通することを小早川に約束した模様。
佐々木さんの人体実験に必要な分も吉田が用意したらしい。


 小早川のために、いいことをやったんだと自分の罪の意識を
ごまかす吉田をせせら笑う葉子。

 こうやって徐々に、この病院を支配していく葉子。
神父様は「悪魔は目立たずわからないように溜まっていく埃のようだ」と
言っていたけど、葉子は人間の中に溜まって来た埃(悪意や欲望)を見抜き、
タイミングを見つけて背中を押しているのでしょう。

 押された人間は自分の中に埃があることを知ってしまったから
葉子を責めることはできない。
葉子自身は悪魔というよりも、人間の心の中に巣くう悪魔に気づかせる
存在なのかもしれない。
 

 ほとんどの人間はそんな葉子を恐れるけど、どうしようもなく惹かれる
人間もいる。
大塚は自分が睡眠薬で眠らされたと知っても、葉子にプロポーズをした。

「葉子さん・・・あなたは少しおかしい。
いや、少しどころじゃない。相当おかしい。
宮島にしたことだってそうだし、僕に薬をもるなんて・・・異常です」
「ようやくわかったんですね」
「そういうところに何故か、たまらなく惹かれるんです。

僕と結婚してもらえますか。
僕ならあなたのどんな我儘だって許せる。
僕の金だって自由に使ってもらってかまわない」
「病院を丸ごと買うぐらいのお金でも?」
「かまいません」
「『富める時も貧しい時も お互いに愛し慰め助け
その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか』」
「・・・・誓います。僕達に貧しい時はありませんが」

 指輪をはめてもらった葉子は
「『その命ある限り』・・・ね」とつぶやいていました。

 見える・・・あっというまに財産を失いボロボロになった状態の大塚と
さらに輝きを増し冷酷な笑みを見せる葉子の姿が・・・
てか、大塚の命もすでに弄ばれてるよ・・・

 来週はついに神父が悪魔祓いに臨む?!
こういうのって悪魔が勝つのが定例だよね。
ミイラ取りがミイラになって地獄の業火に焼かれなきゃいいが・・
 

 第2話 実験
 第3話 命日
 第5話 挑発  
 第6話 復讐
 第7話 挑戦

こたつ