チコちゃんに「クリスマスイブはクリスマスのイブニング」(所説ございます)と
教えてもらってびっくり致しましたが、穏やかなイブを迎えております。
最後のネット注文しようと思って(そしてその後にちょこっと掃除しようと思ってw)
お供に音楽かけていたら、すっかり回顧モードになってしまったよ。
私のitunesはほぼドラマや映画のテーマ曲なもんで・・・( ̄▽ ̄;)

 で、こじつけっぽいけど「今選ぶ殿堂入りドラマ」っつーもんをやってみようと・・・
順番は順位とは関係ありません。
思いつくままでございます。
タイトルは過去記事に繋がりますよ〜。

あしたの、喜多善男』 2008年1月から放送。全11話。

 コレはね、DVD持ってます。
脚本・演出・キャスティング・音楽すべてに文句のつけようがない(笑
そんな消極的な表現じゃアレだから『最高』と言いたい。
もう10年も前のドラマですが常に私にとっては心の中心にあるようなドラマです。

 たぶん・・・私自身の抑え込んでいた怒りや憎しみが善男の思いとリンクしたのかもしれない。
ドラマが進むにつれて善男のもうひとつの人格がどうなっていくのか・・・その解明と共に彼の人生に未来はあるのか。
ミステリー要素にもドキドキさせられましたが、人間誰もが抱えているネガティブな思い、怒り、恐怖、憎しみ。他人の人生をも変えてしまうような強い負のエネルギーがどこへ行くのか、はたして昇華されるものなのか・・
一話一話人間の心の不思議さと怖さを感じながら見守りました。

 アンドリュー・ワイエスの『クリスティーナの世界』という絵が大きな役割を果たします。
善男が愛したみずほの好きだった絵。
丘の上にある家に這って戻ろうとしている後ろ姿だけの女性・クリスティーナ。
小児麻痺が原因で歩けなかったクリスティーナは車いすの寄付を拒否して
自分の手足と体を使って移動し、この丘にある家で生き生きとすごしたそうな。
強い意志の感じられる彼女の背中。

 その女性は決して振り返らない。後ろを向いたまま。
それでも善男はずっと見つめていたかった。
距離を保ちつつ見つめるだけ。報われなくてもかまわない。
それが善男の生き方であり愛し方でした。
時に、クリスティーナは善男にとって自分を拒否しつづけるみずほであり
報いてくれない人生であり、行けるはずのない世界・永遠のあこがれでもありました。

 最終回、自分にも他人にも絶望した善男は死に場所として『クリスティーナの世界』
に描かれている場所とそっくりな、みずほと行きたかった場所を選ぶ。
絵の中に入っていくように黙々と歩いていく善男・・
そうすることによって善男は未知の世界に一歩踏み出し、クリスティーナと向き合う可能性を得たのです。新鮮な演出に深く感動したのを覚えています。

 このドラマで初めて吉高由里子さんを知ったのですが最終回の台本を読む場面でこの方の凄さを実感し好きな女優さんになりましたわ〜
『赦し』は神様のギフトではなく、苦しみぬいた末に勇気を出して一歩踏み出した人間だけが見ることのできる世界なのかもしれない・・と思いました。

 深刻なテーマを軽妙に彩ってくれたのが小曽根真さんの音楽。
もちろん曲だけ聴いてもすばらしいし、ドラマの場面を思い出しながらだとさらに味わい深い。
お勧めのサントラの一枚だす。
あしたの、喜多善男 ~世界一不運な男の、奇跡の11日間~ DVD-BOX(6枚組)あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 オリジナル・サウンドトラック

 次に思い出したのが『タイガー&ドラゴン
2005年4月から放送のクドカンの名作ですな。全11話。
このブログを開始したのが2005年1月なので多分かなり張り切って書いていたはず(笑)私も若かったよ。

 クドカン脚本に注目しだしたのは2002年の『木更津キャッツアイ』。
でも再放送で見たような気がする。
その後『池袋ウエストゲートパーク』をレンタルして見て、
『ぼくの魔法使い』『マンハッタンラブストーリー』ときて、コレですわ。

 このちょっと前から好きになったクレイジーケンバンドが主題曲ってのもあって
家族全員で楽しみにして見たんだよな〜
キャストにドンピシャのキャラクター、落語の噺に絡めたストーリー展開、
クドカンにしか繰り出せないセリフと独特の世界観、笑いと人情、
バカバカしさの中に垣間見える人生の真実。

 特に長瀬智也さん演じる山崎 虎児という男にわしゃ、惚れました。
虎児に出会って自分の理想の男性、おめでたいほどに一本気で純粋なバカ、損得なんて考えることもない義理人情に厚い男というのが確立されました(ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)

 最近の(2016年の『ゆとりですがなにか』から)クドカン脚本のドラマは途中リタイアすることが多く、なんでだろ?と思いつつ『未来講師めぐる』『うぬぼれ刑事』等を見直していてら、私はこの、時にシュールにもなる突き抜けたバカバカしさが好きだったんだな〜と再確認。
新作をおもしろがれない自分に残念さを感じていたけど好みと合わないならしょうがない。
でも、常に気になる脚本家さんだし、チャレンジと変化することを恐れないクリエイターとして尊敬しております。だから『いだてん』も楽しみにしておりますよ〜。


 お次は『リーガル・ハイ』 2012年4月から放送。全11話。

 コレはもう伝説のドラマと言ってもいいでしょう。もちろんDVD持ってるよ。
SPも放送されていますが、2014年以来なし。
堺様演じる強烈な個性を持つ弁護士・古美門研介と『打倒!古美門』を掲げおしかけてきた新米弁護士・黛真知子(新垣結衣)を中心としたリーガルドラマ。

 私、実は新垣さんって苦手だったんだけど、このドラマで一気にファンになったよ。
濃すぎる登場人物達に溶け込む爽やかさ、いくら罵倒されてもめげない強靭な精神力とかわいさ、優等生を演じても嫌味にならない演技力とコメディセンス。堺様といいコンビネーションでした。
そしていつも二人に的確なアドバイスをくれ、完璧な仕事ぶりで仕えた古美門事務所の太陽・服部さんを演じた里見浩太朗さんの存在感も新鮮だったわ〜

 なんかもう一回目からあらゆる意味で度肝を抜かれたドラマだったよ。
古沢良太さんのぶっとんでるけど地に足ついてる堅実な脚本、刺激的だけどやりすぎない演出、キテレツなキャラクターを魅力的に演じてくれるキャストたち、それをさらに盛り上げてくれる劇伴、キャストとスタッフが信頼で結ばれているのが伝わってくる安心かつエキサイティングな展開。そして残る小さな痛みのようなもの。
毎回見た後興奮が収まらなかったよ。

 古美門のキャラも最初はブラックジャック的なアレかと思ったが(まぁ、ある意味ブラックジャックだが)最後まで単なるひねくれもんなのかも・・と思わせてくれたのが良かった。
真知子の正義を求める思いと行動、彼女とは相いれないかもしれないけど常にブレないマイルールと斬新な策で弁護士としての仕事を全うする古美門プロ。
弁護士の真実は極端に言えば倫理に相反する場合もあるのかもしれんけど、広い目で見れば二人の行きつく先は同じなのかも。
SPでいいから、また彼らに会いたい!心の底から願っております。

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 さて、秋ドラマもほとんど終わったのかな?
 わたしゃ、最後まで全話見たのが(って今週最終回だけどさ)『忘却のサチコ』のみというありさま( ̄▽ ̄;)
『とと姉ちゃん』のトラウマをずっと引きずってきたけど(いまだにかよ・・)
これできっぱりと脱却したね。
こういう極端なキャラは見ずらい時あるんだよな〜と思ってたんだけど、
高畑充希さんは絶妙の距離感で魅せてくれました。
時々あるシュールな場面展開にも迷いなくすっきり演じてくれたし。
うまい人なんだな〜と再確認したよ。

 ほとんど見たのが『ドロ刑』。
日テレの土ドラらしいおもしろさだったんだけど、途中飽きちゃって・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
ロングコートのエンケンさんは『湯けむりスナイパー』を彷彿とさせてくれたけど
ほどよい軽さと渋い存在感がしゅてきだった〜

 『獣になれない私たち』は最終回を含むあと3話が録画してあるけど未視聴。
脚本家さんとキャストへの信頼感だけで見てきたんだけど、正直惹かれるものがなくて・・・
晶が変わり始めた6話めから少しおもしろく感じたかな。
残りを正月休みに見ようかどうしようか・・・(ーΩー )ウゥーン

 3話の途中まで見たのが『僕らは奇跡でできている
一生さんのファンだったら見続けたのかもしれないけど、自分はそれほどじゃないんだな〜と・・・
それと今自分が見たいドラマではないかな・・と。

 『このマンガがすごい!』は気になる役者さんと漫画の時だけ見たわ。
東出昌大さんの『龍 -RON-』、でんでんさんの『おそ松くん』、神野三鈴さんの『火の鳥』。
今思えば全部ちゃんと見りゃよかったよ。
マンガとの合体ってよっぽどの覚悟がなきゃできないよね。
ふざけて取り組んだら大やけどだも。
3話しか見ていないけどどの役者さんたちもしっくりくるなじみ具合だったし
アプローチの仕方から人柄や個性も伝わってきて興味深い番組だったよね。

 一話でやめちゃったのが『ブラックスキャンダル』『黄昏流星群』『SUITS/ スーツ』。
『ブラック』はその安さにびっくりし、さらにそれに安藤政信さんが出ていることにもびっくり。
『黄昏』は熟年の恋愛に興味が持てないのと、みぽりんを正視できないというか・・ヾ(~∇~;) コレコレ
『スーツ』は米版を好きで見ていたので、吹替っぽい演技に見えてアレだったというか・・・
まぁどれも最後まで見ていたら違った感想になったんだろうけどね、そこまでしたいと思えなかったし。

 2019年冬ドラマはこれから調べるわん。
『今 選ぶ殿堂入りドラマ その2』は、またいつか書くと思います。

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