トリ猫家族

TVドラマや映画のあらすじや感想、ときどき同居猫のことなど・・。

連続ドラマW 「かなたの子」

連続ドラマW 「かなたの子」 最終話 かなたの子

 最終話は日都子(坂井真紀)と娘のなつき(岩崎未来)の物語。
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 日都子はなつきを殺害していたのだった・・・
判決は「懲役三年 保護観察付き執行猶予四年」。
離婚後、夫から養育費が支払われず、生活に追われ精神的に疲れ切った末の衝動的な犯行との判断が反映された。
日都子は強く実刑を望んだが、叶えられることはなかった。


 山小屋を出た一行は頂上をめざし、急で困難な道のりを一歩一歩進んでおります。

 裁判を終えた日都子は、祖母・八重子(藤村志保)の家に身を寄せ、祖母は何も言わず受け入れてくれました。
まるで、なつきが最初からいなかったかのように。

 実刑を免れたことで罪を償う道が閉ざされた日都子は戸惑っているようでした。
祖母の家で何をするでもなく、小さい頃のように過ごしていると、すべては夢だったような気がする。

 押入れから蚊帳を出していると、日都子も、彼女の母親も使っていたという手押し車が出てきました。
なつきも使っていたはず。

 夜中・・・眠れない日都子は八重子に話しかけました。
「お母さん・・・今、どこにいるのかな・・」
「どうだろうね・・・・・」
「地獄にいるのかな・・・地獄って・・怖い?」
「ほうだな・・・ありゃあ・・生きてんのか、死んでしまったのか・・・」
「私も行きたいな・・・」

 幼い頃、自分を捨てて行った母・・・
呼びかけても呼びかけても振り返ることのなかった母・・・
残された真っ赤な風車。
そこにどんな思いがあったのか・・・果たして思いはあったのか・・
あの母と同じように、自分もなつきの存在を消してしまった。
でも、母の気持ちも自分の気持ちもわからない・・・・
かなたの子 (文春文庫)

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連続ドラマW 「かなたの子」 第三話 同窓会

 一行は、やっと山小屋に到着。
8合目ぐらいかね〜?
そこでは、ガイドの野澤亮一(井浦新)の幼馴染である佐藤真(永瀬正敏)が待っていた。
今回は亮一と真の物語。
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 山小屋の中には真が撮った写真が飾られていました。
かつて、真は世界中を放浪しながら写真を撮る生活をしていた。
夕食時、その写真をじっと見ていた青山(伊佐山ひろ子)がつぶやきました。
「何かこわーい」   いやいや・・ ゞ( ̄∇ ̄;)アンタの言い方の方がよっぽど怖いワ。

 真と亮一は大島出身で、にゃんと、亮一は「山伏」なんだそうな・・
ネットで調べてみたら「山伏」というのは「山岳崇拝」と「仏教」が結びついたもので
山を歩いて修行する出家・在家を問わない宗教らしい。
普段は他の仕事をしながら修行をしている人も多いんだと。
亮一も生活のため、普段は山のガイドをしながら修行をしている。

 皆が寝静まった夜中、日都子(坂井真紀)は亮一に尋ねました。
「『山には死者も歩いている』・・・そう言ってましたよね」
「『星と嵐』という言葉があります。
星が出ている時はいい。
でも、山では嵐になれば死と隣合わせです。
・・・・・出発は2時です。豆田さんも、もう眠った方がいい」亮一
「・・・・・・・・あの・・・野澤さんは何故、山伏になろうと思ったんですか?」日都子
「・・・・弔い・・・でしょうか・・・
昔死んだ友達を・・・弔うためかもしれません・・・」
その答えを、少し離れた場所で真も静かに聞いていました。

かなたの子 (文春文庫)

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連続ドラマW 「かなたの子」 第二話 道理

 今回はツアーのみなさんと同行することになった岩渕啓吾(宮崎将)の物語。
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 流産後の不妊治療の件で妻とケンカになり家を飛び出した啓吾はつい5年前に別れた朔美(満島ひかり)に電話をして会ってしまう。

 朔美とは4年付き合い、彼女は結婚も考えていたんだけど、啓吾に好きな相手ができて一方的に別れを告げたのだった。
相手を殺して自分も死ぬと包丁を手にした彼女に「ごめん。運命に出会った。『運命の人』じゃない。
『運命』そのもの。だから俺にはどうしようもない。それが『道理』だから」と説いて泣きすがる彼女から去った。

 いやはや、そんな相手によく連絡取れるよな〜って思うけど、どうやら朔美はずっと彼を待っていたようで、
昔のように楚々とした笑顔で迎えてくれた。
さらに、昔啓吾が言っていたことを憶えていて、彼好みの女になろうと努力してきたようです。

 そんなの逆に怖いよ・・( ̄▼ ̄;)
でも、冷え切った夫婦関係で優しさに飢えていた啓吾はそんな朔美に潤いを感じ会いつづけるのさ〜

 そもそも別れるきっかけとなった女性とは、ヨガサークルを主催していた戸上佐和(鶴田真由)。
佐和はヨガの時間が終わると、啓吾に波動の図を描かせ、自分の描いたものと重ねて、
「ほとんど一緒。たったこれだけの線だけど運命かもしれない。
いい?『運命の人』じゃなくて『運命』そのものよ」と告げた。
啓吾は、すっかりその気になってしまったのさ〜

 またこの佐和がうまいのよ〜
さりげなくボディタッチして、親身な雰囲気で目をじ〜っと見つめてこんな事言われたら、
そりゃ、引き込まれちゃうさね〜
何かの会に誘おうとしたのか、自分がかぶれているものを教えようとしただけなのかよくわからないんだけど、
啓吾はこの出会いをに従うのが『道理』だと思い込んでしまった。

 どこか空虚な啓吾の目・・・
同じように空っぽだった彼の心に佐和の説く『道理』の世界が心地よく入り込んだのだろう。

 でも、佐和は別の『運命』と出会い、その人と生きていくのが『道理』だと言って、啓吾から離れていった。
そもそも、付き合ってると思っていたのは啓吾だけだったらしい。
「『道理』には逆らえないから」
そう言われたら引き下がるしかなかった。

 その後、今の妻と出会い、何となく結婚したのだった。
結婚後も普通に浮気をしていたようです。

 この啓吾という男にはこぎれいな顔以外何もない。
佐和の『道理』も人から借りてきたものだったけど、それを真に受けた啓吾の『道理』思想も一時的なものであり、佐和が消えると自然に消滅した。
かなたの子 (文春文庫)

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連続ドラマW 「かなたの子」 第一話 巡る

 今回はフラッシュバックする映像を挟みながら、ひたすら登り続ける姿だったけど、
その奥にあるものが見たいと感じさせてくれた第一話でした。

 でも、続きを見るのは怖い。
自分の中にある蓋をしてきた何かを引きだしてしまいそうで。
それでも、もしかしたら私が欲しかった言葉がもらえるのかもしれない。
そんな期待と不安で視聴決定デス。

 原作・角田光代、監督は「まほろ駅前便利軒」「さよなら渓谷」の大森立嗣。
脚本は「人間昆虫記」「ソラニン」「凶悪」の高橋泉。
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 富士登山ツアーに参加した豆田日都子(坂井真紀)は、どこまでも続く道をひたすら歩いていた。
ふと見ると、すこし離れた場所に娘のなつき(岩崎未来)が立っており、走り寄り抱きしめると彼女は消えた。
倒れこんだ日都子を心配してツアーのみんなが様子を見にきた。
 一行は彼女の他に4人。
ガイドの野澤亮一(井浦新)、近藤晋太郎(鈴木晋介)、見附あい(大西礼芳)、青山ソメノ(伊佐山ひろ子)。

 いや〜私も富士山登ったことがありますが、砂走りはキツイっすョ。
一見歩きやすそうなんだけどね、距離が長いからどこまで続くぬかるみぞ〜って感じで嫌んなるのさ〜。
あまり利用者もいないから、陽が落ちると寂しくて不安になるしさ。

 みんなそれぞれの理由でツアーに参加している。
青山はこのルート(多分御殿場ルート)で山頂からご来光を迎えると宝くじに当たると聞いたらしい。
購入した宝くじもしっかり持ってきております。
でも、18年前に亡くなり納骨していない夫の葬儀代になればいいから、当たるのは2,300万でいいそうな。
「それが私の最後の役目」

 見附は縁結び祈願。
「でもね、縁切でもあるの。考えてみれば一緒よね。
縁を切ってからじゃないと新しい縁を結べないし、
新しい縁を結べば、古い方は切れるだろうし。
すごい効き目なんだって。登った友達が言ってた。
離れられなかったDV男がさ、山を下りた次の日血を吐いて死んだって。
どす黒い血を吐いて転がってさ、真っ黒な顔に穴が空いたみたいにこっちを見てる目が合ったって」

 さりげなく言っているとこが怖いぞ。
何かランニングハイじゃないけど、歩いているうちに凝縮された思いを誰かに聞いて欲しくなるのかもね。

 近藤は病気の快復祈願らしいが・・・
10年前に奥さんが事故で亡くなり、彼女を撮った使い捨てカメラを現像に出せずにいる。
みんなの集合写真を撮った後、写真の中の奥さんの笑顔を見るのが辛いと言ってカメラを日都子に託しました。
「忘れてしまうくらいなら・・・辛い方がいいと思います」日都子

 そして日都子の脳裏には、ぐったりとした娘なつきを抱きかかえて必死で走る自分の姿が・・・
なつきは亡くなってしまったのか、それとも離れて暮らしているのか・・

 それぞれが闇を抱え、登ることで答えを見出そうとしているのでしょうか・・・
かなたの子 (文春文庫)

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