トリ猫家族

TVドラマや映画のあらすじや感想、ときどき同居猫のことなど・・。

「珈琲屋の人々」

プレミアムドラマ「珈琲屋の人々」 最終回 ささやかな幸福

 さて、茂(渡部秀)からもらったペアチケットで冬子(木村多江)をスケートに誘った行介(高橋克典)でしたが、当日になり圭次(秋元龍太朗)のプロテスト前審査の方を選んでしまいました。
もちろんプロボクサーという夢を追いかけようとしている圭次を応援したい気持ちからですが、冬子との交際に躊躇する思いもあったようです。
HPはこちら

 そんな行介の思いをよくわかっている英治(小林稔侍)でしたが、言わずにはいられなかったさ。
「やっぱり自分を優先して欲しいんだよな、女は」英治
「どうすれば良かったんですかね?」行介
「そうだな〜ボクシングに一緒に連れていくとか」
「あぁ・・・」
「初デートみたいなもんだったんだろ?
彼女もう、店に来ないかもしれないぞ〜どうすんだよ?」
「・・・・・・(しょぼん)」

 冬子はすっかり失恋気分ですワ・・・
「あの人の気持ちはよくわかったから・・・もう珈琲屋さんには行きません」と章枝(吉行和子)に宣言していました。

 この状況を章枝さんが黙って見ていられる訳がない。
退院も決まったし、足ならしに外に出てみましょう・・ってんで冬子には何も言わず珈琲屋のある商店街へと向かいました。
で、冬子から聞いていたおなじみの皆さんを見つからないよう確認。

「プレイボーイの島木さん・・・ね。懐のふか〜い妻・久子さん」
「天野クリーニング・・・お弁当屋さんに恋をした直道さん。
元子さん、こちらも辛抱強くよく耐えたわね」

 そして珈琲屋へ。
『秋元英治さん・・・奥様はお元気になられたのかしら・・・』
ついに行介と対面。
「思った通り、男前なのね。いただきます」

 章枝は学生時代にジャズ喫茶でアルバイトをしていたそうで、珈琲にかなり詳しいですぞ。
「ず〜っと飲んでみたかったの、あなたの珈琲」章枝
「あの・・どこかで・・?」行介
「お会いするのは初めてです。熊谷章枝と申します」
「あ・・・宗田行介です」
「実は私、まだ入院中なの。抜け出してきちゃった。
担当の看護師さんからここの話をよく聞いてたの。
それで私もどうしても来てしまいたくなって」

 これで行介にもピンときたようです。
そこに章枝を探しに来た冬子到着。
章枝は珈琲を注文させて、隣に座らせましたぞ。

「懐かしい匂い。戻れるものなら・・・」章枝
「学生時代に・・ですか?」行介
「そうね、あの頃もいいわね。仕事も充実してた。私、結構バリバリ働いてたのよ」章枝
「当時の女性としては憧れの的だったんじゃないですか?お仕事何を?」英治
「出版社の編集。文芸のね」章枝
「へえ〜!カッコいい!」千果(倉科カナ)(こちらでバイト始めました)

「思い通りに生きて来たわ。だからひとつも悔いはない。
だけど、それでも、別の人生もあったんじゃないかって思う事もあるの。
ひとりは気楽・・・・だけど寂しいわ」章枝
「章枝さん・・・」冬子
「若い頃の私に言ってやりたいことがあるの。
もうちょっとかわいくなりなさいって」

 この告白は、これから長い人生を生きていく冬子のため、そして行介のためでした。
年齢を経たからこそ伝えられる言葉、そしてこの年齢だからこそやってあげたいこと。
吉行和子さんが登場すると、いつも年をとるって悪い事じゃない。
素敵なことだなぁ・・って思わせてくれます。

珈琲屋の人々 (双葉文庫)ちっぽけな恋 珈琲屋の人々

続きを読む

プレミアムドラマ「珈琲屋の人々」 第4回 大切な人

 墓地で行介(高橋克典)に会って以来、珈琲屋に行っていない冬子(木村多江)は初めて彼に手紙を書くことにしました。でも、何て書いたらいいのかわからない。
「何でもいいのよ、何でもね」章枝(吉行和子)

 そうだよね。冬子が手紙を書いてくれたってだけで行介には伝わるはずだよ。

 章枝さんは今月退院するらしい。冬子との別れを惜しんでおります。
「ねぇ、どんなところなの?珈琲屋さんのある商店街」章枝
「・・・・昔ながらのと言うか、そこに生活そのものがある感じなんです」冬子
「まぁ・・・昭和みたい」
「ええ」

 それは時代に乗り遅れている訳ではなく、大事なものは変わらないってことなのかもしれない。
地域住民の生活そのものを支えてきた店とそんな店に助けられ生活してきた住民たち。
バランスの取れた状態がずっと続いているってことなんだろうなぁ・・・
HPはこちら

 さて、月契約10万で島木(八嶋智人)とお付き合いしてきた千果(倉科カナ)ですが、その関係が奥さんの久子の知るところとなりました。
島木は会社の売上金をちょろまかして千果に払っていたようで、そっからバレたんだね〜

「この町から出ていって欲しいの」と言われ100万を渡されましたが、千果も転んでもタダでは起きない女。
引っ越しには敷金とか礼金とか必要だし〜とゴネ、さらに100万上乗せすることに成功。
島木は未練たらたらで引き留めたけど、もともと千果は金ヅルとしか思っていなかったから、サバサバしたもんですワ。

 いや〜奥さん思い切ったね〜
商店街の花屋さんが200万用意するって大変なことだよ。
うちも自営だからね〜よくわかるよ。
定期積立でも崩したかい?
商店街中の噂になっていたらしいから、ここいらでズバッとと断ち切ろうと頑張ったのね。

珈琲屋の人々 (双葉文庫)ちっぽけな恋 珈琲屋の人々

続きを読む

プレミアムドラマ「珈琲屋の人々」 第3回 恋までの距離

 殺人の罪を告白した行介(高橋克典)に「今は聞きたくありません」と言ってしまった冬子(木村多江)でしたが・・・
HPはこちら

「あるでき事について、ずっと私赦せないと思ってたんです。
だけど今は・・・違う見方はないかなって・・・探してるのかもしれない」冬子
「起こってしまった事実は変えられません。
起こした側の人間は、そこから目をそらせてはいけないんです。
あの日の朝、親父に「珈琲を飲んで行け」と言われました。もし、飲んでいたらって・・・」行介
「飲んで欲しかったです。そうすれば誰も・・・」

 冬子にとって行介は、もう「夫を殺した男」ではないよね。
犯した罪に苦しんでいる一人の人間。
もし行介が殺した相手が自分の夫でなければ・・・

 店を出た冬子に千香(倉科カナ)は取立て屋の矢部(津田寛治)との関係を尋ねましたが(この子こういうとこあるのよ〜)、冬子は何も応えなかったさ。
勘の良さそうな千香だから、ピンときたかもしれないなぁ・・・

 店に入った千香は先代・行介の父の思い出を話しました。
彼女は誰も知り合いもいないのに東京へ出てきてアパートを決めて、アイスクリーム屋で働き始めたそうな。
でもそれだけじゃ生活していけないので時給のいいキャバクラで働くことにした。
で、面接場所に行ったら、それが『珈琲屋』だったんだと。

「緊張しながら待っていた時飲んだ行介さんのお父さんのコーヒー、すっごく温かくて美味しかった。
キャバクラの仕事に慣れるまで毎日ここでコーヒー飲んでから出勤してた。
だから私にとってこの店は結構大事な場所なんだよね」千香

 おいしさは優しさだもんね。
行介のお父さんの思いは珈琲を通してちゃんと伝わり、千香の心をあたため、エールを送ってくれた。

 さて、英治(小林稔侍)は最近カラオケ教室の美人先生・真知子(有森也実)といい感じ。
介護の合間に真知子と過ごす時間がいい息抜きになっているようです。
真知子先生も英治のことは特別に思っているふう。おかずを差し入れてくれたり、デートに誘ったり。

 介護生活も3年・・・
一緒にいるのに話しかけても反応はない。そばにいるのに通じ合えないのが余計辛い。

 青野の命日が近づき、冬子は行介からの手紙を読んでいました。
『その日は私にとって一生忘れることのできない日です。
御主人の命日をあなたはどんな思いで迎えるのか。考えるだけで私は・・・
言葉にしようがないくらいの決して消えることのない後悔で一生忘れることはありません』


珈琲屋の人々 (双葉文庫)ちっぽけな恋 珈琲屋の人々

続きを読む

プレミアムドラマ「珈琲屋の人々」 第2回 ひとりじゃない

 今回も克典の言葉が沁みたよ・・・(ノω・、) ウゥ・・・
まさか克典に泣かされる日がこようとは・・・
オープニング、前回のあらすじと共に流れる「めいなCo.」さんの音楽が
優しくドラマの世界に導いてくれます。
HPはこちら

 振り返ってみますか・・・
団子屋の娘・省子(美山加恋)は学校が終わると珈琲屋に寄って化粧をしておでかけするのが楽しみな、ごく普通の高校生。

 そしてそんな省子にあこがれを抱いているのが同じ高校の下級生・塚本圭次(秋元龍太朗)。
両親はデキすぎ君の兄と圭次をあからさまに差別しているようで、家庭にいても穏やかな気持ちではいられないようです。
母親(西尾まり)に居間にあったお金を盗んだと決めつけられムカムカしながらボクシングジムへ。
ここは行介(高橋克典)も通っているジム。
友人から行介が人を殺したと聞いていた圭次は鬱憤を行介に向けるのでした。

「あんた、人殺しなんだろう?
俺もぶっ殺したい奴がいるんだけど・・・
普通カーーッとなっても一線を越えられないもんだろ。
どうしたら殺すところまでいける訳?」圭次
黙々とサンドバッグに向き合い続ける行介にからんどる・・・
「なあ?!」

 行介はグローブを取ると、圭次の顔スレスレの所で止めるパンチを差し出した後つぶやいたさ。
「・・・・・人を殺すってことはな・・・人間じゃなくなるってことだよ」
「・・・・・・・」圭次

 その帰り、行介は自分が殺してしまった取り立て屋・青野の部下だった矢部(津田寛治)に会ってしまいました。
「お前・・・・!はぁ〜ふ〜ん・・・何だ、出てきたたのか。はぁ〜!」
矢部は省子の両親が営む尾張屋へ借金の取り立てに来ていたのさ〜

 前回見た感じじゃ青野はとんでもないクズ野郎だったけど冬子にとってはいい夫だったみたいだし、矢部にとっても大切な兄貴分だったようで行介は憎しみの対象になっている。そして青野の妻だった冬子(木村多江)も特別な存在のようです。
偶然再会し、冬子からキツイ取り立てをやめるよう言われても「仕事ですから」と答えていた。

 この人も、もしかしたら誰かのためにこの仕事を辞められずにいるのかもしれないね。
本当にねぇ・・・人っていうのはいろんな面を持っている。
ある人には仏のように優しかった人が、ある人には鬼のように接したりもすることもある。
ちゃんと両方持っているんだよねぇ・・

珈琲屋の人々 (双葉文庫)ちっぽけな恋 珈琲屋の人々

続きを読む

プレミアムドラマ「珈琲屋の人々」 第1回 人生を変える一杯

 一応見てみたら、好きな感じでした。
今季はおもしろそうなドラマが一杯あって(特に木・金・土)、雪崩式に記事を書く日がズレていきそうだから日曜は開けとこうかな〜とも思ったんだけど〜
どうすっかな〜(ーΩー )ウゥーン
HPはこちら

 これは、下町の昔ながらの商店街にある小さな喫茶店「珈琲屋」に集う人々の物語。
マスターは宗田行介(高橋克典)、自分が働いていた工場の社長が自殺に追い込まれ、奥さんも襲われそうになったのを止めようとして闇金業者の青野を殺してしまった。
担当刑事だった秋元(小林稔侍)によると控訴すれば「過失致死」が認められたようだが、一瞬でも殺意を抱いた自分を許せず刑を受け入れた。

 13年の服役し出所後、父の作った「珈琲屋」を継いだ。
彼の母親は彼が幼い時に家を出たので、父親が男手ひとつで彼を育てた。
その父は服役中に亡くなったらしい。
事件の前はボクシングジムのトレーナーもしていた。
出所後半年経ち、再びジムに通い始めるが、スパーリングの相手を頼まれても断っている。

 いや〜ここにきて克典がいい感じじゃないですか〜?
「医龍4」でも、克典やるやんけ!的なところを魅せてくれましたしね〜
申し訳ないけど、「サラ金」の後は「土サス」とかで刑事とか犯人役に落ち着いて、たっま〜にお顔を拝見するパターンになるんじゃないのぉ・・とか思っていました。すまん、克典。わたしゃ、ピリオドの向こうを見ようとしない子供だったよ。

 このドラマでは、若干固いよな〜( ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ何様だよ)とか、
黒すぎじゃ・・?(現在秋で出所後半年ということは夏にランニングした時の日焼けがまだ残ってるのか?)等がよぎりましたが、冬子と同じく、この人のことをもっと知りたいと思いましたョ〜

 そして青野の妻・冬子(木村多江)、看護師をしており、担当している入院患者・章枝(吉行和子)との会話で彼女の心情が伝えられます。
冬子は友達もいないのかな・・・
今まで夫のことや犯人である行介への思いを誰にも話したことがなかったような感じ。
行介はムショから何百通も手紙を送っていたんだけど、封は切らずに保存してある。
弁護士を通して行介が会いたいと言っている事を聞いたが会う気にはなれなかったんだよね〜

「確かに彼はあなたの人生を狂わせた。
でも彼に会えば、あなたの人生はもう一度変わる。
人っておもしろいのよ。
ある人をとんでもない悪だって言う人もいれば、その同じ人を優しい人だって言う人もいる。
あなたも私も、殺されてしまったあなたの旦那さんも触れ合う相手によって変わる。
その彼、ホントはどんな人なんだろうね〜」章枝

 吉行さんのこのセリフで、一気に引き込まれました。
ホントにそう。若い頃は人によって変わっている自分も相手も嫌だったけど、今はおもしろいと思う。
不思議だよね。誰かが私の知らない部分を引きだしてくれているのかもしれないし、その逆もあるのかもしれない。
吉行さんって、やっぱり素敵な女優さんだ。
言葉に込められた思いを見ている者に自然に届けてくれる。
だから吉行さんが出ていると、つい見ちゃうんだよな〜
 
珈琲屋の人々 (双葉文庫)ちっぽけな恋 珈琲屋の人々

続きを読む
最新コメント   
記事検索
micro_bnr
記事カテゴリ                     
月別に読んでも・・
管理人です
きこり


お茶猫

北海道在住。
猫3匹と
のんびり
暮らしております。

TVのドラマや
映画を中心に
書きたいことを
書きたい時に
書いている
ブログです。

本文の記事と
無関係な
コメントや
商業目的の
TBは申し訳
ないですが
削除させて
もらいます。

ブログ内の
文章や写真を
転載する
場合は
一言コメント
くださいな〜

「食べるトリ猫家族」
もよろしく〜

愛猫そーやは
2009年11月27日に
永眠いたしました。

そーや関連の
記事はこちらです。

123
ブックマーク
banner_14


新ドラマQ

erlogo5


Twitter始めました
sofa