トリ猫家族

TVドラマや映画のあらすじや感想、ときどき同居猫のことなど・・。

「おかしの家」

「おかしの家」 第十話(最終話) 忘却

 「さくらや」の前に椅子を出してお客さんが来ないか見ている明子(八千草薫)。
そしてため息をつきながら隣に椅子を並べて一緒に前の通りを見つめる太郎(オダギリジョー)。

「・・・・・・」明子
「おばあちゃん、今日も全然、客来ないね」太郎
「そうね。来ないわね」

 全く気にしていない声に太郎も思わず笑ってしまう・・・

「・・・お茶でも飲む?」太郎
「・・・うふふふ・・・」明子
「・・・みゃ〜〜ん・・・」ミーちゃん


 なんと穏やかで幸せな時間だったろう・・・
でも、その大切で幸せな時間でも人は忘れていく。
明子はわかっていたと思う。
あんなに引き留めてくれた太郎だけど、いずれ自分のことを忘れていくだろう・・
そして『さくらや』での日々も思い出さなくなっていくだろうと。

 それでいい。
忘れてしまうということは太郎がそれだけ一生懸命生きているということ。
あの、常に回りに気を使っていた太郎が自分のことだけを考え、
頑張って前を向いて走っているということ。
だから明子は自分に会いに来てくれなくなった太郎に安心していたのかもしれない。

 あの時間が太郎の中から消滅してしまう訳ではない。
太郎が春馬に「いつか思い出してくれ」と言ったように、太郎も思い出すだろう。
何度も何度も噛みしめるように。
今はその時じゃないって明子はわかっていたんだよね。


「俺はホントにバカだ。・・・・・おばあちゃん・・・ごめん・・・はぁ・・・・」

『いくつになっても後悔だらけよ』・・・・それでいいの。
笑顔と共に明子の声が聞こえるようでした。
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 さて、振り返ってみますか・・・
「さくらや」の入口には『売物件』の張り紙が・・・

『駄菓子屋を閉めた直後、理不尽な裁判に巻き込まれ、
結局、賠償金を支払うことになってしまった。
そして俺にほとんど何の相談も無く、おばあちゃんはこの家を売ったのだ』


 明子の思いを知らない太郎たちは4人で住むアパートを探し、よさげなところを見つけた。エレベーター付きでバリアフリーになっている所を。

「働いて金貯めて俺の店出すタイミングで、もっといい家に引っ越そう。
ま、それまでは少し辛抱してもらうことになる」太郎
「ここを売ったお金でお店を出したら?」明子
「そういう訳にはいかないよ・・・」
「太郎らしいわね」

「・・・・・・」
「私は一人で暮らそうと思っているから」
「・・・・・・」
「あなた達とは一緒に暮らせないわ」
「・・・・・えっ・・・ナニ言ってんの?」
「・・・・・養護老人ホームに入ることにしたの」
「『入ることにした』って・・・それは何・・」
「決めたことなの」
「・・・勝手すぎるよ」
「私ももう年だから。静かに暮らしたい。
あなた達と一緒だと疲れちゃうから・・・」

 そこまで言われると何も言い返せなかった。

第一話 「恋と恐怖」Baby a Go Go
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「おかしの家」 第九話 戦い

 突然来た訴状・・・
その内容はお宅の猫がベンツのボンネットに傷をつけたから賠償しろというものだった。賠償金額は110万円。

 でも被告が『桜井吉太郎(おじいちゃんの名前)』になっているし、添えてある証拠写真の猫は白黒模様でミーちゃんとは違うしぃ〜原告の川畑和夫って奴の勘違いだろうってことで流そうとしたんだけど・・・
その川畑(太賀)から電話が来たのさ〜。

「あ〜どうもぅ〜今ちょうどあなたの話していたんですよ〜」太郎
「どうやら被告の・・・フッフッ・・桜井吉太郎はすでに死亡してご不在のようですね・・・フッフッフッ」川畑
「・・・・・・・」
「で、誰を訴えればいいんでしょうか?」
「はあ?」
「誰を訴えればいいんでしょうか」
「あんのぉ〜申し訳ないんですけどぉ、それはぁ〜一度直に話し合いましょうよ。
ご近所さんな訳だし。いちいち裁判所を通す話でもないでしょ」
「誰を訴えればいいんでしょうかーー」

「( ̄∇ ̄;)・・・そもそも、うちの猫じゃないんですよぉ。あの白黒猫は。
うちにはぁ、あのぉ、ミーちゃんっていう三毛猫はいますけどね」
「ミーちゃんを訴えればいいんでしょうか」
「・・・いや、だから・・ミーちゃんはぁ・・」
「私のベンツに傷をつけた白黒猫の飼い主は
みーちゃんと言うことでいいんでしょうか?」
「だからミーちゃんはうちで飼ってる猫なんだっての」

「フッフッフッフッフッフッ・・・何を言ってるんでしょうか?」
「オマエが何言ってんだよ、バカ」
「フッフッフッフッフッフッ・・」
「ナニ笑ってんだよ、バーロー!」
「この会話は念のために録音させてもらっていますよ」
「・・・・・・・」
「ところで、誰を訴えればいいんでしょうか?」
「てめえ・・・」
「誰を訴えればいいんでしょうかああ?」

「桜井太郎だよ!べらぼうめ!!」

 あまりの権幕に明子(八千草薫)も礼子(尾野真千子)もびっくり・・・
てか、川畑の思うツボなんじゃね?俺を訴えろって宣言しちゃったんだから・・・
それに写真の猫は裏庭で餌を食べていたから(太郎的にはミーちゃんのを勝手に白黒猫が食べてる)太郎家が餌付けしている猫と見なされるのでは〜?


「なるほどねぇ・・・戦争が無くならないわけだ・・」太郎

 いや〜聞いてるだけでイライラムカムカするわーー
いったい誰が演じるのかしら〜?変なとこで期待が高まるぞ。
つーか、この手のバカは太郎の手に負えるアレじゃないよーー
どうなることやら・・
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第一話 「恋と恐怖」Baby a Go Go
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「おかしの家」 第八話 覚悟

「訴状・・・」太郎
「・・・・・・・・・」みんな
「・・・・なんか訴えられてるみたい・・」
「・・・・・・?」

 家族も増えて桜井家のあたらしい朝が来たというのに、まさに青天の霹靂。
こっから原作協力の『うちのネコが訴えられました!? - 実録ネコ裁判 -』に繋がっていく訳やね。
普通に暮らしていたら訴えられるなんて想像することもないけど、そんな現実が来てしまったようです。
初めての体験。太郎よ、どうするぅ〜?
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 『さくらや』にいつもと違う朝が来た。
太郎の清々しく玄関を開ける姿はもうない。
『臨時休業』・・・・

 3人で剛(前野朋哉)の事故現場に行くも、太郎(オダギリジョー)も弘樹(勝地涼)も手を合わせる気にもなりゃしない。

「剛はいいやつだったからさ、シマさんは自分のこと責めちゃだめだよ」弘樹
「・・・・・・」シマさん(嶋田久作)
「・・・・・・」太郎
「頑張らないとなーーあいつの分も」弘樹

 こういう時って使い古された言葉の方がなじむのかもしれない。
何を言われたって悲しいのには変わらないから。


「シマさんは就職。俺は脚本。・・・・お前はどうすんだよ、太郎」弘樹
「・・・・・・」
「もう限界なんだろ?あの店も」
「・・・・・・とっくの昔から限界だよ。
でも、おばあちゃんのために何とか踏ん張んないとな〜」

『そうは言っても、いよいよ金は底を尽きかけていた』

 時期が来たということなのか。
頑張っていても、その時が来たのはわかるさね。


 そして太郎が台所でご飯を作っていると・・・
何やら明子(八千草薫)の様子に異変が。

「・・・・・あっ・・・あ・・・ぁ」明子
「・・・・・・・?」太郎
「あ・・・ごめんなさいね、名前が出てこないの」
「誰の名前?」
「・・・・・・」

 すぐに太郎は礼子(尾野真千子)を呼び出したさ。
いつもの自転車で到着。

「おう!」礼子
「・・・・・・・」太郎
「どうしたの?」
「・・・・礼子、結婚しよう」
「・・・・・・・何かあったんでしょ。それとも、剛君のこと引きずってるの?」
「・・・・・結婚しようって言ってんだよ。どうなんだよ」
「・・・・あのさぁ・・・バカにしないでよ。
ホントは怒って帰るところだけど、何か気になるから今日は一緒にいてあげるけど」
「・・・・・・・」
「どうした?」
「・・・・おばあちゃんが俺のこと忘れた」

 なんかこの時の礼子の対応が、本当に太郎のことをよく理解しているな〜って思った。多分この後、よしよしって感じでただそばに居てくれて、その後送ってくれたんだと思う。
恋人に母親的役割を求められすぎてプレッシャーになっていしまう女性もいるけど、
この時の礼子は自然と太郎のお母さんであり、恋人であり、おばあちゃん以外の甘えられる人になっていた。
春馬を迎えに行ってから夕ご飯を作って持っていくと伝えていました。


第一話 「恋と恐怖」Baby a Go Go
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「おかしの家」 第七話 夢の続き

「剛君は・・・もう来ないのね・・」明子
「・・・・・・・」太郎

 いくら店の前の小道を見ていても、剛が歩いてくることはない。
人はあっけなく死んでしまう。
いつもの日常から突然消えてしまう不思議・・

 変わらないものなんてない。
時が流れるということは変化するということ。
気づかないフリをしていても必ず気づかされる時が来る。
剛の死は、その始まりなんだろうか。

 って、いつものように裏庭でみんなで駄菓子食べているから、
なんだよ〜紛らわしいことしやがって!と思ったら・・・
剛(前野朋哉)、お別れに来てくれたんだね。


「ごめんな、剛・・・」駄菓子を渡す弘樹(勝地涼)
「俺も言い過ぎました・・・すいません、先輩なのに」剛

 シマさん(嶋田久作)も駄菓子を渡したさ。
「えっ、いいんですか?。:゚+(*´∀`*)+゚:。ぱあぁ〜」剛
「ごめんな。俺が死ねば良かったのにな」シマ
「あ・・・・・」
「うっうっ・・」顔を覆って泣き出すシマさん・・・
「まぁ、しかたないっスョ。いろいろあるけど、友達がいたら・・・
絶対なんとかなりますよ」

 生きていたら、きっと言ってくれたであろう言葉・・・
剛がいつも座っていた場所を見つめている弘樹・・
泣き続けているシマさん・・
そして太郎は、まだ剛がいなくなったことを認められずにいた。
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 さて、天使の声を手に入れた太郎(オダギリジョー)と弘樹は何だか心ウキウキ。
いつもの日常が輝いて見える。
誰もいないのを見計らって・・・「♪ あああああああ〜〜〜♪」と太郎が叫ぶと
猫のミーちゃんがびっくりしていたわ〜

 なんだか秘密の宝物を手に入れたようで嬉しくってたまらない〜
その唐突な高揚感は明子(八千草薫)にだって伝わるさね。


「どうしたの〜?あさから」明子
「おばあちゃん、俺がさ・・・スターになったらどうする?」太郎
「・・・・えっ?」
「イエーーイ!・・・・ふふふ・・・♪ はぁ〜♪ カーモン!おばあちゃん!」

 「バカだねぇ・・・」ってタコ社長の声が聞こえてきたよ( ̄∇ ̄;)
でも笑いが湧き上がってしょうがない太郎の顔を見ているとこっちまで笑えてくるよ。
ホント、バカだねぇ・・・


第一話 「恋と恐怖」Baby a Go Go
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「おかしの家」 第六話 夢

「♪ ティアララルン〜ティアララルン〜♪
ティアララ〜ティアララ〜ティアララルン〜♪」
太郎
「♪ トゥトゥドゥリャタッタ〜ドゥリャタッタ〜ドゥリャタッタタ〜♪」弘樹
ヽ(*゚∇゚)ノ ヽ(~∇~o)ノ  ぱああぁ〜〜

 美しいソプラノボイスで「トルコ行進曲」を歌い踊るお二人さん。

クルリン♪ヽ( ゚▽゚)ノヽ(^* ) ヾ(*゚▽゚(^-^*)ノ クルクル ヽ(゚▽゚o )ヾ(*^ー^)/ クルリン♪

「まさか三十路過ぎてこんなチャンスが巡ってくるとはなぁ・・・」弘樹
「あぁ。こんなにも心が燃え上がる感覚久しぶりに取り戻したぜ!」太郎

 肩をがっしりと組んでにやりと微笑みあう二人・・・
偶然手に入れた夢・・・これは天使の罠なのか、プレゼントなのか・・・
わかりゃしないけど、この熱い思いはまさにあの頃と同じ。
二人だけの特別な思い。
ならば思いっきり謳歌して見せましょう・・・

 って、なんだ、このトンデモ展開・・・(*≧m≦) 楽しいったらありゃしない。
二人はどこへ飛んでいくつもりなんじゃろうねぇ・・・
でも明子なら笑顔で応援してくれるはず。その夢を楽しみんさい。
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 なぜにこげなことになったのか・・・振り返ってみましょう。
ふと気づいたら弘樹(勝地涼)が裏庭に来なくなっていた。
シマさん(嶋田久作)によると、また脚本を書き始めたらしい。

「あいつもいろいろと思うところあったんじゃないか。
保留にしていた夢をまた見始めたわけだ」シマ
「・・・・・なんか・・俺焦るな」剛(前野朋哉)
「あぁ・・・俺も新しい仕事探さないと」
「・・・・・・(駄菓子ムシャムシャ)」太郎(オダギリジョー)

 そうよね〜シマさん離婚している(元妻と娘さんは札幌にいるらしい)から一人・・・
気楽っちゃー気楽だけど、深刻に考えるとかなりキツイ状況だぞ。
54才・・・選ばなきゃ仕事はあると言うけれど・・・
年齢だけでハネられちゃうから面接すら受けさせてもらえないんだよね〜


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「おかしの家」 第五話 愛

 さて・・・太郎(オダギリジョー)と礼子(尾野真千子)は地味〜にデートを重ねております。礼子のパートのお昼休みという短い時間だけどね。

 って、明子(八千草薫)とお昼を食べた後なのに、礼子手作りのお弁当を食べる太郎・・・
さすがに完食は難しかったようです。

 一度作ってきてくれたのを断れなくなっちゃったのかねぇ・・・( ̄∇ ̄;)
連日、お座敷かけもちはキツかろーーー
礼子が知ったら、無理しないでよ!って言うだろうけど、頑張って無理したいって思うところが『愛』なのかもね。


 ちなみに弘樹(勝地涼)からはこのような言葉をいただきました。

「将棋と違って恋愛は待ったなしだぞ」
「お前、全然うまいこと言ってないよ」太郎

 てか、礼子のお弁当、あんまり好みの味じゃなかったのかしら・・?
それとも、ただ単に満腹だったのかい?
翌日から自分がお弁当を作る役を引き受けたぞ。


 さすがに自宅でお弁当詰めてると明子も不思議に思うよね。

「お昼食べたのにお弁当?」明子
「あぁ、う〜ん・・・・・あのね・・説明が難しいんだけどね・・う〜ん・・うん・・えへへ」太郎
「・・・・・・」

 説明しちゃうとなんか違う感じになっちゃいそうだもんね。
とにかく妙ではあるけれど、どちらとの食事も大切にしたい太郎なのでした。


 で、お弁当を手に礼子の職場の休憩所(裏庭)に行ったら・・・
見たことある顔のお嬢さんが煙草を吸っておりました。

えっ!・・・・・あ・・・あっ・・どうも・・・久しぶり」太郎
「・・・・わかりますか?」麻理恵(成海璃子)
「あ・・・もちろん・・ここで働いてんの?」
「今は・・・はい。店の人に用ですか?」
「あぁぁ・・・木村礼子さんと待ち合わせ」
「呼んできましょうか?」
「ああああ、いや、すぐ来ると思うから!」
「・・・・そうですか」
「あのさぁ・・・礼子には何も言わないで・・・」
「えっ?」
「ていうか、何も・・・何も言わないで欲しい
「そうですか」

 礼子が出てきて他人を装ったけど、変な空気は十分残っとる。
太郎の表情はこわばっとるし・・・
この二人何かあったねと、すぐに礼子は気づいたさ。
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 いやいやいやいや・・・昔何かあったんだろうけど「何も言わないで」はマズイべ。
ここは微笑みと共に挨拶だけでおわっとくべきだった。
全く言う気なくても「言わないで」ってわざわざ言われると、なんだよ?(д)どういう意味だよ?ってなって、何か言ってやろうって気が湧いてくるぞ(私だけか?)
それにたいした関係じゃなかったとしても念を押されることで深い関係だったような気がしてくるんだけど。


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「おかしの家」 第四話 痛み

 さて・・・いつもの朝でございますが・・・
『さくらや』売上減少の理由解明でしょうか・・・
太郎は『将来推計人口の動向』に関する考察を行っております。
2050年には人口が今の三分の一になっちゃうんですってよ、奥さん!


「どうりでお客さん減るよねぇ・・・
昔はさぁ〜この店だって子供があふれてた訳だもん」太郎(オダギリジョー)
「そうねぇ〜賑やかだったわねぇ・・・」明子(八千草薫)
「・・・・・」
「2100年・・・太郎はいくつになってるの?」
「えーーっとね、俺が今33だからぁ・・・・118歳か」
「だいぶお年寄りねぇ」 
「もう死んでるねぇ・・・」   んだな・・・( ̄∇ ̄;)

 そこに弘樹(勝地涼)が本を持って現れました。

「おう、始めるか」太郎
「何を始めるの?」明子
「俺達がこれからどうするべきかの研究」
「・・・・・・・研究・・・(・_・?)」
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 いったいどうしちゃったのかしら〜?
裏庭の太郎と弘樹が座っているベンチの回りには本が積み上げられており、
二人とも熱心に読んでおります。
忙しくって剛(前野朋哉)になんかかまっちゃいられない。


「ウクライナもシリアも紛争中で大変だ」太郎
「人身売買も移民問題も大変だ・・・自殺、原発、死刑制度・・・・
いじめ、孤独死・・・俺達に何ができる?」弘樹
「・・・・(-_-)ウーム」太郎
「災害、安保、領土問題・・・俺達に何ができる?」
「・・・・(-_-)ウーム」
「基地問題、ギリシャ、麻薬、大気汚染、食品偽装・・俺達に何ができる?」
「・・・・(-_-)・・・三枝、風俗行くか」
「!」剛
「あぁ。もう嫌になっちゃったなぁ」弘樹
「!」剛
「俺達が子供の頃、こんな時代になるなんて誰も教えてくれなかったよなぁ」弘樹
「あぁ。だまされた気分だ」太郎

 大人が悪い、時代が悪いってやつかい・・・( ̄∇ ̄;)
二人とも必要以上に深刻なムードに浸っております。
でも剛もよくわからんなりに二人の研究に参加表明。
ワイドショーで見たいろんなジャンルのものを一緒くたにしたニュースランキングを見て、ニュースにランキングをつけることへの疑問を呈しました。んが・・・


「何か・・・微妙な問題提起だなぁ・・」太郎
「少なくとも、今する話じゃなかったな」弘樹
「・・・・・・え・・・・」剛
「若いよ!オマエ、若いよお〜〜」太郎
「・・・(しょぼん)・・・今日俺、帰ります」剛

「あ〜〜もう帰れ帰れ!世界の問題から目をそらして、
にやにやしながらバカみたいに生きてけ!!」
太郎  あら、ヒドイ(゜д゜)
「………シビアな現実が目の前にあるでしょうが」
「・・・・・!!」
「シビアな現実から目そらしているくせに・・・何言ってるんだ!
「・・・・・・・・・・(大きく振りかぶって〜頭をバシッ!!)」
「・・・ひっ・・・-----------------^( ToT)^ 」

 剛は明子の所へ逃げ込んでしまいました。
あら〜今のは太郎ちゃんが悪いぞーー
剛ちゃん、すんごいショックを受けたみたい。泣いてるわぁ〜


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「おかしの家」 第三話 後悔

 壊れた風鈴をボンドで直していた太郎(オダギリジョー)は、
小学校の同級生「若林清美」を思い出した。
彼女はなぜか授業中に木工用ボンドを食べていたらしい。
そのせいでみんなにからかわれていた。

 そのボンドの臭いを嗅いだ弘樹(勝地涼)も当然、「若林清美」のことを思い出した。
で、いつもの裏庭でボンドを食べていた話をすると剛(前野朋哉)とシマさん(嶋田久作)が食いついてきた。

「え?ボンドって食えるんですか?」
「知るかよ。俺に聞くなよ」弘樹
「何でボンド食ってたんだろうなぁ〜あいつ・・・
しかもあいつ、よくウンコ漏らしてたよな」太郎
「そうそう、漏らしてたなぁ〜小6の頃まで、よくウンコ漏らしてた」弘樹
「今はどうしてるんだ?清美さんは」シマ
「いや、わかんないんスよ。小学校以来会ってないから。
な〜にやってんだろうなぁ・・・アイツ」太郎

 そこに礼子(尾野真千子)が現れた。
で「若林清美」のことを聞いたら・・・
「あの、いつも笑ってた優しい子でしょ?」と全く違う印象を答えた。
やっぱり礼子も「若林清美」の消息は知らないそうな。

 って、この時太郎と礼子が見つめ合っていたって剛が言いだしたもんだから、
弘樹が騒ぎ出したぞ。


「付き合ってるのか?ええ?付き合ってるのか?」弘樹
「え?」
「付き合ってんスか?」剛
「付き合ってるのか?」シマ
「やあめてよ・・そういう子供のノリ(*´ェ`*)ポッ」礼子
「・・・・(・□・)」太郎

「オイ、マジかよ?マジでつきあってんのかよ?!」弘樹
「つきあってねぇ〜よ。ナニ言ってんだよ。やめろよ」太郎
「付き合ってるうーー付き合ってるうーーー!」
「やめろよ」
「わあ!つきあってるう!つきあってるううう!」
「つきあってねぇよ」
「付き合ってるう!!」
「付き合ってねぇよ!」
「付き合ってる!
オマエ、付き合ってるううーー!!」

「付き合ってねぇよ!」

 やめなさいよ、三枝君!(`・ω・´)キリッ
桜井君は付き合ってないって言ってるでしょ!
それに礼子はそういうこと言われるの嫌なんだからね!
先生に言いつけるよ!

 いやいやいや・・・
コレ、中学男子がホントは好きなのに「好きじゃねーし!」って答えて、
そのせいでライバルに奪われちゃうパターンじゃ・・って思ったけどそげなことではなく・・・


 でも最近礼子が毎日『さくらや』に来ているのは事実であり、
二人が急接近しているのもホント。
この前、武蔵(藤原竜也)の店にも誘っちゃったしねぇ・・・
礼子の息子の春馬と遊んであげたりもしてるし。
礼子も付き合ってるって思ってたりするかもねぇ・・・


 その流れで・・・

「明日春馬、保育園のお泊り会なの」
「・・・・・・・えっ?」太郎

 自転車の上で寝てた春馬、目が覚めたけど、こりゃお母ちゃんの大事な瞬間らしいと気づき寝たフリしとった(* ̄m ̄)プッ
てか、わざと感情を抑え気味に言っている礼子の本気(マジ)を感じたぞ。

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「おかしの家」 第二話 意味

 さて、ある日のこと、弘樹(勝地涼)が
「大変だよ!!大変だよーー!!」
と騒ぎながら裏庭になだれ込んできました。

 なんでも、昨日車に轢かれたんだけど、その相手が同級生の武田武蔵(藤原竜也)だった。
で、武蔵は今じゃIT会社の社長になり年商一億以上稼いでいるっていうのさ〜
んが、それを聞いてもまった動じない太郎(オダギリジョー)。
弘樹はおもしろくないぞ。


「たかが一億だろ・・」太郎
あぁ?!・・・え・・・剛とシマさんは驚いてますよね?」弘樹
「驚いています・・」剛(前野朋哉)
「驚いたよ」シマさん(嶋田久作)
「ですよね?!ね!太郎、俺らの同級生が年収一億超えてんだぞ!」
「・・・・・・(駄菓子を食べとる)」太郎
じゃあオマエの年収はいくらなんだよ?!
こんな客も全然来ない店続けてよ。ちょっとは焦ったり嫉妬したり、
自分も頑張ろう!みたいにならねぇのかよ!
だからダメなんだよ!オマエは!!


「はあ〜〜そっか・・・俺はダメな奴か」太郎
「ダメな奴じゃねぇかよ!」弘樹
「そっかあ〜一億円なんかより車に轢かれた友達の方を心配した俺は・・
ダメな奴なのか・・・」
「・・・・・えっ・・・」
「あっ、そうか。わかったよ。もういいよ」
・・・・・ごめん・・・悪く言って・・(・д・`)」
もういい・・・(駄菓子むしゃむしゃ)」
「……俺の体は大丈夫だからさぁ・・怒んなよぅ・・・」
怒ってないよ
「怒ってんじゃん!」
「俺はただ、オマエのことが心配だっただけだよ」

「だからそれは・・・ほんと・・サンキュー」弘樹
どうせ俺なんか武田武蔵に比べるとダメな奴だよ。・・・ITじゃないし」太郎
「ナニ言ってんだよ。ITだよ。お前は」
「・・・・???」剛
「どうせ俺なんてダメなITだよ」太郎
「・・・・???」シマさん
「オマエは・・・すごいITな奴だよ」弘樹
「・・・・・・(。-_-。) ポッ」太郎
ITって何だっけ」シマ
IT・・・」剛

 ナンだ、この会話・・・柱| ̄m ̄) ウププッ
おバカな会話を繰り広げるオダジョーと前髪クネ男が愛おしい。
「IT」とはとお〜〜く離れた所にある『さくらや』さんなのでした。
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「おかしの家」 第一話 恋と恐怖

「太郎君の言うとおりだ。子供ってつらいわ。
忘れてた。こんな大切なこと」
礼子

 大人になってみると、子供時代の輝きだけが思い出される。
でも、うまくごまかすことも、どう立ち向かっていったらいいのかもわからないけど
目をそらすことができなかったあの頃の方が辛かったかもしれない。
自分の中にある何かを見送れない。見送りたくない自分・・・

 「さくらや」に帰ってきた礼子はそんな子供の頃の自分に再会した。
さてさて、礼子はその子とどう付き合っていくんだろう。
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 桜井太郎(オダギリジョー)は幼い頃に両親を亡くし、東京下町にある駄菓子屋「さくらや」を営む祖父母に育てられた。
5年前祖父が他界して以来、祖母・明子(八千草薫)と一緒に店をやっている。33歳。

『この駄菓子屋はいずれ確実に潰れる。
売り上げは月に4万円程度。もろもろの経費を引いた純利益は・・・
恥ずかしくて言えない。
でも、この駄菓子屋がただ無意味で無駄なものだとはどうしても思えないのだ』


 という訳で建築現場で深夜アルバイトをしております。
孫に苦労をかけたくないと思っている明子は店をたたんで土地を売ることをことあるごとに言ってくるが、太郎は祖父と祖母の生きた証の、この『さくらや』を守り続けたいと思っている。

 って、話だけ聞くと健気な青年のようだけど・・・日中は『さくらや』の裏庭(のび太たちが過ごしているような空き地の狭いバージョン)で駄菓子を食べながら仲間とだらだら過ごしております。
その後は亀の湯に一番乗り。
こちらもお客さんが太郎達以外いないという・・・( ̄∇ ̄;)


  そんないつものメンバー紹介。

銭湯・亀の湯の経営者・島崎 明(嶋田久作)、54歳。通称島さん。
銭湯が開くまでは暇なので毎日溜まっている。

三枝弘樹(勝地 涼)、太郎の同級生。33歳。
脚本家を目指し、高校卒業以来バイトで食いつないでいるそうな。
なんか脚本家になるために具体的に何かやってんのかしら?

金田 剛(前野朋哉)、太郎の後輩。32歳。元いじめられっ子。
大学卒業後就職するも挫折し精神を病んでしまったらしい。
やっぱり昼間っから溜まってるから現在無職?

 狭い路地にある築4,50年ぐらいは経っていそうな『さくらや』。
薄暗くて埃っぽそうで、駄菓子やらおもちゃやらがごちゃごちゃと並んでいる狭い店。
わたしゃ、今でもこういうほじくると何が出てくるかわからない空間が好きさ。
この堆積層の下の方に忘れられた商品が眠っていそうでわくわくする。

 でも今の子は楽しいことがいっぱいあるからね〜
学校終わった後に駄菓子屋行って何買おうかわくわくするなんてことないのかな。
それに、みんなお金持ちだから10円20円でくじにしようか駄菓子にしようか頭を悩ませる喜びもないのかしらん・・・駄菓子屋が混むのは遠足の前ぐらいかしらねぇ・・・


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2009年11月27日に
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