トリ猫家族

TVドラマや映画のあらすじや感想、ときどき同居猫のことなど・・。

木曜時代劇「ちかえもん」

「ちかえもん」 最終回 曽根崎心中万吉心中(そねざきしんじゅうとまんきちのおもい)

 さて、身の潔白の証を立てるために自害する決意をした徳兵衛(小池徹平)に
お初(早見あかり)ももちろんついて行くと言ったさ。


「あの世で待っとるさかい・・・何十年でも待っとるさかい・・・
きっといずれ・・・あの世で一緒になろう」

「いずれと言わず今すぐに。
徳様と離れて何で片ときも生きておられましょう。
初も・・・死出の旅にお供さしておくなはれ」
お初

 万吉(青木崇高)から心中のことを聞いたちかえもん(松尾スズキ)は
あわてて平野屋へ。

『落ち着け・・・落ち着け、近松門左衛門。
これは痛快娯楽時代劇や。
ほんまに死ぬ訳があらへん』


 平野屋では消えた徳兵衛のことで大騒ぎ。
夜通し探したのに見つからん。

天神の森や!曾根崎の・・・天神の森やっ!
お初と・・・し・・・し・・・し・・・心中する言うて・・・」

「心中!?」

 忠右衛門(岸部一徳)と喜助(徳井優)が天神の森へ駆けつけると・・・・
万吉が立っているそばにむしろで覆われた二人の遺体があった。
泣き叫ぶ忠右衛門たちの姿をちかえもんは呆然と見ているしかなかった・・・


 徳兵衛とお初の心中は瓦版で伝えられ、あっと言う間に広まった。
二人を追い詰めたのは黒田屋。
しかしその黒田屋も何があったのかお取り潰しになったということや。

『ありえへん・・・何かの間違いや。こんなんうそや・・・誰かうそやと言うてくれ・・
うそや・・・あれへんのんか・・・?
これはほんまの事なんか・・・?
ほんまに・・・死んでしもたんか・・・?お初・・・若旦さん・・・
ほんまに・・・?何でそこまで思い詰めたんや・・・
ほかに道はあれへんかったんか・・・それが恋いうもんなんか?
何でや・・・何でや・・・何でや・・・』


 その時、すべてのできごとが繋がり・・・物語が見えた。
徳兵衛とお初の物語が。そして共に生きている者たちの物語が。
溢れ出てくる物語に引っ張られるようにちかえもんは筆を取り、書いた。


『ああ・・・わしはあかん人間や。こないな時に涙も出ん。
涙の代わりに言葉があふれてくる。言葉があふれて止まらん・・・
言葉があふれて・・・止まらん・・・』


 でも、そんな自分が好きなんやろ?
そんな自分でしかおられんのやろ?
近松門左衛門作 『曽根崎心中』は完成した。


「あ〜・・・5月7日や」義太夫(北村有起哉)
「・・・・・・?」ちかえもん
「5月7日に・・・幕開けるで」
「!!!」

 何度も確認するように義太夫さんを見つめるちかえもんがかわいいったらありゃしない。
で、またいつもの「褒めて褒めて〜!」って顔になってるしぃ〜(* ̄m ̄)プッ
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曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)咲くやこの花
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「ちかえもん」 第7回 賢母喜里潔決断(ははうえきっぱりけつだん)

「ほんでお初とあほボンでっけどな」万吉(青木崇高)
「・・・おう。どや?無事に会えたんか?」ちかえもん(松尾スズキ)
「旅に出ましたわ」
「・・・旅?」
「この世で添い遂げられんのやったら、あの世で一緒になりましょう。
・・・そない言うてな」

「・・・えっ?」

『さあ、お初徳兵衛の運命やいかに!
・・・ってな陳腐な言い回しはわしのプライドが許さんのである』


 えええええええええーーーーーーー?!
万吉っつあん・・・アンタ、いったい・・・
ちかえもんに傑作書かせるために、二人を死出の旅に行かせたのかい?
ホンマにあんた何者なんや・・・しかも予告で万吉がっ?!
これは・・・ワシなんかが予想もできない最終回になりそうやな。
皆さま、どんなことが起ころうとも、最期まで共に見届けましょうぞ。
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 さて・・・天満屋ではお初(早見あかり)の身請け話が決まった。
相手は黒田家久平次( 山崎銀之丞)。お初も承知の事。金300両なり。

「ほんまにええのんか?」お袖(優香)
「何がです?」お初
「好きになってしもたんやろ?・・・若旦さんの事」
「そうやったとして・・・どないなります?
あの人をだまして、傷つけて苦しめたわてに何が言えますやろか」

 お初は覚悟を決めたんやねぇ・・・

 さて、ちかえもんだよ・・・

『♪ 近松が〜 夜なべをしてぇ〜 ♪
♪ 浄瑠璃ぃ〜 書いていたぁ〜 ♪
♪ 木枯らし吹いてぇ〜 冷たかったけどぉ〜 ♪
♪ せっせぇ〜と書いただよぉ〜〜 ♪』(「かあさんの歌」のメロディーで)


 って、いっこも書けてまへんがな・・・┐(´-`)┌  いねむりしとるし。
先週の相関図から進んでへん。


 そこに万吉がお手紙を持ってきましたで。なんでも越前からだそうな。

『♪ ふるさとの便りはぁ〜とぉどぉく〜 ♪
♪ 鯖のぉ〜 においがしたぁーーー ♪』


 もちろん弟の伊恒からや。
母上様に浄瑠璃のようなつまらぬものを書く兄上の世話なんぞやめて一緒に暮らしませんか?というお誘い。
伊恒は医者をしているらしく経済的にも安定しているようだす。

「なんとも親孝行な子じゃ。それに引き換えお前は・・・」喜里(富司純子)
「やっぱり引き換えまっか?」ち
「おかあはん!越前に行きまんのんか?」万吉
「万吉殿。私はどこへも行きませんよ」
「ほんまでっか?」
「そなたを置いて温泉につかったりするもんですか」
「おかあはん」

「こらこらこら!何でそっちで親子親子した会話しとんねん」
「そなたもいずれお嫁さんをもらわなくてはいけませんね」喜里
「え・・・えっ!万吉の嫁はんだっか?」
「 私ももう年ですからねぇ・・・」
「わしのやのうて万吉の?」
「おかあはん!いずれやのうて今すぐわいは嫁はんもろてきまっさ!」

『まさか・・・まさかまさかまさか・・・まさかとは思うけど・・・』

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「ちかえもん」 第6回 義太夫些少活躍(ぎだゆうわりとかつやく)

 あれ・・義太夫はん・・・そんなに活躍したっけ?(・・∂)
ま、いつもよりは、わりと出てた方か?
まぁ、いい。ちゃんと次回へ引っ張ってくれましたでぇ〜。

 ちかえもんが相関図の真ん中へ黒田家久平次(山崎銀之丞)を置いた途端、
物語はドラマチックに動き出す気配を見せた。
登場人物たちの運命を握っているのは久平次のようだす。
ただのドSではない人間・久平次の姿が見えるのはいつやろか。
次週も楽しみでならないんであーる。
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 さて、忠右衛門(岸部一徳)とお初(早見あかり)、お付きの喜助(徳井優)に自称・立会人の万吉(青木崇高)、この緊迫した場面を前にヒヤヒヤドキドキが止まらないちかえもん(松尾スズキ)。

『えらい事になってしもた・・・
父親の仇である平野屋の旦さんとお初が同じ部屋で向き合うとる。
どないする〜?わしやったら、どない展開させるぅ〜?


 ちかえもんの脳内では、もう幕が開いていた。
いきなりドスを出し、忠衛門に向かって行ったお初!
しかし主人をかばった喜助が刺されてもうた!

「あほ!なんぼ忠義者やからいうてこんな事・・・!」
「旦さん。今日まで黙っておりましたが・・・
実は私・・・いつか山で旦さんに命を助けて頂いた狸でございます」
「えっ?」
「ご恩返しと思て仕えてまいりましたが・・・
こうしてお守りできて・・・よかっ・・・・_(┐ ノε|)_・・・」
「喜助!喜助!喜助!喜助ーーーーー!」


「・・・・そんなあほな!┐(´д`)┌」ち

 たぬきさんに戻ってしもた・・・( ̄∇ ̄;)ハハハ
てか、先週予告で見たのはこの場面だったのね〜
すっかり騙されちまっただよ。


『あかん・・・ろくな事思いつかん・・・』

 そうこうしているうちに、にゃんと徳兵衛(小池徹平)が現れ止めようとした主人とお玉(高岡早紀)の関所を突破。
気づいたちかえもんとお袖(優香)がストッパーになるしかない!


「折り入って話がおまんのや・・・(´∀`;)」ち
「聞こえへんのか?急いどんのや。お初の看病したらんと」徳
せめてちょっとだけお化粧させたってんか!
わてが手伝うてくるさかい。
あんた、その間にその折り入っての話ちゅうのんしとき。
込み入った長い話やろけどな。・・・な!(ΦдΦ)」お袖

ええ〜?それは・・・できるだけ引き延ばせちゅう事?』

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「ちかえもん」 第5回 標的、忠右衛門(ターゲットはちゅうえもん)

「なぁ・・親の仇討ちて親孝行か?親不孝なんか?どっちや?」お袖(優香)
「そら、親不孝や」ちかえもん(松尾スズキ)
「あんたにしてはきっぱり答えたな」
「赤穂義士もお初も親から見たら不孝者や。
地獄に落ちる覚悟しとんのやさかい・・・」

『・・・と思わずワシまでシリアスモードに入ってしまいましたが・・・
安心して下さい。これは痛快娯楽時代劇です。
さぁ、平野屋忠右衛門の運命やいかに・・・!
・・・・ってな陳腐な言い回しはワシのプライドが許さんのである』


 どこが「痛快娯楽時代劇」やねん!Σ\( ̄∇ ̄;)
でも、仇討ちを親不孝と言い切ったちかえもん・・・・
今まで脚本家としてどうやのん?って言動ばかり見てきたが、
やっぱりアンタはおもろい。そしてほんまもんや。
「美しい忠義」の裏にある人間の思い、そしてそういうもんの後ろに隠れていた
決して消せない人間の本物の思いを見ている。
わてもアンタが歴史に残る脚本を書けるはずやと、やっと思えるようになりましたで。
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 さて、先週の続きだす。
お初(早見あかり)の目論見を見破った久平次(山崎銀之丞)は手を組まないかと
誘いよった。
自分が目的を達したら身請けしてやるとさ。
んが、そんな話に乗るほどお初はあまちゃんではなかった。
はっきり断りましたで。

「わては、この手で平野屋忠右衛門に仇討ちします。
邪魔せんといておくなはれ」


 お初の思いは、そんな誰かと共有できるようなもんではないし邪魔されたくもない。必ず自分が忠右衛門を殺る!
それだけお初の恨みは深いし決意も固いいうことでっしゃろ。


曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)咲くやこの花
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「ちかえもん」 第4回 善悪不明九平次(ぜんかあくかくへいじ)

『父は都の六波羅へ 虜となりてあさましや 憂き目にあわせ給うとの 
その音信を聞き しより 思い思いに』・・・
どうしました?万吉殿」喜里(富司純子)
「・・・・!」万吉(青木崇高)
「厠ですか?」
「お初・・・前にお初がそらんじてた」万吉
「・・・えっ!お初が「出世景清」を・・・?!」ちかえもん(松尾スズキ)
「・・・・・」
「・・・・・てれるなぁ」

 照れるとこちゃうやろ!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 裏を読まんかい!
お初、身請けされるために徳兵衛を利用しているのかと思ったら、
狙いはお父ちゃんの方だったのか・・・もしや復讐?
そして偶然なのか必然なのか、お初と九平次のターゲットは同じだったようです。
ちかえもん絵巻に新しい色が加わりましたで。

 そしてもてあそばれただけの徳兵衛と使い捨てにするつもりだったお初が
なんで心中することになるんやろ・・・
どんな点と点で繋いでくれるのか・・・楽しみでしかたないがな。


『・・・と喜んでいる場合ではあれへん事を、この時のわしは知る由もなかったのである。・・・ってな陳腐な言い回しはわしのプライドが許さんのである』

 って、いっつも許してるがな。
も〜ちかえもんのアホさかげんがかわいてならんワ。
でも、こんなアホで名作が書けるんやろか・・
もしやちかえもんが書いたことになってるけど、違う誰かが作者なんじゃないのお・・・
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 さて、ちかえもんは『赤穂義士』を書き始めております。
「言うても詮ないことなれど」いうサブタイトルもつきました。
脚本は大石内蔵助らが切腹をする場面からスタート。
例によってみなさん、なかなか腹を切らない。
討ち入り前に食べたもんを後悔したり、食べなかったもんを後悔したり。
無念な思いがどんどん重なるわぁ〜


「どや?意外やろ?なんと切腹の場面から始まるんや。
そこから時を遡って何でこないな事になったのかという顛末を書いていくんや。
趣向の妙ちゅうやっちゃ。
ただ喜んで死んでいくのやあれへん。
この世に悔いも未練もありそれを隠しもせんと腹を切る四十七士。
これまでの忠義物とは一線を画した新しい浄瑠璃や!」

「・・・・あんまりおもろい事おまへんな」万吉
「ぬっ!?」

「ちょっと変わった事して受けたろちゅうあさましい考え見え見えや」
「な・・・な・・・なな・・・( ̄□ ̄ *) ( ̄□:;.:... ( ̄:;.... ::;.:. .:... , 」
「そないなもん小屋にかけたら恥かきまっせ」
「・・・恥?」
「大体、その『四十七士が腹切った』て書いてある辺り、あんたの調べええ加減や」
「えっ!?」
「腹切ったんは四十六士でっせ」
「そ・・・そんなはずは・・・」

 そうなんやて。わても無知で知らんかったワ。
四十七士のうち一人だけ、なんでか行方不明になってるもんがおるんやて。
その謎の人物の名は寺坂吉右衛門はんというそうな。


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「ちかえもん」 第3回 放蕩息子徳兵衛(あほぼんとくべえ)

 さて、今日も今日とて居残り万吉(青木崇高)は朝からテンション高っ・・・
全速力で廊下を駆けぬけ部屋に朝粥を届けてみたら・・・
そこはお初(早見あかり)の部屋で徳兵衛(小池徹平)がしっとりと後朝の別れの最中・・・徳兵衛はお初を身請するとまで言ってますで。
お熱い二人の様子にあてられた万吉は・・・・・・・・_:(´ཀ`」 ∠):_


 その頃ちかえもん(松尾スズキ)は竹本座の様子を見に行っております。
現在元16(1703)年2月4日ですがな。

『♪ 君とよく この小屋に来たものさ〜♪
♪ わけもなくお茶を飲み 話したよ〜♪
♪ お客はんで にぎやかなこの小屋の〜♪
♪ 片隅で聴いていた義太夫節〜♪
♪ あの時の〜節は聴こえない〜人の姿も変わったよお〜♪
♪ 時は流れたぁ〜〜♪ (「学生街の喫茶店」のメロディーで)』


 本日も客、3人。しかもみんな何だかなぁ〜てな顔しはった。
出し物は近松門左衛門の出世作『出世景清』やと言うのに・・・
客を見送る義太夫(北村有起哉)と目が合って、気まずいったらありゃしない。


「あ〜あ・・・このままでは平野屋はんに義理が立たんで・・・
そのうちきっと、近松っつぁんがええ筋書いてくれる。
そない信じて催促せんどころか高い高い朝鮮人参まで煎じてくれはった
平野屋はんにな・・・」義太夫
「そないちくちく言いないなぁ〜」ち
「とにかく新作や。世間があっと驚くような新作」
「そない言うけどな、ネタがあれへんのや」
「ネタ?」
「この20年でなんぼほどの筋書いてきた思うねん。
何をどう書いても似たり寄ったりや。
あ〜あ・・・どっかにネタ落ちてへんかな」

 ありましたで!
瓦版売りが『赤穂浪士切腹!!』の記事を配っております。
みんなの食いつきようがすごい!!


『これや。これや〜!暮れに起きた赤穂義士の討ち入り事件!
見どころ満載!名場面続出!何で思いつかんかったんや。
早よ書かな。・・・・書かな!  』


 (* ̄m ̄)プッ 簡易版「赤穂浪士」楽しい。
でも、もうとっくに他の誰かが書いてんじゃないのぉ?
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曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)
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「ちかえもん」 第2回 厄介者初、井守黒焼(やっかいものおはつといもりのくろやき)

 いもり効果?!
見つめ合っていた徳兵衛(小池徹平)とお初(早見あかり)は手に手を取って
消えて行きましたで!


「すまん・・・わしの間違いでこないなことになるとは・・
お前になんと言うたらいいやら・・・」門左衛門(松尾スズキ)
「・・・・・良かった!」万吉(青木崇高)
「え?」
「お初が笑た!」
「・・・・・」
「初めてお初が笑たんや・・・・o(TヘTo) クゥ」
ほんまにあほやなぁ・・・お前は ( ̄ーÅ)ホロリ」

 めっちゃええ子やん!万吉〜〜!!
おばちゃん、そんなアホな子大好きやねん・・・

 そしてちかえもーん!心中のもとはアンタが作ったんかーーい?!
そしてら話違ってくるがな・・って思ったけど、まだ裏があったのね〜( ̄∇ ̄;)


『と、若者たちの恋物語にちょっぴり胸キュンしたワシやったが・・・
書けてな〜〜い!
今日も一行も書けてな〜〜い!


 んが・・・「天満屋」の帰りに竹本座によって人形さんたちに挨拶していた門左衛門の中で、人形とお初が突然重なりましたぞ!

『なんでや・・・?』

 おっ!ついに脚本の神様が舞い降りたか?
いんや、一瞬のひらめきだした。


『あの時、お初が笑たんは井守の黒焼の効き目なんぞではなかったことを
この時のワシは知る由もなかったのである。
・・・・ってな陳腐な言い回しはワシのプライドが許さんのである』


 お初は狙ってたんか〜
このあほボン落として地獄から逃げようと計った訳や。
遊び人と言っても徳兵衛ちゃん、意外とおぼこいのか?
お初の狙い通り恋に落ちたようです。
さてさて・・・ここからこの恋物語がどのように変わっていくのか・・・

 今回も落語がうまいこと溶け込んだ話、楽しませてもらいました。
万吉はまるで落語の精みたいやな〜
エネルギッシュでかわいくて邪魔にならない。
いつのまにか人々の心に入り込み気持ちを明るうしてくれる不思議な子。
万吉がいる江戸がおもろくてしょうがない。ずっと見ていたいよ。
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 さて、嫌がっていたのに筆も進まんからやることもないんか、
ちかえもんは万吉と共に不孝糖売りをしております。

「♪ 不孝糖〜不孝糖〜♪ 
おやおやおやおや〜親不孝の不孝糖〜♪」
万吉
親不孝の不孝糖〜〜」ちかえもん
「ほい!親を泣かせてやろうとて〜」
「うるさいな・・・」
「拵え初めた不孝糖!〜」
「はい」
「美味しいで!」
「はい ()´д`()」
「売ったろか!」
「・・・あ」
「いっぺん食うたら止められへん!」
「・・・・・・」
「♪ ソレ!不孝糖〜不孝糖〜♪ おやおやおやおや〜♪」
「(通り過ぎる人に)すんまへん・・・(-_-;)」
「♪ 親不孝の不孝糖〜♪」

 本日も絶好調。パワー充実、笑顔がはじける万吉と
逃げたしたくてたまらん青ざめたちかえもん・・・
たまりまへんな〜(* ̄m ̄)プッ


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「ちかえもん」 第1回 近松優柔不断極(ちかまつゆうじゅうふだんのきわみ)

 いや〜おもしろい!
ポップな落語って感じですな。
藤本有紀さんが生み出し、キャストとスタッフで創り上げた独自の近松門左衛門とその世界、人形浄瑠璃にも近松門左衛門にも全く興味がなかったわてが、始まってすぐにぐぐっと引き込まれましたで。

 これはもちろん視聴決定。
遅くなるだろうけど、記事も書いていきたいと思います。
HPはこちら

 
 さて・・・元禄16年(1703年)5月、大坂道頓堀で人形浄瑠璃「曽根崎心中」が上演されており、その世界に浸り涙する観客の姿を見た作者の近松門左衛門(松尾スズキ)もウルウルきていた。座主の竹本義太夫(北村有起哉)も観客と一体になっている自分を感じておりましたぞ。

『ここまで長い道行やったで・・・』門左衛門心の声
『大当たりや。
傑作浄瑠璃「曾根崎心中」の誕生やで。近松っつぁん!』
義太夫こころの声
『義太夫さん。長らく待たせてすまなんだ』
『なんの。お釣りが来るわい』
『ほな、お手当弾んでや』
『・・・・・・・』
『聞き流すのか〜い』
『近松っつぁん。あんたは人形浄瑠璃の救いの神さんや』
『いや、救うたんはわしやあれへん。わしや・・・あれへん・・・』


 このように、このドラマではこころの声が多様されます。
いやむしろ、こころの声中心でおます。
でも、心の声中でもキャストのみなさん、気ぃ抜いておりまへん。
魅せてくれまっせ〜一瞬たりとも見逃さんといてや。


 時間はそれより前、元禄16年の正月に戻ります。
竹本屋の座付き作家・近松門左衛門はスランプに陥っていた。
どれぐらいのスランプだったかというと・・・

 武本屋金主である豪商・平野屋の大旦那(岸部一徳)主催の幕開けを祝う席でのことでございます。
竹本座の浄瑠璃を見た番頭の喜助による容赦ない批評をお聞きください。

「出来はいまひとつでございました」喜助
「ば・・番頭さん、またそないな戯れを・・( ̄∇ ̄;)」竹本
「正直一筋60年。ここで嘘は申せません」

『ももも・・・申さんかい!ここは嘘を・・!』門左衛門

「それは金主としては聞き捨てなりまへんな。不入りの訳は何だす?」大旦那
「さあ、それですわ」

『何であんたが答えんねん』

「何ちゅうたかて筋がおもろい事おまへん」

『言いたい放題かい?!』

「何や地味でねえぇ。正月早々にやる浄瑠璃やおまへんで」

『おおおい・・!ゞ( ̄∇ ̄;)』

「すんません。近頃、筆が乗らんと近松がこない申しまして」竹本

『え〜っ!? (゚Д゚||)』

「いや〜私もどないしたもんかと思てますねんけど・・・」竹本

『わしのせい?皆、わしのせい?w▼ ̄□ ̄;▼!』

 確かに通りは人で大賑わいなのに竹本座の客は3組のみ。
しかもみんな明らかにノッテないし飽きていたもんな〜
それは書いた本人確認済みでおま。
やさぐれた門左衛門は心の中でムチャぶりされた歌を歌うのでした。


『♪ 嘆き疲れた宴の帰り〜♪
♪ これで浄瑠璃も終わりかなとつぶやいて〜♪
(「大阪で生まれた女」のメロディーで)』


『どうも。近松門左衛門です。
浄瑠璃作者として名を残し教科書にも載ってるあの近松です。
「大河ドラマ」でナレーションさせてもろた事もある。あの近松です。
・・・が、今、歩いております元禄16年正月のわし、そないな事知る由もございません。ただのスランプ中の初老のシナリオライターです』


曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)
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