1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/24(月) 11:27:39.72 ID:3ofjP/fw0
缶「用が済んだら捨てるのね・・・ひどい人」
男「そんなこと言ってないだろ、へへ、まだ付き合ってもらうぜ」
缶「あ・・・・ダ、ダメ。そんな所に吸殻入れないでぇ・・・。」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/24(月) 11:36:12.26 ID:3ofjP/fw0
缶「ちょっと!このままにしておくつもり!?ちゃんと洗いなさいよ」
男「あ、洗うってどこをだよ・・・」
缶「ここよ、コ・コ。」
男「わ、分かったよ。」
缶「んっ・・・そうよ・・・上手じゃない。・・・そう、もっと奥までちゃんとして・・・。」
男「お前の中・・・凄くきれいだ・・・」
缶「ば、馬鹿っ!何言ってるのよ!」
男「す、すまん。これでいいか?」
缶「まあ貴方にしては上出来ね。ってちょ、ちょっと!どこに入れようとしてるのよ!アルミなんかと一緒にしないでよね!」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/24(月) 11:37:35.58 ID:T41OwPkK0
スチール「俺を忘れるな」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/24(月) 11:49:31.46 ID:3ofjP/fw0
缶「まったくどう言うつもりなの。私をアルミなんかと一緒にするなんて・・・私のことなんだと思ってるのよ・・・」(ブツブツ)
男「なあ」
 ビクッ
缶「な、何かしら!」
男「何動揺してるんだよ。」
缶「な、なんでも無いわ!それより何の用!?」
男「・・・あのさ、お前怖くないのか?」
缶「怖い?何が怖いって言うの?」
男「・・・だってお前・・・このままだとリサイクルされるんだぞ?自分が自分じゃなくなっちゃうんだぞ?」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/24(月) 11:52:21.90 ID:4RsGbh0MO
wktk


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/24(月) 11:59:02.15 ID:3ofjP/fw0
缶「あら?ふふっ、心配してくれてるの?」
男「・・・ああ、心配だよ。」
缶「そうね、不安じゃないって言ったら嘘になるけど・・・」
男「だったら!空き缶の一つや二つ部屋にあったって別に俺は」
缶「でもね、リサイクルされたからって私がいなくなるわけじゃないわ」
男「でも!」
缶「他の子たちと混じって、今の自分じゃなくなるかもしれないけど」
男「・・・」
缶「それでも色んな物になって、缶としての私を次の世代の子たちに託せるのよ、そういうのって素敵だと思わない?」
男「お前はそれで・・・それでいいのかよ」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/24(月) 12:07:12.35 ID:3ofjP/fw0
缶「こういう風に生まれてきたときから覚悟してた事よ」
男「・・・」
缶「そんな顔しないの。きっとまた逢えるわ。・・・もっとも貴方が気付いてくれるかは分からないけど・・・。」
男「気付くさ!お前が殺虫剤になっていようが、猫缶になっていようが気付くさ!」
缶「言うじゃない。気付かなかったら承知しないんだから。」
男「・・・ああ、まかせとけ。」
缶「ねぇ・・・ビン・カンのゴミの日まではもう少し時間があるわ・・・。・・・もうちょっとだけ一緒にいて。」
男「・・・ああ、そうだな。」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/24(月) 12:09:16.22 ID:9QknceyOO
こんな缶と突きあいたい