またたび獣医師団 

被災動物の救済のため、個人の有志により立ち上げた獣医師団です。国境なき医師団の 個人版、獣医板と思っていただければわかりやすいかと思います。※私達と国境なき医師団は関係ありません。※過去から本日現在に至るまで、私達は一切寄付金を募っておりません。 皆様からの応援メッセージがビタミンです!

公開質問状の回答

 一人でも多くの方に真実を知らせ、あの仔たちの命を救うため

ブログランキングに投票(ここをクリックするだけ)御願いします。

大阪府ブルセラ秒感染犬等救済本部長(大阪府環境農林水産部動物愛護畜産課長)の池田清一氏より平成19年2月26日付の緊急公開質問状の回答がファックスされてきましたので公開いたします。

1、勝川主任研究員は、『2週間の治療で菌は排泄されなくなり、他の犬への感染はなくなると考えられる』と言われていますが、もうすでに投薬から2週間以上も過ぎています。今大事なのは環境からの感染であると思われますが、衛生管理は十分行われているのでしょうか?

当該現場で可能な範囲で最大限の管理を行っている。

 

2、バイオセーフティーレベル3の施設で無ければ扱えないような細菌であるという事で他施設への移動を厳しく制限されておられますが、大阪府が管理しはじめ、すでに数週間。現在の施設はそのレベル3の施設と程遠い状態のままで改善がほとんどなく管理されているのは何故でしょうか?

行政対応として、感染症拡大を防止するために最悪のケースを想定して移動を制限しているところです。

 

3、森山委員は、『(人に感染したとき)症状が無ければ陽性であっても治療対象とならない』と言われており、ブルセラ(Brucella canis)は人に感染しても人の免疫に対して非常に弱い事が知られています。さらに、国の法律ではブルセラ感染症犬の殺処分を強制しておりません。それにもかかわらず殺処分しなければならない根拠は何でしょうか?

上記2と同じく感染症の拡散を阻止するため等。

 

4、人への感染がどれだけ可能性が低く、病原性が低くてもゼロではない限り一般家に譲渡すべきではないというお考えだと思いますが、カンピロバクターやサルモネラも人畜共通感染症として知られています。ブルセラ以上に日本人の健康に影響を及ぼしています。こういった細菌も免疫力の低下した人には重篤な症状を呈すると思います。この様にブルセラ以外の病気も含め、人に感染する全ての感染症を根絶するのが大阪府の方針なのでしょうか?

個人所有の動物とは異なり、行政で管理している動物の場合は、病原体の保有が否定できない動物の譲渡は困難。

 

5、一般臨床獣医師が家庭犬のブルセラ症を診断した際、届け出る必要はありません。通常の病気と同様治療します。大阪府の考えとしては、これら一般家庭の感染犬が治療しない場合や治療しても排菌の可能性がゼロではない場合には、安楽死を飼主に勧めるよう獣医師に対し指導するのでしょうか?また、指導しないのであればその理由は何でしょうか?

個人所有の動物は、病原体の種類や状況に応じて、法の規定により対応する。本件は、大阪府の管理する動物であり、感染症拡大を防止するため、最悪のケースを想定して対応する。

 

6、資金力、人、施設のある団体に管理等を任せ、大阪府として指導・監視をして行くことは出来ないのでしょうか?また出来ないならその理由はなんでしょうか?

救援を開始した時点で、感染症対策の支店で対応しており、感染させる菌を保有する犬の譲渡は困難。

 

7、笹井助教授は、『アメリカでは陽性犬は殺処分するのが主流である』といった発言を、ジョージア州の過去の例を参考にされていますが、ジョージア州のホームページ内のFact Sheet outline(based on Public Health format)のCanine Brucellosis(Brucella canis)のPDFファイル2ページ目のPrevention Measures/Control(予防対策/制御)という項目ではEradication from Licensed Facilities(許可施設からの根絶)と題して細かく説明されています。確かにその中で、『感染犬の隔離、検査、安楽死は商業的繁殖施設での病気の拡散の排除や予防の為には重要な処置である』と書かれていますが、商業的繁殖施設・・・つまりブリーディングを続け、犬を人に売り、収入を得ている施設と限定しています。このファイ

ルのどこを見てもペットの犬も感染したら殺処分とは書いてありません。発言の基となるソースを提示していただけないでしょうか?

本件は、行政が管理する多数の羅感犬を対象とするため、陰性犬への感染の拡大と感染症拡散の阻止のため、苦渋の選択として処分を決定した。

 

8、現在あの施設にいる犬達は今後繁殖に使われる事はありませんし、繁殖業者に繁殖犬と共に飼われる事もありません。私達はあの犬達を伴侶犬として捉えていますが大阪府の見解を提示してください。

陰性が確認された場合は、伴侶動物として譲渡をすることとしている。

9、笹井助教授は、『家畜のブルセラ症は移動制限の対象になっているので移動は慎重に行うべきである』と言われていますが、現在日本で犬は家畜とは考えられていません。確かに家畜伝染病予防法の中の届出伝染病には犬のレプトスピラ症が含まれており、犬を家畜と定義付けるのは間違ってはいない事かもしれませんが、犬のブルセラ症は届出すらする必要がありません。犬のブルセラ症が移動制限の対象になっているのであればその法的根拠を教えてください。

家畜の場合は、法律に基づき治療は行わず殺処分するが、本件は対象が犬であり、法律に規定がないため、現行法の精神により、行政対応として、感染症拡大を阻止するために、最悪のケースを想定して、移動を制限している。

 

Trackback

Comment

| 2007年03月05日 22:19
悪人の言う事は、時としてまともに聞こえるが、よく観察すると論理のおかしい所がある。そして都合の悪い事には答えない。意味不明が多い。いい言葉をつなげる。

移動を制限→なんでやねん
最悪のケースを想定→おおげさ
感染拡大を阻止→大丈夫っていってるやん!  

など切りがない。
まさ | 2007年03月06日 00:12
おかしな部分が多いですね・・・

「行政で管理している動物の場合は、病原体の保有が否定できない動物の譲渡は困難」
とありますが、そうなると保健所などで譲渡している犬は、ブルセラ症の検査も行っていたんですかね?
していないと思うんですが・・・
すいません | 2007年03月06日 08:41
獣医大学で講師もされている獣医さんにお尋ねしましたが、犬のブルセラの研究が進まないのは人に感染しても感染者が感染したことも気がつかないほど軽微であり、命にかかわるほどではない為でしょうとのお答えでした。
大阪府は過剰反応をしているのでしょうか?
かすみの母 | 2007年03月06日 09:45
所有権にこだわっています。池田氏の回答はあくまで 大阪府の犬 としての回答ですよね?もしも人様の犬だってら?
kasu | 2007年03月06日 10:28
>4 今回の件は 大阪府の犬なんで、大阪府としての回答でよいと思います。
katsuko | URL | 2007年03月07日 08:32
初めまして。またたび獣医師団の皆様、お疲れさまです。いつも気になって、こちらを拝見させて頂いています。大阪府行政は、この子達を大阪の犬と主張しているようですが、この子達の所有権は、はっきりしていないのですよね?先に介入された愛護団体様との間に、正式な手続き、書類等が存在しないのであれば、この子達の所有権は、未だ元ブリーダーにあると、私は思うのです。所有権が元ブリーダーにあるとすれば、この元ブリーダーに所有権の主張と、この子達の命を救って欲しいと言う事を、行政に元ブリーダー自ら訴えてもらう事は出来ないのでしょうか?
katsuko | 2007年03月07日 08:33
静岡の件も沖縄の件も、所有者が治療を望んで、治療がなされたんですよね。未だに所有権についてはっきりしていないので、無責任な事は言えませんが、元ブリーダーにも、自らが犯した事の責任を、善意の方達に任せる事なく、自ら責任を果たして欲しいと思います。この子達の命が全頭、救われる事を願ってやみません。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
またたび獣医師団とは
またたび獣医師団
1993年、私達が日本初の移動動物病院で野犬、野良猫の不妊虚勢手術をはじめました。(この活動は今も全国に広がり続いています。)

「またたび獣医師団」はこのとき自然発生したグループの名前です。
このとき集まった中心メンバーは今も全員、連絡を取り合い個々に、また時々協力し合って動物愛護活動を行っています。費用は参加者持ち寄り、あごアシ自己負担を基本としております。
ですから現在、参加者以外に寄付を募るということは一切行っておりません。
海外ではブータン国への獣医派遣を行っております。(ブータン国派遣は外務省管轄財団法人シルバーボランティア協会、ブータン国、国連の要請によるもので、費用は個人負担と上記メンバーからの寄付、上記団体からの援助金で行われています。)
参加者は日本各地でそれぞれ仕事を持っており、何かあれば現場に集まり作業を終え解散するというスタイルです。参加者は獣医、学生、社会人、主婦、動物愛護ボランティア主催者など様々です。

「またたび獣医師団」と言う名称は上記仲間に今回初めてつけた名前です。旅の獣医ということで、「猫にマタタビ」のマタタビと「股旅」をかけています。

※ 私達は2005年2月4日現在、参加者以外に寄付金を募るということは一切行っておりません。
※ 寄付によって集まった金品もございません。
※ 今のところ寄付を募る予定もございません。
 2005年2月4日

お問い合わせは
sagami99@yahoo.co.jp

またたび獣医師団協力団体

山口獣医科病院
soi dog foundation(本部オランダ)
Recent Comments






  • ライブドアブログ
またたび獣医師団