Europe 旅行
October 13, 2010
3連休 in Munich
ミュンヘンはとにかく観光客でいっぱい!!10日にミュンヘンマラソンがあったからかなぁ
ペーター教会からの眺めサイコー☆ フラウエン教会&新市庁舎
3連休いかがお過ごしでしたか?
我が家はミュンヘンへ行ってきました(11日はギリシャでは祝日じゃないけど)
3日間のうち、1日はリンダーホーフ城&ノイシュヴァンシュタイン城の現地発バスツアーに。
日本語のガイダンスがあってラクチンラクチン。
あとはミュンヘン市内の観光と、
美味しいケーキに、韓国料理に、串揚げに(カウンターで本格的な串揚げがいただける「円」というお店、美味しかった)英国風クリームティに、タイマッサージetc...
・・・って、ドイツじゃなくてもいいのでは!?と思うようなことが目的の旅行だったのですが、アテネではなかなか果たせない欲求ばかりなので
ここオススメです!
グイグイやられて、痛めつけられて(?)
気分爽快なタイマッサージ。
Bua Siam Thai Massage
私が行ったのはSchwabingの方
U6 Munchner Freiheit駅からすぐ
ドイツ人のお客さんがひっきりなしに来ていて人気みたい。
要予約!
せっかくの先進国、色々食べたいもがありすぎて、ドイツらしい食事をしたのは1回だけ。
2泊3日じゃ食事の回数が足りなかったわぁ
唯一行ったドイツレストランは、超定番だけどホーフブロイハウス
1階のビアホールは人が多くてガヤガヤうるさすぎ、3階のフェスティバルホールはグループ客がメインみたいだったので、落ち着いて食事するには2階のレストランがおすすめ。どこでもメニューは一緒ぽかったです。
ミュンヘンといえば白ソーセージ!甘いマスタードをつけて食べるぷりぷりのソーセージ、ウマっ☆
アテネにもCraft、Beer Academy、Octoberfestなどいくつかビアレストランがあるので時々行くのですが、ビールの種類が多くていいのだけど、料理がたいていイマイチ・・・
それに比べて、本場のソーセージはその辺の屋台で買ったのでさえ美味しくて、もっと食べたかったなぁ。
それにしても、ミュンヘン寒かった・・・(最高気温10℃)
串揚げやさん「円」のご主人によると、ミュンヘンは軽井沢くらい高地なんですってね。
下調べが足りず、うっかり秋の装いで行ってしまったので、コートやブーツでよかったんだと現地に行って気付いた私たち
念のために、と持っていってた手袋が手放せませんでした。
左:ニンフェンブルグ城 ピーカンの青空ですが・・・日陰は寒いです。
右:みんな外でビール飲んでるけど・・・ムリー
でも、思いがけずイイコトが。
紅葉まっさかりの時期だったコト
左:リンダーホーフ城の紅葉
右:ニンフェンブルグ城の広い庭園内
左:落ち葉のじゅうたん☆☆☆
右:外人さんが「あ、アフラックだ!」といいながら写真撮ってた(笑)世界共通なのねー
ノイシュヴァンシュタイン城は霧がすごくて
なかなか姿をあらわしてくれなかったのだけど・・・
黄、緑、赤の紅葉がキレイです☆
アテネにいると、近くに見える山は木がほとんど生えていない岩のような山々だし、なかなか紅葉を楽しむということがないので、秋=紅葉だということをすっかり忘れてたんですよね〜
ドイツの紅葉、とってもキレイで癒されました
September 14, 2010
便利な世の中だけど・・・
街並みが美しいベルゲン。写真は世界遺産に登録されているブリッゲン地区☆
最近はすっかりハイテクな時代になったので、航空会社によっては、チケット予約の際に携帯の電話番号を入力してると、前日あたりから携帯に「オンラインチェックインできます」とかSMSでメッセージが届くんですよね。
その日は、午前中ベルゲンの観光をして、午後のフライトでベルゲン(ノルウェー)からストックホルム(スウェーデン)への移動日
何度か携帯にチェックインのお知らせが届いていることは知っていたけど、空港でチェックインすればいいことなので放っておいたら、ベルゲン市内観光中に突然。
「あなたのフライトはキャンセルされました」
ってメッセージを受信。
!!!?
まさか、チェックインをしないでメールを無視してたから勝手にキャンセルされちゃったのか!?
(注:普通、そんなことはないと思われます。お金払ってるし。)
とか、この日のうちにストックホルムにたどり着けなかったらどうしよう、とか色んな事が頭をよぎって、とりあえずパニック。
航空会社に電話しても、いっこうにつながらないし、あと1時間くらいはのんびりベルゲン観光できたはずだったのに、もはや観光どころではなくなってしまって、結局時間的には早いけど、とにかく空港に行こう!と空港へ。
美味しそうな海の幸が並ぶ市場で、カニのサンドイッチ買って帰るつもりだったのに…気分的にそんな余裕がなくなってしまった
カニにエビにすごかった〜!美味しそうだった〜!さすが北国。 日本人のお姉さんが働いてました!
空港のカウンターの人は、謝りもせずに
「そうそう、キャンセルなんです。テクニカルリーズンで」
と、あっさりしたもので、コペンハーゲン経由のフライトに振り替えてくれて、予定よりは2時間遅れでストックホルムへ着くけど、無事に飛べることに。
ベルゲン→ストックホルムの直行便は毎日運行ではないから、わざわざこの日に予定をあわせたのに・・・いとも簡単にキャンセルしてくれちゃって
こんなハプニングさえなければ、快適なフライトだったんですけどね。SAS。
国際線とはいえ、たった1時間のフライトなのに、食事もワインも食後のドリンクまでサービスされるスカンジナビア航空。
左:ベルゲン〜コペンハーゲン 右:コペンハーゲン〜ストックホルム
それにしても、メールで一方的に飛行機のキャンセルを伝えられても。あ〜そうですか、って済む問題じゃないし。
(しかも航空会社の連絡先も何も記載されてなかった)
もちろん携帯があったから、いち早く情報を得たわけで、早めに行動したから、早めのフライトへの振り替えもできて(もし遅かったら、満席で違うフライトになってたかもしれないし)便利なのは確かなんだけど・・・
おかげで観光気分は吹き飛んだし、カニサンドも食べ損ねたし・・・
いいような、悪いような。
全く何も知らないまま、空港のカウンターで聞いてビックリするのと、いったいどちらの方がいいんでしょうね。
予想外のハプニングに弱い心配性な私は、直前まで知らない方が良かったのかも。
でも、結果的には行けないはずだったデンマークにも降り立つこととなり(乗り換えだけど)ちゃっかりロイヤルコペンハーゲンをゲット。
少しの乗り換え時間で、つい買ってしまったぁ
マイナスをプラスに変えていかないとね〜
September 13, 2010
フィヨルドに謎の女
ソグネフィヨルドへ行ったことのある方は、このタイトルにピンときたかも?
ガイランゲルフィヨルド、ハダンゲルフィヨルド、リーセフィヨルド・・・
ノルウェーを旅するなら見逃せないフィヨルドは色々あるけれど、今回行ったのは、
多分最も行きやすいと思われるソグネフィヨルドのオスロ⇒ベルゲンへ抜けるルート。
さすがノルウェー。
観光客に便利なようにちゃんと周遊チケットが用意されてます☆
NORWAY IN A NUTSHELLの周遊チケットをネット予約しておけば、
オスロ〜ミュルダールの列車、ベルゲン急行(座席指定もしてくれる)
ミュルダール〜フロムの登山列車、フロム鉄道
フロム〜グドヴァンゲンの船
グドヴァンゲン〜ヴォスのバス
ヴォス〜ベルゲンの列車
全行程のチケットが含まれていて、朝オスロの駅でチケットを受け取るだけでOK。
各交通機関とも時間に正確で、きちんと接続が良いようにスケジュールも組まれているので、無駄なくオスロからベルゲンへ移動しつつ、様々な角度でフィヨルドを満喫できちゃうのです。
あぁ、なんて便利なの〜!
ついでに前泊のオスロ、到着後のベルゲンのホテルも周遊チケットと一緒に予約可。
少しの割引しかないけど、ノルウェーのホテルは全体的に高いのでそれでもありがたいーっ。
朝が早いのでオスロで泊まったホテルに
「Breakfast Basketを用意しておいてほしい」とお願いしてみたらOKだったので、
サンドイッチ、クロワッサン、果物、ヨーグルト、ジュースなど紙袋に入ったテイクアウトの朝食を持って出発
ランチ分も賄えるくらい大量なので、物価の高い国では助かるわ〜
だって、500mlペットボトルの水1本が3.5ユーロもするノルウェー。。。
(ちなみにギリシャはとても安くて、1本0.5ユーロ)
8:11オスロ発。まずはベルゲン急行にてミュルダールまで約5時間の列車の旅。
緑が豊かな湖水地方を進んでいきます。
徐々に標高が高くなっていき、窓から見える景色も緑が少なくなってきて・・・
氷河が見える沿線最高所の駅(1222m)ではみんな下車して写真タイム。
このポイントがこの日一番寒かった・・・ 標高が高いと冬のような寒さ。
左:向こうの山の上に見えるのが、ハダンゲル氷河らしい。
ミュルダールからは観光客に人気の登山列車フロム鉄道に乗り換えて1時間。
狭い列車を想像していたけど、天井が高くて快適な登山列車。
TV画面で行程の説明付き。
隣に座ったイギリス人の老夫婦は、大型クルーズ船の寄港地でフロムに来て、フロム〜ミュルダールを往復してるんだ、と言ってた。
「ノルウェーは全部高いけど、それにしても、列車の切符も高いよねぇ」だって。同感です。
いきなりハイライトがやってきた☆
落差93mのヒョース滝の前で、写真タイムのため一時停車。滝の目の前にプラットホームがあるので、間近で滝を堪能できます。
で、ここで謎の女が登場なわけです。
ゴーッという滝の轟音と共に、何やらミュージックが流れ始めて・・・
見えるかな、この人影。
しかも立ち位置が2か所なんです。
(2人で入れ替わりながら出てくる)
オレンジのドレスを着た女が、音楽と共に滝の中で踊っております。
どうやら夏期観光用のパフォーマンスだったらしい。
こんなに辺鄙な山奥で、こんなサービスがあろうとは、その発想に驚いて、なんか笑っちゃったのでした。
列車はだんだん山を降りて行き、大自然の中をハイキングしている人々の姿もちらほら見えてきます。
今さら気付いたけど、フィヨルドの見どころは「滝」。
細くて長い滝、ダイナミックな滝。滝ざんまいです。
窓から絶景を眺めていたら、あっという間に1時間経ってフロムに到着。
今までは山だったのに、ここへ来るといきなり港なんだよね〜
フロムからは船に乗って約2時間。ソグネフィヨルドの支流、アウランフィヨルドの観光です。
天気が良くて青空だったら、ものすごーい絶景なんだろうけど・・・
この日はどんより曇りで、時々小雨も降ってくるようなお天気
デッキは寒いので、写真を撮る時以外は、中の席へ避難。
フィヨルドの景色はもちろん雄大でキレイなんだけど、同じような風景が続き、滝にもすっかり飽きてきたので、主人は船の中で爆睡
近くにJTBの団体さんが乗り合わせていたんだけど、添乗員さんがせっかくだから外に出て景色をご覧くださいね、ってすすめていたけど、みんな「寒いからね〜」とか言って動こうとしてませんでした。(苦笑)
海とは違う、静かな水面の上を、静かに船がすすんでいくのは気持ちが良くて、列車やバスで見るよりもやはり船からのフィヨルドが一番良かったんですけどね。
滝も、見続けるとちょっと飽きてくるので・・・
そんなこんなで、盛りだくさんな行程を経て、ベルゲンへ到着したのは夕暮れ時の20:30。
憧れていたフィヨルドは、丸1日で大満喫でした☆☆(もう十分。)
September 09, 2010
暮らしてみたい街 ストックホルム。
外国で生活しているからか、最近は他の国へ行くと、「ココに住みたいか、住みたくないか」という視点で街を見ていることがよくあります。
街のクリーンさ、公共交通機関は時間どおりに動いてるか、治安はよさそうか
ちゃんと歩行者優先でドライバーは止まってくれるのね、とか
ショッピングは楽しめそうかしら、かわいいカフェがいっぱいある〜!とか。
北欧はセブンイレブンが多くて、なんか嬉しかったですね。もちろん日本のものが売ってるわけではないんだけど。ついセブンイレブンの前で写真を撮ってしまったよ(笑)
4カ国行った中で、一番住んでみたいなぁ〜と感じたのはストックホルムでした
水に囲まれた美しい街。緑やお花がキレイ。
適度に都会で、洗練された雰囲気。お店やモダンなレストラン、カフェがあちこちに。
「魔女の宅急便」の舞台になったと言われるガムラ・スタン(旧市街)も魅力的で、ぶらぶら散歩しているのも飽きないし。
青空のストックホルムからは真冬の厳しさが想像できなかったけど・・・
北欧に暮らすということは、極寒の冬が毎年やってくるわけで。そう考えると、住んでみたいけど、マイナスの世界で暮らすのはムリかも・・・とも妄想してました。
ストックホルムといえば、ノーベル賞って知ってましたか!?
実は私、あまり詳しいことは知りませんでした
毎年12月10日に、ノーベル賞受賞祝賀晩餐会が行われる市庁舎。
800万のレンガで築かれた、美しい建物です。
右:ノーベル賞の祝賀会場になる青の広間 この日はイベントが行われるということで、装飾物あり。
パーティが行われる黄金の間。金箔モザイクで金一色に飾られた豪華な広間。
全部が金色なのにも圧倒されるけど、独創的なデザインにこれまたビックリ。
右:東の国々、西の国々に称えられるように座しているメーラレン湖の女王様
市庁舎のガイドツアー(英語)、かなりわかりやすくておもしろかったです☆
聞き取りやすい英語で解説してくれた
ガイドツアーのお姉さん。カワイイ。
市議会室にて。
ヴァイキング時代の建物のイメージを取り入れた開放的な天井が特徴的
ガイドツアーが終わった後は、106メートルのタワーの上へGO
左:365の階段。レンガ造りの通路を歩いて、少しづつ登っていきます。なんとなくデザインがオシャレ
右:頂上に近い位置につくられたタワーミュージアムには、7.5メートルもある巨大な聖エリック(ストックホルムの守護聖人)の像が!(左側の大きいやつ)
タワーの頂上からは、美しいストックホルムの街を一望できます。絶景なり☆
←各方向に星がついてるの
もうひとつ、ノーベル賞関係のお目当ては。
ノーベル博物館のカフェで味わえるコレ!!
授賞式の晩餐会で出されるのと同じアイスクリーム☆☆
ラズベリーとバニラ味。
コインのチョコ付き。
おいしゅうございました。
主人はアイスではなくランチ。じゃがバターって感じのベイクドポテト、美味しかった!
左:ベイクドポテトのランチ 他にも数種類ランチあり、コーヒー付きです。
右:展示されている晩餐会の食器セット。案外デザインはシンプル。
このカフェのイスの裏には、歴代受賞者のサインがあるのだけど、
主人は座ってからすぐに見ていて、私は後から見よう〜と思っていたらすっかり忘れていた・・・
あぁ、思いついた時に見ておくべきでした。心残り
ガムラ・スタン(旧市街)の看板、トナカイモチーフの小物がいっぱいの雑貨屋さん。
歩いているとカワイイものがたーくさん。カワイイって言葉を何回発したことか・・・
右:こういう雑貨屋さんて、テンションあがりますよねー
極めつけは、こちら。ストックホルム市街とカムラ・スタンの間に浮かぶ島にある国会議事堂。
3つの王冠はスウェーデンのシンボルマーク
これは、どうみても、カオナシ(千と千尋の神隠し)でしょう!!?
あぁ、なんてチャーミングなの
こうして、私はすっかりストックホルムの虜になったのでした〜
September 02, 2010
エストニアへ日帰りの旅
世界遺産に登録されている、タリンの旧市街。St.Olav's Churchの塔の上から絶景なり。
ヘルシンキに行くなら、ぜひタリンまで足を延ばした方がいいよ〜と薦められたことがあったので、ヘルシンキ滞在中の1日をタリン観光に当てました☆
タリンTallinnは、バルト三国のひとつ、エストニア共和国の首都。
バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)って、あまりなじみがなくて、最初はピンとこなかったけど・・・
エストニアはEUにも加盟しているし、首都タリンまではヘルシンキから高速船で1時間半
私たちのように、ヘルシンキへ来たついでにタリンへ日帰り旅行をする観光客が多いみたいで、
高速船(リンダライン HPからチケット予約可)はけっこう混んでました
船がついた港から、旧市街行きのバスも出ていたけど(1ユーロ)バスに乗らなくても徒歩5分くらいで早くも旧市街の入口に到着。
タリンが最も栄えていたのは、ハンザ同盟の都市だった13世紀半ば〜15世紀頃。
城壁に囲まれた旧市街には、中世の教会や美しい街並みが広がってます☆
現在は2kmの当時の壁と、26ヶ所の塔が残っている
石畳の路地、カラフルな建物。
中世の街並みはどこを撮っても絵になるなぁ〜
お土産屋さんの前など、町のあちこちで
見かけた人形。
着ているのは民族衣装かな?
街の中心部、ラエコヤ広場周辺にはレストランがたくさんあるので、どこでも一緒でしょ〜と適当に入ったレストランでランチ
中世の料理を再現した、わりと有名なレストランだったぽい。
コスチュームを着た、テンション高めのお兄さんが接客してくれます。
ディズニーランドみたい・・・
明るくうつっているけど、店内はロウソクの光のみでちょっと怪しい雰囲気。
これ、裕福な商人のスープ(?)だっけ?
とにかくよくわからない大袈裟な表現のメニューで戸惑いながら注文したけど、味は普通に美味しかった
左:マッシュルームスープ ハーブの香りが漂うナッツ入りのパン付き。
右:サーモンのグリル キノコソース 添えてあるのは、オリジナルのパン、レンズ豆、野菜、麦?みたいなの。
これが典型的なエストニア料理なのかどうかは、この一回しか食事をしていないのでよくわかりません・・・
そうそう、ヘルシンキに負けず、タリンもこじんまりとした可愛いカフェがあちこちに。
ベリーのタルト、ラテ、コーヒー
これ全部で7ユーロ☆
アテネだとケーキだけでこの値段するよ!
エストニアの通貨はEEK(クローン)だけど、ほとんどのお店でユーロが使えたし、使えないお店も(例えば↑のカフェなど)カードで支払いできるので、両替の必要なし
意外にもエストニアはIT分野ですぐれたインフラが整備されたコンピュータ先進国。
私もお世話になっているあのSkypeは、エストニアで発明されて、タリンに開発拠点があるんだって!!
そんな訳で、城壁に囲まれた旧市街の外は、いたって現代的な建築物ばかり。
エストニアの人って、今までに1人しか知らなくて、ロシア人に近い風貌で、パーティのたびに派手な原色のドレスを着てくる・・・全く想像がつきにくい国の一つだったのだけど、今回タリンを訪れたので、少し彼女にも親近感がわきそうです(笑)
September 01, 2010
「かもめ食堂」へ
先週は我が家の夏休みでした。今回は北欧へ
出発直前になって、主人の急な仕事で予定通りに出発できず、最初に行くはずだったデンマークはキャンセルに
残りのノルウェー、スウェーデン、フィンランド、そしてヘルシンキから日帰りできるタリン(エストニア)の4カ国をまわってきました。
北欧って、日本からだと「遠い」「高い」というイメージで、ギリシャに居るうちに是非行っておきたかったのだけど、予想以上に日本人観光客に遭遇することが多かった〜
案外、遠くて高い国でもないのかなぁ。
まだ8月だというのに、現地の人は、既にタイツ&ブーツを履いていて(それでも15℃くらいはあるんですよ)すっかり秋の雰囲気、いや初冬のような北欧の国々。
アテネの空港に着いたら、ムワ〜っとあったかくて、まだまだ夏
夏が終わってなくて、なんだかホッとしたのでした。
北欧に行こう、と決めてから、主人の職場にあった「かもめ食堂」のDVDを初めて見たのです。
小林聡美&片桐はいり&もたいまさこのゆるーい雰囲気がぴったりハマっている映画で、街並みもインテリアも食器もイイ感じ
ガイドブックにも「かもめ食堂のロケ地を巡る」と、映画に登場した場所が詳しく載っているし、これは絶対に行かねば
ココがなければ、日本人観光客が歩くことはまずないであろう、、、
外れた通りにある「かもめ食堂」ことKahvila Suomi
そうそう、こんな場所だった!と
さっそくテンションあがる。
中へ入ると、キッチンの位置が違うし、映画そのままの雰囲気ではないけれど・・・ 緑のセーターのお兄さんが、あの常連の男の子を思い出させますねぇ(ちょっと違う!?)
12時前なのに、けっこう混んでました。そうそう、ギリシャと違って北欧の国々はランチもディナーも時間が早いよね(ギリシャが遅すぎるという説も 笑)
カウンターで注文するセルフサービスの食堂。
とっても庶民的な雰囲気。
お客さんの半分は日本人!
日本人客が多いので、日本語メニューもありますよ☆
魚のランチをチョイス☆
白身魚をたっぷりのパン粉で焼いたもの(2枚も)に、ポテト(調理法選べます)
セルフサービスのサラダ、パン、コーヒー&ティーもついてくる
これで8.6ユーロだったかな。
ギリシャにもこんなランチがあればいいのに・・・(ギリシャではランチメニューって基本的にないんです)
「かもめ食堂」でランチする、というヘルシンキ最大の目的を達成して、満足満足
ついでに〜
アカデミア書店の2階にあるカフェ・アアルト
サチエとミドリの出会いの場面。ガッチャマンの歌を教えてもらうシーンが印象的でしたよね。
想像以上に小さなカフェスペースでビックリ!
アアルトデザインの家具をつかっているカフェ。
カフェよりも書店の本の充実さに興味津々でした。
そして。ハカニエミのマーケット☆☆
すぐ近くにあるヒルトンに宿泊してたので、毎日通っちゃった。
ハカニエミの広場に毎立つ屋外マーケット。野菜、果物、お花など見てるだけで楽しい☆
マーケットホールはレンガ造りの建物の中。
ここには、肉や魚、調味料、ケーキなどなど・・・
左:そうそう。ミドリがこんな肉屋でトナカイの肉を買ってたなぁ〜
右:北欧といえば、サーモン!!スモークサーモンも、グリルのサーモンもお腹いっぱい食べたので当分いらないわぁ
ハカニエミ・マーケットホールの2階にあるマリメッコが超おすすめ!!
マリメッコはいくつか路面店があるけど、そこにはないディスカウント商品が充実してるのです。
行く前は、イッタラのオリゴ(かもめ食堂に出てた、あのカラフルなストライプ柄の食器)をまとめ買いするつもりでいたのに、実際見るとオリゴよりもマリメッコ気分になってしまって、ついつい買いすぎてしまった・・・
ヘルシンキからアテネに帰国、だったので、帰りにマーケットでベリーを3種類、山盛り買ってきました☆
ギリシャでは手に入らないフレッシュなベリー類。
ヘルシンキでは、数種類のベリー(この季節にまだイチゴも普通に売ってるなんて、さすが北の国!!)でつくったソースは朝食の定番で、みんなヨーグルトにかけたり、シリアルにかけたり。ベリーのヨーグルトやお菓子も充実してたなぁ〜
いつまで生のままで日持ちするのかわからないんだけど・・・
ソースかジャムにした方がいいのかしら。
とりあえず、朝の楽しみにベリーたっぷりのヨーグルトを楽しんでます☆
目がよくなりそうね〜
March 30, 2010
チューリヒ経由☆
昨日の夜中にアテネへ戻ってきました
留守中に夏時間に変わったので(日本との時差は6時間)家じゅうの時計を直したり、
洗濯物を干す前に、まずはベランダに積もった黄色い粉(アフリカの砂?か、花粉?)を掃除しなきゃだったり、、、
やらなければいけないことがいっぱい
そしてギリシャはすっかりパスハ(復活祭)モードで、デモやストライキも当分お休み。
人々の挨拶が「カロ パスハ!」「エピシス!」に変わってました☆
さてー。
今回帰国するときに利用したのは、チューリヒ経由のスイス航空。
日本へ向かうときは、チューリヒに住んでるスイス人の友達が空港に会いに来てくれて、4年ぶりの再会にひたすらおしゃべりをして、あ〜っという間の4時間だったのだけど、
帰りの飛行機は主人と一緒だったこともあり、乗り継ぎ時間を利用してチューリヒの街を散策することに
空港から中央駅までは電車でたったの10分!
24時間有効の1日乗車券 CHF 12.40
スーツケースはスルーだったのでなかったものの、日本食材を詰め込んだ大きな手荷物を持っていたので、これを預けて(2つで5ユーロでお釣りがきた!安い!)いざ出発〜
中央駅(Hauptbahnhof )の次の駅Stadelhofenで下車した方が湖に近くて便利。
オペラハウスの前を通って、湖の方へ。
天気が良くてぽかぽかだったので、湖のほとりでのんびりと日なたぼっこを楽しむ人々。
あぁ、平和・・・
私は2度目のチューリヒだったし、ガイドブックも何も持ってなかったので、ぶらぶらと散策する程度だったけど、十分満喫。
グロスミュンスター、フラウミュンスター、聖ペーター教会を回って、バーンホフ通り〜中央駅までのお散歩でした。
道路も歩道も広くて、ゴミひとつ落ちていないキレイさだし、建物も可愛いし、カフェやレストランもモダンでオシャレだし・・・
こんな国に住んでみたいなぁ〜 物価は高いけどね。
空港へ戻り、搭乗ゲートへ行くと、そこは既にギリシャ・・・
ワイワイ、ガヤガヤ・・・
機内では、着陸前なのにメールの受信音が響いてたりするし(これって電波障害になるよね)
シートベルトサインが消えてないし、機体がまだ微妙に動いているのに、さっさと立ち上がって荷物をとりだすし。そうそう、これがギリシャ人。
こうして、ギリシャの日常へ戻ってきました
February 24, 2010
ブルガリアでスノボ☆
じゃ〜ん。バンスコのスキー場(←クリックするとHPへ)
3日間滑って、雪が降った日もあったけど、青空の方が多かったし
夜の間にしんしんと積もった雪で、翌日は新雪が楽しめたり
雪がた〜っぷりで、ゲレンデのコンディションはよかったです☆☆
見てお分かりの通り、木がほとんど生えていなくてどこをどう滑ってもOK、みたいなヨーロッパぽいゲレンデではなく、日本のスキー場みたいに、びっしりと木(松の木?)が生えていて、コースになっている、という感じ。
もちろん、コース外のオフピストも滑ったけどね〜
ダンナさんのウェアに見覚えがある人もいるのでは(笑)
ブルガリアは物価が安いのがウレシイ
リフト券は3日券で147LB(約74ユーロ)
レンタルは3日間でなんと、40LB(約20ユーロ)!!
ゲレンデ周辺にたくさんレンタルショップが並んでいるので、競争がはたらいてるみたい。
ギリシャでは、某業者の独占市場のため、いつも1日20ユーロで借りてるので、3分の1プライスです☆
しかも、新しそうなサロモンの板だったし。
写真左:ゲレンデに向かうには、まず全員このゴンドラに乗らなきゃいけないので、長蛇の列・・・ 1時間待ちです。(これ、最悪)
3連休で押し寄せたギリシャ人のせいか、もしくはいつもこうなのか、は不明
写真右:山へ登ってしまえば、リフトの待ち時間はナシ。3〜4人乗りの高速リフトが主流
ゲレンデ内に、レストラン&カフェも数軒あり。
さすがにごはんは、スキー場の外に比べたら高かったな。倍くらい。
ホワイトケバブ、という名前らしい。
ピラフ+肉の煮込み料理 これで12LB
ギロピタ、ならぬ、ブルガリアのケバブ!
ピタパンじゃなくて、もっと薄くて軽い感じのパン
きゅうりの千切り、ソテーしたオニオン、キャベツなどお肉だけではなく野菜がたーっぷり。
あっさりヘルシーでかな〜りウマかった☆
1つのリフトが長くて、けっこう上まで行けるので、久々に長いコースを滑って体力の衰えを感じてしまった・・・
おばちゃんのスノーボーダーって、何歳くらいまでイケるのでしょ!?
バンスコに来ていたアジア人は、きっと私たちだけ、でした。
珍しいのか、「チャイニーズ?」「コリアン?」話しかけられることも多くて(なぜかジャパニーズ?とは言われない)そして、ギリシャ語が話せるとなると、さらに驚かれる、みたいな。
リフトでしゃべったイスラエル人のお兄さんによると、バンスコはオーストリアなど他のスキー場へ行くよりも安いし、でも十分いいスキー場だからイスラエルでも有名なんだとか。
飛行機とホテル、インストラクターまでついたパック旅行で来た、と言ってました。
スキーを楽しんだあとは、街へ繰り出して
ワインやビールも安いので、夕食は一人15LB(約8ユーロ)程度で満腹になります☆
ショプスカサラタ(白チーズのかかったサラダ)、ソーセージ入り豆のスープ
スープといえば、豆のスープかチキンスープ、内臓系のスープ
種類豊富な壺焼き料理
左のは豚肉とトマトソースと・・・
右のは何かよくわからないけど、とにかく卵とたっぷりのチーズが。
この国も、けっこうチーズの種類が多くて、チーズたっぷり。
初めてのブルガリアでスキー、楽しくてとっても良い体験でした
February 23, 2010
ブルガリアの中のギリシャ Bansko
ソフィアからギリシャ方面へ南下すること、2時間半
ブルガリアの中でも有数のスキーリゾート、バンスコBansko はブルガリアの南部に位置します。
ホテルやリゾートマンションが立ち並び、一大リゾート地といった雰囲気。
いつも行ってるギリシャのスキー場とは全然規模が違うわぁ〜
この3連休に合わせて、アテネからバンスコまでのスキーバスツアーが安く出ていたのだけど、
行くのに半日以上かかるので(夜21時シンタグマ発〜翌日のお昼にバンスコ着)絶対ツライ!と思って飛行機を利用しました。
でも、ギリシャ北部の都市テッサロニキからだとかなり近くて、車で3時間くらいなんだとか。
そんなわけで、テッサロニキからスキーツアーの大型バスが何台も来ていたみたい。
(写真右:ホテル周辺に止まっているバスは全てギリシャナンバー!)
そう。バンスコは 「ほぼギリシャ」 だった・・・
ホテルの人、レストランの人、多くのブルガリア人がギリシャ語を話せるし、
街の看板や、両替所、レストランのメニューなどにも必ずといっていいほどギリシャ語表記あり。
だからレストランに入っても、スキー場にいても、
聞こえてくるのはほぼギリシャ語(しかも声が大きい!)
よその国に来たはずなのに・・・複雑な気分でした(笑)
ある程度は予想していたけどね。
バンスコの中心部は、レストランやスキー用品を売るお店(特にウェア類、ゴーグルや帽子、グローブなどの小物がかなり充実)がずら〜っと並んでいて、ギリシャではなかなか売っていないbolleのゴーグルなどもビックリするほどの品揃え。
お土産といえば、、、やっぱりバラの製品
香水などに使われるエッシャンシャル・オイルの世界市場の7割がブルガリアで生産されたもの。
お土産屋さんにはバラを使った製品がたくさん売ってました☆☆
私の滞在したホテルも、ほとんどがギリシャ人。
左:ベッドルームとリビング+キッチンの2部屋あって、快適なアパートメントタイプのホテル
右:朝食はギリシャよりもトルコに近い雰囲気。
楽しみにしていたブルガリアヨーグルトが、ありえないほど水っぽくて全然美味しくなかった・・・
他では食べる機会がなかったのだけど、ここのホテルのがハズレだったのかなぁ
ちょうどギリシャもカーニバルの最終日で盛り上がっている時期だったけど
ブルガリアもカーニバルか何かそんな感じ?
ホテルのロビーでお茶していたら突然、ブルガリアの踊りが始まりました
音楽は笛みたいなのと、タイコ。手をつないで輪になりながら踊ります。
踊ってるおじさんの帽子にバラの花がついてるの!カワイイ〜
ちなみに、バレンタインだったのでレストランの飾り付けもこんな感じ。
レストランの中で踊っていた、と思いきや、寒いのに外の庭へ・・・
外には頭のなが〜い、ケダモノみたいな(!?)のが3頭。
音楽に合わせて踊りまくってます。
そしてロビーに戻ってきて。
ケダモノの頭はとっちゃってる。
(多分、天井にあたるから!?)
中身は若い男の子たち。
ロビーでも踊りまくって盛り上がった後、ケダモノたちと一緒に写真を撮ってもらいました(笑)
他の宿泊客(ほぼギリシャ人)も、思いがけないブルガリアダンスのパフォーマンスを楽しんでましたよ♪
そして、レストランではゾルバなどギリシャの音楽が流れたりして、そのうち人々は踊り始め・・・
深夜まで盛り上がっていたのでした。
目下、世界中で報道されているギリシャの経済危機なんて微塵も感じさせないほど、ギリシャ人は家族や友達と、思いっきり3連休のバカンスを満喫していましたよ・・・
February 19, 2010
リラの僧院 in ブルガリア
ギリシャは先週末、3連休だったので(月曜日がカサラ デフテーラで祝日)
そのお休みを利用して、お隣の国ブルガリアへ行ってきました
アテネから、ブルガリアの首都ソフィアまでは、飛行機で1時間10分。
いつもはなるべく利用を避けているオリンピック航空に久しぶりに乗ったのだけど、スッチーさんが若くなってて(昔はおばちゃんばかりだったらしい)笑顔で接客していたし、たった1時間のフライトなのに軽食まで出てきて、飲み物のおかわりまであり、今回はとっても好印象
左のサンドイッチは
分厚いフェタチーズ!+オリーブペースト
というギリシャらしい組み合わせ。
フェタがあまり得意でない私は食べれなかったけど・・・
右のはチキン。
行きも帰りもついてきたPAPAGALLINOのチョコ
ウエハースのチョコレート菓子。
美味しかったのでおみやげにいいかも〜
今回の旅の目的はスノボー!!
ブルガリアは物価が安いし、雪質の良いスキー場があるので、ギリシャ人にはとてもポピュラーらしい。
お隣の国ではあるけれど、なかなか行く機会のないブルガリア。
最初で最後かも、、、ということで、せっかくなので世界遺産 リラの僧院に寄ってもらいました☆
ソフィアから車で約2時間
山の奥にひっそりとあるブルガリア正教会の修道院。
入口
ここをくぐると、一気に視界が広がり
幻想的な世界。
聖母誕生教会
10世紀に建立された修道院、だと思っていたのに、実物は色鮮やかで華やか。
とても新しそう・・・
それもそのはず、1833年の大火事で大部分が破壊されたので、現在の姿はその後に修復されたもの。
19世紀半ばに修復の指揮にあたった
ネオフィト・リルスキ
教会の外壁と天井は、色彩鮮やかなフレスコ画でびっしりと覆われている
教会内部は金で飾られたイコンと宗教画。
ギリシャにある教会と同じ雰囲気。
火災を免れて、14世紀に建てられた当時のまま残っているフレリョの塔
1階はお土産やさん。おばちゃんがなかなか感じ良い☆
日本語を勉強している、というブルガリア人の可愛い女の子に遭遇し、少し話をして、ブルガリア楽しんでいってください〜と言われちゃいました。
高校生なのに日本語ペラペラ。こんな場所で日本語が話せる人に会うなんてね。ビックリ。
教会の周りをぐるりと囲む4階建ての建物は僧が寝泊まりできる無数の房と、修道士たちの住居、図書館など。
山のリゾートホテルみたい・・・
無数のアーチと、白黒ストライプが印象的。
チャーターしてた車のドライバーさんが、空のペットボトルを何本も持参していて、修道院の水を汲んでました。
ブルガリアの水はとっても新鮮で美味しいらしい。どうしてかわからないけど、冬よりも夏の方が水が澄んでいる、とも言ってたかな。
雪が積もっていたからか、余計に幻想的な雰囲気の修道院でした☆☆
次回はブルガリアのスキーリゾートの模様をお伝えします♪