海外赴任
March 23, 2008
船便。
先日、はりきって主人まで休みをとって、1日に3社の船便見積もりを決行
いずれも会社の説明会のときに来ていた業者で、
ヤマトロジスティックス、日本通運、住友倉庫の3社。
「下見・打ち合わせ」という名の見積もりは、各社平均して40分くらい。
船便は重さではなく、容積で料金が決まる。
基本は1㎥、これは押入れの下段の半分くらいが目安。
船便で持って行く品物を具体的に言っていくと、概算の容積を出してくれるので、1社実際に見積もりに来てもらって、あとは容積で他社にメールや電話で見積もりをとる方法もできたのだけど、うちの場合はめんどくさがりやなので、一気に来てもらって済ませてしまった。
ある業者の方から
「ギリシャは港がストライキに入ってるという情報があって、
ストライキ解除の見込みがなければ、荷物が大幅に遅れてしまうから他の港を利用するルートを考えなきゃなんですよね・・・」という、予想外のお知らせが!
ストライキ・・・
日本ではほとんどないけど、外国では日常茶飯事だもんね。はぁぁ
(個人的にはただ単にさぼってるんじゃないかというイメージだけど。)
後日各社より見積もりがメールにて到着。
不思議なことに、同じ船便でも料金がやはり違うんだなぁ〜
うち1社は、「ストライキの不安があるから、航空便での配送をおすすめします」ということで、航空便の金額での提示
思ったほどバカ高くはなかったけど、それでも船便の1.6倍くらいのお値段。
全部航空便だなんて、そんな予定は全くないのに。
ちなみにギリシャへの船便のお値段は、というと
1㎥に換算すると、85,000〜90,000円くらいでした。
高いのか?安いのか?
他の地域の料金は全く知らないのでわからないけど。
船便の料金は、まぁ想定内だったので、よしとして。
予想外に高かったのが国内引っ越し。
洗濯機とソファを都内の友人宅へ送る・・・35,000円
冷蔵庫を主人の実家に送り、今ある冷蔵庫を処分してもらう・・・37,000円
etc...
大型家電を動かすとなると、普通に一人暮らしの引っ越しができちゃいそうなくらいの値段がかかる模様。高すぎるでしょ〜
船便を依頼したら、国内引っ越しの分はサービスで割引になるかしらと思っていたけど、現実はそんなに甘くないのでした。
March 07, 2008
説明会に参加
主人の会社で、海外赴任者のための説明会が行われ、二人で参加してきました。
メインはヤマトロジスティクスのアドバイザーの方による講義「海外生活の心得」
出発前の手続き、現地生活立ち上げの注意
海外での健康管理、安全対策 など
「おどかすわけじゃないけど・・・」といいつつ進められたのが、意外にもメンタルな部分での話。
海外生活が始まって、3ヶ月くらいは旅行気分で過ごせる
その後、ちょうど3〜6ヵ月位たった頃が要注意。誰もがマイナスの時期を迎えるという。
これは、異文化に接したことで生まれる精神的なマイナスの反応で
食べ物や気候の違いなどで体力的に弱ってきているときに、精神的にもストレスや不安、孤独を感じ、憂鬱になる、つまり「うつ」になる人が少ないらしい。
奥さんだったり、こどもさんだったり、結局適応できなくて、
赴任後4か月で家族全員帰国することになった、という例もあるらしい。
たしかに
友達も知り合いもほとんどいない環境の中で、ストレスを抱えていても話す相手がいなかったり(ダンナさんの仕事が忙しかったりすると奥さんは余計にそうだと思う)
旅行のように、日数がたったから日本に帰れるわけでもなく、
このままこの異国の地に住み続けなければならないというプレッシャーの中でで続く生活・・・
だから
誰もが迎えるであろう、このマイナスの時期を、前向きに楽しみを見つけて、話せる相手を見つけて、どうか乗り切ってくださいとのこと。
私も不安はい〜っぱいあるけど、まぁなんとかなるかなぁと思っていたので
うつ状態など、あまり想像してなかった。
そんな時期がくるんだろうか・・・ 頑張って楽しい毎日にしたいなぁ。
だから、みんな〜!夏くらいから是非遊びにきて〜!ダンナと二人してへこんでる時期かもしれないから
後半は各運送会社のブースで引っ越しの相談と、海外生活情報についての個別相談会。
ギリシャまで、船便で1か月くらいと聞いていたけど
実際は日本の自宅から荷物を搬出してから、現地で届けてもらうまでに
約2か月弱かかるらしい・・・
予想以上の時間がかかることに、ショック
でも、海外引っ越しの場合、荷造りや梱包も全部やってくれるらしいので
面倒くさい段ボールつめの作業はしなくて済みそう
とりあえずは、見積もりの依頼と
船便・航空便・スーツケースで持参するもの、の分類を早急に始めなければ
これ、我が家の今週末の課題です
February 26, 2008
JAL赴任プラン
赴任時のフライトがJALになったら、こんなサービスをすすめられた
その名も「JAL赴任プラン」
JALファミリークラブというものに申し込めば受けられるサービスで
特典が盛りだくさん
詳細はこちら(JALファミリークラブのサイト)
・初年度年会費無料
・ボーナスマイル5000マイルプレゼント
・手荷物を1個空港まで無料配送 などなど
そして
利用するクラスによってポイントがもらえて
(例えば欧米の場合。ファースト・エグゼクティブ50P エコノミー30P)
空港近くの前泊ホテルが無料になったり(ツイン30P)、空港まで車で送迎サービス(50P)があったり。残ったポイントはJALクーポンで受け取れるからムダもなし。
これはオ・ト・ク
というわけで、さっそく申込み。
我が家の場合、空港までの送迎は会社の方で手配してくれるらしいし、
前日成田に宿泊したくないので(最後の日くらいは都内で過ごしたい〜)
2人分の全部のポイントをJAL利用クーポンにした。
申込した2日後にクーポン到着。はやっ!
わ〜い、2万円分
これで、出発前の家族の食事会をお台場のホテル日航のレストランでやるのもいいかな、な〜んて。(人数からすると、足りないだろうけど)
3月末〜4月はじめにかけての出発の人が多いから
これから申込が殺到する時期なので、もう航空券を予約済みなら
早めに申し込みした方がよいらしいデス。
(注:申込みは出発の2週間前まで)
ANAでも似たようなサービスがあるみたい。
オトクなサービスは使わなくっちゃね
February 19, 2008
着物を買おう〜京都きもの友禅編〜
そもそも、着物にはTPO(用途)によって種類があるなんてことも知らなかった私。
振袖、留袖、小紋、付け下げ、訪問着、色無地など・・・
今回は主にパーティの時に着用するので、
付け下げよりも華やかな「訪問着」を購入することに決定
赴任期間中の3年間で数回着る程度だし、将来的に着る予定も特にないので
(実際のところ、あまり興味がないの・・・)
「安っぽくみえない、安い着物を探そう」が今回の私のテーマ。
戸田恵梨香がCMをしてる京都きもの友禅のHPを見ていたら
訪問着に帯や長襦袢、草履にバッグまで入った8点セットで94,500円からあるじゃないの!
電話を入れたら、訪問着たくさん置いてますよ〜とのことだったので
さっそく見に行くことに。
「ようこそお越しくださいました」と丁重に迎えられ、
案内されたのは広い畳のフロア。店員のおばさまと二人きり・・・
「訪問着とは上前から柄がつながっていて・・・」と説明をしはじめた、と思ったら
「で、ぶっちゃけのところ、ご予算はおいくらですか?」と
いつの間にか私の背後に男性の店員?マネージャー?のような方まで現れていた。
そこに展示してある品物は素敵だけど、
デパートのみたく普通のイイお値段のものばかりだったので、
例えばHP掲載のもののような、お手ごろ価格の訪問着を見たいんですが、と尋ねると、
HPに載ってるものは、今は置いてない、と言う
え、だって、HPの商品ラインナップに訪問着だけで4着も載ってましたケド・・・?
しかも、あたかも「8点セット」で全て一式揃う、と思いきや
着物は表地のみで、裏地とお仕立て代は別料金になるんですよね、だって。
草履やバッグをセットにしておいて、裏地がついてないなんて、なんだそりゃ
さすがに、おかしいと思ったので
「そんなの、HPを見てもお客さんは全然わからないと思いますよ。
おとり広告じゃないんですか?」
と言ったら、
おじさんは、「そうですねぇ、それは、え〜と、モゴモゴ・・・」
と言葉を濁して消えていった
この時、着物やさんって独特の世界なんだぁ
着物を一人で買うって、大変なことなのかも・・・
と、初めて気付いたのでした。。 続く。。。