最近 塩分ファスティングに取り組んでます。

なんか一気に体が萎んできた気がする…

大好きなサンドイッチも絶っています。

一日 3グラムまで 生徒を勃起させる体系を目指して!!


自分でいうのもなんだけれど、わたしは地味な女だと思う。



昔からわたしはこうだった。
試しにおしゃれしてみようとしても、マニュアルどおりにやったつもりでもなぜかあか抜けない。

性格的にも同様だ。
とりたててまじめだったとは思わない。
ただ、昔からこの性格でいることが当たり前だったし、派手になることにさほど意味を見いだせなかった。
ましてや、道を踏み外すようなことには縁がなかった。
グレることはもちろん、普通の人にとってのちょっとした冒険さえ、わたしは体験したことがなかった。もっとエッチな動画はこちら


ただ、いくらそんなわたしでも、何も感じなかったかというと嘘になる。
まわりには派手な子も、個性的な子も、遊んでいる子もたくさんいて、彼女たちは総じて楽しそうに見えた。
そして、当然だけれど、大人になるにつれそうした女の子の割合は増えていく。
華やかな彼女たちと比べると、わたしの生活はあらゆる意味で地味くさく思えた。

それがただの感覚的なものならまだよかったのだけれど、実際にわたしの生活は変化に乏しく、無味乾燥としていた。
別に、地味だからといってみんながみんなこうなるとは思わない。
わたしがこんな生活になったのも、多分たまたまだろう。
けれど、理由がどうであれつまらないことには変わりなかった。
男性経験が少なかったことも、それに拍車をかけた。
年齢を重ねるごとに、わたしは自分の地味さを疎ましく思うことが増えていった。

でも、かといってどうすればいいのかはわからなかった。
既にわたしの中には、地味な自分というのがスタイルとして出来上がってしまっていた。
今さらどう変えていいのかもわからない。

そうやって思い悩んだのは、かえって逆効果だったかもしれない。
いつの間にかわたしは、自分が地味ということが明確なコンプレックスになってしまった。
それも、ただのコンプレックスでは終わらなかった。
最初はただ派手になれたらなあというくらいだったのが、考えていくうちにどんどん方向性がねじれていった。
いつの間にかわたしは、かつては全く縁のなかった、不良やアンダーグラウンドの世界に憧れるようになっていたのだ。

わたしは事あるごとに、自分がそうした世界に身をやつしている様子を想像しては、歪んだ変身願望を募らせていった。
荒っぽい、怪しげな人々に囲まれて世間に顔向けできないような行為に興ずる自分を想像すると身体が震えた。
性的なことに思いが至って、殺風景な自室で自慰に没頭することもたびたびだった。

もっとも、いくら変身願望が募ったところで、そのやり方がわからないのは変わらない。
悶々としたまま、わたしは学校を卒業し、職を得た。
それが現在の教師という職業だ。
別に大志があったわけではない。
地味な人たちが多そうな世界だと思ったからだ。
地味なわたしがあまりコンプレックスを感じずに済みそうという、なかばやけくその、ネガティブな志望理由だった。
もちろん、面接などではおくびにも出さなかったけれど。

ただ、そうして選んだはずのこの職場で、わたしは意外にも、かねてからの変身願望を満たすことに成功した。
同僚にも家族に言えないのはもちろん、社会的にも許されない形ではあったけれど。

わたしが勤めることになった学校は、富裕層をターゲットにした、いわゆるお坊ちゃんやお嬢様向けの学校だった。
あからさまにそう謳っているわけではない。
ただ、学費の高額さからして、富裕層以外の入学は事実上不可能だった。
そんな学校だったから、どうせおとなしい子ばかりだろう、とわたしは勝手に考えていた。
だが、その当ては外れた。
確かに富裕層ではあったが、思った以上に派手な、素行の乱れた子が多かったのだ。
どの子もお金にだけは不自由していないようだったが、まさに悪い意味でのボンボンの集まりだった。

もちろん、全員が全員そうだったわけではない。
けれど、かなりの割合を占める素行不良のボンボンたちは、授業中も口にこそ出さないものの、あきらかに見下した目でわたしを見つめた。
彼らにとっては、わたしはただのあか抜けない、それこそ地味一色の新人に過ぎなかったのだろう。
さすがに同僚の先生たちは地味な人たちが多く、職員室に帰れば気楽だったが、総じてわたしにとってあまり居心地のいい環境ではなかったといえる。

そんなある日、わたしは学校にほど近い繁華街に駆り出されていた。
そこで、生徒の非行や街中での校則違反がないかを見回る。
数ある教師の仕事の中でも、生徒からすれば一番うざったく感じるであろう業務だ。
わたしは不安だった。
普段ですら、あの扱いだ。
もし素行の悪い生徒を見つけたとして、どう声をかければいいのだろうか。
第一、どんな声かけをしたところで、彼らがわたしのいう事を聞いてくれるとはとても思えなかった。
けれど、仕事である以上、断ることはできなかった。

街中に放り出されたわたしは、途方に暮れながら、めぼしいところを見回っていった。
最初のうちは問題はなかった。
問題のある生徒など見当たらず、わたしはこれなら無事、何もなく終われるのではないかと期待し始めていた。
だが、30分ほどたった頃、その期待は見事に裏切られた。

指示された巡回地域のほぼ端っこまで来た時のことだ。
この辺まで来るともう繁華街とはとても言えない街並みで、遊ぶ場所などひとつもない。
ここまで来て誰もいなかったんだから、もう大丈夫。
そう思って踵を返そうとしたとき、わたしの目は見覚えのある生徒をとらえていた。

学年の中でも、かなり悪い噂のある男子生徒。
授業中にはあからさまにバカにした目でこちらを見ている生徒だ。
もちろん、ボンボンの一人だからお金には不自由なさそうだったけれど、それを使ってどこか怪しげな店に出入りしているとか、そういう噂が絶えなかった。

その彼が、女の子と一緒に歩いている。
こちらの子はまだうっすらとしか記憶がないが、確かこの子も素行不良組だ。

二人は大胆にも制服のまま、こちらに背を向けて歩いていた。
距離的には少し先で、声を掛けるには遠すぎる。
どうしようかと逡巡したとき、彼らの姿が先の方でいきなり消えた。
どうやら、角を曲がったようだ。

歩いているだけならなんとも言いようがないが、不純異性交遊の可能性もあり得るといえばあり得る。
見つけてしまった以上、最低限だけでも確認するしかない。
わたしは内心、ため息をつきたい気分で、彼らの後を追った。

現場を抑える前に鉢合わせしないように、さりげなく、でも注意深くわたしは近づいていった。
近づくにつれ、彼らが曲がったのはどうも道路ではなさそうだとわかってきた。
道路の先にチラチラと、空き地のような空間が見えている。
正確ではないけれど、かれらの姿が消えたのは多分あのあたりだろう。
ちょっとしたデートでもしているのだろうか。

幸いなことに、その空き地の入り口に汚れたバンが一台止めてあるのが見えた。
運転席には、見たところ誰もいないようだ。
あそこの影で一旦様子を伺おうかと思い、とりあえず車のそばまでこそこそと歩を進めた。
が、そこでわたしの目は点になった。

バンの汚れたガラス窓、その向こうに、多少距離はあったが、空き地の奥で抱き合っている彼らが映っていた。
抱き合っているといっても、かなり控えめに言えばの話だ。
男子生徒の方は、今にも首筋に舌を這わせようとしているし、背中にまわした手は、既に女子生徒のスカートを半分くらいまでめくりあげている。
女子生徒は女子生徒で、男子生徒の腰のあたりをしきりにさすっている。
それこそ、今にも股間に手を伸ばしそうな勢いだ。
まさか、ただの空き地でここまでするとはわたしには想像もつかなかった。
バンのあるこの位置ならまだしも、それ以外は道路から遮るものは何もない。
通行人からも丸見えなのだ。

一瞬躊躇したが、わたしは思い切って飛び出していた。
さすがに、これを見逃したらまずいと思ったのだ。
ただ、飛び出したはいいものの、何を言っていいかわからない。
空き地の入口で立ち尽くすわたしは、さすがに不自然だっただろう。
声をかける前に、彼らの方が気が付いた。

「あれぇ?地味子がみてるよぉ?」

女子生徒のバカにしたような第一声。
それが、わたしの胸に突き刺さった。
直接言われたのがはじめてだったこともあるが、その言い方はわたしにとってはあまりにもきつかった。
出そうとしていた声が出なくなった。

「なにやってんだあの地味子。のぞき?」
「あれじゃない、校則違反とかの調査」
「うわ、だっせー。今時…」
「まあ、地味子にはお似合いっちゃお似合いの仕事よね」
「あーそれ受けるわー」

連続して、ザクリザクリと彼らの言葉はわたしの急所をえぐった。
眉間がヒクヒクと痙攣し始めるのを感じた。
それでも、なんとか気を取り直して、わたしはなんとか一言だけ、口にした。

「あ、あなたたち、こんなところでなにしてるの」

けれど、力の入っていないそのセリフには何の威圧感もなかった。
彼らはお互いの身体を離すと、へらへらしながら近寄ってきた。

「いやー、健全な待ち合わせですよぉ。せんせーもお仕事ご苦労さまっす」
「け、健全って、抱きあ…」
「あれ?そんなことしてたっけなぁ?記憶にないなぁ」
「記憶にないって…」
「地味ちゃーん、夢でもみたんじゃないのぉ?きゃはは…」
「じ、地味ちゃん、って…」
「そのとおりじゃん、白けたわぁ」

わたしをまったく意に介していないことは明白だった。
そして、実際にわたしはなにもできなかった。
ただ、呆然と凍り付いていた。
彼らがそばを、嘲笑しながら通り過ぎていったが、わたしは止めることもできなかった。

少し離れたところで、男子生徒が女子生徒に声をかけるのが聞こえる。

「悪ぃ、ちょっと先行ってて」
「えーなに?あの地味子にちょっかい出そうっての?趣味悪ー」
「いいじゃんか、ちょっとしたお誘いをしてあげようってのよ」
「ふうーん、ホント物好き…」

ぼんやりと聞いていると、近寄ってくる足音がして、肩を叩かれた。
振り返ると、あの男子生徒が立っていた。

「近くで見ると、ますます地味だなぁ、せんせー」
「…なっ…!」

彼は、顔全体にニヤニヤ笑いを浮かべていた。
いかにも軽薄な顔。
そして、悪意に満ち溢れた顔だった。

「地味子っつったとき、せんせー顔変わってたからさあ。あーこれ、気にしてんだなーって。一発だったわー」
「そ、そんなことっ…」
「バレバレだって。いやね、そんでせんせー固まっちゃってたからさあ、悪いこと言っちゃったかなーって思ってさぁ、ごめんねー」

申し訳ないという空気はまったくなかった。

「それでさあ、お詫びっちゃなんだけど、俺がせんせーに地味じゃなくなるやり方、教えてあげよっかなあって思ってさあ」
「なっ…何のつもりよ…それっ…!」

歯を食いしばりながらわたしは言い返した。
自分でも、怒りが声にこもっているのがわかる。
けれど、彼にはまったく堪えなかったようだ。

「ひゃははっ…せんせ、そう意地を張ることもないでしょー?」
「ふ、ふざけるのもっ…!」
「あー怖い怖い。ま、気が向いたら声かけてよ。めくるめく世界にご招待しますよー。ぎゃははは…!」

そこまで言うと、彼はあっさりとわたしに背を向けて立ち去って行った。
わたしは拳を握りしめて、彼の後姿を呆然と見送るしかなかった。
なんとか平静を保つのが精いっぱいだったのだ。
その日、わたしは全く眠ることができなかった。


2、3日、わたしはこれまでにも増して不愉快な毎日を過ごした。
例の男子生徒、R君は、校内では直接声をかけてきたりはしなかったけれど、これまで以上にバカにした目つきをして顎でこちらをしゃくってみせたりした。

それどころか、彼の周囲にいる生徒たちも、わたしをみてニヤニヤしている。
多分、あの日の話が回っているんだろう。
いたたまれなかったし、ただただいらだつばかりだった。

ただ、数日たったころ、わたしは自分の感情の変化に気が付いた。
不愉快なのは変わりなかったけれど、R君の言葉に惹かれ始めている自分に気が付いたのだ。
もちろん、最初は何を考えているんだと自分を叱った。
悪意しかないのは見え見えだったし、あれだけ悪い噂のある相手だ。
百歩譲って本当にそんな方法を教えてくれるにしても、何をされるかわかったものじゃない。

けれど、日が経てば経つほど、わたしはその誘いへの誘惑に抗えなくなっていった。
わたしが憧れていた世界というのは、反社会的な、アングラな世界だ。
このままやっていては絶対に脚を踏み入れることはできないだろうし、ツテもない。
なにより、そういう世界に憧れる以上、悪い噂を気にしても仕方がない。
最初からそれが当たり前の世界なのだから。
そう思うと、彼がわたしの変身願望を満たすための案内人としてはうってつけの存在のように思えてきたのだ。

それでもしばらくは迷ったけれど、結局その誘惑をこらえることはできなかった。
わたしはタイミングを見計らってR君に声を掛け、空き教室に連れ出した。
幸い、誰にも見とがめられることはなかった。

「せんせー、どおしたんすかあ、いきなりぃ。俺の魅力にヤられちゃったー?」
「…そういうの、もういいから」
「えー、やっぱ怒ってますぅ?そーいうんじゃ世の中つまんなくないっすかあ?ぎゃはは…」

R君は完全にわたしを舐めていた。
でも、そんなことははじめから承知だ。
わたしは、彼に本題を告げた。

「…怒ってるけど、それはもういいわ。あなたがこの間言っていたことだけど」
「…ああ、あのことっすね、覚えてますよ。先生、その気になったんすか?」

微妙にだが、彼の言葉遣いが変わった。
相変わらず軽々しいけれど、多分こちらが素だろう。
さっきまでのあからさまにふざけた感じではない。
わたしとしては、まだその方がマシだ。
慣れれば何とかなる。

「…わかってるならいいわ。あの件、ぜひお願いしたいの」
「先生、テンション低いっすね…」
「!」
「まあいいっす、了解しましたよ…ただね」

そこで彼の表情からへらへらした笑みが消えた。
ぎょっとした。
能面のような無表情で、彼は言った。

「そっちからお願いしてきた以上、いう事聞いてもらうっすよ?先生」

少し、自分の選択を後悔した。
危ない人に頼んでしまったのかもしれない、そう思ったのだ。
それでもわたしは彼への依頼を撤回しなかったのだけれど。

彼が最初にわたしを連れて行ったのは、予想外なことにメイクサロンだった。
何とも上品な雰囲気で、わたしはつい周りをきょろきょろと見回してしまった。
慣れていないことは、店員にも一目瞭然だっただろう。

「なんでこんなところに…?」
「先生さあ、…自分のこと、わかってます?」
「…」

ヘラヘラ笑いながら、例によってバカにしたように彼が言った。

「…メイクが地味ってこと?」
「メイクだけじゃないっすけどね。その姿で俺が行くような店、連れまわせると思ってんすか?」

具体的にどういう店を指すのかはまだ知らなかったけれど、確かに今のわたしはそういう店には不向きだろう。
認めるしかなかった。

「だから、まずはここが手始め。基本のやり方から直してもらわないと、俺も立場がないわけ」
「…確かにそうね」

言いながら、もう一度店内を見回す。
いかにも高そうな店だ。
わたしの給料でも払えなくはないけれど、躊躇するのは間違いない店。
そういう感じだ。
けれど、心配はいらなかった。
彼はわたしの不安を見抜いたようで、あっさりと言った。

「あ、金はいいっすよ、俺もちで」
「え?それはダメよ、悪いし」
「先生、俺の家、知ってるでしょ?」
「うん…」
「俺、ボンボンだから。小遣いだけでも有り余ってるんすよ」
「…そうなの?」
「そう。だからさ、金はまかせなって」
「…何か企んでるんじゃないでしょうね」
「先生、何言ってるんすか?企んでて当たり前じゃないっすか」
「…!」

けれど、わたしはもう戻れなかった。
どうせ、彼の話に乗った時点で、マトモな話ではないことは百も承知なのだ。
彼が隠さなかったことで、逆にわたしは覚悟が決まった。

「せっかくっすからね、コツまでちゃんと聞いといてよ」

R君に送り出されて、わたしはメイクサロンの椅子に座った。
正直、こんなのでわたしの印象が変わるのかは、疑問だった。
これまでだって変わらなかったのに。

だけど、仕上がった自分の顔を鏡で見て、わたしは言葉を失った。

「こ、これが…わたし?」

整形メイクというのが最近人気なのは知っていたけれど、鏡の中のわたしの変わりっぷりはまさに整形というしかないものだった。

「おー、先生、やっぱ見込んだとおりだわ」

メイクを終えて出てきたわたしをみて、R君は大げさに声をあげた。
やはりバカにした口調だったけれど、狙い通りとでも言いたげな得意げな表情が顔に出ており、そこだけは歳相応だと思った。

「見込んだって、どういうこと?」
「いや、先生、メイクド下手だなとは思ってたし、ガチガチにやっちまえば結構いけるんじゃって思ったんすよ。作りは悪くないし」
「作りは悪くない!?そんな…そんなことないわよ」

自分よりもはるかに年下の彼の言葉にわたしは照れていた。
顔がほてってくるのが止められなかった。

「いやいや、俺の目も確かだね。コツは大丈夫っすか?」
「うん、もちろん」
「よし、じゃ、これで最初の関門はOKっすね」
「…?」
「じゃ、次行きましょ、次」

その後の過程は、いちいち書いてもきりがないので端折る。
値段こそそこそこだけどこれまで着たことがない大人っぽい、それでいて映える服をコーディネートされたわたしは、彼ご自慢のお店を色々連れまわされることになった。

わたしは内心、R君を見直していた。
もちろん、好きか嫌いかでいえば大嫌いだ。
いちいち言動は癇に障るし、性格的にもろくでもない。
なにより、表情ににじみ出た悪意は、わたしをロクな目に合わせる気はないとはっきり物語っていた。
ただ、少なくともわたしの願いを叶えてくれるつもりなのは間違いなかった。
フェアといえばフェアで、今さらわたしがあれこれいう筋合いはなかった。

彼の連れまわすお店は、当初は単に大人っぽくておしゃれなお店が中心だった。
もちろん、本来彼が入れるお店ではないはずだったが、今更それを言っても意味がない。
わたしは教師の役割を放棄して、彼と一緒に色々なお店を回った。
わたし一人では、これまで入ったこともないような店ばかりだったが、そこは一言で言って別世界だった。
こんなきらびやかな場所があったんだと、わたしはただ驚いて目を丸くするばかりだった。

毎日ではなかったけれど、それでも相当の頻度で、わたしは彼と街を遊び歩いた。
そして、そんな世界に浸っているうちに、わたしの地味さは確かにみるみる改善されていった。
メイクは十分に自分の顔のつくりを活かすものになったし、服装も比較にならないくらいあか抜けた。
店の雰囲気が伝染したのか、雰囲気も我ながら大人っぽくなり、少なくとも地味と言われるような感じではなくなっていた。
改善というべきかどうかは微妙なところだけれど、私自身は満足感を覚えていた。

ただ、彼のお店のセレクトは、順を追うように徐々に怪しげな方向へシフトしていった。
要はわたしを少しずつ慣れさせ、抵抗感をなくさせていくつもりだったようだ。
年齢から考えるとありえない狡猾さだったけれど、わたしは手際のよさに感心するばかりだった。実際に、わたしの抵抗感はみるみるうちになくなっていったのだから。
抵抗感どころか、倫理観もタブー意識も、日を追うごとに見る影もなく薄れていった。

そして、R君に連れまわされ始めてから数ヶ月ほど経ったころ。

「先生、そろそろやることはやったし、お礼をいただく時期じゃないっすかね?」

彼はまったく隠す気もなく切り出してきた。

「お礼…?ああ、前に言ってたあなたの企みのこと?」
「そうっすそうっす、忘れずに覚えてたんすねー」
「これでも記憶力だけは自信あるのよ」
「だけってことはないでしょ。それだけだったら俺も頑張った甲斐がないし」
「そうね…うん、その点はお礼言わなくちゃね」
「ああ、お礼はだから、俺らのプランに乗っていただくってことで」
「ああ、そうね。それで、何をすればいいの?」

わたしたちは、あるクラブの隅っこのソファで話し込んでいた。
クラブとは言ったけれど、わたしの背後では女の子が天井から縄でつるされておしっこを垂れ流していたし、左側に目をやれば、裸になった男女が騎乗位でソファの上で身体を重ねていた。
目つきの怪しい人も、数人ほどだけれどフラフラと歩いている。
一見してわかる、まさにアンダーグラウンドという言葉そのものの店だった。

ここしばらくはこうしたお店を訪れることは珍しくなくなっていたし、わたしの抵抗感はすでに皆無と言ってよかった。
店が店だから、わたし自身もいやらしいことをされることもあったけれど、それにも慣れた。
さすがに本番だけはまだしていなかったけれど、見知らぬ人とのペッティング程度はもうお手のものだ。
この手の店で、他人の視線を感じるだけでも濡れてくるようにもなっていた。

もちろん、職場ではこんなことはおくびにも出さなかった。
R君はいちいちうわさを広めたりするような真似はしなかったし、わたしもその点は信頼していた。メイクにしてもファッションにしても、知ったことを活かしはしたけれど、かなり控えめにしていた。
だから、教師としてやっていくうえでは問題は特になかった。
むしろ状況は良くなっていた。
遊びの時に比べれば相当セーブしたとはいえ、元が元だけにわたしの変化は劇的だったらしい。生徒たちはあか抜けてきたわたしを見て態度も変わってきて、居心地はだいぶ良くなっていた。同僚の先生たちの反応さえ変わったのだから、相当なものだと思う。

だから、その頃の私は、世間的に問題がある行為に手を染めているという点を除けば、順風満帆だった。
それでも、彼の言う企みがどんなものなのかは気になっていた。
かかったお金の額からして拒否する選択肢はないのだから、知ったところでどうしようもなかったのだけれど。

「いや、簡単なことっすよ。今度、俺の知り合いが、新しい店を出すんっす。それのオープニングイベントの余興をお願いしたいんすよ」
「余興…?それだけでいいの?そのためだけのために、わたしにここまで手をかけてくれたわけ?」
「あれ、ビビらないんすか?」
「あ、うん…だって、余興でしょ?」
「あー…、余興って言ったけど、ただの余興なわけないっしょ?」
「な、なに…?」
「やっぱりね、オープニングっすから。それなりにいい女に、それなりのことをしていただく必要があるわけっす」
「?」
「まあ、モデル用意してもよかったんすけどね。先生ちょうどお悩み中だったし、ま、なんかの縁かなって、そんなとこっすよ」
「…何かすごいことさせられそうなのはわかったけど…具体的には?」
「ああ、心配しなくていいっすよ。ピルだけ飲んどいてくれれば」
「ピル…って、まさか」

彼の表情がすっと消えた。
久しぶりに見る、あの無表情。
既に抵抗感の薄れていたわたしでさえ、背中に寒気が走った。

「ご想像の通りっすよ。オープニングで、みんなの前でSEXしてもらいます。美人女教師の生SEXライブ、新店のオープニングにはふさわしいっしょ?」


当日がやってきた。
わたしは、ガーターベルトとストッキングだけの格好で、新店とやらの事務所で仕込みをしていた。


出番までに、膣をしっかりほぐし、濡らしておかなければならない。
まどろっこしいことを嫌う客もいるから、前戯なしでいきなり挿入する。
それがR君に聞いた段取りだったからだ。
自慰自体には慣れていたものの、いざ挿入前提となると大変だった。
ローションを使っても良かったけれど、それではほぐすことができない。

R君から企みを明かされた日、わたしは一応色々言い訳を並べたけれど、結局引き受けた。
どちらにせよ断るという選択肢はなかったし、わたし自身も内心ではそれくらいのことはあるかもと覚悟はしていたからだ。
重い犯罪の片棒を担がされたり、身売りさせられるよりはよっぽどいい。
それは、教師としても、わたし自身の感情としても、踏み越えたくない最後の一線だった。

彼はそれはない、この一回限りで支払いは終わり、と明言した。
彼が言う以上、その点だけは間違いない。
わたしはホッとした。
そう考えると、わたしはしょせんアンダーグラウンドの世界に憧れただけの小娘に過ぎなかったのかもしれない。

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なかなか濡れない自分の膣に苛立ち始めたとき、事務所のドアが開いた。
女の子が立っている。
最初にR君とあったとき、抱き合っていた女子生徒。
彼女が、花束を抱えて立っていた。

「あぁー、地味子、すごい格好だねー、見違えたよ」
「なっ…あなた、なんでここに!?」
「話聞いたよー、予想外の仕上がりだって彼自慢してたもん。まあ、かわったなあとは思ってたけど、現場だとさすがに違うねー。あたしも驚いてるよ」
「え?」
「すごいエロいし、綺麗じゃん。いいよあんた。きゃはは」

そう言いながら、彼女は花束をわたしに向かって放り投げた。
わたしのむき出しの太ももの上に、パサッっと音を立てて、花束が落ちる。
花びらが何枚か、宙に舞った。

「まあ、頑張ってってこと。あたしは客席でゆーっくり鑑賞させてもらうからさ、地味子の公開SEX」
「!…き、聞いてたの…?」
「うん。まあ、生徒はあたしらの仲間うちの連中しか来てないからさ、気にせずいっぱい感じちゃってよ」
「ま、まだ何人かいるの…?」
「当たり前じゃん?じゃ、しっかりやってよ。あはは、もうあんたのこと、地味子なんて呼べないねー」

そう言い残して、彼女はさっさと去って行ってしまった。
一人取り残されてしまったわたしは、膝の上の花束を見つめながら、しばらくじっとしていた。
膣をいじっていた指を動かすことも忘れていた。

「もう地味子なんて呼べない…か」

どれくらいそうしていただろう、わたしはひとりごちた。
そして、口元に笑みが浮かんできて、止めることができなかった。
花束をみやる。
かなり豪華な花束だ。
こういう世界に片足突っ込んだ、彼女なりのお祝い、なのかな。
真意はもちろんわからなかったけれど、わたしはそう思うことにした。

結局中途半端にしか濡れず、ほぐれなかったわたしは直前に、相手だというUという男に手ほどきを受けた。
みたことがないくらい筋肉質の男だ。ボディービルダーだろうか。
さすがに慣れているようで、Uのテクニックにより、わたしはギリギリで挿入可能なところまで到達した。

いざ舞台にでていったとき、わたしは恐ろしく緊張した。
わたしはスポットライトを浴びるという経験をしたことがない。
けれど、ほぼ全裸の状態で人前に立った時、わたしはさらに濡れていた。
そのあたりは、R君のこれまで連れまわされた店での体験が効いたのかもしれない。
まったく、大した手腕だと思う。
暗い客席で、R君と、あの女子生徒と、そして見覚えのある何人かがニヤニヤしながらこちらをみているのがわかった。

後ろから抱え上げられたまま、わたしは客席に向かい合っていた。
既に足は全開という所まで開かれている。
当然股間も観客に向かって丸出しだ。
その真ん中、わたしのま●こに、Uの長大なち●こが突きたっていた。
当然こんな体位は初めての体験だ。
頭上に光るライトが、気持ちよさのあまり歪む視界にゆらゆらと揺れている。

久しぶりの挿入は、事前準備の甲斐あって比較的スムーズに入った。
ただ、Uのち●こが入ってきたときは、わたしは危うく気が遠くなりかけた。
事務所で見たときから長いなあとは思っていたけれど、実際に膣内に押し込まれてみると、そんなものじゃなかった。
侵入の仕方が普通じゃない。
太さは少し太めくらいだったので問題なかったが、この入れにくい姿勢なのに、しっかり奥まで届いている。
こんなち●こがあるんだと、わたしはチカチカする頭で考えていた。

Uがわたしを抱えたまま、腰をゆすり始めた。
同時に、客席からわっと歓声があがった。

(な、なに、このち●こっ…気持ちいいっ…!)

客席に向いていた分の意識が、一気に膣内に出入りするち●この感触に集中した。
動き自体はいくら筋肉質のUとはいえそんなに無理はきかないようでゆっくりしたものだったけれど、一回一回ごとに奥まで貫かれる感覚はものすごかった。
そのたびごとに、膣内全体がぞわぞわとした。膣壁がこすられて、そのたびごとに蠢くのが頭のなかで鮮明にイメージされた。

Uの動きが突然、一度止まった。
中にしっかり埋まったUのち●この感触を感じながらも、乱れた意識が少し落ち着き、すこしだけ客席に意識が戻る。
R君と女子生徒らしき、ききおぼえのある声が聞こえる。「せんせー」とか「もっとえぐくー」とか叫んでいるようだ。言っている内容はともかく、わたしはそれを生徒からの声援として受け止めた。
それにしても、Uはなぜ止まってしまったのだろう。

(あ…あれ、休憩かな…あ、あああっ!)

彼の意図がわかった。
ずずず、と音がせんばかりに、彼はごくゆっくりと、スローモーションのようにち●こを少しずつ引き抜いていく。
なまじゆっくりなだけに、動きに合わせて膣壁が存分に弾かれ、かき乱されていく。

(ま、まずい…これ…これだけでイっちゃいそう…!)

実際のところ、ここでイってもよかったのかもしれない。
この手の見世物の盛り上がりどころには、わたしは無知なのだ。
それでも、もう少しタメた方がいいのかと思い、何とか我慢しきった。
Uのち●こがようやく止まる。
感触からすると、膣口から抜けてしまうギリギリあたり。正確にはわからないけれど、多分亀頭が埋まっている程度だろう。

(あっ…ここって、こんなに気持ちよかったっけ…)

膣口のまわりで止まったままのち●こ。それだけなのに、快感がじわじわと周辺に広がっていく。
少なくとも、数少ない過去の男性関係で、この感じは味わったことがなかった。
ただ、それはいいのだけれど、いつまでもそのままなのはどうなのか。
こういう状態に興奮する人もいるのかもしれないけれど、絵面としては間違いなく地味だろう。
観客の人たち、どうなんだろう、そう思ったとき、大きな声がした。

「おいおい、止まってねぇでよお、綺麗な顔ゆがめたれやぁ!」

いかにも柄の悪そうなその大声は、けれど、わたしの心を満たした。

(綺麗な顔…か)

R君や女子学生も褒めてくれてはいたけれど、何の関係もしがらみもない赤の他人からそういう評価を受けられたという事実が、わたしの中にじんわりと広がっていった。
心なしか身体もよりほぐれて、膣も熱くなってきた気がした。
ふと、R君たちの方をみる。R君が、得意げな顔で親指を立ててみせる。大嫌いな奴だけど、やっぱりこういう所は歳相応なんだよなあ。わたしが笑みだけでも返そうかと思ったその時。
まさにそのタイミングで、Uのち●こが勢いをつけてわたしのま●こに突き込まれた。

「ああっ…」

演技ではない、素の喘ぎ声だった。突然の衝撃に、思わず漏れたのだ。
その大きさに、わたしは自分がいかに興奮しているかを悟った。
Uは、ヤジのこともあるのか、もう身体を止める気はないようだった。
やはりスピードはそこまででもないけれど、リズミカルにどんどん奥を突いてくる。
小刻みな動きだったけれど、その動きはより細かく、わたしの膣のあちこちにぶつかりながら縦横無尽にかき回した。

「あ、また奥きてるぅっ…あ、ああっ…んああっ…」

既に、心の中だけにとどまらなかった。
わたしは、ごく自然にいやらしい声を張り上げていた。
客席が、ざわざわとどよめいているようだったが、何を言っているかはもうわからなかった。

天井に光るライトのように、思考がぼんやりしてきた。
かろうじて頭にあったのは、自分がいま、股全開で見知らぬ男のち●こを咥え込んでいる姿を大勢にさらしているという意識。
感覚的には、膣口と子宮口をゴリゴリと往復しているUのカタマリの感触ばかりが感じられた。
急激に、膣の奥で、熱い感触が沸き立ってくる。
ああ、これは、もうもたない。

「あ、ああっ…んあっ…い、い、イぐうぅぅぅぅぅぅぅ…!」

あらんかぎりの声が、喉から飛び出した。
ライトがまぶしい。
身体が熱い。
そして、何かこれまでに味わったことのない、愛液とは違った液体がわたしの中をさかのぼってくる感覚が一瞬感じられた。

(ええっ…?)

朦朧とする中、自分の股間から、ぶしゃあっと激しい水音をたてて透明な液体が噴き出した。

(な、なに、何これっ!?)

後で考えると、それはわたしのはじめての潮吹きだった。
けれど、それを思いつく余裕もなく、わたしの身体は何度か震えたあと、ガクリと弛緩した。
股間の水流が収まったとき、膣内で新たに男の粘液が噴き出すのがわかった。
意識が薄れていくなかで、膣の中に広がっていく生暖かい感触だけが、やけにはっきりと感じられた。

…うすぼんやりとした意識の中で、わたしはR君の声を聞いた。

「大丈夫っすかー」

いつもの軽々しい声。
それを頼りに、わたしはいつのまにか閉じていた目を開けた。
R君がわたしのそばに立っていた。
隣には、女子学生と、取り巻きらしき男の子が一人だけ。

「おつかれっす。ナイスプレイっすよ」
「そ、そう?」
「素人には見えなかったっす」
「それ、褒め言葉のつもりなの?」
「どうとってくれてもいいっすけどね。ま、支払いはこれで完了っす。お客もみんなよろこんでましたから。十二分に返済してもらいましたよ」
「そう…」

ふと、これまでやってきたことと、明日からの自分が頭をかすめた。
それと、さっきまでのSEXも。
無意識に長いため息が漏れた。

あんな刺激的なことをされてしまったら、明日からどうなるんだろう。
今までとは違った意味で、無味乾燥な毎日になっちゃうんじゃないだろうか。
そう思うと、間違いなく大嫌いなはずのR君と過ごしたここ数ヶ月が、妙に懐かしく感じられてしまった。

「あー、ところでですねぇ」

妙に明るいR君のニヤけた声が、わたしの思考を寸断した。

「こちらの童貞男子が先生に興奮しちまって。残業で悪いんすけど、相手してやってくれません?見返りは高級エステで。どうっすか?」
「あたしも見学させてよ。童貞喪失って、直接みるのはじめてー」

おずおずと、R君の取り巻きだという男の子が歩み出てくる。
いかにもスレてそうな雰囲気だけれど、その割に顔つきは極端に幼い。
そして、顔つきにまったくそぐわないほどに大きく膨らんだ股間。
それをじっと見つめながら、わたしはもう一度、長いため息をついていた。


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