February 09, 2009

テオとフィゲールについて調査してみた。

b0ab6ce6.jpg立ち読みしたサッカーマガジンかダイジェストにディエゴ・ソウザの京都移籍に絡めた”コンスタンチン・テオドール”に関する記事が載っていた。コンスタンチン・テオドールはいわゆる”テオ”の愛称で呼ばれる代理人で、日本に来るブラジル人選手のほとんどが関わっていると言ってもいい。うちで言えばフランサの代理人をやっているはずだ。

例の柏から東京Vへのディエゴ・ソウザの移籍の際にもここらへんのことは話題になったが、その移籍で儲けるシステムが詳しく書いてあって非常に勉強になった。ついでにその”テオ”の大ボスであるJuan Figer(フアン・フィゲールと発音するのだろうか)についてもWikipediaの記事を斜め読みしてみた。2年前になんでこんなことが出来なかったのかはわからないが、目から鱗が落ちた。ざくっと書いておく。備忘録的な感じで。

【サッカー誌+Wikipediaから得た情報】
・テオは所詮Juan Figerの手先。日本支店の支店長ってな感じ。
Juan Figerは南米の代理人の先駆けの存在。ウルグアイ人。マラドーナをヨーロッパに送ったのも、デニウソンを当時最高額でベティスに移籍させたのもこいつ。ブラジル人選手の海外移籍にほぼ全て関わっていると言っていいくらいらしい。
・日本で関わっている選手は数多いるが、もっとも稼げたのは東京Vからポルトへ電撃移籍したフッキだろう。東京Vはディエゴも含めておそろしい額を持っていかれた可能性もある。
・例のRentistas(レンティスタス)というウルグアイのチームは、このFigerの所有するクラブ。ついでにセントラル・エスパニョールというクラブも持っている。この2つのクラブがビジネスの鍵。
・ブラジル人選手を海外移籍させる前にこの2つのクラブに所属させるのは関税対策らしい。ブラジルから海外に直接移籍させるとブラジルの法律により移籍金に15%程度の関税がかかる。つまり1億の移籍金なら税金を1,500万とられる。これがウルグアイだと関税がかからない。この法的抜け穴を使って利益を上げている。
・代理人なので当然、選手が移籍した方が儲かる。代理人は移籍金に発生するマージンで稼ぐ。代理人を勤める選手が所属クラブで活躍して年俸が上がっていっても、代理人には関係のない話。だからとにかく選手を移籍させる。たぶん選手が気持ちよく移籍するための良い条件をクラブから引き出そうと努力する。たとえば年俸が上がるとか。代理人の懐に入るマージンを選手側に流すようなこともあるかも知れない(六本木に飲みに連れてく、なんてのは良くある話らしい)。
・このグレーな感じのビジネスがブラジルで告発の対象になったことがあったが、ブラジルサッカー界のみならずFIFAなんかにも強いコネをもつFiger。余裕で切り抜けたらしい。


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ってなことで、やっぱり強力な代理人と契約している選手ってのは扱いにくい。
活躍すれば出て行くのは当然のこと。
儲からないからね。

ディエゴ・ソウザに関して言えば、素晴らしく稼げた選手なんじゃないだろうか。パルメイラス→柏の時、柏→レンティスタス→東京Vの時、東京V→京都の時。まだ稼げる可能性がある。柏はこれに乗っからなくて結果的に正解。結局はディエゴも金銭的メリットがある方を選んだのだと強く理解した。

アルセウが今回サンカルロスという謎のクラブを経由してきた理由もなんとなくわかった。シーズン途中でナウチコを離れて所属クラブなしの状態になったが、サンカルロスへ一回所属させることで移籍金を発生させることができる。たぶんそういうことだろう。アルセウの代理人は残念ながらブラジル国内しかコネがないからウルグアイのチームを使った三角貿易をすることが出来なかったんだろう。

フランサはテオ(=フィゲール)という代理人がいながら、柏を離れないということはそれだけ柏に愛情を感じてくれているんだろう。ちょっとした金で動く存在でもないんだろうけれど、マネーゲームに入り込まないだけでも優良ブラジル人選手と認められるべきかも知れない。



ブラジル人選手をとることは、やはり難しいこと。だからポポみたいなルートでとったりするんだろう。こんなんを理解すると、オフシーズンの見方もちょっと変わるかも知れない。



※ちなみに写真の奥のおっさんがフィゲールね。
 ほとんど人前に姿を見せないらしい。
 手前はセレソンのルシオ。

January 25, 2009

菅野が日本代表選出

今更かい、ってな話ですが。
柏も代表のスタッフから見てもらってるのね、と安心しました。
菅野の2008年のパフォーマンス自体は選ばれてもおかしくなかったものだったと思うし、GKが比較的新しい選手を呼びやすいポジションだというのもあるのでしょう。
実際の試合に出るのはすごく難しいことだと思うけれど、頑張って欲しいと思います。

”リーグ戦重視志向”の強いわれわれとしては、代表に選手をとられることが必ずしも良いこととは思っていないけれど、それにしても柏から代表選手が出ていなさすぎる。
いくらチームが良いパフォーマンスをしても、個人として評価されないサッカーをしているとは思いたくないし、そんなチームに良い選手が来てくれるとは思えないし、良い選手が育つとも思えない。
大谷とか、忠成とか、実とか、祐三とか、今年入ってきたユースの面々とか、みんな上を目指してくれないといけない。
彼らが成長する過程でチームが強くなり、タイトル争いが出来るんだと思う。
完成された選手を連れてくるよりも、その方がずっと健全だし長続きするだろう。

ということで菅野の代表選出はもっともっと評価されていいと感じる。
これで雄太にもチャンスが広がれば、言うことなしだ。

January 11, 2009

2008シーズン総括 【ボランチ編】

2008年総括ボランチ編。”ボランチ”は柏の4−2−3−1スタイルの”2”の部分(説明不要ですね)。このポジションである程度の時間をプレイした選手のみを評価の対象とします。


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【対象選手】
2.鎌田次郎(26試合、2080分、1点)
7.大谷秀和(33試合、2961分、3点)
17.永井俊太(7試合、344分、0点)
18.山根巌(15試合、1152分、0点)
28.栗澤僚一(11試合、733分、1点)
34.杉山浩太(12試合、542分、1点)


石崎サッカーの根幹をなすこのポジション。良い時の柏はサイドに追い込んでこの位置でボールを奪う。当然だが攻守におけるバランス感覚、サッカーセンスを要求されるポジションだ。このポジションが安定しなかったのが、今シーズン苦しんだ最大の原因だったと思う。

2007年はアルセウ、山根の組合せが非常に良かった。アルセウがどっしり構えていて、山根が運動量豊富に奪いに行く。この組合せを失ったばかりか、残った山根がシーズン通してコンスタントに出場できなかったことが大きかった。山根はコンディションの問題もありキレが良いとは言えないが、相変わらずのボール奪取力。このポジションの選手の中ではもっとも粘っこくボールにチャレンジできる。復調すれば1枠を確保する可能性は十分にある。

山根離脱の序盤を支えたのが鎌田。本来のポジションではないが、ワンボランチにも対応するなど幅の広さを見せた。さすがにタメをつくったりする仕事はできないものの、ボールを奪う力はあるし遠くを見る能力もある。意外にゴール前に飛び込む仕事なんかもあって面白い存在だと思った。本来のポジションに戻ってからのパフォーマンスがそれほどでもないので、このポジションも視野にいれてプレイして欲しい。

シーズン序盤は本来のボランチでプレイすることも多かった大谷。やはり非常にサッカーセンスが高い。攻めても守っても的確にプレイできるし、勝負どころがわかっている印象。本来のポジションで勝負させても面白いが、残念ながら彼の特長は左サイドバックでも十分に発揮される。左サイドが安定しなければ、来シーズンも継続して起用されるのではないか。

シーズン終盤に確立されたのが栗澤、杉山のコンビ。栗澤は技術的に高く、運動量豊富にサポートできるのが特長。どちらのサイドに流れても違和感なくプレイできる。難点はがつがつと奪いに行くようなタイプでないこと。その点はコンビを組む杉山の仕事になる。杉山は強いフィジカルを武器に相手ボールに体を入れるようなプレイができるし、大きな展開もある。とにかくダイナミックなプレイが出来るタイプ。やはり難点は怪我。杉山がシーズン通してプレイしてくれるなら、このポジションを任せても構わないと思うのだが。この2人は現時点でレンタル延長が決まっていないが、絶対的な選手がいない状況を考えると延長が求められる。

永井は決して厚いとは言えないこのポジション争いに十分入って来れなかった。非常に残念。相方次第、というのはある選手なのでアルセウが入る2009シーズンに期待。

January 10, 2009

2008シーズン総括 【ウィング編】

2008年総括ウィング編。”ウィング”は柏の4−2−3−1スタイルの”3”の両サイドを意味します。このポジションである程度の時間をプレイした選手のみを評価の対象とします。


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【対象選手】
6.アレックス(28試合、2077分、5点)
11.ポポ(29試合、2045分、4点)
14.太田圭輔(34試合、2598分、6点)
15.菅沼実(30試合、1714分、10点)
22.鈴木達也(15試合、548分、0点)
27.大津祐樹(14試合、286分、0点)


このポジションの基本形は右:太田に左:菅沼。序盤戦は左に鈴木達也というゲームも多かったものの、菅沼が定位置を奪った(鈴木達也はその後、FC東京へ移籍)。縦へ勝負できる太田と中へ入って勝負できる菅沼の組合せは面白いが、次第に単調になってしまった感はある。特に太田はシーズン序盤に面白いように得点を重ねたものの、中盤以降のパフォーマンスは振るわず。中をおとりにして太田が裏を狙う、という意図が相手にバレバレだったのもあるが、残念ながらやはり決定力はあまり高くないのだと認めざるを得ない。1試合を通しての走力、瞬間的なスピードは魅力なのだがプレイの精度に難あり。年々シュート力をあげつつあり、攻守に気の利いたランのできる鈴木達也の復帰も一考して欲しいと個人的には思う。

菅沼実はチーム内でのポジションを確固たるものにしたように思う。守備にもかなりのウェイトを割かなければならないポジションながら、チーム最多の10得点。左右で打ててクロスに対して飛び込む感覚もある。来季も当然主力としてプレイすべき選手。

アレックス、ポポの両外国人は止むを得ない事情でプレイ。フランサが入るとポポが押し出されて左サイドへ、さらにフランサと相性が良い忠成がトップ下に入るとアレックスが右サイドへ、という図式。ポポは菅沼と同様中に入って右足シュートという形があってそれなりに機能した(左足のクロスは可能性がない感じだったが)。それに対してアレックスは距離のあるエリアからシュートを打つようなタイプでなく、また縦への勝負が皆無だったのでこのポジションにはそぐわなかった。このポジションでの適応という観点でアレックスを切るという判断がなされたのかも知れない。

大津は前出のFW編で書いたので割愛する。来年はここに復調したが絡んでくる形か。いずれにしてもこのシステムを維持するのであれば、このポジションの選手の能力はチームの出来を大きく左右する。

アルセウ復帰

アルセウ復帰が発表されました。
1ヶ月程前にハードディスクの柏の試合を録りためたもの整理していて、ふと「2008年シーズンにアルセウがいたらなー」と思ったのです。
1年間通して不安定だったボランチのポジション。
アルセウだったら多少の出場停止を除けば1年通して出場できただろうし、現有のメンツにはない”いかつさ”がある。
と思っていたら復帰の話。
僕は良いのではないかと思います。
奥さんも日本に慣れてるしね。

しかし移籍元がサンカルロスというクラブなのが気になります。
2008シーズンのブラジル全国選手権はナウチコでプレイしていたのは事実。
サンカルロスはサンパウロ州選手権でも3部の新興チーム。
どうやらサンカルロスでプレイしたことはないようだし。
結局、代理人なんかの力技で移籍金吊り上げのために移されたんでしょうか。
よくわかりませんが、柏公式の書き方を見ると完全移籍ということなんでしょう。
変なお金の使い方をしていないことを祈るばかりです。

January 05, 2009

フランサはアトレチコ・パラナエンセに移籍するのか

97da398b.jpg





あちこちでにわかに騒がしいので、僕の使命かなと思って更新してみる。
元ネタはこれでしょう。
   ↓
Presidente confirma interesse pelo atacante França, que está no Japão
「(アトレチコ・パラナエンセの)社長は日本にいるフランサに対する興味を認めた」


アトレチコ・パラナエンセの社長は、日本にいるフランサに興味を持っていることを認めた。フランサは2005年から”カシマ・レイソル”でプレイしている。フランサは契約を更新していないため、アトレチコはブラジルに戻る意思があるかを探っている。

「具体性は全くない。第三者を通じてフランサの代理人にブラジルに戻る意思があるか、アトレチコのユニフォームを着る意思があるかを確認している。」とアトレチコの社長談。

フランサの代理人であるワグネル・ヒベイロは「アトレチコとコンタクトを取ってよいかフランサの意思を待っている段階。フランサは今週の土曜日(1/3)にブラジルに着くので、ブラジルでプレイする意思があるか判断をする。それからアトレチコのオファーを評価することになる」と語った。

アトレチコの社長は他のFWに対する興味についても語った。「もしフランサと契約できなければ、このポジションに他の選手と契約する可能性がある。」


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フランサに関するこの手の話題は1年に3〜4回はあるように思います。サンパウロへ復帰!?みたいな話は、ほぼ毎年あるし。楽観する材料も特にはないですが、ブラジルにおける金融不安の影響はかなり大きいので柏が払う金額と同等の額をアトレチコ・パラナエンセが支払うのは難しいと思いますし、ブラジルでは地元マナウスとサンパウロでしかプレイした経験のないフランサ。パラナ州クリチバでプレイすることを望むのだろうかと、僕は懐疑的です。

ま、ブラジルだから何が起こるかわからないけどね。

January 04, 2009

2008シーズン総括 【FW編】

毎年同じような企画をしては完結していないように思うのですが、2008シーズンも総括します。個人的には余裕がなくてエントリの数が過去数年の中でも劇的に少なかった今シーズンですが、一応試合は全て見ました。その中での個人的な印象ですのでご容赦のほどを。たぶん人間なので終盤の印象の方が強いと思われます。

まずはFW編から。FWは柏の4−2−3−1スタイルの”1”の部分と”3”の真ん中に位置するトップ下のポジションを意味します。このポジションである程度の時間をプレイした選手のみを評価の対象とします。


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【対象選手】
6.アレックス(28試合、2077分、5点)
9.北嶋秀朗(12試合、215分、1点)
10.フランサ(19試合、1288分、4点)
11.ポポ(29試合、2045分、4点)
20.李忠成(19試合、1516分、4点)
27.大津祐樹(14試合、286分、0点)


今シーズンの外国人枠をここに集中させたのは、個の力で得点を取ることを意図したからだと思う。そういう意味では非常に残念な数字が並ぶ。意外にもトップはアレックスの5点。ポポの決定力の低さとフランサ、忠成の出場時間の短さによるものか。

アレックスはトップ下のポジションに限定された。1トップを追い越していくような動きはほぼ皆無で、どちらかと言うと中盤でパスをさばく古典的なゲームメーカータイプ。うまいが個で突破するようなタイプではなかった。下がってボールを受けたがるフランサとの組合せはあまり良くなかったかも知れない。

フランサとの組合せで言えば、忠成がベスト。ハイボールに対して競るのを避ける傾向にあるフランサをフォローできるし、フランサが下がった時に追い越す動きもできる。トップとトップ下のバランスを意識しながらプレイできる、という点では忠成は誰とでも組める。得点は4点と少ないが、実はすごく得点能力という部分でも伸びたんじゃないかと思っている。コンスタントに出場すれば2桁は行くんじゃないだろうか。

フランサは良くも悪くもこのチームの核。得点に至る部分の仕事は誰にも真似できないし、得点を競い合うスポーツである以上、フランサの能力は評価されなければならない。でも90分を通して考えた時に諸刃の剣になることがあった。天皇杯のような終盤に切り札として使うのがもっとも有効かつ安全だし、ゲームプランとしてもやりやすいように思うが、フランサ本人の意思とか監督の意向とか色々とあるんだろう。フランサがいる限りこの問題は付いてまわるが、これに指揮官が明確な答えを出せなければチームは機能しないだろう。高橋新監督に期待したい。

ポポは運動量の多いハードパンチャー。残念ながら得点力が決して高くなく、繋ぎの部分でのミスも多い。ただチームで最もシュートの意識が高くて、シュートレンジが広い。またウィングの位置でもその個性を十分に発揮できることが契約延長につながったか。来年はぜひ覚醒を期待したい。2桁は取って欲しい。

北嶋は出場試合数も少ないし得点も1点だけだが、もうそれだけじゃない存在になったんだと思う。北嶋にしか表現できないチーム内のポジションというものがある。それを年間数試合で発揮してくれれば十分なんじゃないだろうか。(当然本人はスタメン出場することを目標としているだろうが)

大津は新人としては及第点。技術的にも非凡なものを見せてくれたが、いかんせん体がまだ出来ていない。相手を背負ってプレイすることができないので、中盤以降はサイドで使われることが増えたのだと思う。徐々に経験を積み重ねていって欲しい。

January 02, 2009

'09 1/1(木) 天皇杯決勝G大阪戦【0-1】

強豪チームと我々の差がこんなにも大きいのかと痛感させられるゲームだった。タイトルを獲るのはこんなにも難しいことなのか。なかなか簡単には常勝チームの仲間入りをさせてもらえないもんなんだな。

試合内容に大きな差があったわけじゃなかった。前後半90分間は互角のゲームだったと言っていい。ただ90分間でゲームを決めようとしてフランサを後半開始から投入した柏の目論見をしのいだガンバが見事だったし、繫ぐ姿勢を貫いて結果的に柏の運動量を奪うことに成功したガンバのサッカーは勝利に値するものだったと思う。柏はもっと精度が欲しかった。精度があれば、もっとガンバを困らせることができたはずだ。

いろんな意味でいいゲームだった。サポーターを含めてみんなが一体になって勝利に向かって戦うことができた。これが柏というクラブなんだと思う。この一体感が柏のサッカーなんだと思う。他クラブの選手が柏のユニフォームを着てゴール裏で応援してくれるチームがどこにあるだろうか。それだけこのチームが持つ意味は深くて、石さんの人望の厚さもあらためて感じることができた。

石さんの退任が決まった時のエントリに書いた。僕を含めたレイソリスタに万延する「中位でいいや」というぬるま湯的感情。石さんは今回の準優勝でその甘ったれた根性に喝をいれてくれたんじゃないだろうか。今は心底、優勝したいと思う。優勝するチャンスがあって然るべきと思う。

年明けにいきなり訪れたショックは真摯に受け止めて、一度リセットして積み重ねていく1年にしたい。無理にタイトルを狙う必要もない。いつかチャンスが来る。今年も我々はチャレンジャーだ。

正直な告白をすると、3年前に降格した時から死ぬまでに一度は優勝する場面に立ち会いたいと思っていた。今回は残念だったが、優勝が現実的な夢であることを認識できたという意味で意義深い大会だった。焦らずに虎視眈々とチャンスをうかがっていきたい。


ま、はじめてサッカーのことを考えて過ごした年末年始。みんな疲れたことでしょう。ゆっくり休んで切り替えていきましょう。

December 31, 2008

決戦前夜

FC東京戦の観戦記を書こうと思ったのですが、面倒だし今更テクニカルなことを言っても仕方が無いので止めておきます。ノックアウト方式のトーナメント戦はモチベーションが高いチームが勝ちあがる。そんなことを自ら痛感する今大会です。過去には解散するフリューゲルスが征したり、J2に降格するチームが活躍したり、大学生などのカテゴリの下のチームが頑張ったり。今回の両チームのモチベーションはどうか。ACL王者として来季のACL出場を目指すG大阪か、それとも石さんの有終の美を勝利で飾りたい我々か。間違いなく大きいのは後者だ。石さんの退任が決まってから、我々は選手もサポーターも含めてそれを合言葉に結束してきたと思うし、石崎体制下の3年間の思い、いや降格した時からの思いがここに集約されている。獲れる。絶対に獲れる。獲れる流れになってる。

テクニカルな面に言及するなら広島戦、FC東京戦と同じパターンで勝ってきている。我慢してフランサ、忠成で勝負する。万が一先制されるようなことがあっても心配することはない。失点を重ねなければ得点する術はある。終盤に両チームが疲れて間延びするような展開がベストだ。我がチームにはスペースがあれば決定的な仕事をするFWがいて、ぎりぎりのところで頑張れるDFがいる。

大事なのは我慢することだ。自分たちの時間帯なのに点が取れないこともあるだろう。相手の時間帯でセカンドボールが拾えないこともあるだろう。焦れずに時間が過ぎるのを待つことだ。同スコアで終盤までいければ、ゲームは我々のものだ。

当たり前のことだが、天皇杯の準優勝には何の価値もない。明日勝つのと勝たないのでは天と地ほどの差がある。ここで勝てるか勝てないかがクラブの行く末を左右する、それくらいの意味があるゲームだ。「国立で勝てば優勝」のゲーム。否応なしに2000年最終節の鹿島戦を思い出す。あの日みたいに無言でうつむいて帰りたくない。失うものは何もないが、ゲインはとてつもなく大きい。

力の差はない。気持ちが強い方が勝つ試合だ。気持ちでは負けるはずがない。

December 29, 2008

呉越同舟

柏と東京の試合を静岡でやるっていう開催方式もどうなのかと思うけど、両方のサポーターが一緒の電車に乗って延々と帰るこの文化はすごい。
ブラジルだったらまずあり得ないだろうな。
なにはともあれ勝ったから良し!
隣の席が東京サポーターでも全く気にならないのです。


Profile
まとぺ
■柏近隣に育つ。現在は流れ流れて他チームホームタウンに暮らす。
■ポジション:草サッカーやってます。ディフェンシブ・ハーフ。1ボランチ。
■背番号:11
■好きな選手(現役):北嶋秀朗、南雄太、宇野沢祐次、大谷秀和
■好きな選手(過去):薩川了洋、洪明甫、ストイチコフ、カレカ、バウヂール、沢田謙太郎 他
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