横浜F・マリノスの非オフィシャル・新聞系ニュースをまとめています

2008年09月

木村監督、首位・大分戦へ意識改革着手

木村監督、首位・大分戦へ意識改革着手(報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080926-OHT1T00052.htm
横浜M・木村浩吉監督(47)が25日、27日の大分戦(日産ス)に向け、選手の意識改革に努めた。大分は首位と好調だが、この日のミーティングでは力の差がないことを強調。「相手の順位が上だからといって、受け身になると相手の思うつぼ」と語気を強めた。リーグ戦の通算成績も6勝2分け3敗と勝ち越しており、積極的なサッカーで勝ち点3を奪いにいく。


G大阪、マルキーニョス獲得へ動く(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/09/26/07.html
G大阪が来季補強の目玉として鹿島のFWマルキーニョス(32)獲得を目指していることが分かった。17ゴールで得点ランクトップのブラジル人FWを、来季補強の筆頭候補にリストアップ。関係者は「候補に入っていることは確か」と明かした。チームにはバレー、水本の移籍で得た潤沢な資金があり、総額8億円(推定)といわれる大補強に早くも動き始めた。


森島「打倒中沢」宣言 代表入りアピールだ(西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/49869
中沢を倒して代表入りだ! 日本代表候補にリストアップされているJ1大分の「デカモリシ」ことFW森島康仁(21)が27日の横浜M戦で、29日発表の代表合宿メンバー入りに向けて最後のアピールをする。7月に大分に加入。8月16日の新潟戦からスタメンに定着し、6試合で2得点と好調を維持している。大分市内で軽めの調整をした25日、「ヘッドとか体の強さを見てほしい」と持ち味を強調した。

 絶好のチャンスがやってきた。暫定首位に立って迎える初の試合。迎え撃つ相手は代表主将の中沢がいる横浜Mと、これ以上ない舞台がそろった。「ここで圧倒しないと」。森島も勝負をかける意気込みだ。親善試合UAE戦(10月9日)、W杯最終予選ウズベキスタン戦(10月15日)に向けた代表合宿メンバーの発表は29日。日本代表の岡田監督は「今回は3、4人ほど新たな若手選手を呼ぶ」としており、13日の浦和戦、20日の東京V戦と2週連続して大分戦を観戦した。森島はここ3試合得点から遠ざかっているが、最後の一押しには「絶対的な存在」と岡田監督が評価する中沢を崩してのゴールが最適だ。

 187センチの長身を生かした中沢の守備力はアジアでも屈指。一方の森島も186センチの高さと体の強さでは負けていない。「巻さんには負けない自信がある」というヘディングを武器に、ボンバーヘッドに真っ向勝負を挑むつもりだ。DF森重も同じポジションの大先輩を意識。「(中沢さんの)セットプレーは脅威だけど、しっかりケアすれば問題ない。ゼロに抑えたい」と闘志を燃やしている。大分の若き2人が、代表の世代交代を促す。


降格危機の横浜救う…松田が驚異の回復(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/09/25/10.html
左ひざ痛で離脱していた横浜DF松田が全体練習に合流した。20日の磐田戦で、古傷の痛みが再発。復帰は早くても10月4日の新潟戦以降とみられていたが、驚異的な回復で27日の大分戦出場を視界にとらえ「ベストの準備をするだけ」と明るい表情を見せた。木村監督は「松田は気持ちが前面に出ていた。あす以降の状態を見て起用法を決めたい」と目を細めていた。

VS 川崎戦(20080923)記事まとめ

横浜M・中沢が痛恨OG「ボール見えなかった」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/080923/sca0809231751010-n1.htm
横浜Mの中沢にとっては痛恨のオウンゴールだった。後半27分、低い弾道でゴール前に入ってきた川崎の左CKを頭でクリアし損ない、ボールは自ゴールへ飛び込んだ。「(鄭)大世のマークに必死で、ボールが全然見えなかった」。自分の得点を帳消しにする失点に天を仰いだ。

 劣勢だった前半42分には、持ち味の空中戦の強さを発揮し、右CKを頭でたたき込んだ。後半は的確な布陣変更で川崎の強力攻撃陣を封じただけに「後半のようなサッカーができれば、もっと上にいける」と気持ちを次に切り替えていた。


横浜M・中沢“独り舞台”先制弾&O・G(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/080924/sca0809240430002-n1.htm
日本代表DF中沢の“独り舞台”で1−1ドロー。前半42分にMF狩野のCKから先制ヘッドを決め、後半27分にはダイビングヘッドでオウンゴール。「もう1点でハットトリックだったって勇蔵(DF栗原)にいわれました」と苦笑いした。ただ、味方の退場がありながら、首脳陣に4バックへの変更を直訴するなどで13位浮上に貢献。視察した日本代表・岡田監督も「こういうこともある。プレーは安定していた」と評価した。


横浜M・中沢、先制ヘッド&OG(報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080924-OHT1T00058.htm
横浜Mが10人で貴重な勝ち点1を挙げた。同点に追いつかれた後半35分、DF小椋が2枚目の警告で退場。それでも相手攻撃陣に仕事をさせず、DF中沢は「こっちは10人になったし、相手の方が悔しい気持ちは強いと思う」と1―1の結果を前向きにとらえた。

 チームは着実に前進している。前節の磐田戦に続き、課題のセットプレーで得点。前半42分にMF狩野の右CKから中沢が頭で先制点を挙げた。また前半にマークのずれを感じた中沢がすかさずベンチにシステム変更を要求。後半から3バックを4バックに代え、柔軟な戦い方もできた。

 後半27分に相手のCKから中沢のオウンゴールで同点とされたが、最後まで集中力を欠かさなかった。9月は1勝2分けと不敗。次節は絶好調の大分から攻撃的なサッカーで勝ち点3を狙う。


先制して自爆…中沢ボンバーで“全得点”(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/09/24/01.html
J1第26節第1日は23日、各地で6試合が行われ、横浜のDF中沢佑二(30)が国立競技場で行われた川崎F戦で“全得点”を記録した。前半42分に右CKを頭で合わせて先制点を決めると、後半27分には相手の左CKを頭でクリアしようとしてオウンゴール。それでもチームは1―1で引き分けて13位に浮上し、神奈川ダービーはボンバーヘッドの独り舞台となった。

 良くも悪くも存在感は抜群だった。先制弾とオウンゴール。中沢が国立競技場のネットを2度も揺らした。前半42分に狩野の右CKを頭で合わせて今季4点目を決めると、後半27分には相手の左CKをクリアミスしダイビングヘッドで自陣ゴールに突き刺した。「“もう1点取ればハットトリックだったね”と(栗原)勇蔵から言われた。笑えませんね」。試合後は複雑な表情で頭をかいたが、今季26試合27得点と得点力不足に悩むチームでボンバーヘッドの“決定力”は際立っていた。

 もちろん本職の守備でも貢献した。試合開始時のチームのシステムは3バック。3トップの川崎Fに対して最終ラインの人数が同数になるため、中沢は前半途中に木村監督に布陣の変更を申し出た。ハーフタイムに要求が聞き入れられ、後半開始から4バックに変更。経験に裏付けられた冷静な判断が守備に安定感をもたらし、後半35分に小椋が退場して10人になる劣勢もはね返した。視察した日本代表の岡田監督も「オウンゴールは仕方ない。プレーは安定していた」とうなった。

 中沢は昨年9月2日の柏戦でオウンゴールを記録し、チームは0―1で敗戦。1年前の悪夢が頭をよぎる中、後半33分にジュニーニョの突破をスライディングで止めるなど、最後まで集中力を切らさなかった。「今までのオレなら落ち込んでいたけど(オウンゴールで)逆にやる気になった。10人で引き分けたし、相手の方が悔しい気持ちが強いと思う」。貴重な勝ち点1を積み上げ、チームは13位に浮上。大黒柱がフル回転し、トリコロールの名門がJ1残留争いから一歩抜け出した。


横浜狩野が先制弾演出「余裕出た」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20080923-411750.html
横浜MF狩野健太が先制アシストを決めた。前半42分に右CKからDF中沢佑二のヘディング先制弾をおぜん立て。前節磐田戦に続いて2戦連続アシストとなった。

 狩野は「GKのいないところに少し緩くても競り勝てると思った」。先発出場も2戦連続となり「自信じゃないけど、余裕が出てきた」と、手応えをつかんでいるようだった。



松田&山瀬功は欠場…23日神奈川ダービー

松田&山瀬功は欠場…23日神奈川ダービー(報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080923-OHT1T00084.htm
横浜MのDF松田直樹(31)とMF山瀬功治(27)が23日の川崎戦(国立)を欠場することが22日、決まった。松田は前節の磐田戦で左ひざを負傷。山瀬功も13日の神戸戦で痛めた右足首が完治せず。2人とも27日の大分戦(ホーム)も欠場する見通しで、木村浩吉監督は「いる選手で戦うしかない」と語気を強めた。

 攻守の要を欠くが悲壮感はない。山瀬功と主将のMF河合が不在だった磐田戦は代役のMF狩野らが発奮し、白星を挙げた。「(狩野)健太は磐田戦で良かった。2試合続けてやれるかどうか」と指揮官も期待する。順位は15位だが、10位の柏まで勝ち点3差以内にひしめいており、川崎戦は一気に順位を上げるチャンス。狩野も「最初からとばしていきたい」と強い意気込みを見せた。


横浜に非常事態!松田、山瀬功が欠場(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/09/23/11.html
横浜が、攻守の大黒柱2人を欠く非常事態に陥った。20日の磐田戦で左ひざを負傷したDF松田と、右足首捻挫で離脱中のMF山瀬功が、23日の川崎F戦と27日の大分戦を欠場することが確実になった。関係者は「松田も山瀬功も川崎F、大分との連戦に出場するのは難しい」と話した。前節、16位の磐田に1―0で勝利。磐田との勝ち点差を4に広げて残留争いで優位に立ったが、木村監督は「試合は待ってくれないから、いるメンバーで戦うしかない。守備的にいこうとは思っていない」と厳しい表情で話した。


横浜河合が闘志、川崎F戦で先発濃厚(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20080922-411418.html
横浜DF河合竜二(30)が、「神奈川ダービー」必勝へ闘争心を高めた。23日に東京・国立競技場で川崎Fと対戦。チームは前日22日に、横浜市内でミニゲームなどで最終調整を行った。

 前節の磐田戦は出場停止だった河合も順調に調整し、川崎F戦で先発出場濃厚。「明日(23日)勝たないと、磐田戦で勝った意味がない。出場停止だった分も含めて頑張りたい」と、J1残留争い圏内から抜け出すためにも全力を尽くすつもりだ。


川崎F憲剛、神奈川ダービーへ「不動心」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20080922-411332.html
川崎FのMF中村憲剛(27)が、23日の「神奈川ダービー」横浜戦(国立)に向けて、不動心を強調した。20日の東京戦では、MF今野の退場で1人少なくなった相手を崩しきれず0−1で完封負け。リーグ戦連続不敗は8試合で止まったが、次は残留争い中の横浜戦から仕切り直しとなる。

 「(残留へ必死に戦ってくる)相手の事情もあるけれど、それを考えている余裕はない。自分たちのサッカーを貫き、勝ち点3を絶対に取る」と気合を入れた。


ヴィトール左太もも不安、欠場か?…神奈川ダービー(報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080923-OHT1T00089.htm
川崎のブラジル人MFヴィトールジュニオール(22)が23日の横浜M戦(国立)を欠場する可能性が22日、浮上した。20日のF東京戦で左太ももを打撲し、この日は別メニュー。当日の朝に出場するかを決める。

 デビューからの不敗神話は、F東京に敗れ、7戦で止まったが、川崎に欠かせない攻守の要の出場が微妙になった。「今夜も治療を続ける。明日、早く起きて、動いて様子を見る」前日練習は、スパイクも履かず、ジョギングしただけ。高畠勉監督は「どうなんでしょうね」と煙に巻いた。

 遠征メンバーには入った。「痛いけど、まだ時間はあるし、よくなる可能性もある。万全じゃなくても、気持ちでカバーしていくことが大事」ヴィトールは、神奈川ダービーの主役になるため、闘争心の炎は絶やさない。


【J1:第26節 横浜FM vs 川崎F】プレビュー:下位脱出を狙う横浜FMと優勝戦線に残りたい川崎Fが、『神奈川ダービー』で激突! [ J's GOAL ]
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00071399.html
前節、16位・ジュビロ磐田との『崖っぷち対決』を制し、勝点が30に達した15位・横浜F・マリノスに、大きな壁が立ちはだかる。
 その壁とは勝点41で5位の川崎フロンターレ。今季2度目の神奈川ダービーは国立競技場で開催される。
 
 横浜FMは前節の磐田戦で、山瀬功治をケガ、河合竜二を出場停止で欠いたものの、ほぼ90分間、イニシアチブを握り続けた。前線からのプレスがタイトで、攻守の切り替えが早いサッカーを展開し、1対0の結果以上に「内容がよかった」(坂田大輔)。チームの今季リーグ戦での連勝は、開幕戦と第2節で勝った1度だけなので、ここは上位の川崎Fを破り連勝を飾り、勢いに乗りたい。
 
 川崎Fは前節、F東京との多摩川ダービーに臨んだが結果は0対1。無敗ロードは8試合で途絶えた。ただし、攻撃力は相変わらず。F東京の合計6本のシュートに対し、川崎Fは20本を放っている。一度、着火すれば得点力は再び爆発するに違いない。
 
 7月6日に等々力陸上競技場で行われた前回の対戦では2対1で川崎Fが白星を手にした。しかし、内容的には、ほぼ互角といえる。横浜FM・山瀬功治と川崎F・中村憲剛という役者がそれぞれタクトを振るい、攻め合った。現在、両チームは最前線を3トップで形成し、攻撃的。前回以上のオフェンス合戦が展開されるかもしれない。
 
 試合のカギになりそうなのが、サイドの主導権争い。川崎Fは前節は、攻撃が中央に偏りがちで、途中退場で1人少なかったFC東京DFの壁を崩しきれなかった。その二の舞を避けるためにも必要なのがサイドアタック。特に左SBの山岸智が同サイドのFWジュニーニョと絡み、攻撃参加できれば、川崎Fの攻撃の引き出しの数は増えるはず。 
 
 山岸に対する横浜FMの右サイドは田中隼磨。前節の磐田戦では右ボランチの兵藤慎剛といい関係を築き、再三オーバーラップを披露。シュートも2本打ち、好調ぶりをアピールした。山岸と田中隼は、お互い経験豊富なサイドの仕事人。2人のマッチアップからは目が離せない。
 
 横浜FMではもう一人、注目したい選手がいる。前節・磐田戦で今季初スタメンを果たした狩野健太だ。3トップの一角に入り、大島秀夫の決勝点を「質のいいボール」(大島)でアシストしたのをはじめ、持ち前のテクニックを発揮。タテに速い選手が多い横浜FMの中で、柔軟なドリブルでタメを作り、異彩を放っていた。今季ケガで出遅れた『ファンタジスタ』が、苦しい状況のチームを救えるか、期待したい。
 
 また、川崎Fは今節と次節の柏レイソル戦の2試合を、ともに国立競技場で戦うことになる。前節の黒星で首位・名古屋グランパスとの勝点差は「7」に。国立での2連戦で勝点を稼ぐことが、優勝争いに生き残るためのポイントになるだろう。

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