「区切り」でタイトルを 40歳になる横浜F・マリノスの中沢選手、不惑のシーズンへ
http://www.sankei.com/sports/news/180208/spo1802080019-n1.html
 プロサッカーJリーグ1部(J1)の横浜F・マリノスの元日本代表DF(ディフェンダー)、中沢佑二選手は、セレッソ大阪との開幕戦がある25日に40歳の節目を迎える。かねて「40歳が選手としての一つの区切り」と公言し、タイトルへ並々ならぬ意欲を持ってシーズンに臨む。宮崎キャンプでも「僕に残された時間は少ない。毎日必死です」と精力的に汗を流す。

 今季限りでの引退を正式表明したわけではない。「いつまでもやっていい、と言われたらどこかで甘えが出る。自分がプロで生きるには追い込むしかない」との思いが退路を断つ発言になった。

 高校までは無名ながら、努力でのし上がった。膝や足首に慢性的な痛みがあり、股関節痛も抱えた昨季は痛々しいテーピングを施した。それでも意地で若手と同じ練習をこなす。「それができなくなれば自分は戦えない」との覚悟があるからこそ、区切りも意識する。

 クラブはオーストラリア代表も率いたポステコグルー監督を迎えた。守備ラインからの組み立ての練習でシュートまで行くと、DFは逆襲に備えるため急いで定位置に戻るよう促される。ジョギングの選手が多いが、中沢選手はいつも全力疾走だ。「人よりも多く走れば、人より前に進む気がする」。意欲的な姿に、監督も「39歳というのはうそだろう」と賛辞を贈る。

 J1通算出場は571試合。昨季まで4年連続で全試合にフル出場した。GK(ゴールキーパー)以外では初となる600の大台も視野に入る。「数字も励み」と言い、今季も主力組の守備ラインを任されている。
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