

岐阜市議会議員(参加希望者)で川原町の旧いとう旅館を視察しました。
数寄屋造の風情ある建物は、舟橋聖一(NHK大河ドラマ第1作「花の生涯」筆者)の小説「白い魔魚」の舞台としても有名です。
高松宮ご夫妻や鈴木善幸元首相などの要人も利用しています。しかし、後継者が無く営業を休止していました。
先日、岐阜市がこの土地・建物を取得しました。
昨年、亡くなった女将の「岐阜市の歴史ある街づくりの為に生かして頂ければ…」との遺言で、土地・建物に、改修費用の一部として現金1000万円も付けて寄付を受けたものです。...
市では、その活用策を、景観に優れた観光地であることを念頭に、今後1年かけて考えるとしています。
地元市議としては(改修費用はかかりますが)建物を残して活かす方向で、検討を進めて欲しいと思っています。