2016年07月





最終日は、市長一行と離別し、ニューヨークの国連本部です。
国連加盟193カ国の国旗は、アルファベットの順に並んでいます(※写真①)。
国際連合日本政府代表部の職員は約100人で、日本(外務省を始め各省庁)から50人。現地採用が50人だそうです。
外務副大臣の武藤容治氏の手配で、特命全権大使・安全保障理事会代表の別所氏と約30分間にわたって対談。6月までは韓国大使だった人物です。国連日本政府代表部の役割、国際社会の動向、世界の中の日本、領土・安保理等々の諸課題についてご教授を受けました。最後に、世界遺産を目指す長良川鵜飼や、信長公を活かした諸施策をPR。岐阜市の最新プロモーションDVDやパンフレット等を手渡して、協力を依頼しました。
続いて、ナンバー2の特命全権大使・次席代表の岡村氏と面談。過去にコートジボワール大使だった人物で、NPO法人ぎふコートジボワール(使われなくなった運動靴を贈る)代表・杉山議長の名刺を渡すと、大変に話が弾みました。
その後、日本政府代表部の手配で国連見学ツアー(英語)に参加。安全保障理事会室や国連総会ホール、広島の原爆の悲惨さを伝える展示物等々を見学しました(※写真④⑤)。
移動中の寄り道で、グランドゼロを訪れ、建物跡に祈念碑として作られた池に手を合わせました。通訳ガイドによると、あれから15年が経過し、大学生や高校生を案内すると、テロで旅客機が超高層ビルに衝突したあの場面を、タイムリーには知らないのだそうです。
夜は、自分達だけでダウンタウンを歩き、レストランや商店にも入りましたが、私程度の日本語でもジェスチャーで何とかなるものです…。





シンシナティ市での2日目は、シンシナティ市役所と日米協会の案内による市内視察が、9時にスタート。
都心部の47階ビルの屋上に登り、市内を一望しながら市域の説明を聞いた後、専用車で、中心市街地、歴史的建造物群、シンシナティ市役所、開発地域、鵜飼のモニュメントのある公園、シンシナティ美術館などを、地元料理の昼食を挟んで視察しました。
16時から平和の鐘式典。シンシナティ市議会議員(姉妹都市委員長)の他、隣接するコヴィントン市の市長、ニューポート市の市議会議員他にも多数出席いただきました。毎年7月9日(岐阜空襲の日)に開催される式典を、岐阜市訪問団の到着に合わせ、ずらして貰えたとの事です。細江市長が日本語学校の校長から受け取るのは、全校生徒で折った千羽鶴です(※写真③)。
式典会場は、シンシナティ市から車で15分程のニューポート市にあり、超巨大な鐘の姿に驚きです。岐阜市長が起動スイッチを押すと、巨大な鐘(※写真①)がスイングして、平和の鐘が打ち鳴らされました。
夜は、日米協会主催の交流会に出席して、姉妹都市間の親睦を深めました。


カナダからアメリカ合衆国へ入国します。
テロに警戒してか、検査は厳しく、X線はクツを脱を脱いで入り、左右10本の指の指紋と顔写真を撮られました。
シンシナティ市は、岐阜市の他、ドイツ、フランス、インド、ウクライナ、ヨルダン、ジンバブエ、中国、台湾に姉妹都市を持ちますが、一番長い交流は、ミュンヘン市と岐阜市であり、とりわけ大事に思って貰っていると聞きます。
土曜日の午後の到着のため、日程は夕方からのシンシナティ市長との夕食会だけ。現地の市長、市議、日米協会役員の他、経済界からは太平洋工業オハイオ(株)社長なども参加されました。
その後、プライベートで大リーグを観戦に。シンシナティ・レッズ対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦。6回裏の途中からでしたが、大リーグの雰囲気を味わう事が出来ました。客席はチームカラーの赤色に染まり、帽子のマークはC(Cincinnati)で、日本で首位を走る某球団にそっくりです。6対1で勝利すると、ファンは大喜び。横を流れるオハイオ川から花火が上がりました。左中間客席最上部に、トヨタ車が展示されていて、ホームランを直接当てたら車が貰えるようですが、まだ例は無いそうです…。



午前の便でサンダーベイ市を離れました。サンダーベイ市長を始めとする訪問団が、10月頃に岐阜市を訪れる方向で日程調整中との事。ぜひとも歓迎したいと思います。
経由地のトロント市で1日。
まず、在トロント日本国総領事館を訪問。中山総領事から、カナダの社会経済の近況や、日本に関係する動向などについてレク。情報交換の中で、世界遺産を目指す長良川鵜飼、来年の信長公450プロジェクトなど、岐阜市の取り組みをPRし、協力を依頼しました。
次に、日本政府観光局(JNTO)トロントの中澤所長から、インバウンドのカナダ市場からの状況・傾向などについてレク。岐阜市への観光誘客に協力を求め、専門的見地から活発に意見交換を行いました。
JNTOの理事長には、現在、三井物産出身者が就いていて、三井物産OBの細江市長が、旧知の人物なのだそうです。
冬場の冷え込みは厳しく、トロント市役所前の広場(※写真①)は自然に凍りつき、一部は市民のスケートリンクになるそうです…。





サンダーベイ市での2日目は、市役所会議室での歓迎朝食会(9時〜)からスタート。市議会の議場の中なども見せて貰いました。
11時から市庁舎前広場で平和の鐘式典。地元高校生の合唱が花を添えます。退役軍人の皆さんが、制服を着て参加するのは、戦勝国ならではでしょうか。
引き続き、ウオーターフロントに移動してランチレセプション。会食の後、①鉱山、②W杯野球U-18、③ゴルフ場、④健康科学、⑤医療機器、⑥環境エコ、⑦大学留学の順に、日本とのビジネス展開等を期待する、熱のこもったプレゼンを聞きました。会場は、港湾開発(ウオーターフロント)地区にあり、終了後は、周辺を案内され、説明を受けました。目の前に見えたのは、サンダーベイ市のシンボル、スリーピンング・ジャイアントとスペリオル湖(五大湖の一つ)です。※写真③
夕方からは、歴史公園地区に移動して文化交流会。市、市議会、先住民族、商工会議所、文化団体、大学、ロータリークラブ、国際ソロプチミストの各幹部らが多数出席し、懇親を深めました。昨日からほとんどの行事に参加され、市長、市議会の次に紹介を受けるのは先住民族代表。カナダの土地柄を感じます。



トロントから74人乗りのプロペラ機に乗り継ぎ、約2時間でサンダーベイ市に着きました。
空港の到着ロビーには、キース・ホブズ市長、ブライアン・マキノン姉妹都市委員長(市議会議員)他が、歓迎の横断幕を広げてお出迎えです。
初日の日程は、サンダーベイ市役所訪問、キース・ホブズ市長と懇談・記念品交換、岐阜大学と学術交流協定締結に向けて協議中のレイクヘッド大学見学、歓迎レセプション出席でした。
歓迎レセプションには、6人(定数12)のサンダーベイ市議会議員も参加。33歳の新人市議と、若者が立候補するに至った決意と苦労話などで盛り上がりました。世代の壁を打ち破る挑戦に、国境を超えてシンパシーを感じます。
写真の旗は、右から、日本・サンダーベイ市・カナダ・イギリス・先住民族だそうです…。
You Tube の冒頭に時々入る5秒程度のCM。いつもすぐスキップするのですが…、つい4分間ジャスト、最後まで見入ってしまいました。
男親なら、多分泣いてしまうと思います…。ちなみに私は、人に見せられない顔になりました。

地元・川原町に、古い町並みの魅力を活かした店舗が、また一つオープンします。
「緑水庵 川原町店」。古民家を改装した造りで、奥の座敷に座って飲食も出来ます。日本遺産「『信長公のおもてなし』が息づく戦国城下町ぎふ」の舞台を楽しむ、まちなか歩きの新たな魅力スポットになってくれるものと確信します。
店内で米粉(岐阜県産ハツシモ100%)を加工・製造した、みたらし団子をメインに、ソフトクリーム、かき氷なども販売するとのこと。もちろん、本業の「あゆ菓子」もあります。
緑水庵=伸光製菓の藤吉社長は、以前からの知り合いで、準備作業中にお邪魔。臨時で暖簾を出して、奥様も一緒に写真を撮って貰いました。
7月24日(日)がオープン。ぜひ繁盛すると良いですね…。

7月16日は、長良川「川祭り」です。
古くから川湊として栄えた川原町。そこで生業を立ててきた人々にとって大切な、水難・水害の無事を祈る安全祈願祭です。場所は、鵜飼観覧船事務所の横の神社。この日より前に川遊びをすると、河童に引き込まれるという言い伝え?もあるようです。
金華自治会連合会長、地元自治会長、川原町まちづくり会代表、岐阜市商工観光部長、鵜飼観覧船事務所長、長良川温泉旅館協同組合理事長、金華消防団長、金華水防団長を始め、大勢の地域の皆さんが集まられました。
直会(なおらい)では、伝統を丁寧に守って行事を執り行う「川原町らしさ」に敬意を申し上げ、水難・水害の無事と地域の発展を祈念して、乾杯の音頭を取らせて頂きました。


日本三大仏の岐阜大仏で開催される「ぎふ大仏フェスティバル」に向けて、実行委員による準備作業が行われました。
自治会長を中心とする男性スタッフは、あんどんを吊り下げる板の設置、看板の取り付け、のぼり立てなどを行いました。1番若い?ので、梯子に上ったりしますが、体重が重いせいか、皆さんの視線は心配そうです!
婦人会や日赤奉仕団など女性スタッフは、あんどんから昨年の作品を剥がし、子ども会・婦人会・老人クラブ・幼稚園から集めた今年の作品へと貼り替えました。
23日(土)・24日(日)の16時~20時30分が本番です。フェスティバルの時間中は、大仏様が無料で拝観できます(通常は大人200円)。
※観光事業では無く、地元住民の夏祭りです。

中部学童野球協議会の指導者懇親会が、グランヴェール岐山のビアガーデンで開催されました。
約50名の指導者が大集合。野球や学童の育成に関する情報交換の他、練習試合の申し込み等を携帯電話で取り合う人間関係なども、この機会に生まれます。私も9年目なので、各スポ少の昔からの監督・コーチは、ほどんど顔見知りになっています。
昨年からは、先輩市議が引退したため、協議会の相談役(グランドの手配・整備や教育委員会との折衝の窓口)も務めています。「日頃から子ども達の為にお疲れ様です。今日の練習も熱い中でした。指導者の皆様が、健康で幸せであられてこそ、思う存分、指導が頂ける訳で、そのためにも、今日は冷たいビールと、食べ放題の焼肉で、夏を乗り切るパワーを充電していただければと思います。今後とも宜しくお願い致します…」と、短くご挨拶を申し上げました。
・岐阜小PTA会計監査(元会長)
・岐阜小野球部コーチ
・金華自治会連合会副会長
・金華子ども会副会長
・金華体育振興会副会長
・金華消防団班長
・名鉄労連相談役
・愛知大学同窓会相談役