日帰りの松本市(長野県)出張。
帰りの特急しなの(17時52分発)まで2時間あったので、国宝・松本城と城下町エリアへ行ってみました。
金華地区を地元とする私にとって、お城と古い町並みの保存・活用は、大事なテーマです。
さすがは国宝。石川数正親子によって建てられた五重六階の大天守を中心に、四百有余年の風雪に耐えた築城技術が今に伝わります。本物だけにバリアフリーでは無く、急で狭く段差が大きい階段は健常者でも大変です。城の造りそのものを見せているので、展示物は少しだけ。戦国の主な舞台になったことは無く、歴代城主で有名なのは、評価が分かれる石川数正ぐらい。
国宝では無い岐阜城の勝負所は、やはり戦国の本物の歴史の中心に登場した物語性と、金華山全体を天然の要害として山上に聳えるスケールだと思いました。