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第11回運営推進会議事要旨

第11回わかくさの家運営推進会議

日 時:平成21年1月30日(金) 11:00〜12:30

 場 所:介護ステーションわかくさの家 ホール

出席者:会長    吉岡正至   朝酌公民館長

     委員    古藤政宣  朝酌地区町内会長

      〃   入江強一  朝酌地区寿会連合会会長

        〃     田辺俊夫    川津地区民生委員会副会長

       〃     福島千鶴子  わかくさ家族会会長

    〃      稲場優蔵   朝酌地区民生委員会副会長 
        〃    織奥靖子   朝酌地区民生委員会女性部長  
             
〃       野津順子    朝酌地区福祉推進員会長

         〃     落合雅憲    医療法人若草事務長

      〃     向みゆき    医療法人若草職員(ケアマネ)

       事務員    小谷由佳     医療法人若草 職員(生活相談員  

 議 題 1 事業者からの活動状況報告

    行事の報告と今後の予定

    地域との交流について

活動状況報告に対する評価 

3    運営推進会議からの要望・助言

 その他


 議 事:
定刻の午前十一時過ぎ、会議の議長を務める落合雅憲法人事務局長が介護ステーションわかくさの家の第十一回運営推進会議の開会宣言を行った。

引き続いて、古藤政宣会長より挨拶があった。

次に議事録署名者に稲場優蔵委員を選任し、事務局からの報告に移った。

まず、デイサービスわかくさ及びわかくさの家の営業実績について落合議長より「わかくさの家の利用者実績を記載しているが、数字としては安定している。毎日の利用者数は平均七名前後で、金曜日と土曜日が多い傾向がある。一月の利用者数は若干他の月より少ないが、その理由は年末年始に営業を縮小した為ではないかと思う。また、デイサービスわかくさについては今年の利用者の総数は一万三千人程度が見込まれる。月の平均利用者数は千から千百名程度だが、一月が千名に満たなかったのは、わかくさの家と同様に年末年始の営業縮小したこと、また積雪や風邪などで急遽利用を休まれたことによる影響があったものと思われる。利用定員は現在五十五名であるが、実際に毎日五十五名の利用者があった場合、現在使用している建物一棟だけでは充分なサービスの提供が困難であり、一日平均四十から四十五名が現在サービスを無理なく提供出来るぎりぎりの人数ではないかと考えている。また、来月からは初めて東出雲町在住の方に利用して頂くこととなった。今後、第五大橋が完成すれば更に広い地域の皆様に利用して頂く事が可能になると思う。また、現在利用中の方は陶芸や絵手紙などのサークル活動に参加することを楽しみにされたりして割と元気な方が多いと思う。」と報告を行った。

その報告に対して各委員より?「東出雲町在住の方はどうやってデイサービスわかくさの存在を知ったのか?」?「朝酌地区居住で主治医が松江東健康クリニックでなくても利用することは可能か?」?「朝酌地区以外の居住でわかくさ利用を希望される場合、主治医は今までのかかりつけ医でよいのか?」?「ヘルパーは現在日曜祝祭日は休業されているが、営業する予定はあるのか?」などの質問があった。?に対しては「その方が松江東健康クリニックの患者さんであった縁でご利用頂くこととなった。」?に対しては「主治医が松江東健康クリニックであれば連携が取りやすいので、好ましいとは思うが、主治医が違うからと言うことだけで断る理由にはならない。」?に対しては「サービス提供地域内であれば可能であると思う。」?に対しては「ヘルパーに問い合わせがある場合に聞かれることはよくある。今後検討しなくてはいけない課題だと思っている。」とそれぞれの質問に落合議長が返答した。

 続いて、小谷事務局員よりイベント及び交流事業について「十一月には家族会の皆さんにご協力を頂き、フォーゲルパーク散策を行った。利用者だけでなく家族の皆さんにも多く参加して頂き、にぎやかに楽しく過ごして頂く事ができたように思う。また、今回は交流事業も多くあり、十一月には朝酌幼稚園の園児さんと交流会を行い、十二月には朝酌公民館の大正琴クラブの皆さんに演奏会を行って頂いた。先日は朝酌地区子ども育成協議会の皆さんと一緒に蕎麦打ち体験をさせて頂き楽しく交流することができた。」と報告を行った。続いて落合議長より「十二月には防火訓練を実施した。今回は夜間わかくさの家で火災が発生したと言う状況を仮定しての訓練を行った。当日は夜勤者一名、宿直者一名と御利用者が満員の九名で、午前一時に火災が発生したと言う状況を仮定し、消防本部の方にもご協力を頂いての訓練を行った。実際に訓練を行ってみて火災が起こった場合、職員二名で御利用者九名を避難誘導することは難しく、緊急連絡網で近くに住んでいる職員から順番に応援要請をするが、地域の方と連携を取らせて頂くと心強いと感じた。公民館さんと相談させてもらいたい。」と補足があり、吉岡副会長より「災害対策本部や青年消防団などもあるので、協力していけたらと思う。」と返答があった。

また、避難について各委員より災害時の避難に意見交換が行われた。「松江市には災害時に避難を支援すると言う制度があり、障害者の方や六十五歳以上の高齢者世帯や要介護3以上の方などが対象となるが、実際にその制度を運用するには支援してもらう人を決めなくてはいけないので、○○さんに支援を頼むのは嫌と言われてみたりなかなか難しい。」との話に対し、「この制度は地域として取り組む必要がある。」「高齢化が進んでいるわけだから、援助者も高齢になってくるので大変だと思う。」「出雲では要支援者を七十歳以上と設定していると聞いている。六十五歳にする意味があるのだろうか?」「六十五から七十歳の方に支援が必要かと聞いても必要ないと言われるように思うが・・・」など活発に意見交換が行われた。

 次に協議事項として認知症対応型デイサービスの施設整備について落合議長より報告を行った。「前回の会議で報告した認知症対応型デイサービスは三月二十九日に竣工式を行うこととなった。現在は利用者の確保に勤めている段階である。竣工式及び祝賀会には運営推進会議の委員の皆様にも是非お出かけ頂きたい。また、各地区の福祉推進委員の皆様へもご案内させて頂きたいと考えている。」との報告があった。協議により該当する福祉推進委員の皆様への連絡は野津順子委員(朝酌地区福祉推進委員会長)へ依頼することとなった。

次に第二期わかくさ介護教室の開催について小谷事務局員より報告を行った。「昨年の十月より第二期の介護教室を開催させて頂くこととなった。これまでに二回開催し、それぞれ約十名前後の方に参加して頂いた。第一期の時には『排泄介助について』や『車椅子の介助について』等テーマごとにわけて講義を行ってきたが、今回は、違う方法でテーマを設けてみたいと思う。第一回については第一期と同じく介護保険を利用するためにはどうしたらよいかと言ったことをテーマにして講義を行なったが、第二回目は『いつまでも自分の足で歩く為には』をテーマとして開催した。第二期のテーマについては参加者の皆様の希望を聞きながら設定していきたいと思っているが、第一期にできなかった内容についておこなっていければよいと思う。」と報告があった。

次に平成二十一年度のイベント開催及び交流事業計画について、落合議長より「まず、わかくさ春まつりについては今回で三回を数えることとなった。少しずつ行事として定着しているのではないかと思うが、何分手作りで行うイベントの為、皆様のご協力を頂かなくてはできないものと思っている。また、三月には出張教室と言う形で川津の市成地区の福祉部主催の講演会に講師として参加させて頂くこととなった「介護保険制度について」をテーマに、講師は向みゆき委員が行い、私が法人の説明やPRもさせて頂く予定である。受講者は四十から六十代の方が多いと聞いているのでそれぞれの年代の方の親世代の方々がちょうど介護を必要とされる年代になってくると思うので、制度の概要だけでなく、介護についてお話できればと思っている。また、来月には朝酌公民館のサークルで活動されているさわやかハーモニーの皆さんが合唱を披露して頂く予定になっており、今から楽しみにしている」と報告を行った。春まつりについてはホーランエンヤの最中である五月十七日を避けて二十四日以降にしてはどうか?と言った提案がなされた。落合議長からは協議する必要はあると思う。と返答があった。

質疑・応答の後、議長から閉会宣言があり第十一回運営推進会議を終了した。

    



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