残念ながら、転職に関して、全力で向き合っていない候補者の方は少なく無いです。

私も1万人以上の候補者の方々にお会いしましたが、「大学受験よりも転職のほうが人生をリアルに変えます」と伝えた場合、多くの人が頷きます。

ただ、「それでは、大学受験の時よりも転職に多くの時間や労力を割いていますか?」と聞くと、ほとんどの人がNOと言うと思います。

理由は 「仕事を抱えているから」
「時間が無いから」 「努力するものではないから(=選考は自然体で受けるべきものだから)」 「努力しても結果に繋がるとは限らないから」
などの理由があると思います。

どの理由も一理あります。

ただ、そこに言い訳を含まれていると思います。 勝負どころで全力で出せない人、言い訳する人は、結局は勝てないと思います。

もちろん、圧倒的な実力を持った人は努力しなくても勝てます。 そういう人は自然体で臨めば良いです。

ただ、 「チャレンジしたい」「この転職を機会に自分を変えたい」 というように、 「上がって行きたい」「変わりたい」 と言っている人が、 「自然体でいたい」と言っているのは矛盾があります。 努力から逃げているだけに思います。

大学受験のように1年間も掛ける必要はないですが、少なくとも1週間〜2週間は、これから選考を受ける企業を徹底的に調べてみて、サービスを触ってみても良いと思います。

会社やサービスを調べられるだけ調べた時、周りの人達に話したくなります。
「あの会社(サービス)って自分はこう思ったのだけれども、どう思う?」
などのように。
自分が真剣に取り組んできたものに、人間は客観的な意見や評価を聞きたいと思うからです。

恐らく面接時にも、面接官に対して、
「御社サービスや競合と思わるサービスを徹底的に触ってみたところ、自分が入社をした場合、こういう事で貢献出来ると思います。」
 「競合サービスとは、こういう違いがあると思っていて、そこに魅力を感じますし、使い勝手を良くすれば、もっと差別化が出来ると思います。」
のように話をしていけると思います。

その熱量は面接官にも伝わると思いますし、事前にアウトプットイメージも整理できているので、生産的な話し合いになると思います。

転職は幾つかの案件を並べて、内定が出た中で条件がいいものを選べば良いやといった考え方ではなく、自分の良い成長機会にするためにも、全力で自分を整理して、受ける企業の組織やサービスを調べていったほうが良いと思います。