面接の場で希望年収を伝える際に、現職よりも大幅な希望を伝えて
「希望年収にロジックがない」
「仕事ではなく、お金を重視している」
という形でNGになってしまう方も少なく無いです。

年収面で納得度を上げる為に、年収の決まり方に関しての私見を下記に書かせていただきます。

オファー時の年収は、
・「現年収」
・「入社後に期待出来る価値の大きさ」
・「人材マーケットの需給バランス(他社からのオファー額)」
・「社内バランス」
・「面接での評価」
などの要素で決まっていきます。

特に一番大きな要素は現年収です。
「現年収」は「これまでの評価の集大成」と言えるからです。
総計2時間~3時間ほどの面接よりも、これまでの集大成である現年収を算定根拠にすることは合理的だと思います。

ただ、企業側が非常に欲していて、入社後に大きなパフォーマンスが期待出来る場合は、現年収よりも上がると思います。
たとえば、1億円の貢献利益が確実に見込める方には、1000万円超のオファーをすることは合理的だと思います。
その意味では、利益を創出しやすい環境に行くという判断は、多くの場合、良い方向に行くと考えます。
一時、ソーシャルゲーム業界で高い年収が出ていた理由は、優秀な人材が入ると、それだけで億単位の利益が見込めたからです。

あとは、選考を受けている会社の社内における平均年収や、他社のオファー金額も参考材料になると思います。

たとえば選考を受けている企業が
・会社として儲かっている
・社内の平均年収高い
・活躍した時、貢献利益が大きい(マーケティング予算が他社と全然違うので)
などに該当する場合は、他社よりも年収が上がると思います。

また、「他社で幾らで誘われています」といった話は、市場価格で調整することになり、一つの算定根拠になると思います。
マーケットバリューでの算定と言えるかもしれません。

人生を僅かな年収の際で決めることは賛成出来ないです。
やりたい事、意義を感じる事、成長出来そうな環境に移った方が本質的だったり、中長期的なメリットもあると思います。

ただ、年収面で妥当性高く判断したい場合は、上記をご参考にして頂いても良いかもしれません。

実際、私が面接場面で年収を聞かれた場合は、
「社内でのバランスや、私がどれぐらいのパフォーマンスが出せるかは分からないので、現時点での希望年収はなんとも言えないです。ただ、結果を出すことにはコダワリたいので、それに見合った評価をいただければと考えています。」
もしくは、
「社内でのバランスや、私がどれぐらいのパフォーマンスが出せるかは分からないので、現時点での希望年収はなんとも言えないです。ちなみに今回のポジションであれば、どのぐらいの想定年収で御社はお考えなのでしょうか?」
といった形で、一旦は相手の温度感を確認するような回答すると思います。
いきなり勝負に出るのではなく、まずは感覚を聞いたほうが柔らかく調整していけると思います。

高い評価での内定を取れば、後で年収面の調整はできると考えています。
少なくとも、自分に何が出来るかが明確に見えるまでは、強めの年収要求はしなくても良いかもしれません。

中長期的に見えれば、成果(アウトプット)と報酬(インカム)はバランスが取れていくので、成果を最大化出来る環境に身をおくことを個人的にはお勧めします。