今の採用マーケットは売り手市場のような形になっているので、特に企業側のニーズにマッチしている候補者の方には、「まずはカジュアル面談から」「まずは会社に遊びに来てください」といった誘いがあることも多いです。
また、SNSをはじめ、人同士の繋がりで、フランクな形で選考というか、相性のすり合わせからスタートすることもあります。

一方で、採用マーケットなどの一般的な状況は関係なく、「ウチは入社後のアウトプットイメージと当社への想いを持って来てくれる方のみを採用したいと考えています」という会社もあります。
魅力のある会社、人気度が高い会社ほど、迎合しないスタンスを持っていることも少なくないです。

そのような中で、候補者の方から、「今回は面接ですか?面談ですか?」と聞かれることが少なくないです。
面接と面談の境目は曖昧ですし、言葉の定義も明確ではないのですが、個人的には、面談と面接の違いは、ほとんどないと考えています。
面接と言ってもカジュアルな感じが多いですし、面談と言っても選考要素はゼロではないです。
残念だと思うのは、企業側が「カジュアル面談でもOKです!」と言いつつも、実質的には選考要素があるので、候補者が準備をせずに「まずは話を聞きに行く」感じだった場合、企業側からの評価があまり良くなくて、「今回はなかったこととして上手く対応をしてください」と言われる場合もあることです。
企業側の気持ちも分かるのですが、そういう現場を何度か経験すると、「カジュアル面談から組めます!」と不用意に候補者側に伝えることが出来ない現実もあります。
また、あまりにも面接と面談の違いに拘ると、企業側から「肚が据わっていない」「そこに拘る意味はあるんですか?」といった評価になることもあります。

どちらの場であっても、
「自然体で自身を伝えること」
「企業側の方向性や課題感を汲み取って、自身が役に立てることを伝えること」
「自分のやりたい事や働きたい人がいるかどうかを見定めること」
など、根本的な部分は同じだと思います。

枝を気にしすぎると幹を見失うので、一旦振り切って企業側と向き合って、それで相性が合わなければ見送るといった形で良いと思います。