K-Office 完成写真

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日本を代表する景勝地に建つ事務所を建築しました。非常に多くの外国人観光客が訪れる地という事から、この建築が周囲のランドマークとなる事を考慮して「日本建築」をメタファー(=暗喩)に3つのコンセプトで設計しました。
1. 要求された所用室が多い事から廊下を極力設けず、日本建築の伝統的手法である雁行型に所要室を配置しました。また外壁の色も周辺建物と同色を採用する事で街並みというより一つの集落になる様に配慮しました。
2. 日本建築にとって屋根は重要な要素である事から周辺建物の切妻屋根と同一屋根勾配で設計し、細かく分節させながら切妻屋根を連続させました。また連続する切妻屋根のモチーフは敷地から望む箱根連山のイメージと重ねました。
3. この施設に働く人々だけでなく観光客を救助するシャルターとしての機能を求められた事から鉄筋コンクリート造としましたが、プロポーションとスケールは日本伝統の木造の木割で設計しました。
もう一つの特記すべき大きな特徴は、箱根山の火口に近い場所に建つ事から火山の噴石対策を盛り込んだ事です。構造計算により壁と屋根の厚みを厚くするだけなく、スラブ下の室内側に防弾チョッキにも使用されている高性能繊維物(アラミド)シートを張り補強しました。この構造方法は内閣府の指針に基づく設計で日本初の構造です。草津の噴火の際に天井を突き破り噴石が落下したような噴石対策等に対応できる計画で、今後の噴火対策の指標になります。

特殊建築物等定期報告講習会

1188昨日一般財団法人神奈川県建築安全協会主催の特殊建築物等定期報告講習会が横浜情報文化センター で開催され行ってきました。
10時30分〜16時30分までの長丁場で午前中が防火設備報告書作成方法の講習、午後は建築物と防火設備の実務講習で満員でした。
神奈川県所管区域が防火設備定期検査の報告が今年から義務づけられます。既に今年度中に4件の防火設備定期検査報告書を出す予定になっているので、非常に有益な講習会になりました。



空を掴む家の改修

1181GW明けにから「空を掴む家」の改修工事を始めました。
写真は2階に設けた14畳の大きなバルコニーの写真です。
外部と内部の中間領域となっているリビングに隣接する大きなバルコニーは春の日差し照らされて、いつまでも居たくなる居心地の良い第二のリビングです。

加地邸へ再び

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遠藤新氏の傑作というよりか日本建築史上でも最高ランクに位置づけられる加地へ再び行ってきました。この建築は今回で4回目ですがいつも新しい発見があります。
まさに文学的な建築作品の良例ではないかと思います。
・明快なL型プランで吹抜けの居間を中心に右と左に明と暗を振り分ける。
・遠藤新氏の建築は暗示の空間である。(階段の存在、サンルームへの扉の小窓の位置等)
・ライトと遠藤氏の空間の違いは明と暗の組み合わせ
・居間と食堂のアクセスは低い天井を設けた後に高い天井を計画。食堂ではバルコニーまで天井の高さのまま連続させている。その向こうに遠藤のトレードマークの2本柱があり当時は窓がなかった。
・居間は庭に向かって水平材を段々に下げて設け庭への求心を高めて、外部のパーゴラと連動させている。
・日本のデザインモチーフが散りばめられている。(亀甲、市松、金、銀等)




駅通りの住居 地鎮祭

1172駅に近い都市型住居を設計していて本日無事に地鎮祭を執り行いました。
8月末に完成予定です。

井戸久保の家 完了検査

1171無事に予定通り工事が終了して、建築主事の完了検査にも合格しました。
来月に竣工写真を撮影する予定です。K-Officemoも既にカメラマンの写真撮影も終わっていますが、複数のプロジェクトが動いていてGWも休めない状態ですので、時間のある時にアップできればと思っています。



四時庵のメンテナンス

1170自社で8年前に設計及び施工も手掛けた数寄屋建築である「四時庵」にメンテナンスで久しぶりに訪れました。
深い山中にひっそりと佇み、時を刻むこの建築は風景により同化してきました。
プロポーションと材料を特に吟味して造りました。

めぐりの森内覧会 伊東豊雄氏最新作

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ブリッツカー賞を受賞されている日本トップの建築家である伊東豊雄氏が設計されためぐりの森の内覧会に行ってきました。
サーヴァントスペース(サポートする空間)を中央コアとして共用部分を公園に対して360°開放させた回遊空間とした斬新な空間構成でした。おそらく同じ設計者の岐阜の瞑想の森と同様に柱の内部は構造用鋼管の中に雨水配管を隠す等を踏襲していると思われますが、無目・方立及び屋根庇がゴツク感じたのは何か意図があるのではないかと思いました。
箱根にある葬式も可能な寺は設計者の技量がないために、ただの箱モノの木造でプロポーションも悪い建築だけでなく、建つ場所も悪く駐車場もきちんと確保できないような寺もあります。このような優れた建築が建つことで新たな発展になる事が出来るのではないかと多くの来館者を見ながら改めて建築の大切さを実感しました。


一級建築士定期講習 修了書受領

19663年ごとに更新する一級建築士の定期講習を受講しに行ってきました。3年に一度の受講が義務づけられていて、朝9時から夕方5時20分までというロングランで最後に終了考査を受けて合格しなくてはいけません。
修了考査は40問の○×式テストで出題され問題はテキストに沿って出題されているので、難しい問題ではありません。
本日、無事終了考査の修了書が郵送されてきました。

建築士事務所協会会報誌に寄稿

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建築士事務所協会に寄稿した支部の研修旅行の記事をアップさせていただきます。

昨年暮れの12月6日(水)に県西支部の研修旅行を実施しました。
本支部の研修旅行では国内の著名な建築見学を実施しておりますが、今回は千葉市教育委員会に多大な御尽力をいただき、1997年度の日本建築学会作品賞を受賞したシーラカンスが設計された千葉市立打瀬小学校を見学させていただきました。当日はこの学校の設計に携わった法政大学教授でCAtの赤松佳珠子氏からまずは建物の概要説明をお聞きした後に、解説を頂きながら館内を見学させていただきました。また同校の校長先生にも見学に同行いただきながらお話を頂けるといった、またとない大変貴重な機会となりました。この御蔭で3次元の空間が4次元にも5次元にも拡張された様な経験をさせて頂きました。
当初から現在まで「開かれた学校」を文字通り実現された内部空間の中に都市機能を適切に埋め込まれただけでなく、スケール感が抜群に良く、特に目を引いたのが住居の様な居心地が良いコージコーナを随所に設けられている空間構成が、竣工から20年以上経っても色あせない魅力を発している事に改めて気づきました。
昼食後には当支部の協力会社でもある原田産業(株)のご厚意によって、不二サッシ千葉工場へ見学に行きました。ここでは様々な実験に立ち会う事ができサッシの奥深さを体験する事ができました。
帰路には横浜中華街に寄り、支部の忘年会を兼ねた夕食会を開催させていただき、大いに盛り上がった実りの大きい晩秋の一日となりました。

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