これまでの内容で、『良い姿勢とは見た目だけでなく、体の中で起きていることが大切です。』ということを説明してきました。

それでは、今回は『良い姿勢をつくる方法』です。


-良い姿勢をつくるには-

良い姿勢をつくるには、いくつかの方法がありますが、下記の2つにまとめてみました。
1、自力で行う方法(トレーニングなど)
2、他者の力を借りる方法(整体など)
です。

1、自力で行う方法
トレーニングやストレッチなどを行うことで、姿勢を良くしていきます。

特に有効なのが、体幹部とインナーマッスル系のトレーニングです。
やり方については、書店にたくさんの本が出ているので読んでみてください。
姿勢の悪い方は、間違いなくこの体幹とインナーマッスル系が弱いので、効果があると思います。
あと、ピラティスなども有効だと思います。
トレーニング機器
得意なトレーニングや好きなトレーニングに偏りがちですが、苦手なトレーニングや嫌いなトレーニングこそ、しっかりやってください。
その苦手なトレーニングで鍛えられる筋が、全身の連動を妨げている弱い部位(筋)である可能性が高いからです。

2、他者に力を借りる方法

他者に力を借りる方法には、整体など様々な方法がありますが、大まかに2つに分けることが出来ます。
体の形を矯正するもの
筋の連動性を調整するもの
です。

①体の形を矯正するもの
この方法は、体を理想の形に矯正するため、見た目の姿勢は良くなっていきます。
ただし、体の形を矯正しても、筋の連動性が良くなるとは限りません。
そのため、前回の内容の3番目の状態になる可能性があります。
この場合、肩コリや腰痛など姿勢を良くしたはずなのに、新たな症状が発生してしまいます。
前回の図 : 見た目は良いが体の中で起こっていることは、悪い姿勢と同じ状態。
すわり (2) - コピー
*体の形を矯正することで、結果として筋の連動性が良くなることもあります。

②筋の連動性を調整するもの
この方法は、筋の連動性を調整するため体の中の動きが良くなり、その結果として体の形も良くなります。
ただし、個々の骨格に応じた良い姿勢になるため、必ずしも教科書に書かれているような綺麗な姿勢になるとは限りません。

下の写真は、体の形を矯正する施術を行ったのではなく、体の動きを良くする(筋の連動性を調整する)施術を行っています。
左 : ビフォア   右 : アフター
P1000830 (2)
P1000833 (2)
*ちなみに、「活法」という古武術整体を行っています。(ちょっと宣伝です(^^)v)

体の中の動きが良くなることで、体の形(見た目の姿勢)も良くなっています。
筋の連動性の調整を行うことが、良い姿勢になるためにとても効果的なことが分かって頂けるのではないでしょうか。


-まとめ-
筋は、何のためにあるのでしょうか?

それは、「動く」ためにあります。
動かなくて良いのなら、筋は必要なく植物の様な構造になる方が効率的です。
この動くためにあるということが、とても重要なことです。

悪い姿勢はもちろんですが、良い姿勢でもジーと止まっていたら、肩や腰、脚などが痛くなってきます。
「動く」ことを目的につくられた筋は、動かなければ調子が悪くなってしまいます。

本来の筋の働きを忘れ、止まっているときの姿勢を良い形に変えるだけでは、本当の意味での良い姿勢にはなり難いです。
体の中で起こっている、筋の連動性を調整していくことが必要です。

良い姿勢つくるときには、「動く」というキーワードど忘れずに…(^^)
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