長いです、今日も。

カペレの練習をサボって、先日ガラコン歌ったオペラシティーに行って来ました。
昨年、プレイガイドで売り切れになっていた阪さんのコンサート、
ガラコンのあと、「このホールで19日は…」と未練が募り、
オケの事務局に電話したら、「ピット席の真ん中がありますよ」とのこと。
ピット席!おおっ!
「お願いしますっっっ!!!!」
その瞬間、私の電話の声はうわずっておりました。

カペレでもチケット係をさせていただくようになって、そういえば演奏会直前って、さばききれなかったチケットが戻ってくるなぁと(*^_^*)

東京シティ・フィルは、2年ちょっと前まで住民だった江東区とはご縁の深いオケで、
ホームグランドにしているティアラこうとうは、
どんぐりたちもしょっちゅう演奏させていただいたし、
常任指揮者は「カヴァレリア」でお世話になった飯守先生。
(今日の演奏会にも、飯守先生をお見かけしました)
なのに、聴くのは初めて(すみません、不義理なやつで)。

で、1曲目はアルバン・ベルグの「ヴァイオリン協奏曲」
う〜ん、曲も作曲者も知らないです(^^;
しかも、今まで通った?!阪さんの演奏会では、あまり聴かない20世紀の曲。

今日の午後に見た別の展覧会の解説で
「音声ガイドに頼らず、ご自身の目で味わってください」といわれたので、
あえて解説は読まずに聴きました。

20世紀の曲だからなのか、苦しくて心乱れる曲です。
弦の響きが、懐かしの阪さんの音色だし、
ソリストの千々岩さんが、とても心を込めて引いている感じが伝わったのですが、
こういう機会でもなければ、聴くことのない曲です。
ところどころ、ふっと解放されたり救われたりはするのですが。

あとで解説を読んだら、マーラーの奥さんのアルマが、
マーラー没後に結婚した相手との間にもうけた娘・マノンがいて、
小児マヒにかかったマノンが、苦しみ抜いた末に18歳で自ら命を絶ったそう。
この曲は、マーラーを崇拝し、マノンを愛していた作曲者・ベルクが
制作中のヴァイオリン協奏曲を彼女に捧げるレクイエムとしたとのこと。
(余談ですが、その数ヶ月後に、自身も50歳で没)

謎は解けましたが、解説読むだけで、胸が苦しくなります。
多感な少女の絶望の深さはいかばかりかと思いますが、
そんな形で最愛の娘さんを失ったアルマのことを思うと…。
母として、「家族やあなたを愛する人の為に、生きているだけでいいから」と
願わずにはいられません。(母のエゴといわれても)

それにしても、なぜこの曲を?と思ったら、
スコアに「パストラーレ(田園)風に」とあるからだそう。

というわけで、後半はベートーベンの「田園」でした〜♪
阪さんのベートーベン、待ってましたっ!
阪さんも、指揮台に飛び乗るやいなや、タクトを振り下ろし…
あれ?いつかもあった、阪さんの演奏会で、飛び乗るやいなや。
オケも、待ってましたとばかり、ハーモニーを奏でます。

もう、最高(*^_^*)
樹の響きと芳香に満ちた弦。
すべての音がクッキリしているのに、よく調和していて、
伸びやかで、一流のアスリートのような躍動感があって、
ときどきいたずらっ子のような茶目っ気や、ハッとするような色気も。
そしてなぜだかとても懐かしい気持ちになり、終わらないで〜と思うのに、
あっという間に夢のようなひとときは過ぎてしまい…。
初めて聴いた名フィルのブラームスから、その印象は増すばかり。
お初のシティ・フィル、すっかりファンになってしまいました。

シティ・フィル、これから振る指揮者も、藤岡さん、金さん、沼尻さんに、
ボッセ先生と、聴いてみたい人ばかり。
3月20日には、飯守さんで「ペトルーシュカ」もあります。

ここ1年ぐらい、時間とお金をとっとこにつぎ込むことが多く、
シティ・フィルより、シティ・フル(ハーフ)?!、なんちゃって(^^ゞ
しばらくご無沙汰だったけど、演奏会って一度聴くとまた行きたくなりました(*^_^*)

で、タイトルの「運命はこじ開ける!」
家に帰ったら、ドラマ「花だん」からそんなセリフが飛び込んできました。
よっしゃ、売り切れといわれても、当日まで可能性を諦めないぞ!
と、心に誓ったのでした。

次に東京で聴けるのは、今年の11月22日(木)〜25日(日)、
日生劇場にて、二期会のオペラ『天国と地獄』(地獄のオルフェウス)日本語上演
演出が佐藤 信さんで、オケは東京交響楽団です。
4日間あるから、絶対に聴きに行きます♪(通いたいっ!)

9月9日の堺フロイデ合唱団も、
プーランク「スターバト・マーテル」と、モーツァルト「戴冠ミサ」
猛烈に聴きたいけど、受験生の母、自制しますです、はい。
(名古屋からだったら、間違いなく行っちゃいます)