こんにちは。
出張をネタに、牛タンを食べに仙台に行ってきた“まつもと”です。
皆さま、「味太助」派ですか? 「旨味太助」派ですか?

今回出張をネタに仙石東北ラインのHB-E210系にも乗りに行ったのは内緒で・・・
(ホントに仕事に行ったのか自信なくなって来た)

今回はその途中駅で利府支線の分岐駅でもある
岩切駅のご紹介のコトですよ!

利府支線の分岐駅というだけで何かありそうな岩切駅、
住宅地のど真ん中で、特にこれといったものはないんですが・・
1888(明治21)年に、あの日本鉄道の駅として開業した、
それはそれは歴史ある駅なんですよ。
1890(明治23)年の利府経由一ノ関駅延伸までココが終点でした。

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以前、10年以上前のコトになりますか、岩切駅を降り立った時は
狭っこい地下通路に、狭っこい平屋のコンクリ駅舎があったはずなのですが、
大変身を遂げていて、「ほえー」となってしまいました。

こんな橋上駅舎に建て替えられていたのでした。
周囲は住宅地なので、これはなかなか目立つ建造物ですよ。

テナントも入ってるだろうし、立派な駅ビルに生まれ変わたものだと
感心したわけだったので・す・が・・・

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んあ? 「岩切駅南北自由通路」ってわざわざ掲げるって何じゃいな。
確かに以前の駅舎は北口にあり、南側には出口がなかったのですが。

2018(平成30)年11月22日供用開始の新駅舎は、
JR東日本といえば鉄建建設株式会社の手になる、
2年がかりで作り上げた「通路」なのでした。

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階段があって、写ってないけど右側にエレベーターがあって。

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登り切ったところで後ろを見ると・・・・・・
あの巨大な駅舎な、階段とエレベーターを収めるハコだったんかい!

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というコトで、これが南北自由通路です。
1日平均乗車人員が4600人越えの駅の通路です。
以前のちっこい駅舎と狭っこい地下通路じゃあ、捌ききれんわね。
南口も新しく開業して、利便性が大いに高まったんですよ。

「エスカレーターがないじゃん!」というご不満の声もあるようですが、
エレベーターがあるからいいじゃん、と小声で思うのコトですよ。

通路の真ん中あたりに、岩切駅の改札口があります。

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4000人超を捌く自動改札さま。
たった3基でもどうにかなっちゃうんだ・・・
岩切駅は直営駅なので、窓口も開いています。
ただ低血圧の岩切駅、早朝6時40分までは駅員不在。
あちこちで深夜早朝の無人化が進んでいますねぇ。

ってちょっと待って!
こんだけ立派な駅ビル・・・もといハコができたのに、
Newdaysもキオスクもないんですけど!

食料は持参しないといけませんね。
仙台駅まではすぐ近くですが、本数がちょっと少なめなので。

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岩切駅はホームが2本の2面4線と本線の待避線2本。
1・2番線は利府支線の列車が発着します。
仙台直通、岩切始終発ともこちらです。

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ホームに降りて、駅名標とご対面。
環境にやさしいLED照明の薄型ですね。

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っとおもえば、JR東日本発足当時の平仮名駅名標も健在です。
いつ切り替えられるか分からないから、記録、記録。

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番線表示も、民営化当時のモノが残っていましたよ。
記録、記録。
向こうの方に、環境にやさしいLED照明の新型が控えていますね。

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上屋は短く、2両分くらいです。
1番線が利府行き、2番線が仙台行きです。

かつては、岩切-利府-品井沼-小牛田ルート(山線)が、東北本線だったのですが、
山坂が多く、補機を連結・解結したりと、なかなか手間のかかる区間でした。

トンネルをぶち抜いたりしてできた岩切-塩釜-品井沼-小牛田ルート(海線)ができると
利府経由の元本線は、輸送需要の多い岩切-利府間を残して
廃止されちゃったんですよね。

新幹線はさらにまっすぐのルートで、仙台-古川-一ノ関ルートで、
多くの長距離列車の行き交った小牛田駅は、普通列車の結節点と
役割を変えました。

対面に見える3・4番ホームの石積み、ちょこっと歴史を感じます。

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JR東日本に限ったことじゃないけど・・・国鉄形の駅名標に
無理矢理JR○○の独自仕様の駅名標をぶち込むのは、
けっこー無粋だと思いまーす。

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3・4番線は、東北本線小牛田・一関方面と仙台方面が発着します。
筋交いのすごい階段ですね。

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階段を降りたところ。やっぱり上屋が短い・・・
と、ふとここで気づいたんですが。
旧駅舎のころはニューデイズかキオスクがあったはず。
現岩切駅には、売店らしきものが見当たりません!

1日4000人超のご利用で、本数も1時間に2~3本。
ニューデイズを設置してくれてもいいんですよ、JR仙台支社サマ!

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「列車がきます」のみ表示可能なLED接近表示器。
このタイプは・・・すみません、初めて見ました。
文字が点滅するので見落とすことは・・・ない?

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ホームが長いのであるかもしれません。
時間帯によって
2・4・6両の各編成が発着します。

ところで、露天ホーム部分には、待合室と、自販機のある謎の建物が
あるんですが、これ、何なんですかね?

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地下通路の入口跡かとも思ったのですが、それにしては
側面のカベにアルミの引き戸があるんですよ。
鉄道財産票もないし、窓はすべて塞がれてるし。
うーん。

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4番線側の駅名標です。
分かりにくいのですが、東北本線と仙石東北ラインのラインカラーが
真ん中に入っています。

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小牛田・石巻方面を見ると、こんな感じです。
奥の高架線は、東北新幹線ですね。
利府支線は、岩切駅を出るとぐぐっと左方向に曲がり、
新利府駅付近まで新幹線の車庫と田んぼや住宅の間を走ります。

待避線がある分、スッカスカな駅に見えてしまいますが、
レール輸送の貨物列車も来るんだそうですよ。

ところで、6両までのローカル線にしては長いホームに見えませんか?

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って、実際長いんです。
嵩上げもされておらず、草のちょぼちょぼ生えた、
ホーム前部が左方向に湾曲した長大ホーム、
かつては利府支線が本線だったことや、
長大編成の長距離列車が発着していたことをうかがわせるに十分です。

3・4番線も、端っこの方は立ち入り禁止になっていますが、
これはこれで11両分くらいはありそうな長大ホームなんです。

うーん、これは実にもったいない。
旧形客車とは言いませんが、現車でもいいですから
長大編成の臨時列車をイベントで走らせるとか・・・ムリですか?